国道185号
part2

R432竹原市役所南交差点〜R31本通2交差点
竹原市→東広島市→呉市

59.竹原市役所南交差点からも片側2車線 60.右側車線が減少 61.鉄道向けに津波避難区域の標識あり
 R432・広島r246竹原市役所南交差点からも片側2車線道路が続いている。沿線には商業施設が多いが規模の大きなものはない。市道との竹原高校入口交差点を過ぎると右側車線が減少して新本渡橋付近からは対面2車線道路になる。竹原西小学校入口交差点付近からは左側にJR呉線が並走している。

62.交通量は多いが流れは良い 63.広島r208吉名交差点 64.広島r464吉名駅西入口交差点
 JR呉線に沿った2車線道路を淡々と走る。周辺の風景に比して交通量はやや多いが、車の流れは比較的良好である。やや急な右カーブを曲がって呉線から離れた所で広島r208吉名交差点を通過する。r208は停車場線でありその先に吉名駅がある。
 吉名交差点からも緩やかにアップダウンしている2車線道路が続いており、程なくして広島r464吉名駅西入口交差点を通過する。r464は竹原吉名線という路線名だが、未開通区間が多く両地点を往来する道路としての機能は持っていない。

65.「広島66km 呉38km」 66.集落が途切れる事なく続いている 67.木谷隧道
 吉名駅西入口交差点から緩やかな勾配を上っていると市境を通過して東広島市に入る。その直後に広島r464木谷(東)交差点を通過して緩やかな勾配を下って行く。東広島市の中でも端と言える場所ながら沿線には家屋が途切れる事なく続いており寂しげな雰囲気は薄い。郷川を渡り右にカーブした先で木谷隧道をくぐる。

68.湯盛交差点 69.右側にJR呉線が並走 70.狭苦しい2車線道路
 木谷隧道を出て少し走ると市道との湯盛交差点を通過するが、この市道はR185の安芸津バイパスに接続しており、R185現道が大型車離合困難のため安芸津バイパスを走行するように促す標識が付けられている。湯盛交差点の直後にて湯盛高架橋の下を通過し、しばらくは普通の2車線道路が続く。左カーブを曲がって線路から離れる辺りからは2車線ながら車線幅が狭くなる。湯場交差点の警告通り、大型車の離合は困難な道路状況である。

71.安芸津駅南口交差点 72.広島r32榊山交差点 73.広島r353金丸交差点
 安芸津駅南口交差点は狭いうえにカーブしており見通しが悪いので対向車を気にしながらの走行になってしまう。そのすぐ先で安芸津駅(南)交差点を通過するが、駅に向かう道路は県道ではなく市道である。駅と反対側にある安芸津港からは大崎上島との航路が設定されている。三津大橋を渡った先で広島r32榊山交差点を通過する。前述のR185安芸津バイパスの開通済み区間の西端がr32に接続しており、迂回した場合はここに出てくる。なお、湯盛交差点〜榊山交差点の迂回路において計3.7kmのうちバイパスは1.5kmで残りの2.2kmが県道及び市道である。現道は約1.7kmなので迂回路としては落第点と言える。
 榊山交差点からも2車線道路が続いているが、車線幅が広くなるため走りやすくなる。広島r353金丸交差点を通過し、以降も平坦で直線的な2車線道路が続く。交通量は少なくないが、渋滞が発生したり流れが悪くなる程ではない。

74.高野橋 75.広島r206交差点 76.豊田高校以南は海岸線沿いを走る
 蛇道川や高野川の河口付近で大きく左にカーブして進行方角を南に転じた後に広島r206交差点を通過する。r206は風早停車場線という路線名だが、R185と駅と繋いでいると言うより広島r353と駅を繋いでいると言った方が正確である。r206交差点からは海とJR呉線に挟まれた状態を南進し、豊田高校を過ぎると海岸線沿いとなる。

77.左前方に見えるのは大芝大橋 78.直角カーブを曲がる 79.左折すると大芝大橋を経て大芝島に行ける
 海沿いを走っていると前方に吊橋が見えてくる。大芝島との間に架かっている大芝大橋で、立派な吊橋に見えるが乗用車同士の離合が難しい幅しかない。緩やかな勾配を上った後に右の直角カーブを曲がり、勾配を下っていると大芝大橋に至る道路との交差点を通過する。大芝大橋は農道として造られた橋であるため、それに繋がっている道路も農道だと推測される。

80.黒地トンネル 81.海上には牡蠣の養殖場が多い 82.安浦漁港を通過
 農道との交差点を過ぎると緩やかな右カーブを曲がっていると黒地トンネルをくぐって呉市に入る。海沿いの旧道は沿線にホテルもあり現在も通行する事ができる。呉市に入ってからも海岸線に沿った2車線道路が続いている。小さな湾に沿って左にカーブした所で内陸を通ってきたJR呉線との並走が再開する。安浦漁港からは沿線の建物が増え、その中には海産物(主に牡蠣)を販売している店もある。安浦漁港の防波堤は第二次大戦中に造られたコンクリート船が2艘使われている。

83.広島r34の月見陸橋 84.広島r34安浦バイパス東口交差点を左折
 広島r34西三津口交差点の直後にr34の月見陸橋の下を通り、その先のr34安浦バイパス東口交差点を左折する。西三津口交差点に接続しているr34はバイパスで、安浦バイパス東口交差点に接続しているr34は現道である。なお、安浦バイパスはR185のバイパスであり、r34現道はその旧道の一部である。

85.走りやすい2車線道路 86.広島r465晴海大橋南詰交差点 87.晴海大橋南詰交差点からは上り勾配
 安浦バイパス東口交差点からは車線幅の広い2車線道路となっている。バイパスが全線供用されたのは1998年だが、安浦バイパス東口交差点から500mの区間は先行して1988年に開通しており30年近く経過しているため沿線には多くの建物が建っている。右にカーブしている晴海大橋を渡った先で広島r465晴海大橋南詰交差点を通過する。以降はやや急な上り勾配となっており山を切り開いた場所と言うせいもあって沿線に建物はほとんどない。

88.安浦高架橋 89.内陸ながらJR呉線に沿っている 90.カーブが多い
 長い勾配を上っていると安浦高架橋で5%の勾配を下る。高架橋の下にはJR呉線の他に市道も通っており、その市道はR185の旧道である。旧道との合流後も2車線道路が続いているが、歩道は設置されていないかあっても狭い。呉線とともに中切川の流域を走っており、勾配は緩やかだがカーブが多い。呉線がトンネルに入った所で名もなき峠を越えると旧川尻町に入る。

91.旧川尻町に入る 92.「広島46km 呉18km」 93.神田造船所のクレーンが見える
 S字状のカーブを描きながら跨線橋でJR呉線の上を通過し、呉線と少しだけ隣接してから緩やかな勾配を下って行く。海側の低い場所に広島r465が並走しているが、高低差と樹木のため視認する事ができない。

94.広島r465川尻月の浦交差点 95.市営住宅前交差点 96.広島r248野呂山公園入口交差点
 沿線の家屋が増えてきた所で勾配がほとんどなくなり、程なくして広島r465川尻月の浦交差点を通過する。r465はグリーンピアせとうち付近を除いて概ね海沿いを走る県道だが、分断区間があるため通り抜ける事ができない。
 川尻月の浦交差点からは沿線に建物が多く旧川尻町の中心部を走っているであろう事は容易に想像がつく。川尻郵便局や旧町役場と思われる呉市役所川尻市民センターの前を通過し、川尻駅の近くで広島r248野呂山公園入口交差点を通過する。r248はさざなみスカイラインと呼ばており、かつては有料の観光道路であった。

97.右側にはJR呉線と住宅地 98.川尻隧道 99.安芸灘大橋入口交差点
 川尻駅付近からはJR呉線が隣接した状態で並走しており、線路の奥の高台には住宅地が広がっている。住宅が途切れてからは海沿いを走り、右にカーブした先で川尻隧道をくぐる。トンネルを出るとすぐに安芸灘大橋入口交差点を通過する。左折すると安芸灘大橋を渡って複数の離島を巡る事ができる。橋で繋がった島の最も東の岡村島は愛媛県今治市に属する島である。なお、複数の橋のうち安芸灘大橋だけは有料で、入島時に徴収される通行量は片道分で、復路では同額の通行料を徴収される。金額は普通車で720円(片道)である。

100.「広島41km 呉13km」 101.電光掲示板の下におにぎりが設置されている 102.広島r279(旧道?)との仁方第二トンネル東口交差点
 R185呉市街方面から安芸灘大橋への側道が分岐する辺りからは上り勾配となる。ラバーポールが設置された右カーブを曲がってJR呉線の上を通過するが、呉線はトンネル内のため鉄道の上を通過した感じはしない。海から少し離れた少し高い位置を走っていると仁方第二トンネル東口交差点を通過する。案内標識にr279のヘキサが表記されているが、ウォッちずでは県道色に塗られていない。r279の経路変更が実施されたのかもしれない。r279の旧道(?)は仁方第二トンネルの旧道でもある。

103.仁方第二トンネル 104.広島r261仁方第二トンネル西口交差点 105.仁方第一トンネル
 仁方第二トンネル東口交差点を過ぎると右にカーブしながら緩やかな勾配を上った後に仁方第二トンネルをくぐる。トンネルを出るとすぐに広島r261との仁方第二トンネル西口交差点を通過するが、ここでも交差している道路に対してr279のソトバが設置されている。
 仁方第二トンネル西口交差点からは沿線に家屋が密集している中を走っておりトンネルに挟まれているとは思えない程多くの家屋が建っている。ごく緩やかな勾配を上っていると仁方第一トンネルをくぐる。坑口付近の斜面にまで家屋が建っているのが見える。

106.車線が増える 107.4車線道路 108.R375・広島r279広交差点
 仁方第一トンネルを出た直後は対面2車線道路だが、市道との白石西交差点を過ぎると車線が増えて4車線道路になる。沿線には商業施設が多く、また交通量も多くなる。広駅の前を通過してさらに少し走るとR375・広島r279広交差点を通過する。交差しているR375もr279も多車線であり、交通量の多い交差点である。

109.呉市役所広市民センター付近は片側3車線 110.左端車線が減少 111.広大橋
 広交差点を通過してからも片側2車線道路が続いているが、広支所前交差点の手前で車線が増えて片側3車線道路になる。呉市の中心部ではないが交通量は非常に多く、車の流れは余り良くない。左端車線の7-9時の間はバス優先車線となっており、広大橋東詰交差点の手前のバス停になってしまう。片側2車線になってすぐに広大橋を渡る。

112.R375東広島呉道路との先小倉交差点 113.広さは3車線分ある 114.右側車線が減少
 広大橋を渡って緩やかな勾配を下った先にはR375のバイパスである東広島呉道路との先小倉交差点がある。東広島呉道路の南端は阿賀ICだが、厳密に言えば阿賀ICは横路方面の市道とのインターチェンジを指している。なお、東広島呉道路は無料で通行できる高規格道路であり右折して東広島やR2、山陽道に向かう車両が多い。
 先小倉交差点を通過しても片側2車線道路が続いているが、歩道との間にスペースがある事から計画では片側3車線となっているのかもしれない。緩やかな右カーブを曲がった先で広島r66休山トンネル東口交差点を通過する。右折の市道は休山トンネルの旧道である。休山トンネル東口交差点からは勾配を上り、トンネルの手前で右側車線が減少する。交通量の多い道路の車線減少箇所とあって渋滞しやすい場所である。

115.休山トンネル 116.トンネルを出ると車線が増える 117.広島r174休山トンネル西口交差点を左折
 対面2車線道路となってすぐに休山トンネルに入る。北側には新たなトンネルが建造中であり、完成した際はトンネル部分も片側2車線になると思われる。トンネルを出るとすぐに車線が増えて勾配を下った所で広島r174休山トンネル西口交差点となる。R185は左折して広島方面に向かう。右折のr174(のごく一部)は休山トンネルの旧道である。この交差点も交通が集中する事から渋滞しやすく、それがトンネルの西まで続く事もある。

118.本通6交差点 119.左端車線はバス・タクシー専用車線(7-9時) 120.すこやかセンターくれ前交差点以南はアーケード街
 休山トンネル西口交差点からは呉市の市街地と言える場所を走っており、片側3車線と良く整備されている。交通量も非常に多いが、広島呉道路を利用して広島方面に向かう車両が多いのか、かなりの数の車が本通6交差点を右折して行く。交通量が幾分か減っても片側3車線という道路状況に変化はない。すこやかセンターくれ前交差点からは両側の歩道にアーケードが設置されている。

121.和庄中学校入口交差点 122.R31・R487本通2交差点
 車線が多くアーケード街と言うには違和感のある道路を走る。通行したのが店舗の営業時間より前だっため、閑散としている印象だが、昼間であればもう少し賑わっているし交通量も多い。
 休山トンネル西口交差点から約1.2kmで起点のR31R487本通2交差点に至る。約200m南西にR31が屈曲かつR487が分岐する本通1交差点があるため、パッと地図を見るとそちらが起点に見えるかもしれない。しかし本通2交差点にはR31とR185の串刺しおにぎりにそれぞれ補助標識が付けられており、起点もしくは終点である事が分かる。ちなみに本通2交差点は中央分離帯に切れ目がなく交差している市道からの右折や市道への右折は物理的にできない。この点も見た目が起終点らしくないのに寄与している。