国道187号
part1

R2立石交差点〜R434出市交差点
岩国市

1.R2・R188・R189立石交差点 2.「下関158km 周南55km 玖珂25km」 3.山口r50麻里布交差点
 山口県の東部、広島県との境に近い岩国市の市街地の北部にあるR2R188R189立石交差点がR187の起点である。R187は案内標識に表記されていないが、R2周南方面に重複している。同様にR189も表記されていないが、こちらはR188に重複している。
 立石交差点からは交通量の多い対面2車線道路を走る。沿線には商業施設が建ち並んでおり、市街地の一部を通っている事を実感できる。R2と重複しているせいもあって交通量は非常に多い。主要地方道でありながら停車場線という山口r50との麻里布交差点を通過するが、岩国駅に行けるルートとあって反対側の東向き車線には比較的長い右折車線が設置されている。

4.商業施設が建ち並ぶ 5.岩国市室の木町 6.山口r15錦見交差点を右斜め前方に進む
 山口r113室ノ木1交差点を過ぎてからも沿線に商業施設の多い2車線道路が続いている。JR岩徳線が近接している辺りからは沿線の建物が少なくなる。岩徳線とともに左にカーブして緩やかな勾配を下った先で山口r15錦見交差点に至るが、R187(とR2)は直進ではなく右斜め前方に進まなければならない。右折ではない点に注意を要する。また、直進のr15は欽明路道路という元有料道路だった道路を含んでおり、山間部を通っているR2のバイパスの機能を持っている。そのためr15に進む車両が多い。

7.おにぎりはR2のみ 8.錦帯橋入口交差点は右方向へ進む 9.岩国市錦見
 錦見交差点からは多少交通量が減ってしまうが、山間部のローカル国道に比べればまだ多いと言える数である。市道との錦帯橋入口交差点を道なりに右へ進む。交差点の名称が示す通り、錦帯橋へは左折して市道を進んだ先にある。

10.岩国トンネル 11.山口r112交差点からは異常気象時通行止区間 12.錦川の左岸を走る
 緩やかな勾配を上っていると岩国トンネルをくぐる。トンネルを出た直後には山口r112との交差点があり、交差点から先1.9kmの間は異常気象時通行規制区間である。錦川に沿った2車線道路が続いており、山が川に迫った場所を通っているとは言え道路状況は悪くない。

13.山口r1交差点 14.山陽道の藤河高架橋 15.山口r59下多田交差点
 錦川沿いに北に向かって走っていると左にカーブしながら山口r1交差点を通過し、少しだけ西に向かった後にさらに左にカーブして山陽道の下をくぐる。その後は多田集落を山裾と川の間を南に向かって走り、山口r59下多田交差点を通過する。

16.「廿日市JCT−廿日市 冬タイヤ装着」 17.上多田交差点 18.山口r1岩国IC入口交差点/山陽道・岩国ICを右折
 一桁国道にしてはやや貧弱な対面2車線道路を走っていると市道との上多田交差点を通過する。市道へ進めば北上した後に山口r1交差点に戻る事もできる。上多田交差点を過ぎてすぐにr1との岩国IC入口交差点となるが、R187(とR2)は右折して周南・玖珂方面に進む。R187のおにぎりと行き先の六日市が表記された標識が支柱に取り付けられているのでルートを見失う可能性は低いだろう。なお、左折は山陽道の岩国ICである。

19.R2との重複は継続 20.山陽新幹線 21.錦川沿いを走る
 岩国IC入口交差点からもR2との重複区間は続いており、おにぎりはR2しか設置されていない。歩道のない対面2車線道路を走っていると山陽道の下を通過する。南に少し行ったところに新岩国駅がある。その後は錦川に沿った2車線道路を走る。

22.田原トンネル 23.田原集落 24.「R2山口県東部地域 ユキ・凍結 冬用タイヤ装着」
 錦川の左岸を走っていると短い田原トンネルをくぐり、田原集落を通り抜ける。右にカーブして錦川に沿った状態になり、守内集落を通過する。電光掲示板には山口県東部に積雪、凍結している事が表記されているが、この日は山口県の南部の市街地(防府市や周南市)にも積雪があった。

25.一桁国道にしては交通量が少ない 26.瓦谷集落 27.R2錦橋交差点を右折
 瓦谷集落を通過して右カーブを曲がった先でR2錦橋交差点に至る。R187は右折して六日市方面に向かう。R2から分岐して単独区間になる交差点であり、立石交差点からの距離は約13.6kmである。なお、三差路のため信号機の切替りタイミングは通常と異なる。

28.「吉賀39km」 29.「R434積雪・凍結 冬用タイヤ必要」 30.ほとんど勾配のない状態
 錦橋交差点を右折すると杭名集落を左にカーブしながら通過する。その後もいくつものカーブを曲がりながら錦川の左岸を上流に向かって走る。対岸には錦川鉄道が敷設されておりそちら側にも集落が存在している。

31.岩国市下 32.唯一のセンターラインなし区間 33.荒瀬集落
 錦川が大きく蛇行している部分は山裾を走っている場所もあるが、概ね川に沿っておりいくつかの集落を通り抜ける。下集落と荒瀬集落の間にはセンターラインのなくなるが、その距離は短く道幅も2.0車線程度あるので乗用車であれば難なく通行できる。

34.川尻隧道 35.山口r130交差点 36.松ヶ原集落
 錦川沿いを走っていると素掘りの川尻隧道を通過する。さすがにコンクリートが吹き付けられているが、開通年は1912年(明治45年)とかなり年季の入ったトンネルである。しかし、内部もセンターライン付きの2車線なので走りにくさは微塵も感じない。
 川尻集落を通り過ぎた後に山口r130交差点を通過する。左折してr130で対岸に移れば錦川鉄道の北河内駅がある。その後も錦川鉄道と錦川を挟むようにして並走する状態が続いている。両岸に集落が存在しているが、どちらかと言うと国道のある左岸の方が集落の数も多く、規模も大きい。

37.路面の雪が増えてくる 38.山口r2交差点 39.「吉賀30km」
 集落が途切れた錦川沿いを走っていると山口r2交差点を通過して生見川を渡る。左側に観音茶屋という大量の自販機が置かれた駐車スペースが異様な雰囲気を放っている。飲料が主だが、スナックやうどんといった変わり種もある模様。

40.樹木の積雪も増えてくる 41.日影には路面にも積雪あり 42.南桑隧道
 山口r2交差点から北は樹木の積雪が多くなり、日が当たらない場所では路面の積雪も見られるようになってくる。積雪さえなければ勾配がほとんどなくカーブが緩やかなので快走できるだろう。家屋数軒の柳瀬集落を通り過ぎて緩やかに左にカーブした先で南桑隧道をくぐる。川尻隧道と同様に素掘り風のトンネルであり、延長も21mと短い。

43.美川中学校と美川小学校の北を通過 44.南桑橋の対岸に南桑駅がある 45.足谷集落
 南桑集落を過ぎると小学校と中学校のある久保集落を通り抜ける。川に沿って右にカーブした後に南桑橋の東詰を通過する。南桑橋を渡った先に南桑駅があるが、駅の周辺に人家はなく南桑橋も人道橋である。断続的に続く集落を通過しながら錦川の左岸を淡々と走る。

46.対岸には錦川鉄道が並走している 47.山口r5交差点 48.徐々に雪の量が増えていく
 錦川の左岸を快走していると山口r5交差点を通過する。r5で対岸に移ると根笠駅に行く事ができる。r5交差点からも錦川に沿った2車線道路が続いており、対岸に錦川鉄道が並走しているという状況も同じである。北上しているせいか、山間部に入っているせいか、標高が上がっているせいか、路面に積もった雪が徐々に多くなっていく。

49.友廻集落 50.山口r69(厳密には市道)との交差点 51.対岸には錦川鉄道と山口r69が並走
 錦川に沿って右にカーブした後に錦川第二発電所の対岸を通る。さらに錦川沿いを走っていると友廻集落を通り抜ける。この集落の前後の錦川鉄道は合ノ本第一トンネルで川から離れた場所を通っている。その合ノ本第一トンネルの北側坑口付近で市道との交差点を通過するが、案内標識には山口r69のヘキサが表記されている。これは合ノ本橋を渡った先にr69があるため、分かりやすいように表記しているのだと思われる。市道との交差点からは対岸には錦川鉄道だけでなくr69も並走している。

52.山口r69交差点 53.山口r69交差点 54.原集落
 河山駅の対岸を通り過ぎて左にカーブした先で山口r69との交差点を通過する。200m強進んだ所でもr69との交差点を通過し、その間はr69が重複しているという事になる。r69との重複区間以降も錦川の左岸を走っており、断続的に集落が続いている。

55.柳瀬駅へは錦柳橋を渡る 56.「津和野47km」 57.R434交差点
 柳瀬駅の対岸を通り過ぎてから少しすると錦川鉄道が西に向かってR187から離れて行く。柳瀬トンネルの先には終着駅の錦町駅がある。緩やかな右カーブを曲がった先でR434との交差点を通過する。ここからはR434が重複しており、錦川ではなく支流の中ノ瀬川沿いとなる。

58.串刺しおにぎりあり 59.道の駅「ピュアラインにしき」 60.R434出市交差点
 R434交差点のすぐ先で左の急カーブを曲がり、その後に山口r131との交差点を通過する。中ノ瀬川に沿って左にカーブした先で道の駅「ピュアラインにしき」を通過する。その直後に十王橋を渡り、西詰でR434出市交差点を通過する。R434が重複している距離は約1.8kmと短い。

国道187号 part2