国道211号
part3

R500小石原交差点〜R210高井町交差点
東峰村→日田市

99.道の駅「小石原」 100.旧小石原村の中心部を過ぎると下り勾配 101.吉の迫橋
 R500小石原交差点から約500m走ると道の駅「小石原」を通過する。道の駅の南には旧小石原村役場(現在の東峰村役場小石原庁舎)があり、かつての村の中心部だった場所である。なお、小石原村と宝珠山村が合併したのは2005年、つまり平成の大合併の時期であり、合併後も村となった珍しい例である。
 広くもない旧小石原村の中心部を過ぎると緩やかな下り勾配となる。カーブも多いが比較的緩やかなので概ね走りやすい道路状況である。宝ヶ谷集落を通り抜けている急カーブの多い道路が旧道と思われる。

102.大肥川沿いを走る 103.釜床集落 104.路肩崩落のため片側交互通行規制中
 大肥川沿いの谷筋を緩やかに下っていると釜床集落を通過する。その後は川面との高低差がなくなり川沿いと言える状態になる。鶴集落では路肩崩落の復旧工事が行われており片側交互通行規制が敷かれていた。

105.大肥川沿いを快走 106.左の道路は旧道 107.被災しているのは1ヶ所だけではない
 大肥川に沿って緩やかな勾配を緩やかなカーブの2車線道路を淡々と走る。黒谷集落付近ではバイパスによって線形が改良されている区間があるが、ウォッちずでは元の道路も国道色に塗られたままである。バイパス区間から程なくして2ヶ所目の被災現場を通過するが、特に通行規制は敷かれていなかった。

108.つづみの里の前も被災 109.今淵橋 110.法面の崩落箇所もある
 蔵貫橋で大肥川の右岸に移って少し走るとつづみの里という施設を通過するが、その前でも氾濫したようで巨大な土嚢が積まれていた。前後でカーブしている今淵川を渡ると左岸に移り、さらに鼓川橋を渡ると右岸に戻る。崩落しているのは路肩だけでなく法面もあり、川寄りのスペースを道路にして片側交互通行規制を回避していた。

111.福岡r52塔の元交差点 112.右側の山は朝倉市との境 113.東峰村小石原鼓
 鼓川橋から程なくして福岡r52塔の元交差点を左にカーブするようにして通過する。鼓川橋から南の区間は西側の山に市村境があり朝倉市域に近接している場所を通っている。塔の元交差点のすぐ南に東峰村の境標識が立てられている。その場所自体は東峰村域だが、r52から走ってきた車両が東峰村に入った事を確認できるように設置されているのだろう。2ヶ所目の法面崩落箇所を通過しながら緩やかな下り勾配の2車線道路を走り続ける。

114.東峰村役場の前を通過 115.福岡r52宝珠山交差点 116.僅かに残るセンターラインなし区間
 東峰村役場の前を通り過ぎた後に福岡r52宝珠山交差点を通過して宝珠山川を渡って右にカーブする。交差点の東にJR日田彦山線の大行司駅があるが、2017年の九州北部豪雨によりこの駅を含む添田駅〜日田駅が運休中である(2018年8月現在)。宝珠山交差点の先にはセンターラインのない区間が残っているが、道幅は2.0車線幅程度あるので特段走りにくい訳ではない。

117.拡幅工事が行われた模様 118.JR日田彦山線 119.日田彦山線のガード以南は快走路
 まだ新しいアスファルトの改良済み区間を走っているとS字状にカーブしながらJR日田彦山線のガードを通過する。その前後に高さ制限を示すバーが設置されているが、制限高の数字は表示されていない。ガード以降は平坦かつ直線的な2車線道路となり、片側だけとは言え歩道が設置されているため走りやすい道路状況となる。

120.大分県日田市に入る 121.日田市に入っても快走路 122.竹本橋
 大肥川沿いの2車線快走路と走っていると県境を通過して大分県日田市に入る。峠でも河川でもない場所が県境のため境標識がなければ県境だと認識できないだろう。日田市に入ってからもセンターラインがオレンジ色に変わるだけで走りやすい道路状況が続いている。旧道らしき市道との交差点を過ぎると竹本橋を渡る。

123.大分r670・r671交差点付近は歩道設置工事中 124.JR日田彦山線をオーバーパス 125.大分r670交差点
 竹本橋を渡り終えると右にカーブしながら緩やかな勾配を上った後に大分r670・r671交差点を通過する。その直後にJR日田彦山線の跨線橋を通過し、緩やかな勾配を下った先でr670交差点を通過する。2ヶ所目のr670交差点の行き先に大鶴駅があるのだが、案内標識は設置されておらずソトバがあるのみである。

126.歩道設置工事中? 127.日田市でも大肥川に沿っている 128.古屋敷集落
 その後も大肥川の右岸の山裾を走っており、ほぼ平坦な2車線道路となっている。道路工事をしている箇所を通過したが、歩道設置工事と思われる。対岸にはJR日田彦山線が並走しており、集落も途切れる事なく続いている。

129.前方に大分道の大肥川橋が見えてくる 130.大肥川橋の下を通過 131.R210の加々鶴隧道は4mの制限高あり
 大分道の大肥川橋の下をくぐった先には加々鶴隧道の制限高を警告する標識が設置されているが、そのトンネルはR211ではなくR210のものである。さらに付け加えると高さは4.0mなので特別低い訳ではない。

132.集落が途切れる 133.JR久大本線 134.R386夜明三差路交差点をまず右折
 祝原集落を過ぎると山が川に迫っている場所を通るため集落が途切れる。JR久大本線の橋梁下を通過した直後にR386夜明三差路交差点に突き当たる。案内標識にはR386とR210のおにぎりが表記されているもののR211のおにぎりがない。そのためこの交差点が起点と思ってしまうかもしれないが、右折した後に左折するのがR211のルートである。

135.R386重複区間 136.R386夜明大橋北交差点を左折
 夜明三差路交差点を右折して三隅川沿いを約100m進んだ所で夜明大橋北交差点を左折する。ここの案内標識にもR211のおにぎりが表記されていない。また、R211には久留米しか案内されてないが、R210によって日田市の市街地や大分方面に行く事も可能である。

137.夜明大橋 138.R210高井町交差点
 夜明大橋で三隅川を渡った南詰でR210高井町交差点に突き当たる。日田市の中心部から離れた、市域の西端に近い場所のこの交差点がR211の起点である。前述の加々鶴隧道は大分・湯布院方面に向かった先にある。