国道220号
part4

R269札元269交差点〜R10国分敷根交差点
鹿屋市→垂水市→鹿児島市→垂水市→霧島市

161.鹿屋市王子町 162.鹿屋大橋 163.商業施設が点在
 R269札元269交差点を過ぎてすぐに鹿児島r553札元2交差点を通過する。下り勾配になる辺りからは沿線に建物がない状態となり、鹿屋大橋を渡る。この橋は肝属川とR504の上を通っているが、側道等はなくR504とは接続していない。鹿屋バイパス以前の旧道であれば北田町交差点で接続していたが、現在はR269とR504の交差点となっている。鹿屋大橋を渡り終えると商業施設が点在している中を走る。

164.中之原橋 165.鹿児島r550郷之原トンネル交差点 166.郷之原トンネル
 交差点が少なく流れの良い片側2車線道路を走っていると右側車線が減少した直後に鹿児島r550郷之原トンネル交差点を通過し、対面2車線の郷之原トンネルをくぐる。鹿屋バイパスはこの郷之原トンネルも含んでいるが、4車線化はされていない。

167.一里山橋 168.旧道との一里山交差点を右折 169.鹿屋市白水町
 郷之原トンネルを出てからも上り勾配が続いており、一里山橋を渡った先で市道との一里山交差点に至り、右折して鹿児島・垂水方面に進む。鹿屋市街方面の市道はR220の旧道であり、道なりに進むとR269を経て笠野交差点に戻ってしまう。案内標識に「バイパス終り 直進できません」という文言が表記されているが、航空写真を見るとさらに西に延伸されそうな状態ではあるものの工事が進んでいる気配は感じられない。
 一里山交差点からはバイパスではなくなるが対面2車線道路ながらカーブも勾配も緩やかで比較的走りやすい道路となっている。交通量はそれなりにあるがスムースに流れている。

170.R220古江バイパスとの古里町交差点を直進 171.「これより2Km 急カーブ・急坂 速度注意」 172.桜島の西端が見える
 一里山交差点から約2.0kmで古江バイパスと現道とに別れる古里町交差点に至る。右折がバイパスで直進が現道であり、今回は左に付加される直進車線を走って現道へと進んでいる。
 現道に入ってすぐに急カーブと急坂に注意を促す標識が設置されている。その支柱の警戒標識には勾配は8%となっている。まず左にカーブしてから右ヘアピンカーブを曲がる。ヘアピンカーブからは前方に鹿児島湾、そして桜島(の西部)が見えるようになる。

173.鹿児島湾を遠望 174.鹿児島r68・r535古江町交差点 175.鹿児島湾沿いを走る
 急カーブが連続している急勾配を下っていると周辺の家屋が多くなる辺りで勾配が緩やかになる。鹿児島r68・r535古江町交差点を通過するが、r68を200m弱南下した先に国鉄大隅線の古江駅跡がある。鹿屋港の北端部を過ぎると海岸線沿いを走る。

176.垂水市に入る 177.「鹿児島83km 桜島33km」 178.R220古江バイパスとのまさかり交差点を左折
 鹿児島湾に沿って北上していると垂水市に入る。海岸線から少し離れると同時に上り勾配となり、上り切った所でR220古江バイパスとのまさかり交差点に突き当たる。左折して鹿児島・霧島方面に進むとバイパスと合流する。

179.バイパス合流後も走りやすい道路状況 180.垂水市新城 181.鹿児島湾沿いを走っている
 まさかり交差点以降はバイパス区間ではないが改良された走りやすい2車線道路である。交差点付近の標高は80m程度だが、すぐに勾配を下って5m程度まで下がって集落内を走り抜ける。かつては国鉄大隅線が通っていた地域のため意外に多くの家屋が建ち並んでいる。

182.「!(追突事故多し)」 183.道の駅「たるみずはまびら」 184.「鹿児島73km 桜島24km」
 追突に注意を促す「!(その他の危険)」標識を過ぎた後に道の駅「たるみずはまびら」を通過する。垂水市内には「たるみず」という別の道の駅もあるが、こちらは2018年4月25日開業した比較的新しい道の駅である。

185.新垂水フェリー前交差点 186.本城橋 187.鹿児島r71・r534市役所前交差点
 垂水市の中心部の手前で新垂水フェリー前交差点を通過する。約300m西に垂水港があり、鹿児島市の鴨池港を結ぶフェリーが就航している。早朝から深夜まで30分おきに25往復と結構な数の便がある。
 新垂水フェリー前交差点を過ぎると上下線が分離している本城橋を渡る。南詰には異常気象時通行規制を示す標識が設置されているが、連続雨量200mmを超えて通行止になるのは霧島市との境の手前の牛根境地区であり、そこの雨量が表示される。
 本城橋を渡ってからは垂水市の中心部を走っており周辺には多くの建物が建っている。鹿児島r71・r534市役所前交差点を通過するが、左折のr534の先には垂水フェリーの旧ターミナルがある。港側がロータリーのようになっているが、廃止になった国鉄大隅線や垂水駅は国道の東にあり、駅のためのロータリーではない。

188.桜島(御岳)が見えてくる 189.「噴火活動による噴石・降灰 スリップ注意」 190.荒崎パーキング
 市役所前交差点を通り過ぎると進むにつれて沿線の建物が少なくなっていくが、集落が途切れる程ではない。正面に桜島(御岳)を望みながら鹿児島湾沿いを走っていると荒崎パーキングの前を通る。細長い敷地で駐車台数もそれほど多くないが公衆トイレが設置されている。

191.垂水市海潟 192.新海潟トンネル 193.桜島の東端が見えてくる
 沿線の家屋がほとんど途切れる事なく続いているが、道路状況は良く非常に走りやすい。海潟漁港を通り過ぎるとトンネルをくぐるが、上下線が別々となっており北向きが海潟トンネル、南向きが海潟隧道である。トンネルを出ると緩やかな勾配を下った後に小浜集落を通り抜ける。

194.早咲大橋 195.「←桜島フェリー →鹿児島・霧島」 196.R224桜島口交差点を右折
 小浜集落の北端で早咲大橋を渡る。全長888mの橋を渡り終えた直後にR224桜島口交差点に突き当たり、右折して鹿児島・霧島方面に向かう。左折のR224にも鹿児島が案内されているが、これは桜島フェリーを経由している。なお、R224は海上区間が存在しており、桜島フェリーがそれに該当する。

197.鹿児島r26交差点 198.鹿児島市黒神町 199.牛根大橋
 桜島口交差点の直後に旧道との交差点を通過してから鹿児島r26交差点を通過する。旧道との交差点とr26交差点の間で市境を通過して鹿児島市に入っているが、境標識は設置されていない。桜島の南東端を走って緩やかな右カーブを曲がって牛根大橋と牛根高架橋を通って垂水市に戻る。こちらにも境標識は設置されていない。

200.垂水市牛根麓 201.道の駅「たるみず」 202.鹿児島湾沿いを快走
 牛根高架橋を渡り終えると再び鹿児島湾沿いを走る。牛根麓集落からは国鉄大隅線の廃線跡と並走状態が再開されるが、線路があった場所は国道から少し離れているので直接目視する事はできない。桜島口交差点から約4.7km走ると道の駅「たるみず」を通過する。「たるみずはなむら」との距離は約17kmである。

203.路側帯が狭くなる程度 204.鹿児島r72牛根交差点 205.急カーブも少ないながら存在する
 緩やかなアップダウンと緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を淡々と走る。上ノ原集落の手前で幅員減少の警戒標識が立っているが、路側帯が狭くなる程度で特に走りにくくなる事もない。松崎橋を渡った後に鹿児島r72牛根交差点を通過する。その後も鹿児島湾に沿った2車線道路が続いている。

206.鹿児島r479交差点 207.海岸線沿いを快走 208.霧島市に入る
 異常気象時通行規制の雨量が計測されている境集落の北部で鹿児島r479交差点を通過するとその先は集落が途切れた場所を走る。海との距離も近く振り返ると桜島(御岳)が良く見える。名前も分からないような小さな川を渡って霧島市に入る。

209.霧島市に入ってからも海沿いを走る 210.ここも路側帯が狭くなる程度 211.鹿児島県r478交差点
 霧島市に入ってからも鹿児島湾の海岸線に沿った2車線道路が続いている。ゴールデンウイーク期間とあって交通量は少なくないが信号機付きの交差点がほとんどないため流れはスムースである。家屋の多い集落では路側帯が狭くなる場所もあるが車線幅が狭くなる訳ではないので走行に支障はほとんどない。福山集落で鹿児島r478交差点を通過する。

212.路側帯の幅員減少 213.海岸線を離れて上り勾配になる 214.亀割峠
 小廻集落を過ぎると海岸線から離れると同時に上り勾配となる。左のヘアピンカーブを曲がってから亀割峠を越える。国鉄大隅線は峠を越えずにトンネルでパスしていたようである。

215.鹿児島r472交差点 216.霧島市国分敷根 217.R10・R504国分敷根交差点
 亀割峠からの勾配を下り切ると鹿児島r472交差点を通過する。その後は周辺の家屋が多くなる。沿線に家屋が建ち並ぶ中を直線道路で走っているとR10R504国分敷根交差点に突き当たる。この交差点がR220の終点である。案内標識にはR10だけでなくR504のおにぎりも表記されており重複区間である事が分かりやすい。