国道230号
part4

R5交差点〜R229交差点
長万部町→今金町→せたな町

168.国縫こ線橋 169.右カーブの先でE5道央道をくぐる 170.E5道央道の国縫ICを右折
 R5から分岐してすぐに国縫こ線橋でJR函館本線をオーバーパスする。跨線橋の勾配を下り切るとS字カーブを曲がり、右カーブの先でE5道央道をくぐる。少し直線道路を走った後に大きく左にカーブしてE5道央道との国縫ICを右折する。左折が国縫ICで、直進の町道は旧道と思われる。

171.「せたな43km 今金31km」 172.緩やかな上り勾配 173.茶屋川集落
 国縫ICからは国縫川の左岸を東に向かっており緩やかな勾配を上って行く。R5との重複区間ですら交通量は少なかったが、R230の単独区間になるとさらに少なくなる。1987年に廃止された国鉄瀬棚線が横断していた箇所を通過するが、その痕跡はまったく確認できなかった。瀬棚線跡と並走していると茶屋川集落を通り抜ける。かつては茶屋川駅が置かれていた。

174.茶屋川橋 175.大型車枠のみの駐車帯を通過 176.登坂車線
 緩やかなカーブを繰り返す上り勾配の2車線道路を走っていると茶屋川橋を渡って国縫川の右岸に移る。その後しばらくはカーブの少ない状態となるが、上り勾配である点に変化はない。5%勾配区間に入ると登坂車線が現れる。

177.「せたな34km 今金21km」 178.今金町に入る 179.今金町側には登坂車線なし
 約2kmに及ぶ登坂車線が終わった直後に美利河峠を越えて今金町に入る。美利河峠は振興局の境でもあり渡島総合振興局から檜山振興局の管轄区域にとなる。峠を越えてからの勾配も5%だが上りとなる反対側の車線に登坂車線は設置されていない。

180.北海道r999交差点 181.美利河ダムの脇に駐車場あり 182.美利河橋
 美利河峠から少し走ると視界が開けて北海道r999交差点を通過する。r999の起点は奥美利河温泉だが、冬季閉鎖されるため温泉の営業期間も5月〜10月と限られている。交差点の南西に美利河駅が置かれていた。r999交差点を過ぎてすぐに公衆トイレのある駐車場を通過するが、そのすぐ近くに美利河ダムがある。下り勾配の美利河橋の上流側に美利河ダムが見える。

183.北海道r836交差点 184.宮島集落 185.メノウ橋
 美利河橋を渡ってすぐに北海道r836交差点を通過する。r836の路線名は島牧美利河線だが、町境の前後が供用されておらず道路計画も中止が決定している。r836交差点からも緩やかな下り勾配の2車線道路を走る。左カーブの先でメノウ橋を渡るが、その前後の区間は瀬棚線の跡が転用されたバイパスである。瑪瑙橋を含む旧道は町道に降格している。

186.北海道r936交差点 187.新花石橋 188.交通量は非常に少ない
 メノウ橋から程なくして北海道r936交差点を通過して勾配を下って行くが、この区間も瀬棚線跡が転用されている。新花石橋を渡り緩やかなカーブをいくつか曲がりながら緩やかな勾配を上る。

189.花石トンネル 190.二股橋 191.長い下り勾配が続く
 花石トンネルからは下りとなるが、勾配は緩やかなな状態を維持しており走りやすい。二股橋、上ハカイマップ橋を渡るが、前者は無名沢に、後者は上ハカイマップ川に架かっている。

192.ハカイマップ橋 193.勾配を下り切った所に北海道r936交差点 194.今金町字住吉
 ハカイマップ橋と清流橋で蛇行している上ハカイマップ川を渡り、視界が開けた状態になった所で北海道r936交差点を通過する。新花石橋の北でも交差したr936だが、R230の旧道に当たる。また、r936交差点の北には国鉄瀬棚線の北住吉駅があった。トンネル複数の橋を次々に渡って行く。r936交差点からはほとんど勾配のない2車線道路となっており、沿線に家屋が散見されるも走りやすい道路状況である。

195.下博田橋 196.今金町字種川 197.北海道r878交差点
 S字カーブ部分で瀬棚線跡と交差し、左カーブを曲がると下博田橋を渡って種川集落を走る。北海道r232交差点を通過するが、R230が後志利別川の右岸を通っているのに対してr232は左岸を通っている。種川集落の西部で大きく右にカーブして少し走ると種川橋を渡り、その西詰で北海道r878交差点を通過する。

198.山裾を走る快走路 199.北海道r936交差点 200.今金町の市街地を走る
 緩やかにアップダウンしている山裾の2車線道路を走っていると北海道r936との交差点を通過して今金町の中心部に差し掛かるため沿線の建物が多くなる。カーブがあるため若干見通しの悪い箇所もあるが、車線幅が広いため走りにくさはさほど感じない。

201.北海道r686交差点 202.登満消橋 203.今金町字神丘
 今金町の中心部で北海道r686交差点を通過するが、左折してr686を約200m南下すると瀬棚線の今金駅跡に至る。今金駅跡の近くは遊歩道に整備されており、一部線路も残されている。今金町役場の南西で北海道r232交差点を通過し、今金小橋を渡った後に右カーブを曲がって登満消橋を渡る。その後左カーブ付近から上り勾配となり、S字カーブの直後にr686交差点を通過する。

204.アップダウンのある快走路 205.せたな町に入る 206.せたな町に入ってからも快走路が続く
 アップダウンを繰り返す直線的な2車線道路を淡々と走る。目名橋を渡るとせたな町に入るが、その下を流れている利別目名川が町境である。せたな町に入ってからも直線基調の走りやすい2車線道路が続いている。

207.北海道r677交差点 208.北海道r936交差点 209.鶴ヶ台集落
 北海道r677交差点と北海道r936交差点を相次いで通過するが、信号機もなくセンターラインの切れ目もないため道道との交差点には見え難い。これまで何ヶ所かで交差、重複していたr936の起点がこの交差点である。

210.水田(?)の間を走り抜ける 211.荷卸松 212.交通量は多くない
 多少のカーブはあるが基本的には直線的でありセンターライン付きの2車線道路が続いている。交通量もさほど多くなく非常に走りやすいと言える。荷卸松という開拓時代の逸話のある木の前を通るが、松と名乗りつつもイチイの木である。

213.せたな町役場等へはここを右折 214.せたな町北檜山区北檜山 215.R229・R276交差点
 瀬棚町役場や警察署等に向かう町道との交差点を左にカーブしながら通過する。車線幅の広い2車線道路を走っているとR229・R276交差点に至る。この交差点がR230の終点である。なお、案内標識に表記されていないR276はR229の両方面に重複しており、この190kmという重複区間の距離は国道の重複区間としては最長である。