国道140号
part4

雁坂トンネル〜R20向町2交差点
山梨市→甲州市→山梨市→笛吹市→甲府市

128.石楠花橋 129.雁坂トンネル料金所 130.鶏冠山橋
 雁坂トンネルの中間付近で県境を通過して山梨県山梨市に入る。トンネルを出ると石楠花橋を渡ってから料金所を通過する。料金は普通自動車で740円である(2019年11月現在)。料金所を過ぎてすぐに広瀬トンネルをくぐり、トンネルを出ると鶏冠山橋を渡る。

131.「下り7%勾配」 132.西沢大橋 133.道の駅「みとみ」
 鶏冠山橋を渡り終えると大きく右にカーブして5〜7%の急勾配を下り、ヘアピン状にカーブしている西沢大橋を渡る。橋の下には笛吹川が流れているが、西沢大橋はその上を2回通っている。西沢大橋を渡り終えた直後に西沢渓谷に向かう道路との交差点を通過し、左にカーブした先で道の駅「みとみ」を通過する。

134.緩やかな勾配を下る 135.広瀬集落 136.異常気象時通行規制区間に入る
 道の駅を過ぎてからも下り勾配が続いている。埼玉県側とは異なり開けた場所を走っておりカーブも少ないため格段に走りやすい。広瀬ダムによる広瀬湖の西岸を走っていると広瀬集落を通過する。集落を通り過ぎるとゲートを通過して異常気象時通行規制区間に入る。通行止になる規制値は連続雨量80mm超である。

137.広川橋 138.下古川橋 139.川浦第一洞門
 広瀬湖に沿って緩やかな勾配を下って行く。湖に注ぐ川や沢を多く渡っており広川橋を渡ると広瀬ダムの西岸を通ってやや急な左カーブを曲がり、ダムの真西で川浦第二洞門をくぐる。その後も複数の橋を渡りながら緩やかな勾配を下って川浦第一洞門をくぐる。

140.「下り7%勾配」 141.猿に注意 142.峠沢橋
 左にカーブしている下雨沢橋を渡ると勾配が7%とややきつくなるが、道路状況が良いため走りにくさはあまり感じない。笛吹川の左岸の山肌をひたすら下っており、峠沢橋付近からは対岸の芹沢集落が見える。旧道らしき道路との交差点を過ぎると円川橋を渡る。

143.新細入橋と細入橋 144.北向き車線には登坂車線あり 145.旧道(?)との交差点
 円川橋を渡り終えてすぐに上りとなる反対側車線に登坂車線が現れる。南向き車線は新細入橋を通行するが、北向き車線は細入橋を通行する。前者は1車線(と歩道)で後者は2車線である事から登坂車線の整備に合わせて新細入橋が架けられたものと思われる。対面2車線道路に戻った後に旧道との交差点を通過する。旧道には1.5車線幅ながら沿線に多くの家屋が建っている。

146.「!(注意)」 147.拡幅工事中(登坂車線付加工事?) 148.雷跨道橋をくぐる
 反対側の北向き車線の2ヶ所目の登坂車線が終わるとやや急な勾配を下る。その他の危険を示す警戒標識が立てられているが、補助標識は「注意」と書かれており具体的な内容は表記されていない。標識の先に交差点がある事から交差点そのものもしくは右左折する車両に注意しろという意味と思われる。拡幅工事の現場を通り過ぎると3ヶ所目の登坂車線が現れ、市道の雷跨道橋の下をくぐる。拡幅工事は登坂車線の設置工事かもしれない。

149.山梨市役所三富支所の前を通過 150.城山トンネル 151.上門沢トンネル
 沿線に少ないながらも家屋が建っている状態を下っていると山梨市役所の三富支所の前を通過する。新三之橋を渡って城山トンネルをくぐり、笛吹川の右岸をさらに下っていると上門沢トンネルをくぐる。トンネルの手前には歩道橋には歩道に下りるのとは別に上に向かう階段が小学校に直結しているが、既に廃校になっているようである。

152.山梨r209徳和入口交差点 153.旧牧丘町域に入る 154.山梨r213交差点
 上門沢トンネルを出ると新二之橋を渡り、南詰で山梨r209徳和入口交差点を通過する。その後も緩やかな勾配を下っていると旧牧丘町域に入って山梨r213交差点を通過する。ウォッちずにはその手前にも県道が交差しているがr213の旧道と思われる。

155.景色の良い2車線道路を下る 156.農産物(主に果物)の販売所がある 157.道の駅「花かげの郷まきおか」
 笛吹川寄りの南東側の視界が開けており眺望は比較的良い状況である。山梨県と埼玉県を繋ぐ唯一のルートながら交通量は少なく良いペースで走る事ができる。笛吹川から離れた後に道の駅「花かげの郷まきおか」を通過する。

158.室伏トンネル 159.山梨r219交差点と牧丘トンネル 160.山梨r206牧丘トンネル南交差点
 道の駅を過ぎてすぐに室伏トンネルをくぐる。トンネルを出ると山梨r219と案内された道路との交差点を通過するが、r219自体は室伏橋の下を通っており、それと国道とを結ぶ支線との交差点である。r219との交差点の直後に牧丘トンネルをくぐり、出た所で山梨r206牧丘トンネル南交差点を通過する。

161.新鍛冶屋橋と山梨r206交差点 162.山梨r38新隼橋北交差点 163.新隼橋
 下り勾配の新鍛冶屋橋を渡り切った所で山梨r206交差点を通過する。交通量が増えてきた2車線道路を走っていると右にカーブしながら山梨r38新隼橋北交差点を通過して新隼橋を渡る。新鍛冶屋橋から新隼橋の間の約500mの区間は甲州市域を通っている。

164.再び山梨市に入る 165.旧山梨市域に入る 166.岩手橋西詰交差点
 新隼橋からは再び山梨市域を走る事になるが、雁坂トンネルから長く続いた下り勾配が上り勾配となる。市境となっている笛吹川の右岸の斜面を走っていると下り勾配となり、旧牧丘町から旧山梨市に入る。進むにつれて勾配が緩やかになっていくものの交通量が増える。

167.R140西関東道の岩手ランプを左折 168.笛吹川の堤防の内側を走る 169.「雁坂みち」
 西関東道の岩手ランプで左方向の側道へと進む。西関東道もR140のバイパスに指定されているが、自動車専用道路のため歩行者や自転車、125cc以下の2輪車は通行できない。雁坂トンネルや皆野寄居バイパス、皆野秩父バイパスも西関東道の一部を形成している道路である。岩手ランプの直後にやや急な勾配を下った後に笛吹川の右岸を走る。

170.山梨r31バイパスとの交差点 171.山梨r205兄川橋北詰交差点 172.R140支線・山梨r216西関東道入口交差点
 山梨r31・r303八幡橋西詰交差点とr31交差点を相次いで通過する。r31交差点を右折すると約600m先に西関東道の八幡南ランプが接続している(甲府方面とのみ接続)。山梨市の市街地の北で山梨r205兄川橋北詰交差点を通過し、緩やかなアップダウンしている2車線道路を走っているとR140の支線と山梨r216との西関東道入口交差点を通過する。右折のR140と案内されている道路を走ると西関東道の万力ランプに至る。なお、万力ランプより西の区間は2006年に、東の区間は2018年に供用されている。

173.交通量は多い 174.沿線には普通の家屋も多い 175.山梨r314落合交差点
 西関東道入口交差点からも交通量の多い2車線道路が続いている。カーブは少なく勾配も緩やかだが、歩道が狭く両側に家屋が密集しているためやや狭苦しく感じる。山梨r314落合交差点を通過するが、右折して約300m北西に西関東道の上岩下ランプがある。

176.笛吹市に入る 177.笛吹市春日居町熊野堂 178.フルーツラインとの鎮目北交差点
 笛吹市に入ってから程なくしてピーチラインという市道(広域農道?)との春日居小学校北交差点を通過する。このピーチラインは西関東道の下岩下ランプに接続している。西関東道とJR中央本線の間を南西に向かって走っているとフルーツラインという市道(広域農道?)との鎮目北交差点を通過するが、フルーツラインは西関東道の鎮目ランプに接続している。

179.交通量の割に道路状況は貧弱 180.松本交差点以西は道路状況が良くなる 181.甲府市に入る
 西関東道は無料で通行できるが現道の交通量も多い。山梨r307松本交差点を過ぎると道路状況が良くなり、両側の歩道には街路樹もある。盆橋を渡ってJR中央本線の北を西に向かって走っていると市境を通過して甲府市に入る。

182.R140西関東道の桜井ランプ/山梨r6十郎橋西交差点を左折 183.横根跨線橋 184.R411横根跨線橋南交差点
 甲府市の中心部の手前でR140西関東道の桜井ランプ/山梨r6十郎橋西交差点を左折する。右折が西関東道であり、2019年11月の時点で開通している区間の西端である。この交差点からは西関東道と合流したため交通量が増大する。
 十郎橋西交差点を左折してすぐにJR中央本線を越える横根跨線橋を通過し、その勾配を下り切った所でR411横根跨線橋南交差点を通過する。400番台の国道ながら笛吹市の中心部と通っているため交通量は多い。

185.R411城東バイパスとの東部市民センター南交差点 186.沿線には商業施設が多い 187.R20向町2交差点を右折
 横根跨線橋南交差点から200m弱走ると東部市民センター南交差点を通過するが、この交差点から西の甲府市の中心部へ向かう道路はR411の城東バイパスである。このバイパスは約2.6km先までしか開通していないため、国道トレースであれば現道を走るしかない。
 東部市民センター南交差点からも交通量は多く、沿線には商業施設が建ち並んでいる。約600m走るとR20向町2交差点に突き当たる。県庁所在地の二桁国道との交差点だが、まだ終点ではなく右折してR20との重複区間を諏訪・韮崎方面に進む。

国道140号 part5