国道212号
part3

大分r647松原ダム入口交差点〜R57内牧温泉入口交差点
日田市→
→小国町→南小国町→阿蘇市

97.松原ダムの天端を通る 98.旧天瀬町に入る 99.第二松原トンネル
 大分r647松原ダム入口交差点を左折すると松原ダムの天端を通って旧天瀬町に入る。大山川の右岸に移るとやや急な右カーブを曲がってからの連続カーブを曲がってから第一松原トンネルと台に松原トンネルをくぐる。どちらのトンネルも断面積がやや小さいため3.5mの制限高が設けられている。

100.大分r12交差点 101.梅林湖の東岸を走る 102.第一宇の木隧道と第二宇の木隧道
 やや急な左カーブを曲がった先で大分r12との交差点を通過する。左折してr12を北上すると旧天瀬町の中心部に行く事ができる。松原ダムによる梅林湖に沿って走っていると左カーブを曲がって第一宇の木隧道、第二宇の木隧道、第三宇の木隧道を次々にくぐる。第一、第二松原トンネルを同様に断面積が小さいため、3つのトンネル全てに3.5mの制限高が設定されている。

103.大分r12交差点 104.杖立川沿いを走る 105.下岩戸隧道
 第二宇の木橋と第三宇の木橋の間で大分r12が中津江方面に分岐する。杖立川が県境となっているためr12の杖立大橋を渡ると熊本県小国町に入る。県境の杖立川の右岸を走っていると岩戸公園の前の左カーブを曲がってから下岩戸隧道をくぐる。このトンネルにも3.5mの制限高が設けられている。

106.法面保護工事のため片側交互通行規制中 107.杖立温泉入口交差点を右折 108.杖立両国橋と杖立トンネル
 法面保護工事のための片側交互通行規制箇所を通り過ぎてさらに川沿いを走ると信号機のない杖立温泉入口交差点を右折する。直進の杖立温泉街方面の市道は旧道である。交差点の直後に杖立両国橋を渡って熊本県小国町に入って杖立トンネルをくぐる。旧道沿線の杖立温泉にも県境があるが、大半の建物は熊本県側に建っている。

109.異常気象時通行止区間に入る 110.旧道と合流 111.観音岩橋
 杖立トンネルを出て少し走ると旧道との交差点を通過する。旧道は温泉街を通っており狭路区間もあるため大型貨物車両の通行が禁止されている。杖突川の左岸を走っていると観音岩橋を渡って右岸に移る。南詰で交差している道路も旧道だが、フェンスが設置されており通行できない。

112.簗瀬第一トンネル 113.簗瀬第二トンネル 114.簗瀬集落
 杖突川の右岸を南下していると簗瀬第一トンネルと簗瀬第二トンネルを相次いでくぐって簗瀬集落を通り抜ける。これまで通過してきた6つのトンネルとは異なり、制限高は設定されていない。

115.下城大橋 116.熊本r318交差点 117.長い下り勾配が続く
 池鶴集落を通り過ぎてから下城大橋を渡り、小国グリーンロードという広域農道(の連絡道路)との交差点を通過する。緩やかな下り勾配の2車線道路を走っていると熊本r318交差点を通過する。

118.熊本r178交差点 119.柏田橋 120.R387・R442交差点
 勾配が緩やかになった所で熊本r178交差点を通過する。r178の大半はR212の旧道であり、小国停車場線という停車場線だが国鉄宮原線の小国駅は肥後小国駅は1984年に廃線となっている。
 r178交差点からは下り勾配が再開され、勾配が緩やかになると右にカーブして柏田橋を渡る。その先でR387R442交差点を通過する。R442はR387の玖珠・菊池両方面に重複しているが、案内標識にR442のおにぎりも表記されている。左折してR387・R442重複区間を150m程進んだ所に肥後小国駅跡や道の駅「小国」がある。

121.「熊本68km 阿蘇」 122.田迎橋 123.南小国町赤馬場
 R387・R442交差点を通過して少し走ると湯の原橋を渡って志賀瀬川の左岸に移り、左にカーブした後に田迎橋を渡る。旧道らしき町道と合流して左カーブを曲がり、旧道が分岐する交差点付近で町境を越えて南小国町に入って巡渕橋を渡る。

124.熊本r40交差点 125.南小国町の中心部の西側を走る 126.熊本r134交差点
 南小国町の町役場の出入口に当たる熊本r40交差点を通過し、町の中心部の西側を走っていると熊本r134交差点を通過する。r40もr134もR212の旧道と思われる区間があり、バイパスに一本化された際に少しだけ延伸されたものと思われる。

127.車間確認標 128.馬場隧道 129.トンネルの先に登坂車線
 馬場川の左岸の山裾の緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。集落が途切れる手前には車間確認標が設置されている。集落が途切れた後に馬場隧道をくぐる。トンネル以降も上り勾配が続いており登坂車線が設置されている。

130.登坂車線終了後も上り勾配が続く 131.視界が開ける 132.阿蘇市に入る
 登坂車線が終わってからも上り勾配が続いている。カーブは多いが緩やかなんものばかりのため走りやすいと言える。西部農免農道(マゼノミステリーロード)との交差点付近からは高原地帯に入り景色が良くなる。高原道路を走っていると阿蘇市に入るが、約900mに渡って市町境付近を通っているためか、境標識はその中間に設置されている。

133.大観峰橋 134.新宮橋 135.眺望良好
 完全に阿蘇市に入った後にやや急な左カーブを曲がって大観峰橋を渡り、緩やかな右カーブの先で新宮橋を渡る。周辺には牧場(?)が広がっており眺望は良好で、天候が良ければ阿蘇山を見る事もできる。道路状況も良く、行楽シーズンには交通量が増大する。

136.ラバーポールによる簡易中央分離帯 137.熊本r12交差点 138.熊本r45の大観峯橋をくぐる
 茗ヶ原集落に至る市道との交差点付近にはラバーポールによる簡易的な中央分離帯が設置されている。通常のセンターラインに戻った後に熊本r12(の連絡道路)との交差点を通過する。r12は路線名を天瀬阿蘇線といって大分県日田市で交差、重複した大分r12と同一の県道である。連絡道路の先では大津・菊池方面のr12と別府方面の大分r45が交差しており、どちらもミルクロードという愛称が付けられている。
 r12の連絡道路との交差点を過ぎて下っているとr45の大観峯橋の下をくぐる。その手前に側道が分岐しているが、そちらを通ってr45やr12に行く事も可能である。R212とr45に同じ名称の橋が架かっているが、前者は大観“峰”橋で、後者は大観“峯”橋と漢字が異なる。

139.阿蘇市の市街地を望む 140.連続ヘアピンカーブ 141.小刻みなカーブが連続
 大観峯橋をくぐってからは視界が開けてカルデラの底の市街地が見えるようになる。左、右とヘアピンカーブを曲がってからは小刻みなカーブが連続しており見通しはあまり良くない。

142.湯浦駐車場 143.カルデラ内を見下ろしながら下る 144.山田駐車場
 湯浦駐車量は公衆トイレも自販機もないただの駐車スペースながらカルデラを見下ろせるロケーションのためとるパに指定されている。湯浦駐車場からもカーブの覆い2車線道路を走り、山田駐車場のある右ヘアピンカーブを曲がる。山田駐車場も国道の反対側に展望台があるだけの駐車スペースだが、とるパに指定されている。

145.急カーブ部分にはラバーポールが設置されている 146.キャッツアイのあるセンターラインには落葉が溜まっていた 147.山田駐車場以降は急カーブが多い
 山田駐車場を過ぎると急カーブが連続しており、特に急なカーブ部分のセンターライン上にはラバーポールが設置されている。その他にもキャッツアイが設置されているカーブもある。集落に近くなる区間の方が急カーブが多いのはカルデラ内だからだろうか。

149.外輪区間が終わる 150.熊本r110交差点 151.並木のある直線道路を走る
 左カーブを曲がるとカルデラの底に降り立つ。阿蘇草原保全活動センターの南西で熊本r110交差点を通過して内牧橋を渡る。以降も平坦な直線道路が続いており歩道には並木が植えられている。

152.熊本r149内牧温泉入口交差点を左折 153.内牧温泉入口交差点以降も平坦な直線道路 154.阿蘇山を望む
 熊本r110交差点から約600mで熊本r149内牧温泉入口交差点に至る。終点の交差点と同一の名称だがこの交差点は終点ではなく、左折してR57・熊本方面に進む。内牧温泉入口交差点からも平坦な直線基調の2車線道路が続いており、前方には阿蘇山を望む事ができる。

155.阿蘇市黒川 156.旧道との交差点 157.R57・R265内牧温泉入口交差点
 阿蘇山を望みながら平坦な直線道路を走っていると旧道が交差している左カーブを曲がり、次いで右カーブを曲がる。JR豊肥本線の手前で短い勾配を上った先でR57・R265内牧温泉入口交差点に突き当たる。この交差点がR212の終点である。R265もこの交差点が終点であり、R57の大分・竹田方面に重複している。なお、交差点の西には道の駅「阿蘇」及び豊肥本線の阿蘇駅がある。