国道156号
part5

R360交差点〜R304下梨交差点
白川村→
→南砺市→
→白川村→
→南砺市→
→白川村→
→南砺市→
→白川村→
→南砺市

215.「砺波60km 南砺58km 白川郷IC2km」 216.鳩谷交差点を右折
 R360交差点を通過してすぐに左にカーブして白川橋を渡り、西詰で村道との鳩谷交差点を右折する。左折してすぐを右折すれば白山白川郷ホワイトロードの馬狩ICとなる。白山白川郷ホワイトロードは2015年までは白山スーパー林道と呼ばれており、分断されているR360を繋ぐ機能を持っている。場所が場所だけに毎年11月から翌年6月くらいまで閉鎖され、また閉鎖されていない時期であっても2輪車や歩行者は通行できない。

217.鳩谷交差点以降も対面2車線道路 218.観光客向けの飲食店が多い 219.東海北陸道・白川郷IC
 鳩谷交差点からも2車線道路が続いており、村役場の東側を走る。沿線には山間部にしては飲食店が多いが、白川郷の観光客向けと思われる。鳩谷交差点から約1.4km走ると東海北陸道の白川郷ICを通過する。本線との距離は意外に離れており、流出道路を2km以上走らなければならない。

220.道の駅「白川郷」 221.飯島トンネル 222.内ヶ戸2洞門と新内ヶ戸トンネル
 白川郷ICを過ぎてすぐに道の駅「白川郷」を通過する。白川村の中心部の北端に位置しており、道の駅を過ぎると集落が途切れると同時に飯島トンネルに入る。飯島トンネルの南側坑口付近の上には東海北陸道が通っている。飯島トンネルの北には内ヶ戸1洞門が接続しており、その距離は500m強ある。さらにすぐ先には内ヶ戸2洞門があり、新内ヶ戸トンネルに接続している。

223.椿原橋 224.椿原1洞門と東海北陸道の椿原橋 225.椿原2洞門
 新内ヶ戸トンネルを出るとすぐに椿原橋を渡る。下を流れている川は庄川の支流の馬狩谷だが、椿原ダムに堰き止められたダム湖を形成している場所でもある。椿原1洞門の手前の道路を右折すれば椿原ダムである。椿原1洞門を出た直後に東海北陸道の椿原橋の下を通り、左にカーブした先で椿原2洞門を通過する。椿原2洞門を出ると左にカーブして新椿原発電所の近くを通過する。

226.椿原集落 227.椿原3洞門 228.椿原5洞門
 新椿原発電所を過ぎると勾配を下り小規模な椿原集落を通り抜け、椿原発電所の前を通った後に椿原3洞門に入り、出てすぐに次のと椿原4洞門に入る。そこから少し走ってから椿原5洞門と椿原6洞門をくぐるが、これらは別々だったものが繋げられてひとつのロックシェッドになっている。庄川の対岸の芦原集落を結ぶ道路との交差点付近が新たにシェッド化された場所だと思われる。

229.椿原7洞門 230.「飛騨峡合掌ライン」「この先 川を渡るごとに 県境がかわります」 231.加賀良トンネル
 緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると椿原7洞門をくぐり、S字状のカーブを通過して加賀良トンネルに入る。トンネルの手前には「飛越峡合掌ライン」という標識の下に「この先 川を渡るごとに 県境がかわります」と書かれた物が付けられている。読んで字のごとく、加賀良トンネルから北は県境が入り組んでいる場所である。

232.合掌大橋 233.合掌大橋と越前トンネル 234.飛越橋
 合掌大橋を渡ると富山県南砺市に入るが、主塔の前後の100mに満たない陸地だけが富山県域であり、そのまま橋を走っていると岐阜県に戻ってしまう。合掌大橋を渡り終えた直後に越前トンネルに入る。越前トンネルを出てすぐに飛越橋を渡って富山県に入る。合掌大橋の南詰と越前トンネルの前後に旧道らしき道路との交差点があるが、どの旧道区間も通り抜ける事ができない。

235.南砺市成出 236.成出橋 237.東海北陸道が正面に見える
 富山県南砺市の成出集落の西部を通り抜けると成出橋を渡って岐阜県に入る。小白川郵便局の前を通過して緩やかな左カーブを曲がると小白川集落を通る。小さな集落であり、その集落が面している道路が旧道と思われる。家屋のある区間(と言ってもR156から300m弱)は通行可能だが、それ以北は通行できない。

238.小白川橋 239.南砺市楮 240.宮川原橋
 小白川集落の旧道との交差点を過ぎてすぐに小白川橋を渡って富山県に入る。楮集落を通り抜けると宮川原橋を渡って岐阜県に入る。集落の西には東海北陸道が通っているのが確認できる。

241.「砺波46km 南砺44km」 242.火の川原橋 243.「県境入組み区間 ここまで」
 沿線に家屋がなく田畑のみの状態を少し走ると火の川原橋を渡って富山県に入る。火の川原橋が県境入組み区間の北端の橋で、北詰には「県境入組み区間 ここまで」という標識が立てられている。僅か2.8kmの間に7ヶ所の県境が存在している訳だが、これは蛇行している庄川が県境になっている事に加えて、R156の改良の際に複数の橋が架けられたためである。旧道は庄川の左岸を通っており、県境(境川)は1ヶ所しかなかった。また、東海北陸道も県境を越えているのは飛越大橋の1ヶ所のみである。ちなみに、合掌大橋・飛越橋・成出橋・小白川橋・宮川原橋・火の川原橋に楮橋を加えた7つの橋は飛越七橋と総称されており、高欄はそれぞれ異なった色にされている。なお、合掌大橋は2ヶ所の県境を越えているが、楮橋は県境を越えていない。

244.「相倉合掌集落15km 菅沼合掌集落5km」 245.楮橋 246.赤尾ダムの横を通過
 水田の間を走っていると旧道らしき道路との交差点を通過した後に楮橋を渡る。前述のとおり、県境を越えている橋ではないが飛越七橋のひとつである。その後は庄川の右岸を走っていると赤尾ダムの横を通過する。

247.道の駅「上平」 248.富山r54交差点 249.新屋橋
 赤尾ダムを通り過ぎた直後に道の駅「上平」を通過する。庄川左岸の西赤尾集落を走っていると富山r54交差点を通過する。r54はブナオ峠の北側が実質廃道となっており通り抜ける事ができないようである。r54交差点を過ぎてすぐに右にカーブして新屋橋を渡り、東詰で左カーブを曲がる。庄川右岸の新屋集落は緩やかな上り勾配の直線道路で走り抜ける。

250.田の下3スノーシェッド 251.東海北陸道・五箇山IC 252.田の下2スノーシェッド
 集落が途切れてすぐに田の下3スノーシェッドをくぐる。右側には東海北陸道が隣接した状態で並走しており、本線の上中田高架橋の下で五箇山ICを通過する。東海北陸道の東を並走していると田の下2スノーシェッドをくぐった後に右にカーブして東海北陸道から離れる。

253.田の下1スノーシェッド 254.菅沼3スノーシェッド 255.菅沼合掌集落へは右カーブの交差点を左折
 東海北陸道とは離れるが庄川とは離れず引き続き右岸を走る。田の下1スノーシェッド、菅沼3スノーシェッド、菅沼2スノーシェッドを相次いで通過し、世界遺産の菅沼合掌集落に至る市道との交差点を右にカーブしながら通過する。集落の西には公衆トイレやエレベーターのある展望駐車場が設置されている。

256.菅沼1スノーシェッド 257.細島スノーシェッド 258.上平細島集落
 比較的長い菅沼1スノーシェッドと短い細島スノーシェッドを通り過ぎた後に上平細島集落を通り抜ける。国道沿線に家屋が少しある程度の小さな集落だが、平成の大合併以前の上平村の村役場があった場所である。

259.小原トンネル 260.小原橋 261.豪雪地帯のため、横断地下道がある
 小原ダムに堰き止められた小さなダム湖畔を走っているとダムの南で小原トンネルを通過する。西側坑口にスノーシェッドが接続しているが、シェッド単体での名称は付けられてないようである。小原集落を右にカーブしながら走った後に左にカーブして小原橋を渡る。

262.湯出島橋 263.白山宮集落 264.「こきりこの里」の奥に上梨トンネル
 湯出島橋は左にカーブしており一旦右岸に移った後に左岸に戻る。白山宮集落を走っていると「こきりこの里」と書かれたアーチをくぐり、その先で上梨トンネルに入る。1977年頃に供用されたトンネルで40年ほど経過しているが、延長は1040mと結構長く狭いながらも歩道が設置されている。

265.「この道路は雨と雪により通行止をすることがあります」 266.庄川の左岸を走る 267.R304下梨交差点
 上梨トンネルを出ると引き続き庄川の左岸を走り、程なくして下梨集落に差し掛かり、その中でR304下梨交差点を通過する。この交差点はR304の終点であり、R304を少し走ると世界遺産の相倉合掌集落に行く事ができる。

国道156号 part6