国道162号
part2

R477交差点〜R162湯岡橋東詰交差点
京都市→南丹市→
→おおい町→小浜市


45.京北交差点以北も周山バイパスが続く 46.旧道と合流 47.京都r443交差点
 R477京北交差点からも周山バイパスが続いているため改良された2車線道路のため走りやすい。左にカーブしながら緩やかな勾配を下って太田橋を渡った先で旧道との交差点を通過する。弓削川の左岸を走っていると京都r443交差点を通過して出口橋を渡る。

48.平坦な直線道路 49.京都r366交差点 50.京都r78交差点
 出口橋以降は平坦な直線道路を走る。バイパスとして造られた道路のため集落を通り抜けている区間であっても走りやすい道路状況である。京都r366交差点を通過して鳴滝橋を渡り、その先で京都r78交差点を通過する。

51.S字カーブの先に京都r61交差点 52.右カーブ部分に旧道が交差 53.集落の南側を走る
 筒江橋の前後でS字状のカーブを通過するが、橋を渡った左カーブ部分に京都r61が交差している。橋の手前には筒江ロードバークが設置されているが、一見するとバス停にしか見えない。実際バス停でありバスの停車スペースとは別に4台の駐車場が設置されている。r61交差点以降も2車線の快走路が続いており、旧道が交差している右カーブ付近から沿線の家屋が途切れて上り勾配となる。

54.異常気象時通行規制区間に入る 55.弓削ロードパーク 56.弓削川の谷筋を走る
 上川集落の東端で旧道との交差点を通過してヘアピンカーブを曲がると異常気象時通行規制区間の起点を通過する。ここから南丹市美山深見町(深見峠)までの区間は連続雨量150mmを超えると通行止になる。弓削川の谷筋を走っていると弓削ロードパークを通過する。これまでに通過した2ヶ所のロードパークと同じく公衆電話が設置されているが、携帯電話の所持が一般化されている現在では電話はほとんど利用されていないと思われる。

57.早朝であれば交通量は少ない 58.深見トンネル 59.南丹市に入る
 弓削川の沿った緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。カーブは多いものの急なものは少ないため走りやすい。旧道との交差点の直後に深見トンネルに入る。山間部のトンネルだが意外にも片側だけとはいえ歩道が設置されている。2001年まで供用されていた深見隧道は現在は通行できない。深見峠は京都市と南丹市の境かつ中央分水嶺の峠でもある。

60.深見川沿いを下る 61.南丹市美山町深見 62.路側帯が狭くなる
 深見トンネルを出てからは深見川の谷筋を下り、程なくして最初の集落に差し掛かる。集落内も走りやすい道路状況だが、途中で路側帯がほぼなくなってしまう。とは言うもののセンターライン付きの2車線道路なので走りにくいとまでは言えない。

63.異常気象時通行規制区間が終わる 64.平屋大橋 65.道の駅「美山ふれあい広場」
 深見峠を挟む異常気象時通行規制区間の終点を通過すると直線道路を下って平屋大橋を渡る。橋の下を流れているのは日本海に流れる由良川である。平屋大橋を渡ってすぐの場所に道の駅「美山ふれあい広場」がある。長閑な場所にある道の駅だが、降積雪のある冬期を除いて休日は混雑している事が多い。

66.京都r38安掛交差点 67.「住宅地 静かに 速度注意」 68.京都r19上平屋交差点
 道の駅の直後に京都r38との安掛交差点を道なりに左にカーブして通過する。r38は旧京北町中心部で交差したR477とともに百井別れを形成する府道であり、この交差点が終点である。安掛交差点からは上り勾配となってやや狭苦しい印象の2車線道路を走る。京都r19上平屋交差点までが沿線に家屋がある区間である。

69.上平屋交差点以降はヘアピンカーブが連続 70.九鬼ヶ坂 71.ヘアピンカーブにラバーポールあり
 上平屋交差点を過ぎると連続するヘアピンカーブで標高を上げる。センターライン付きの2車線道路なのでカーブを曲がり切れないという事はないが、大型トラックだと反対側車線にはみ出さなければ曲がれないだろう。ヘアピンカーブがひと段落すると九鬼ヶ坂を越えて下り勾配になる。こちら側にもヘアピンカーブが存在しているが、数は少ない。東屋のある駐車スペースがあるが、そこには京都国体のマスコットキャラクターの置物(?)がある。ちなみに京都国体が開催されたのは1988年なので30年以上前の物という事になる。

72.京都r12静原交差点 73.棚野川の流域を快走 74.茅葺屋根の家屋が現存
 勾配が落ち着いた後に右にカーブしながら静原橋を渡って京都r12静原交差点を通過する。航空写真を見るとかつてはカーブではなく直線で橋を渡っており、r12との交差点は直角であり右折する形状だったと思われる。
 静原交差点からは棚野川に沿ったほとんど勾配のない2車線道路を走る。かやぶきの里として有名な集落は別の場所だが、それ以外の集落にも茅葺屋根の家屋が存在しており、そのうちのいつくかはR162沿いにもある。

75.京都r34鶴ヶ岡交差点 76.南丹市美山町盛郷 77.府県境も異常気象時通行規制区間
 やや急な右カーブを曲がると京都r38鶴ヶ岡交差点を通過する。信号機の設置された交差点があるが、鶴ヶ岡交差点はその手前の信号機のない交差点である。r34は綾部美山線という路線名で綾部市と旧美山町とを結ぶ府道ながら分断区間があり、綾部市側にはその姿は確認できない。
 鶴ヶ岡交差点からも棚野川の流域の2車線道路を快走する。山森川が合流している辺りで異常気象時通行規制区間に入る。通行止になる雨量の規制値は深見峠区間と同じ連続雨量150mm超である。

78.盛郷ポケットパークは閉鎖中 79.法面保護(復旧?)工事のため片側交互通行規制 80.府県境に近付いても勾配が緩やか
 異常気象時通行規制区間に入るのに前後して集落が途切れる。盛郷ポケットパークという駐車スペースと東屋のある場所を通過するが、A型バリケードが並べられて閉鎖されていた。ポケットパークの先に閉鎖用ゲートが設置されており、その奥にも家屋があるがおそらく別荘と思われる。集落が途切れてからは棚野川に沿って上り勾配の2車線道路を走る。カーブは多いが急なものはなく快走できる。堀越峠を越える旧道との交差点があるが旧道は未舗装路で崩落や倒木もあるようで車両での通り抜けは不可能である。オフロードバイクであれば通り抜けられるようである。

81.堀越トンネル 82.福井県おおい町に入る 83.福井県側はロックシェッドが多い
 4.5mの制限高を示すバーの先で堀越トンネルに入る。全長は1394mで京都府と福井県の県境を成すトンネルである。トンネルを出てすぐに堀越洞門をくぐる。京都府側の長閑な風景とは異なり深い谷の斜面を通っており、複数のロックシェッドが造られている。

84.内谷トンネル 85.風穴洞門 86.道の駅洞門
 堀越峠への旧道との交差点を通過するが、案内標識が設置されている訳でもなく意識していないと気付かずに通り過ぎてしまうだろう。その直後に大きく左にカーブして内谷トンネルをくぐる。その後風穴洞門をくぐる。入口には「出口急カーブ注意」という警告がなされているが、出口だけでなく内部も急カーブを描いている。風穴洞門を出ると右のヘアピンカーブを曲がってまた別のロックシェッドをくぐる。堀越峠区間の最後のロックシェッドは道の駅洞門という何とも特異な名称である。

87.道の駅「名田庄」 88.福井r771交差点 89.南川沿いを走る
 道の駅洞門を出てすぐに道の駅「名田庄」を通過する。南川に架かる納田終橋を渡って福井r771交差点を通過する。京都府綾部市とを結んでいる県道だが、府県境の前後に分断区間がある。r771交差点以降は南川の左岸を走る。カーブは多いものの勾配はほどんどなく走りやすい道路状況である。

90.福井r16口坂本交差点 91.おおい町名田庄井上 92.旧道らしき町道との交差点が多い
 南川に沿って右カーブを曲がって福井r16口坂本交差点を通過する。約12km先でE27舞鶴若狭道の大飯高浜ICが接続しており、高浜町役場は最寄りのインターチェンジだが、おおい町役場は東隣の小浜西ICの方が近い。口坂本交差点以降も南川に沿ったほぼ平坦な2車線道路が続いている。カーブはあるものの曲線半径が大きいものが多く、交通量が少ない事もあって走りやすい。

93.小倉トンネル 94.福井r224堂本口交差点 95.福井r35交差点
 小倉トンネルをくぐった直後に福井r224堂本口交差点を通過し、名田庄久坂集落を通り抜けると福井r35交差点を通過する。r224は廃村となった染ヶ谷集落を転用した八ヶ峰家族旅行村というキャンプ場までの行止まり県道だが、染ヶ谷集落跡以南は林道が繋がっており五波峠を越えて京都府南丹市に抜ける事ができる。r35は小浜市とを結ぶ路線だが市町境の前後が分断区間となっている。

96.おおい町名田庄三重 97.小浜市に入る 98.福井r223中名田児童館前交差点
 平坦で直線的な2車線道路を走っていると右カーブの先で名田庄大橋を渡って小浜市に入る。南川の左岸から右岸に移っただけで道路状況に変化はなく走りやすい2車線道路が続いている。福井r223との中名田児童館前交差点を通過する。r223もおおい町との境前後に分断区間が存在しているが、端点にふるさと林道が接続しており両市町を往来する事は可能である。

99.狭い谷筋にロックシェッドあり 100.小浜市深谷 101.福井r222中井交差点
 深谷集落を過ぎると狭い谷筋に入るため集落が途切れるが、すぐに次の集落に入る。南川の右岸の山裾を走っていると、左岸を通っている福井r222との中井交差点を通過する。

102.小浜市口田縄 103.前方の橋梁はE27舞鶴若狭道の南川橋 104.堤防の上を快走
 小浜市総合運動公園付近はアップダウンしているが概ね走りやすい道路状況である。交通量は山間部に比べて増えているが流れが悪くなる程ではない。南川の堤防の上を走っているとE27舞鶴若狭道の南川橋の下をくぐる。

105.若狭西部広域農道(若狭西街道)との尾崎交差点 106.R27湯岡橋東詰交差点を左折
 南川の堤防上で若狭西部広域農道(若狭西街道)との尾崎交差点を通過する。R27の内陸側を通っている若狭西部広域農道は全線がセンターライン付きの2車線道路で交通量の多いR27よりも走りやすい。ただし、沿線にコンビニやガソリンスタンドといった商業施設が存在しない。
 その後も南川の堤防の上を走っているとR27湯岡橋東詰交差点に至る。海沿いの二桁幹線国道との交差点であり、案内標識にR162のおにぎりがないため、この交差点が終点と言われても違和感を感じないが、ここは通過点に過ぎない。終点のある敦賀市は右折方向に案内されているが、左折して舞鶴・高浜方面に進む。案内標識にE27舞鶴若狭道が表記されているが、直進なのか右折なのかが分かりにくい。どちらに進んでも小浜ICまで行く事ができるため迷う必要はないかもしれない。

国道162号 part3