国道188号
part2

R437大島大橋入口交差点〜R2末武中交差点
柳井市→平生町→田布施町→光市→下松市

43.大畠駅の北を通過 44.JR山陽本線をオーバーパス 45.越波等の異常時は管理者に連絡入れてとの内容
 R437大島大橋入口交差点を過ぎると大畠駅の北を通過する。かつては大畠港と屋代島の小松港の間にフェリーが就航していたが、大島大橋の開通により廃止となっている。大畠駅を通り過ぎると上り勾配となり、左にカーブした先でJR山陽本線をオーバーパスする。
 周辺の家屋が少なくなってくると同時に海岸線ギリギリを走るようになる。「大波の時の通行止区間」ではないが、越波等の異常が発生した際には管理事務所に連絡してもらいたいという内容の看板が立てられている。

46.正面に見えるのは中国電力の柳井火力発電所 47.柳井市遠崎 48.柳井港駅付近は片側2車線
 JR山陽本線とともに海岸線沿いを淡々と西進する。平坦でカーブも少ないので非常に走りやすい。隣接していた山陽本線が離れて行くと同時に周囲の家屋が増えてくる。高さ2m超の防波堤に沿って走っていると沖の前橋を渡り、緩やかな右カーブを曲がった所で車線が増えて片側2車線道路になる。その状態で柳井港駅と柳井港の間を通り抜ける。柳井港からは屋代島の伊保田港を経て松山港に至るフェリーが就航しているが、このうち伊保田港〜松山港の間はR437の海上区間に当たる。

49.三本松交差点を過ぎた所で左車線が減少 50.新柳井大橋 51.山口r72交差点
 市道との三本松交差点を過ぎると緩やかな上り勾配となり、左側車線が減少する。片側2車線区間の距離は900mに満たない程度と非常に短い。対面2車線道路に戻ったものの車線幅は広く比較的走りやすい2車線道路がしばらく続く。右にカーブしながら新柳井大橋を渡り、橋からの勾配を下って平坦になった所で山口r72交差点を通過する。このr72交差点からは海から離れた内陸を走っており、海沿いはr72(とr23)が走っている。

52.山口r7柳井警察署交差点を左折 53.山口r22南町西交差点 54.右側車線が減少
 柳井市の中心部に入り周辺の商業施設が増えてきた所で山口r7柳井警察署交差点に至り、左折して周南方面に進む。右斜め前方の柳井市街方面の市道はR188の旧道であり、道なりに進むと三本松交差点に戻ってしまう。柳井警察署交差点を左折すると片側2車線道路になるが、山口r22南町西交差点を過ぎた先で右側車線が減少して対面2車線道路に戻ってしまう。片側2車線区間の距離は約300mと非常に短い。

55.平生町宇佐木 56.バイパスらしい走りやすい道路 57.山口r23角浜北交差点
 2車線道路を走って名もなき峠を越えると平生町に入る。市町境からの緩やかな勾配を下り切って以降は平坦な状態を走る。築廻交差点を過ぎると路側帯が広くなってさらに走りやすくなる事から築廻交差点で繋がっている道路がR188の旧道と思われる。平生町の市街地の北を迂回するように走っていると山口r152平生交差点と山口r23角浜北交差点を通過する。新中川橋と新八海橋の間で交差する道路が旧道であろう。

58.田布施町に入る 59.山口r164米出交差点 60.砕石運搬用ベルトコンベヤ(?)の下を通過
 新八海橋を渡ると田布施町に入るが、道路状況や周辺の風景に特に変化はない。町の中心部からは離れた場所だが、海に近いせいか中規模の工場がいくつか存在している。町道との浜城交差点を通り過ぎると緩やかな上り勾配となり、砕石運搬用と思われるベルトコンベヤの下を通過する。

61.山口r163麻里府交差点 62.大波の時の通行止区間に入る 63.カーブは多いが走りやすい
 山口r163麻里府交差点を通過してから程なくして再び海岸線沿いを走るようになり、嘉永橋を渡った後に「大波の時の通行止」区間に入る。岩国市の大波の時の通行止区間に比べて標高が少し高いが海に近い事には変わりない。海沿いのカーブの多い2車線道路を淡々と走る。沿線には家屋はほとんどなく山が海に迫った場所である。

64.光市に入る 65.五軒屋集落 66.「波浪時越波 通行注意」
 やや急な右カーブを曲がっていると梶取岬を通過して光市に入る。光市に入ってからも道路状況に変化はなく海岸線に沿った2車線道路を淡々と走る。山が海に迫った場所であり平地が少ないため沿線の家屋も少ないが、山の中腹を走る市道沿いに集落が存在している。

67.光市伊保田 68.回転半径100m程度のカーブが多い 69.シーサイド国道を快走
 点在する集落を結びながらシーサイド国道を走る。交通量は少なく比較的速いペースで流れているが、回転半径100m程度のカーブをいくつも通過する事になる。また、海面との高低差が小さく波浪時には越波している可能性も考えられる。

70.海岸線から離れる 71.山口r146室積交差点を右折
 室積湾の北端に差し掛かった所で海岸線から離れ、両側を家屋に挟まれた状態を走る。室積集落の中心部のような場所で山口r146室積交差点に至り、右折して周南方面に進む。r146は路線名を室積公園線と言い、室積公園までの行止り県道である。

72.室積交差点からは4車線 73.右直車線となる交差点が多い 74.光市中央
 室積交差点からは4車線道路になる。ほぼ平坦でカーブがほとんどない走りやすい道路状況だが、右直兼用車線となっている交差点が多い。もっとも大阪のように路上駐車が多い訳ではないので左右の車線を行き来するような走り方にはならない。室積海岸に沿っているが海側にも家屋があるため海は見えない。海岸線から離れると沿線の商業施設が増えてくる。当然ながら交通量も増えてくる。

75.光市役所付近からは緩やかな上り勾配 76.左側車線はバス優先車線 77.光市の中心部を走る
 光市役所の前を通過すると右にカーブしながら緩やかな勾配を上る。左にカーブして峠を越えると緩やかに下る。島田市交差点を通過して千歳大橋を渡ると平坦になり、沿線の商業施設が増える。山口r8浅江交差点を通過してから程なくして光駅の南側を通過する。この光駅はJR山陽本線に属する駅であるが、柳井駅〜光駅の間はR188とは異なり内陸部を通っている。

78.越波に注意 79.下松市に入る 80.反対側車線の向こうにはJR山陽本線がある
 光駅を通り過ぎると中央分離帯のある片側2車線道路になり、同時に再び海岸線に沿って走る。緩やかな勾配を下ると越波に注意しなければならない状態になり、上り勾配になった所で下松市に入る。JR山陽線に沿いながらごく緩やかな勾配を上っていく。

81.山口r366とのランプは右側車線を走行 82.JR山陽本線をオーバーパス 83.沿線に建物なし
 下松市に入ってから約1.5km走ると山口r366とのランプを通過するが、ここでは右側車線を走っていればR188に行く事ができる。r366へは左側車線から側道が分岐するのではなく、左側車線がそのままr366になってしまう。
 ランプを通過すると右にカーブしながら勾配を上り、r366の東向き車線、次いでJR山陽本線をオーバーパスする。その後左にカーブして山の中腹に造られたバイパスを走っており、沿線に家屋は存在しない。しかし歩道が設けられており歩行者や自転車でも安全に利用する事ができる。

84.山口r63昭和通ランプ 85.跨道橋部分には歩道がない 86.R188が側道に分岐
 下松市役所の東で山口r63昭和通ランプを通過して跨道橋でr63と切戸川を同時にオーバーパスする。昭和通交差点からの側道が合流してすぐに別の側道が分岐するが、案内標識では直進の本線がR2、側道がR188と表記されている。そのためR188トレースの場合は側道に進まなければならない。

87.城山交差点 88.山口r41サンリブ南交差点 89.R2・山口r347末武中交差点
 側道に進んでからは勾配を下り、平坦になった所で市道との城山交差点を通過する。その後は高架橋を走るR2を挟んで上下線が分離した状態になる。山口r41サンリブ南を通過してすぐにR2・山口r347末武中交差点に至る。直進がR2下関方面、右折がR2広島・岩国方面とR2が屈曲する交差点である一方、高架橋を走っていればR188とR2下関方面は交差点を通行せずに済む。また、r347はR2の旧道に当たると思われる。さらに付け加えるとr366はR188の旧道と思われる。