国道210号
part1

R3東櫛原交差点〜R212高瀬交差点
久留米市→うきは市→
→日田市→
→うきは市→
→日田市

1.R3東櫛原交差点 2.西鉄天神大牟田線 3.福岡r88中央公園北交差点
 福岡県久留米市の中心部の北東に位置するR3東櫛原交差点がR210の起点であり、ここから東の大分県大分市に向かう。元々は約1.4km南のR3・R209R322R325東町交差点が起点だったが、久留米東バイパスの開通に伴って東櫛原交差点に移動している。
 南北と東西の幹線道路が交差しているとあって交差点付近の交通量は非常に多く、R210に入ってからの交通量も非常に多い。東櫛原交差点からすぐに緩やかな右カーブを曲がり、西鉄天神大牟田線の高架橋の下を通過する。福岡r88との東櫛原2交差点と中央公園北交差点を相次いで通過するが、そのうち中央公園北交差点は左折してr88小郡方面に向かう車が多くて左側車線が渋滞していた。

4.中央公園北交差点以降も片側2車線道路 5.沿線には多くの商業施設がある 6.R322野々下交差点
 中央公園北交差点を過ぎると幾分か交通量は減少するが、まだ多いと言える範疇だろう。片側2車線と整備されているおかげで信号停止はあるものの概ね良好に流れていると言える。東櫛原交差点から約2.8kmでR322野々下交差点を通過する。右折した先に九州道の久留米IC、さらに進むとR210の旧道に行く事ができる。

7.九州道 8.交通量の多い片側2車線道路
 野々下交差点からすぐに九州道の本線の下を通過し、緩やかに右にカーブする。福岡r53との短い重複区間を通過し、交通量の多い片側2車線道路を走る。沿線には商業施設が多く、休日もそれなりに混雑していると思われる。

9.筑水高校前交差点の手前の十字路を横切る車両が多い 10.旧道との筑水高校前交差点を左折
 東櫛原交差点から約4.9kmで市道との筑水高校前交差点に突き当たり、左折して日田・うきは方面に進む。右折の市道は福岡r53、R322を経て東町交差点に至っており、そのルートからR210の旧道である事が分かる。それ故に右折して久留米市街方面に進む車両よりも左折して日田方面に進む車両の方が圧倒的に多く、左側車線は渋滞気味であった。筑水高校前交差点の手前、草紙交差点を過ぎた所に信号機のない十字路があるが、そこを横切る車両が多いので注意を要する。

11.筑水高校前交差点からは対面2車線道路 12.福岡r739交差点 13.道の駅「くるめ」
 筑水高校前交差点からは久留米東バイパス区間ではなくなるため対面2車線道路となる。交通量はさほど減っておらず、西向き車線には長い渋滞ができていた。信号機はないものの交差点の前後だけ改良されていた福岡r739交差点を通過して少し進むと道の駅「くるめ」を通過する。

14.大型トラックにはやや厳しい道路状況 15.福岡r740善導寺駅交差点 16.赤ペイントが施されているが急カーブと言うほどではない
 道の駅を過ぎてからも2車線道路が続いておr、沿線の建物、交通量ともに多い。幹線道路と言える交通量だが、歩道が設置されてない場所が多く道路状況としては貧弱と言わざるを得ない。そのため、大型トラックでなくても歩行者や自転車をやり過ごすのは厳しい。緩やかな左カーブを曲がった先で福岡r742交差点を通過し、少し走った所でr742大橋三差路交差点を通過する。交差点名称の大橋は長大な橋を意味するのではなく地名に由来している。

17.集落内においても歩道のない箇所が多い 18.福岡r743牧(1)交差点 19.
 ほとんど途切れることなく続いている集落を繋ぎながら交通量の多い2車線道路を北東の方角に進む。巨瀬川に架かる川崎橋を渡った後に福岡r743牧(1)交差点と牧(2)交差点を相次いで通過する。2つの交差点間の距離は50m程しか離れておらず、その50mがr743重複区間である。牧(2)交差点から程なくして緩やかに右にカーブすると進行方角がほぼ真東になる。福岡r746川会小学校前交差点、福岡r745交差点、福岡r70豊城交差点を通過しながら対面2車線道路を東進して行く。

20.福岡r33栄町3交差点 21.狭苦しい2車線道路が続く 22.家屋密集地以外でも歩道はほとんど設置されていない
 旧田主丸町の中心部の西で福岡r33栄町3交差点を通過するが、案内標識にあるとおり、R210浮羽バイパスの供用済み区間の西端がr33に接続している。バイパスは全線開通していないため現道も国道のままであるが、バイパスに通過交通を誘導するため大分・日田方面はバイパスに案内されており、現道にはうきはと表記されている。バイパスを走るには短い距離とは言えr33を経由しなければならないため、国道トレースとしては直進して現道を走るしかない。
 栄町3交差点からもこれまでと同じような道路状況が続いている。歩道の設置率は低く、特に大型トラックにとっては厳しい道路状況だろう。バイパスとの並走区間ではあるが、交通量はさほど減らない。

23.福岡r80樋ノ口交差点 24.うきは市に入る 25.うきは市の中心部に近付く
 久留米市の東端で福岡r80樋ノ口交差点を通過するが、ここの案内標識にも浮羽バイパスが表記されている。樋ノ口交差点のすぐ東の樋ノ口橋を渡るとうきは市に入るが、市境は巨瀬川ではなく少し東にある。うきは市に入ってからも道路状況や周辺の風景に特に変化は見られない。

26.筑後吉井の白壁の町並みを通る 27.福岡r588上町交差点 28.市街地を抜けると走りやすくなる
 福岡r586・r718うきは警察署入口交差点を通過し、高橋を渡ると沿線の雰囲気が変わる。白壁の家屋が多く、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。その町並みの中ほどに福岡r588上町交差点がある。白壁の町並みが終わってから少し走ると福岡r749清瀬交差点を通過し、少し走りやすくなった2車線道路を東進する。

29.JR久大本線をオーバーパス 30.福岡r52中千足交差点 31.福岡r106浮羽庁舎前交差点は左斜め前方に進む
 JR久大本線の北を並走するような形で南東の方角に向かって走っていると跨線橋で久大本線をオーバーパスする。福岡r80交差点付近からは旧浮羽町の中心部に差し掛かるため沿線の家屋が増える。福岡r731との交差点を通過するが、約100m北にうきは駅がありr731はその停車場線である。ただし路線名は筑後千足停車場線と言い、うきは駅の旧名称から変更されていない。r731交差点からすぐに福岡r52中千足交差点を通過し、少し東で福岡r106浮羽庁舎前交差点を左斜め前方に進む。

32.福岡r52東隈ノ上1交差点 33.柳野橋 34.R210浮羽バイパスとの百堂坂交差点
 中千足交差点から約700m走り東隈ノ上1交差点で福岡r52が朝倉方面に分岐する。東隈ノ木1交差点から程なくして隈上川に架かる柳野橋を渡る。橋上に歩道は設置されていないが、下流側に隣接するように人道橋が架けられている。
 信号が少なくなり流れが良くなった2車線道路を走っているとR210浮羽バイパスとの百堂坂交差点を通過する。バイパスには久留米市やうきは市街ではなく大分道と朝倉が案内されている。

35.百堂坂交差点からは上り勾配 36.道の駅「うきは」 37.道路上の高所に付けられたおにぎりが多い
 百堂坂交差点を過ぎると上り勾配となり、上り切った所で道の駅「うきは」を通過する。道の駅以降はほぼ平坦な状態になるが、周囲には家屋よりも田畑が目立つなどこれまでに比べてだいぶ長閑な風景が広がっている。山裾を右にカーブしていると福岡r749保木交差点を通過する。

38.袋野大橋 39.日田市夜明 40.関大橋
 山と川に挟まれた間を走っていると左にカーブしながら袋野大橋を渡る。さらに進むと関大橋を渡る。袋野大橋と関大橋はともに筑後川に架かっており、2つの橋の間は大分県日田市域である。旧道は筑後川に左岸を走っており県境を通過していない。なお、どちらの橋にも境標識は設置されてない。

41.県境付近だが集落が途切れない 42.虹峠 43.虹峠洞門
 関大橋を渡ってからはうきは市域を走っているが、県境に近いにもかかわらず集落が途切れずに続いている。筑後川に沿って走っていると虹峠を越えるが、地図に名称が載っているもののアップダウンがほとんどないため峠を越えた実感に乏しい。峠を越えた直後には虹峠洞門がある。

44.大分県日田市に入る 45.「車高検知装置」「この先高さ制限4m」 46.R211高井町交差点
 虹峠洞門を通過してから少し進むと県境を越えて大分県日田市に入る。県境と言っても峠でも河川でもないため、県境標識がなければ県境と認識し難い。袋野大橋と関大橋の方がよほど県境らしい場所と言える(どちらも県境に間違いないが)。
 筑後川の左岸を走っていると車高検知装置を通過する。手前の標識によればR210の加々鶴トンネルに4mの制限高があり、R211とR386で迂回できるとなっている。旧道との交差点を道なりに右に進んだ先でR211高井町交差点を通過する。迂回ルートはこの交差点を左折である。

47.筑後川の左岸を快走 48.加々鶴隧道 49.日田市川下
 高井町交差点を過ぎてすぐに旧道との交差点を通過し、以降は筑後川に左岸を快走する。高井町交差点から約1.2kmで4mの制限高のある加々鶴隧道に入る。トンネルの手前にはUターンする場所はないため車高が4mを超える車両は高井町交差点を左折していなければならない。加々鶴隧道を出ると緩やかな勾配を下る。その後は緩やかなアップダウンを繰り返しながら小さな集落を結びながら筑後川の左岸を走る。

50.大分r105白手橋交差点 51.筑後川が見える場所はほとんどない 52.大分r677石井町交差点
 内河野川に架かる白手橋を渡った直後に大分r105との白手橋交差点を通過する。川寄りの左側にも家屋が点在しており、筑後川が見える場所は少ない。その川から離れて行き、左にカーブした先で大分r677石井町交差点を右にカーブしながら通過する。

53.大分r106石井交差点 54.寺内トンネル 55.石井高架橋
 石井町交差点を通過してすぐに串川橋を渡り、その東詰で大分r106石井交差点を通過する。案内標識にヘキサが表記されてないが、右折の地名が表記されていない道路がr106である。左折の市道は寺内トンネルの旧道と思われる。石井交差点を過ぎると緩やかな勾配を上った後に寺内トンネルをくぐる。トンネルを出ると左にカーブしている石井高架橋を通る。

56.日田バイパスを走る 57.R212・R496高瀬交差点
 石井高架橋以降はアップダウンのある2車線道路を走る。日田バイパスと呼ばれているバイパス区間であり、沿線の建物はほとんどなく非常に走りやすい道路状況である。浄水場前交差点を通り過ぎて下り勾配の直線道路を走っているとR212R496高瀬交差点に至る。案内標識に表記されていないR496はR212中津方面に重複しており、この交差点が終点である。

国道210号 part2