国道226号
part4

鹿児島r267交差点〜R270市役所前交差点
南さつま市

176.鹿児島r267交差点の直後はセンターラインなし 177.笠沙地区公民館付近からは2車線道路 178.快走路ながら制限速度は30km/h
 鹿児島r267交差点の直後はセンターラインのない1.5車線幅道路と狭いが、約200m先の笠沙地区公民館(旧笠沙小学校)付近からはセンターライン付きの2車線道路となる。右カーブ付近から上り勾配となり、緩やかなアップダウンとカーブの2車線道路を快走する。

179.海沿いの高い位置を快走 180.工事現場の手前で幅員減少 181.小崎バス停
 旧道と思われる道路の海寄りに造られた2車線快走路を走る。旧道らしき道路の出入口はチェーン等で塞がれていないが、一部は法面の防護対策と一体化しているように見え、実質的に通行できないと思われる。
 海寄りの狭い歩道が亡くなった直後に左の急カーブを曲がると1.0車線幅の狭路となってしまう。鹿児島r267の案内標識の支柱に車高4.0m以上の車両は通行不可という内容の古びた看板が立てかけられており、小崎バス停とあった事からこの辺りを指すと思われる。が、幅はともかく高さを制限するような工作物等は見られない。なお、道路の山寄りではバイパス工事が進行中である。

182.建設中の(仮称)8号橋の下を通過 183.(仮称)8号橋の下を2ヶ所通過する 184.前方に見えるのは笠沙道路の米山橋
 規模の小さい小崎集落を過ぎると右にカーブして8号橋の下を通る。いかにも仮称と言わんばかりの名称が示す通り建設中の橋梁であり、現時点の国道はその下を2ヶ所通過している。等高線に沿った1.5車線幅道路を走っていると前方の山の斜面に橋梁が見えるが、これは既に供用されている米山橋である。

185.駐車帯が閉鎖されている 186.(仮称)7号橋が建設中 187.ヘアピンカーブに市道(林道?)が交差
 谷山川の谷筋をトラバースするために右にカーブして内陸へと進む。カーブの直後には駐車帯ようなスペースがあるのだが、笠沙道路に関連してかロープが張られて閉鎖されている。建設中の(仮称)7号橋の橋脚の傍を通過した先に谷山展望所が設置されているが、簡易な駐車スペース程度で、工事車両の出入口にもなっている。なお、この展望所は東シナ海の眺望よりも谷山川の対岸の笠沙谷山段々畑を眺めるものである。“棚田”と紹介されてないのは水田ではなくサツマイモ畑だったからのようである。
 展望所を過ぎてすぐに左のヘアピンカーブを曲がりながら谷山川を渡る。橋の手前には谷山集落に至る市道(林道?)が交差しているが、集落までの行止りの道路となっている。

188.ヘアピンカーブ以降も狭路が続く 189.(仮称)7号橋の接続予定地点と思われる 190.米山橋
 ヘアピンカーブからは道路幅は1.5車線のままやや急な勾配を上る。(仮称)7号橋が接続すると思われる地点を過ぎて右にカーブするとセンターライン付きの2車線道路となる。笠沙道路はその一部が供用されており、それに挟まれた7号橋から8号橋にかけての区間が建設中であり、2つの橋の間には笠沙トンネルが含まれている。

191.大崩橋 192.高崎鼻付近も改良工事中 193.高崎山展望所
 上り勾配の大崩橋を渡った直後にも改良工事現場があり、片側交互通行規制が敷かれていた。この区間も笠沙道路に含まれている。工事個所を過ぎると番所2号橋を渡り、その直後に高崎山展望所の前を通過する。この展望所もとるぱに指定されている。

194.番所1号橋の南詰にも展望所あり 195.高崎山2号橋 196.高崎山1号橋
 番所1号橋を渡った先にも展望所が設置されているが、こちらはとるぱに指定されていないどころか名称も付けられていないかもしれない。車を進めると高崎山2号橋と高崎山1号橋を相次いで渡る。この高崎山1号橋が1号橋と仮称が付けられていた橋梁である。

197.笠沙道路が終わると標高は低くなる 198.南さつま市笠沙町片浦 199.南さつま市街地まで20km
 高崎山1号橋からはやや急な勾配を下り、平坦になった所で大当集落を通り抜ける。ただし、集落のほとんどの家屋は旧道と思われる道路沿いにあり、現在の国道の沿線には少ない。旧道と合流した後は上り勾配となり、海沿いを走る。

200.片浦集落 201.法面が小崩落している模様 202.正面の高台の建物は笠沙小学校
 緩やかな勾配を下っていると片浦集落を通過する。集落を通り過ぎて所には法面の崩落現場を通過する。通過した際は特に規制は敷かれていなかったが、工事現場用の信号機が置かれていることから工事中は片側交互通行規制が敷かれるものと思われる。海に近いながら意外にアップダウンしている2車線道路で集落を走り抜ける。

203.祓川の左岸を走る 204.市道(?)との交差点を通過 205.海岸線に近いが上り基調
 湾の最奥からは祓川の左岸に沿って南下し、市道らしき道路との交差点を通過する。この市道を進めば黒瀬集落に至り、R226のショートカット道路としての機能を持っている。その市道との交差点からは僅かながら交通量が増えて、上り勾配の2車線道路を走る。

206.駐車帯(?)らしき場所が閉鎖されている 207.笠石川の河口付近を左にカーブ 208.干拓地(?)を走る
 小岳を回り込むようなルートで海沿いを走り勾配を下った先で笠松集落に差し掛かる。大きく左にカーブした後に直線道路を走り、笠石川に架かる新笠石橋を渡る。干拓という地名が付けられている事から笠石川から大浦川に架けての区間は干拓地と思われ、平坦で見通しの良い道路状況となっている。

209.恋島橋 210.鹿児島r272交差点 211.最後の海岸線沿い区間
 短い勾配を上って恋島橋で大浦川を渡り、左カーブの先で鹿児島r272交差点を通過する。r272に坊津と案内されている事からも分かるとおり、海沿いを走るR226のショートカット路として機能している。r272交差点から程なくして海岸線沿いを走った後に右にカーブして少し内陸に入る。この区間がR226の起点寄りで最後の海沿い区間である。

212.ふるさとくじら館とドライブイン大浦の間を通過 213.アップダウンしている快走路 214.南さつま市加世田小湊
 海岸線を離れてすぐにふるさとくじら館とドライブイン大浦の間を通り抜ける。その後は干拓地の内陸寄りを走るが、元々海岸線だった場所を通っているのか意外にアップダウンしている。平坦になった所で集落に差し掛かり、左にカーブして遠田川を渡りって右カーブを曲がる。

215.交通量は増えるが流れは良い 216.吹上浜砂丘自転車道との交差点 217.沿線の家屋が増えてくる
 この辺りからは交通量が増えているものの信号機付きの交差点は少ないため車両の流れは比較的スムースである。沿線の家屋が少なくなり、直線道路を走った後に右にカーブする。カーブ部分には吹上浜砂丘自転車道が交差している。この自転車道は県道に指定されており、鹿児島r2(加世田日吉自転車道線)という番号と路線名が与えられている。ただし、通常の自動車用道路としてのr2も存在しており、そちらは宮崎/鹿児島r2(都城隼人線)となっている。
 自転車道のr2との交差点を過ぎてからは右に左にカーブした2車線道路を走り、相星川付近から周囲の家屋が増えてくる。交通量の割に道路は未整備で歩道が設置されていない。

218.市道との万世交差点を右折 219.鹿児島r20慰霊塔下交差点 220.慰霊塔下交差点からも上り勾配
 南さつま市の市街地の西で市道との万世交差点を右折して市街地方面に進む。直進の市道には鹿児島(鹿児島r20経由)と案内されており、また南さつま市の市街地にも行けるため直進する車両の方が多い。
 万世交差点を右折すると緩やかな勾配を上り、約300mでr20慰霊塔下交差点を通過する。以降も上り勾配が続いており、緩やかなS字カーブを曲がる。歩道が不自然に途切れており改良工事が中途半端に止まっている感じである。

221.道路改良工事中か 222.前方の建物は鳳凰高校 223.白亀陸橋
 勾配が緩やかになるのとほぼ同時に比較的広い歩道が設置された道路状況となる。数回アップダウンした後に鳳凰高校付近で右カーブを曲がる。左カーブからはやや急な勾配を下り、白亀陸橋を通過する。かつてはこの陸橋の下に鹿児島交通枕崎線の鉄道が敷設されていたが、1984年に廃線となっている。

224.市街地に入る 225.R270・鹿児島r29市役所前交差点
 下り勾配が緩やかになった辺りで市街地に差し掛かるため周囲の建物の数が増える。南さつま市役所の南西でR270・鹿児島r29市役所前交差点に至る。この交差点がR226の起点である。格下の国道との交差点が起点となっているのはR226に指定された際は鹿児島市〜指宿市〜枕崎市だったものが1993年に枕崎市〜加世田市(当時)の区間が延伸されたためである(同時に起点と終点が入れ替えられる)。