国道152号
part7

R299湖東新井交差点〜R18上屋交差点
茅野市→長和町→上田市

237.湖東新井交差点からは1.5車線 238.総重量8t以上の車は芹ヶ沢西交差点を左折 239.芹ヶ沢交差点を左折
 R299湖東新井交差点を左折するとセンターラインのない1.5車線幅と狭くなる。右にカーブを描きつつ進んでいると芹ヶ西交差点の前後だけセンターラインが復活している。総重量が8t以上の車両は芹ヶ沢西交差点を左折して八ヶ岳エコーラインに入って渋川橋を迂回するようにとの看板が立てられている。
 湖東新井交差点から約1.1kmで芹ヶ沢交差点となり今度も左折する。以前は直進する道路がR299だったのだがバイパス開通により市道に降格している。

240.渋川橋 241.r192をオーバーパス 242.茅野市北山
 芹ヶ沢交差点を左折してすぐに8tまでという重量制限のある渋川橋を渡る。2005年には重量制限は敷かれていなかったのだが、大型トラックが頻繁に通るようになってから敷かれたのだろうか。
 渋川橋を渡った先で左急カーブを曲がりr192をオーバーパスする。芹ヶ沢西交差点で渋川橋を迂回した場合はここでr192から合流する事になる。r192を過ぎてからは右に大きくカーブしてから複数のカーブを通過しながら北山集落を走り抜ける。

243.基本は上りだが下りになる事もある 244.観光地らしい雰囲気が漂い始める 245.最終のチェーン脱着場となっているが
 北山集落を抜けると沿線の建物が減って見通しの良くなり、勾配もカーブも緩やかな快走路となって北上を続ける。沿線には広い駐車場の食事処があるなど観光地っぽい雰囲気を漂わせている。緑の森別荘地の出入口辺りまでは非常に緩やかな勾配だが、「ここが最後です」とされているチェーン脱着場付近からは少しだけ勾配がきつくなる。

246.連続ヘアピンカーブで標高を上げる 247.ヘアピンカーブの先にもチェーン脱着場あり 248.標高は既に1300mを超えている
 最後とされたチェーン脱着場を過ぎてからはヘアピンカーブの連続で標高を上げる。一大観光地を抱えた場所なので道幅が狭くなる事はなく乗用車であればさほど苦もなく走る事ができるが、大型トラックやバスではそうもいかないだろう。ヘアピンを全て通り過ぎるとチェーン脱着場が現れる。ヘアピンカーブ手前の「最後」という意味は“峠まで”ではなく“勾配のきついヘアピンカーブ区間まで”という意味と思われる。連続ヘアピンカーブで標高を上げたので満足したのか以降は再びカーブも勾配も緩やかになる。

249.白樺湖畔を走る 250.ホテルのせいで拡幅できない? 251.長野r40交差点
 緩やかな上り勾配を走っていると右手に白樺湖が見えてくる。今でこそ長野県の有数の観光地として知られる白樺湖周辺だが、元々は農業用の溜池として人工的に造られたものである。湖畔を走っているとホテルなどに囲まれた中でセンターラインがなくなり1.8車線とやや狭くなる。これまで通ってきた青崩(兵越)峠や地蔵峠に比べて整備されていると言えるが、周辺が観光地だけに週末を中心に大型バスの通行が多いだろうから単純な比較で走りやすいとは言えないだろう。

252.大門峠=r40交差点 253.峠直後から旧勾配・急カーブ 254.概ね走りやすい2車線が続く
 1.8車線幅の緩やかな上り勾配を走っていると大門峠に至る。茅野市と長和町との境でもあり、さらには峠の東側は立科町域となっている。道路が整備されているとあって余りに簡単に到達できるので大した事のない峠に思えるが、標高1441mという数値はR152が越える主な5つの峠の中で最も高い。
 ちょうど峠に位置するr40との交差点を通過すると下り勾配との2車線と良くなるが、勾配はきつく急カーブも少なくない。南向き車線には登坂車線が設けられているが距離は短く大型バスが連なっていれば全て追い越すのは厳しいかもしれない。

255.姫木平別荘地辺りからは急カーブは少なくなる 256.「佐久44km 上田36km 丸子22km」 257.集落名の標識にも標高が書かれている
 姫木平別荘地付近からは急カーブは鳴りをひそめて勾配も緩やかなものになる。急と言えるカーブは長野r155の手前のものくらいであり、平日であれば交通量も少なくのんびりと勾配を下る。白樺ハイランド別荘地付近を通過してから程なくして小規模の小茂谷集落を通過する。2車線の走りやすい道路状況を維持したまま通り抜けられる。

258.入大門集落は東側をバイパス 259.窪城集落 260.歩道がなくても快走路と言える
 入大門集落付近からは勾配はさらに緩やかになり快走具合に拍車がかかる。歩道はなく集落の中を走り抜ける事もあるが車両、歩行者・自転車どれもほとんどいないので走りにくいとは感じない。大門川の東側を淡々と北上するという感じである。

261.R142大和橋交差点 262.おにぎりはR142のみ 263.R142長久保交差点
 大門川と依田川の合流地点の近くでR142大和橋交差点となる。格上の国道との交差点だがR152が直進する形となっている。大和橋交差点から1.2kmで長久保交差点となり、直進するとR142から分岐する。

264.重複区間を過ぎればR152のおにぎり復活 265.道の駅「マルメロの里ながと」 266.R254有坂交差点
 長久保交差点からも交通量の少ない2車線快走路が続く。依田川を渡ってからは平坦かつ直線的な道路を北に向かって進む。快走路を走っていると道の駅「マルメロの里ながと」を通過し、その少し先でR254有坂交差点となる。交差点を直進してR254とともに上田・丸子方面に進む。

267.おにぎりはR152のみ 268.長野r62武石沖交差点 269.R254腰越上交差点
 有坂交差点からも平坦かつ直線的な道路状況で非常に走りやすい。武石川を渡って程なくして緩やかな右カーブの途中で長野r62武石沖交差点を通過する。そのすぐ先のこれまた緩やかな右カーブの途中の腰越上交差点でR254が分岐していく。重複距離は約3.1kmである。

270.腰越上交差点以北も快走路 271.右折ではなく右カーブ 272.長野r81下丸子交差点を左折
 R254が分岐してからも2車線快走路が続いている。依田川を渡ってすぐに旧丸子町中心部を通り抜ける旧道と思われる市道との交差点を通過する。その後は両側に歩道が設けられているなどバイパスだと思わせる道路状況となっている。バイパスの北端付近で右急カーブを通過するが、300m手前の案内標識には右折するかのような案内に対して実際は右カーブである点に注意しなければならない。右カーブのすぐ先の長野r81下丸子交差点を左折して上田市街方面に進む。この下丸子交差点がバイパスと旧道との交差点と思われる。

273.沿線の家屋の密度が高くなる 274.長野新幹線 275.大屋橋
 旧道に合流する=バイパスが終了という図式から道路グレードが落ちると思うかもしれないが、下丸子交差点からも2車線道路が続いている。歩道はやや狭く沿線の建物の密度は高く見通しはやや悪いが走りにくいと言える道路状況ではない。それ以上に厄介なのが渋滞である。この日は長野新幹線の高架下の北から長野r186東郷橋入口交差点まで渋滞が発生していた。渋滞を抜けると交通量は多いもののスムースに流れるようになる。大屋橋を渡って千曲川の右岸に移る。

276.長野r448大屋駅前交差点を左折 277.上り勾配の先で右カーブしてしなの鉄道を越える 278.R18大屋交差点
 大屋橋を渡った直後の大屋駅前で長野r448大屋駅前交差点を左折する。交差点からしばらくは平坦だが上り勾配となってその先で右にカーブしてしなの鉄道をオーバーパスする。線路を越えた後に下り勾配になる事はなくそのままR18R141大屋交差点に至る。この大屋交差点がR152の起点である。道路時刻表を読み取ると静岡県浜松市のR1北島交差点から250km超だが、分断区間を含んでおらず実際には迂回が必要となるため実走行距離は300km近くに達する。しかも茅野市以南は崩落等も多く必ずしも通行できるとは限らないというおまけ付きである。