国道191号
part7

R491新大坊交差点〜R9下関駅西口交差点
長門市→下関市

324.対面2車線道路が続く 325.山口r66伊上交差点 326.油谷湾を望む
 R491新大坊交差点を過ぎてからも走りやすい2車線道路が続いている。沿線に家屋が建ち並んでいるが狭いながらも歩道が設置されているのでさほど気にならない。緩やかな勾配を上った先で山口r66伊上交差点を通過する。その後右にカーブして勾配を上っているとJR山陰本線をオーバーパスする。左カーブを過ぎると右側に海が見えてくる。油谷湾に面しており、海の向こうに陸地が見える。

327.JR山陰本線と並走 328.交通量の少ない快走路 329.みのりロードとの交差点
 少しだけ内陸に入り海が見えなくなった状態を走っていると伊上駅の真ん前を通過する。その後は海に面した場所を走ったり少し内陸を走ったりしており、アップダウンしているものの交通量は少ない快走する事ができる。旧油谷町の内陸を東西に走っているみのりロードという広域農道との交差点を通過する。

330.下関市に入る 331.下関(市街)まで57kmも残っている 332.JR山陰本線をオーバーパス
 JR山陰本線の洞門の傍で市境を通過して下関市に入る。起点のある下関市に入ったとは言っても下関市街地までは60km近く離れており、平成の大合併より以前は豊北町だった場所である。市道との交差点を左にカーブすると海から離れ、山陰本線を跨線橋で越えて内陸に入り、ちょっとした山間部の雰囲気の中を走る。

333.山口r269交差点 334.山口r39交差点 335.登坂車線あり
 下り勾配を走り左にカーブすると視界が開けて集落に入り、山口r269交差点を通過する。その後すぐに粟野橋を渡り、その先で右にカーブしながら山口r39交差点を通過する。r269交差点、r39交差点どちらも急カーブに県道が接続している形である。粟野川の左岸を少し走った後に左にカーブして山陰本線の南側を西進する。安崎川を越えると登坂車線が設置されているが、勾配はそれほど急ではない。

336.「下関53km 特牛7km」 337.下関市豊北町野地 338.JR山陰本線をオーバーパス
 登坂車線が終わってからもアップダウンを繰り返す2車線道路を快走する。JR山陰本線との間に集落は存在しているが、R191沿線の家屋はほとんどない。山陰本線を跨線橋で通過して左にカーブすると山間部を脱する。

339.赤崎橋は工事のため仮設橋を通る 340.下関市豊北町大字阿川 341.カーブは多いが快走できる
 赤崎橋は架け替え工事が行われており、片側交互通行規制が敷かれていたうえに仮設橋を通らなければならなかった。阿川小学校の前を通過するが、その西隣の豊北第三中学校は2006年に統合のため廃校となっている。阿川小学校を過ぎると沿線の建物もが少なくなる。カーブとアップダウンはあるものの走りやすい道路状況である。

342.下関(市街)まで50kmを切った 343.R435特牛交差点
 山口r275交差点付近からは沿線の家屋が増えてくる。このr275を北上すれば山口r276に行く事ができ、r276は角島大橋を含む県道である。好天の行楽シーズンは角島大橋を目指す観光客で流れが悪くなる事もある。
 r275交差点を過ぎると短い距離ながら集落が途切れる。次の集落に入り、特牛漁港の傍でR435特牛交差点を通過する。本州では最西端の国道同士の交差点だが、その事を示すものは見当たらない。

344.特牛交差点からは上り勾配 345.道の駅「北浦街道豊北」 346.下関市豊北町大字神田上
 特牛交差点を過ぎてからは緩やかな勾配を上り、湾に沿って大きく右にカーブした後に道の駅「北浦街道豊北」を通過する。周辺に同様の施設が少ないせいもあって夏季を中心に非常に混雑する道の駅である。道の駅を過ぎると左にカーブして和久漁港を南下する。その後は海から少し離れた場所を通っており、アップダウンしながら2車線道路を快走する。

347.急カーブもあるが数は少ない 348.ロックシェッドが連続している 349.落石に注意
 土井ヶ浜遺跡付近からは堂山の東側と通っておりさらに海岸線から離れる。矢玉川の左岸を走っているとやや急な左カーブを曲がって矢玉集落を通過する。集落を通り抜けると海沿いとなるが、海岸線ギリギリを通っているために大雨の際は通行止になる区間に指定されている。おそらくは強風時も通行止になると思われる。道路状況としてはカーブは多いものの緩やかなものがほとんどで平坦なので概ね走りやすい。

350.ロックシェッドが点在 351.津波敷隧道 352.シーサイド国道
 海岸線を快走していると津浪敷隧道をくぐる。海寄りに旧道があったのだが、トンネルの開通が1978年とそれなりの年月が経っている事もあってフェンスで閉鎖されている。もっとも閉鎖されていなくても大量の土砂で埋まっているので通れないし、そこに道路がある事すら気づかないかもしれない。トンネルを出てすぐに落石防止策の脇を左にカーブし、しばらく走っていると二見集落に入る。内陸を通ってきたJR山陰本線が左から接近してきた所で山口r39新二見交差点を通過する。二見川の北の二見交差点に接続している道路がr39旧道と思われる。

353.左カーブの先でJR山陰本線をオーバーパス 354.山口r270交差点 355.山口r260交差点
 左にカーブしてJR山陰本線を跨線橋で越えると海から離れて内陸に進み、山裾の平地を走る。宇賀本郷駅の少し手前で山口r270交差点を通過するが、信号機どころかセンターラインの切れ目もないため、県道が交差しているようには見えない。宇賀本郷駅を通り過ぎた所で山口r260交差点を通過する。本郷川の北で交差している道路がr260の旧道と思われる。

356.山口r270交差点 357.右側にJR山陰本線が並走 358.犬鳴岬の根元を通過
 山口r260交差点を過ぎてすぐに緩やかな右カーブを曲がるが、そこには山口r270が湯玉駅方面に分岐する交差点がある。こちらの交差点にはソトバすら設置されていない。JR山陰本線の東側に隣接する形で並走しながら南下していると湯玉駅の前を通るが、沿線の家屋は少ない。集落が途切れてからも2車線快走路が続いており、犬鳴岬の根元を通過する。

359.福徳稲成へは左の道路を上る 360.下関(市街)まで30km 361.交通量の少ない2車線道路を快走
 海沿いを走っている割に海の見えない状態が続く。道路脇に大きな鳥居が立っているが、これをくぐった先に福徳稲成がある。その後もJR山陰本線とともに海沿いを南下する。アップダウンはあるものの急カーブはなく交通量も少ないので走りやすい。

362.山口r35・r263交差点 363.下関市豊浦町小串 364.沿線の建物、交通量が増えていく
 海岸線から離れて少し内陸を走っていると山口r35・r263交差点を通過する。左折のr35は案内標識が設置されているが、右折のr263に案内標識はなくソトバが立っているのみである。小串集落の東の山裾をJR山陰本線とともに南下しているとr35のバイパスとの交差点を通過し、その直後に小串駅の東を通る。この辺りから南は沿線の建物が多く、交通量もそれなりに増加している。

365.山口r245交差点 366.山口r262交差点 367.山口r40川棚交差点
 交通量が増えてきた2車線道路を南下していると山口r245交差点を通過し、その後山口r262交差点と山口r40川棚交差点を通過する。川棚交差点の西側には川棚温泉駅のロータリーが接している。

368.JR山陰本線と並走する快走路 369.梅ヶ峠駅の前を通過 370.JR山陰本線をアンダーパス
 JR山陰本線の東側を2車線道路で南下して行く。交通量はやや多いが流れが悪くなる程ではない。緩やかな勾配を上っていると左にカーブしながら梅ヶ峠駅の前を通過する。駅の南で由来となった梅ヶ峠を越える。峠からの勾配を下り右にカーブした先で山陰本線のガード下を通過して左にカーブする。

371.山口r345吉母入口交差点 372.下関市吉見新町 373.吉見古宿町以南は海沿いを走る
 JR山陰本線と東西が入れ替わった後は見通しの良い直線的な2車線道路を走る。山口r245吉母入口交差点を通過してから程なくして周囲の家屋が増える。吉見駅周辺の集落を通り過ぎると海岸線沿いを走る。

374.右の見切れている陸地は北九州市か? 375.左急カーブを曲がる 376.山口r24富任8交差点
 福江駅の傍を通過し海とJR山陰本線との間を南下していると沿線の建物が増えた所で左の急カーブを曲がる。カーブの先から車線が増えるが、反対向きの車線は1車線のままのため上下合わせて3車線である。山口r257安岡駅前交差点を過ぎると反対側車線も増えたうえに中央分離帯が現れて片側2車線道路になる。
 緩やかに右カーブした先で山口r248富任交差点を通過する。左斜め前方に延びているr248はR191下関北バイパスの旧道に当たる。下関北バイパスの全線供用に伴って2015年4月1日にバイパスに1本化されて現道がr248に降格となった。

377.「横風注意」 378.綾羅木ランプ 379.上り4%勾配
 富任交差点からは緩やかな勾配を上り、梶栗川の上を通り過ぎてから梶栗浜ランプを通過する。上り勾配はさらに続いており、綾羅木川を渡った後に緩やかな左カーブを曲がり綾羅木ランプを通過する。ランプの跨道橋付近の勾配は4%である。

380.垢田ランプ 381.山口r258武久ランプ 382.高規格道路と見紛うような道路状況
 綾羅木交差点からの側道が合流すると下りに転じて、次の垢田ランプの側道が分岐する。垢田ランプの側道が合流してすぐに次の武久ランプの側道が分岐する。梶栗浜ランプから垢田ランプは市道とのランプだったが、武久ランプは山口r258と接続している。また、関門道やR2関門トンネルで九州に行くには武久ランプを出てr258を走る事になる。この下関北バイパスは片側2車線で立体交差点ばかりなので高規格道路に思えるが、ランプの間隔が短くあくまで“ただの”バイパスである。

383.旧道との汐入交差点 384.山口r252金比羅交差点 385.中央分離帯がなくなる
 左にカーブしながら勾配を下ると汐入交差点を通過する。普通の平面交差点の汐入交差点に接続している市道がR191の旧道である。汐入交差点からは普通の平面道路となり、下関市の中心部に近いとあって沿線の建物も交通量も多い。山口r252金比羅交差点を通過するが、彦島方面に向かう右折車線にはR191よりも多くの車両が右折待ちをしていた。金比羅交差点から上り勾配の片側2車線道路を少し走ると中央分離帯がなくなって4車線道路になる。市街地と呼べる場所を通っているが意外にアップダウンが多い。

386.市街地だがアップダウンがある 387.伊崎町1交差点 388.R9・山口r250下関駅西口交差点
 下関医療センター前交差点付近からは長い勾配を下る。勾配が緩やかになった所で右の急カーブを曲がりながら厳島神社交差点を通過する。その後はほぼ平坦な4車線道路を走るが、交通量も信号機付きの交差点も多く車の流れはあまり良くない。JR山陽本線の下関駅の北のガードの手前でR9・山口r250下関駅西口交差点に至る。この交差点がR191の起点であり、同時にR9の起点でもある。R191とR9が直線的に繋がっているという国道の境目が分かりにくい交差点だが、ガードの支柱付近に「ここから9号 ここまで191号」(R9から見た場合は「ここから191号 ここまで9号」という標識が立てられている。