国道228号
part2

北海道r607交差点〜北海道r531交差点
松前町→福島町→知内町

67.松前町字大沢 68.シーサイド国道が続く 69.松前町字白神
 北海道r607交差点からも集落を通り抜けており、海のすぐ傍を走っている。内陸側にはJR松前線が通っていたが、駅舎等は撤去されてその痕跡を確認するのは難しい。大沢川に架かっていた橋脚は国道からも近い位置にあるためよく見える。松前線跡が内陸に向かう一方でR228は引き続き海沿いを走る。

70.道路通行規制区間に入る 71.白神岬展望広場 72.陣屋覆道
 白神集落を通り過ぎると同時に道路通行規制区間に入る。海岸線ギリギリを走っているというシチュエーションはこれまでにあったので特に目新しさは感じない。道路そのものも2車線なので走りやすいと言える状況である。公衆トイレと東屋のある白神岬展望広場の前を通るが、この展望広場自体は岬から1.2km程離れた位置にある。展望広場から程なくして陣屋覆道をくぐる。

73.白神岬灯台と白神覆道 74.白神岬覆道 75.立岩覆道
 引き続き海岸線に沿って走っていると白神覆道をくぐる。この覆道の東側坑口の南側が白神岬である。山寄りには白神岬灯台が建っている。灯台のさらに北には海上自衛隊の警備所がある。白神岬を過ぎた先に白神岬覆道をくぐり、出た所に駐車スペースがあり、北海道最南端の石碑が立てられている。白神岬展望広場と同様に津軽海峡越しに竜飛崎を望む事ができる。
 白神岬から離れて北東の方角に進んでいると立岩覆道に入る。この覆道は立岩トンネルと接続しており、トンネル内の町境を越えると福島町に入る。ちなみに、トンネルよりも覆道の延長が長い。

76.赤石トンネル 77.赤石覆道 78.白神トンネル
 立岩トンネルを出てすぐに次の赤石トンネルに入るが、福島町の境標識は赤石トンネルの坑口の近くに立てられている(松前町の境標識は立岩覆道の西にある)。赤石トンネルを出てすぐに赤石覆道をくぐり、さらに直後に白神トンネルをくぐる。赤石覆道の前後も明かり部分の距離は短いが、トンネルとは繋がっていない。

79.松浦覆道 80.戸谷覆道 81.明神覆道
 白神トンネルを出た後に松浦覆道、戸谷覆道、明神覆道を連続で通過する。松浦覆道の延長は長いが、他の2つのは短い。また、戸谷覆道と明神覆道の間の海側の岩の上に展望台のようなものが見えるが、国道からの入口は確認できなかった。

82.松浦集落 83.北海道r636吉岡橋交差点 84.貝取澗橋
 明神覆道を過ぎると福島町で最初の集落の松浦集落を通り抜ける。その後は沿線に家屋のある状態が続く。吉岡橋を渡った北詰で北海道r636吉岡橋交差点を通過する。r636は停車場線であり、かつてはJR松前線の渡島吉岡駅と国道とを繋いでいた。また、青函トンネルの吉岡海底駅のあった場所で、北海道新幹線が開業するまでは見学ツアー等も実施されていた。吉岡橋の南に接続している町道を走ればトンネルメモリアルパークに行く事ができる。
 吉岡橋交差点を過ぎてすぐに右カーブを曲がるが、その辺りの下に青函トンネルが通っている。吉岡漁港の北端で貝取澗橋を渡る。南詰の脇には伊能忠敬の北海道測量開始記念公園がある(と言っても駐車場と銅像がある程度)。

85.宮歌橋 86.福島漁港前バス停 87.道の駅「横綱の里ふくしま」
 海沿いの集落を繋ぎながらいくつものカーブを通り過ぎていく。白符集落からはJR松前線跡から離れるが、R228は引き続き海に沿って走る。福島漁港付近を走っていると道の駅「横綱の里ふくしま」を通過する。町道を挟んで立派な建物があるが、それは千代の富士記念館である。

88.R280・北海道r532福島交差点 89.福島町字三岳 90.町のはずれにチェーン着脱場あり
 道の駅を通り過ぎてから少し走り、吉田橋の手前で北海道r532との福島交差点がある。一見すると普通の道道との交差点に見えるが、おそらくR280の北海道区間の起点と思われる。R280は青森県青森市と北海道函館市とを結ぶ国道だが、海上区間にフェリー等が運行されておらず、また北海道内の全区間がR228に重複している。よって北海道でR280のおにぎり等を見る事はできない。なお、案内標識には表記されていないが、左折方向にも道路がありr532に指定されており、その先にはかつては渡島福島駅が存在していた。
 人知れず始まったR280との重複区間が始まってすぐに吉田橋を渡る。福島川の左岸を走っているが、町の中心部から離れて行くため道路状況が良くなる。チェーン着脱場が設けられているが、そのすぐ北で青函トンネルの上を通っている。

91.緩やかな上り勾配 92.登坂車線あり 93.福島トンネル
 青函トンネルの上を通った辺りから緩やか上り勾配となる。福島川から離れた峠下川の谷筋に入る辺りで登坂車線が現れる。福島峠までの勾配は6%であり、登坂車線の延長は1.7km程度である。登坂車線が終わって左カーブを曲がった先でスノーシェッドが接続している福島トンネルをくぐる。

94.下り4%勾配 95.長い下り勾配が続く 96.千軒集落
 福島トンネルを出ると4%の勾配を下る。カーブも緩やかで峠道としては非常に走りやすい道路状況と言える。谷筋で抜けると市の渡橋で知内川を渡り、千軒集落を通り抜ける。

97.綱配橋 98.「函館60km 知内13km」 99.知内町に入る
 蛇行している知内川の西側を線形の良い下り勾配の2車線道路で走っていると北海道r812交差点を通過する。r812は路線名を館町福島線と言い、厚沢部町字館町とを結んでいるが、間に分断区間が2ヶ所ある。それを繋げる計画があり工事も行われていたが、既に中止が決定しておりこの先も分断が解消する事はないだろう。そのr812との交差点を通過して少し走ると知内町に入る。

100.湯の川橋 101.北海道r698交差点 102.萩茶里橋
 知内町に入ってすぐに湯の川橋を渡り、右カーブの後に七峰橋を渡る。どちらの橋も知内川の支流の河川に架けられている。七峰橋を渡り終えると湯ノ里集落に入り、北海道r698交差点を通過する。交差点の手前にはJR松前線の踏切があったが、既に線路等は撤去されており当時の面影は見当たらない。湯ノ里集落の南側を走り、萩茶里橋で知内川を渡る。

103.北海道新幹線 104.道の駅「しりうち」 105.知内町字上雷
 萩茶里橋からは直線道路が続いており、程なくして北海道新幹線の高架をくぐる。その手前には青函トンネルに出入りする新幹線の車両を撮影するための撮影台が設置されている。また、高架のすぐ東には道の駅「しりうち」があり、そこにも展望撮影台が設置されている。道の駅を過ぎてからも直線的で見通しの良い2車線道路が続いている。

106.知内町営スキー場の傍を通過 107.知内橋 108.北海道r531交差点
 知内川の右岸を快走していると知内町営スキー場の北側を通過する。この辺りだけは山が川に迫っている場所を通っているのだが、特段走りにくい道路状況とも言えない。知内町の中心部と言える場所に差し掛かると左にカーブして進行方角を東から北に転じて知内橋を渡る。渡り終えた直後に知内町の役場の前を通り、北海道r531交差点を通過する。福島町〜知内町の区間は内陸を通っているR228に対してr531が海沿いを通っている。ただし、町境の矢越岬の前後に道路はなく北海道r532までの区間は車両も歩行者も通行できない。

国道228号 part3