国道135号
part1

R136中島橋交差点〜R135伊東BP殿山交差点
下田市→河津町→東伊豆町→伊東市

1.R136・R414中島橋交差点 2.新下田橋 3.道の駅「開国下田みなと」
 伊豆半島の南部の静岡県下田市の市役所や伊豆急下田駅に近いR136R414中島橋交差点がR135の起点であり、ここから伊豆半島の東側の海岸を北上して神奈川県小田原市に向かう。中島橋交差点からR135を走り始めてすぐに稲生沢川に架かる新下田橋を渡る。起点の交差点の名称の由来となった中島橋は交差点の南の市道の橋である。
 新下田橋を渡ると右カーブを曲がった後に山裾を左にカーブする。道の駅「開国下田みなと」の北で車線が増えると同時に中央分離帯が現れて片側2車線道路になる。道の駅の向こうには海が広がっている。

4.右側車線が減少 5.静岡r116柿崎交差点 6.柿崎交差点からはアップダウンあり
 片側2車線道路を走っているとまどが浜海遊公園の出入口の交差点を通過する。道の駅の出入口の交差点も感応式の信号機のためタイミングによっては2つの信号機に止められてしまう可能性がある。
 右側車線が減少した直後に静岡r116柿崎交差点を通過する。逆方向の走行であればr116からの左折車線がそのまま左側車線になる構造である。柿崎交差点からはやや急な勾配を上った後に下り勾配となり、市道との交差点を通過してからは再び上り勾配となる。

7.フェニックス広場 8.見晴広場 9.異常気象時通行規制区間に入る
 上り勾配の2車線道路を走っていると左の急カーブを曲がる。海沿いを走っておりフェニックス広場という簡易パーキングを通過する。名称は付けられているものの自販機も公衆トイレもなく、乗用車5,6台分のスペースしかない。フェニックス広場からも海沿いを走っており標高が30m程度なので眺望は良いが、急カーブが連続している。見晴広場付近からは下り勾配となり白浜大浜海水浴場付近を通過する。国道のすぐ傍が砂浜のため強風時は路上に砂が散乱している事も多い。No.9の写真にカーソルを合わせると砂が堆積している日(12月9日)の写真を見られる。なお、下田市白浜からは異常気象時通行規制区間となり、連続雨量200mm超で通行止となる。

10.白浜神社(伊古奈比盗_社)の前を通過 11.海沿いの割にアップダウンが多い 12.落石防止フェンスに錆が目立つ
 異常気象時通行規制に入ったとは言え周囲には家屋があり人里離れた山間部ではない。場所柄、旅館やペンションもあり夏季は多くの行楽客で賑わうであろう事は想像に難くない。白浜神社(伊古奈比盗_社)の前を緩やかにカーブしながら通過して以降は海岸線から少し離れた場所を走っており、アップダウンを繰り返すようになる。白浜中央海水浴場付近は海の近くを走っているが海面とは高低差があるため飛び砂の影響はほとんどない。

13.下田市板戸 14.交通量はさほど多くない 15.尾ヶ崎ウイング
 標高10〜20mの海沿いルートを走っていると板戸集落を通過する。下田市の最後の集落であり、それを通り過ぎると上り勾配を走り、尾ヶ崎ウイングというパーキングを通過する。これまでの簡易パーキングとは異なり自販機と公衆トイレが設置されている。太平洋の眺望の良く、晴れていれば伊豆大島や新島などが見える。

16.シーサイドルート 17.河津町に入る 18.子安隧道
 尾ヶ崎ウイングからは国道上からの眺望も良くなる。左カーブを曲がっていると本根岬の根元を通過して河津町に入る。河津町に入って少し走ると左にカーブして海から離れて子安隧道をくぐる。トンネル内にセンターラインは引かれており2車線道路だが、3.6mの制限高が設定されている。

19.縄地集落 20.縄地隧道 21.小湊第一隧道と小湊第二隧道
 子安隧道からは緩やかな勾配を下りながらカーブの多い2車線道路を走る。右に大きくカーブしてからは上り勾配となり縄地隧道をくぐる。そのまま緩やかな勾配を上っていると小湊第一隧道と小湊第二隧道を相次いでくぐった後に左の急カーブを曲がって海岸線沿い状態に戻る。小湊隧道は2つとも岩盤をくり貫いたものだが、特に制限高は設定されていない。

22.カーブは多いが走りやすい 23.体感型動物県のiZooを通過 24.河津町谷津
 小湊第二隧道からは海岸線沿いを走っておりカーブは多いものの交通量は少なく比較的走りやすい。体感型動物園と銘打っているiZooの前を通過する。その後も海沿いを走り、緩やかな勾配を徐々に下って行く。

25.静岡r14谷津交差点 26.河津桜並木へは左折 27.今井浜温泉を通過
 海面との高低差がなくなった所で静岡r14谷津交差点をやや急なカーブを描きながら通過する。このr14はR414の下田〜河津間の狭路酷道区間を迂回するルートでもある。谷津交差点の直後に浜橋を渡り、程なくして町道との谷交差点を通過する。この町道はr14に残るセンターラインなし区間を通らずに済む、迂回路の迂回路として利用できる。
 谷交差点からは直線道路を走り、短い緩やかな勾配を上った後に河津隧道をくぐる。トンネルを出て勾配を下りながらカーブの多い2車線道路を走っていると今井浜温泉を通過する。

28.見高浜トンネル 29.田尻橋と伊豆急の朝日台トンネル 30.物産店も点在している
 今井浜温泉付近からは内陸側に伊豆急行が並走している。トンネルの多い伊豆急行に対してR135のトンネルは見高浜トンネルひとつのみで、その代わりにアップダウンとカーブが多い。田尻橋を渡ると右の急カーブを曲がり海岸に近付いた所で左の急カーブを曲がる。概ね海に沿った場所を通っているが、必ずしも海岸線に沿っている訳ではない。

31.東伊豆町に入る 32.静岡r114稲取南口交差点 33.静岡r348交差点
 左の急カーブを曲がった先で町境を通過して東伊豆町に入るが、道路状況や周辺の風景に特に変化は見られない。伊豆急行の稲取トンネルの南側の坑口近くの上を通過して少し走ると静岡r114稲取南口交差点を左にカーブしながら通過する。さらに大きく左にカーブした後に伊豆急行の稲取トンネルの北側の坑口近くの上を通過する。直後に静岡r348との交差点を通過するが、ウォッちずでは県道色に塗られていない。なお、r348交差点付近から異常気象時通行規制区間に入っている。通行止になる雨量は下田市板戸〜河津町谷津と同じ200mm超である。

34.高層の建物はリゾートマンションだろうか 35.稲取高校の前(下?)を通過 36.海を見ながら快走する
 静岡r348交差点のすぐ先で右の急カーブを曲がり伊豆稲取駅の北を通過する。アップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を走る。海岸線からは200m程度とやや離れているが、標高は80m程あるため海が見える場所も少なくない。

37.友路橋と友路トンネル 38.右側には伊豆急行が並走 39.静岡r113交差点
 アップダウンとカーブが多い2車線道路を淡々と走る。東伊豆町稲取から同町白田にかけての区間も200mm超の連続雨量で通行止になる異常気象時通行規制区間である。トモロ岬の根元で友路トンネルを通過するが、そのすぐ近くに伊豆急行の黒根トンネルがあり、伊豆急行とともに海岸線に沿って北上する。伊豆急行は海寄りの低い場所を通っているため国道からは見えない。
 やや急な勾配を下って海面との高低差がなくなると白田集落に入り、少し内陸を走る。右にカーブした後に白田橋を渡り、静岡r113との交差点を通過する。r113交差点を通過すると右にカーブしながら緩やかな勾配を上り、r113の上を跨道橋で通過し、次いで伊豆急行の熱川トンネルの上を通過する。

40.静岡r113交差点 41.伊豆熱川駅付近は高層マンションが多い 42.急カーブにはラバーポールあり
 伊豆急行の熱川トンネルの上を通過して熱川大橋を渡り、その直後を右にカーブしながら静岡r113交差点を通過する。r113とは2ヶ所目の交差点だが、ほぼ海岸線沿いを通っている県道である。伊豆熱川駅周辺には高層のマンションが複数建っているが、道路状況としてはアップダウンと急カーブが多いためお世辞にも快走路とは言い難い。緩やかな勾配を上っていると左にカーブして熱川隧道をくぐる。

43.北川隧道 44.伊豆急行と並走の後アンダーパス 45.「高波注意!」
 標高70m程度の場所を走っていると北川隧道をくぐり、緩やかに下りながら伊豆北川駅の西側を走る。伊豆急行よりも低くなった先で右にカーブして橋梁の下をくぐり、以降は伊豆急行と海の間を走る。と言っても伊豆急行は大川トンネルの中のため線路は全く見えない。北川温泉を過ぎるとやや急な勾配を下って海面との高低差が小さくなる。海のすぐ近くを通っているため高波に注意を促す警告看板が立てられている。

46.東伊豆町大川 47.赤崎橋 48.シーサイドルートを快走
 伊豆大川駅の東側を通過すると集落が途切れて山と海に挟まれた狭い場所を走る。ガードレールではなくガードロープが設置されているため海側の視界が良いように思える。道路沿いに家屋は存在しないが山の斜面には別荘地らしきものが存在している。

49.伊東市に入る 50.中の崎隧道 51.伊東市赤沢
 海岸線沿いを走っていると市町境を通過して伊東市に入る。右急カーブを曲がった後の左カーブの先で中の崎隧道をくぐる。その後も海岸線に沿っているが、下入谷集落に入ってからは少し内陸に入ってしまう。周辺には多くの家屋が建っているが、おそらく別荘地を思われる。

52.浮山温泉郷を通過 53.伊東市に入ってからも沿線に物産店あり 54.静岡r112中大見口交差点
 緩やかにアップダウンしている直線道路を走っていると伊豆急行をオーバーパスした後に右カーブを曲がる。沿線の建物が徐々に増えてきた所で静岡r112中大見口交差点を通過する。

55.市道の跨道橋をアンダーパス 56.静岡r109城ヶ崎入口交差点 57.「小田原59km 熱海34km」
 中大見口交差点を通過してから少し走ると市道の跨道橋の下をくぐる。この市道との連絡道路は跨道橋の前後にあり、どちらにも中央分離帯が設置されているため右折する事はできない。さらに北上すると静岡r109城ヶ崎入口交差点を通過する。R135は内陸を通っており、代わりに海沿いを通っているのがこのr109である。

58.これまでに比べて緩やかなカーブが多い 59.静岡r111グランパル入口交差点 60.物産店が建ち並ぶ
 伊東市に入ってからは県道との交差点を通り過ぎる毎に交通量が増えていく印象である。伊豆ぐらんぱる公園の西を走っていると静岡r111グランパル入口交差点を通過する。左折してr111を約9.2km進んだ所で有料の伊豆スカイラインの南端である天城高原料金所に至る。伊豆スカイラインがR135のバイパスとしての機能を持っているためか、R135の下田方面からは常時左折可となっている。

61.梅ノ木平交差点 62.伊東市吉田 63.R135伊東バイパスとの殿山交差点を左折
 ごく緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると市道との梅ノ木平交差点を右にカーブしながら通過する。その後はカーブが多くなるものの概ね走りやすい道路状況と言える。沿線の家屋が増え、さらに商業施設が多くなった所でR135伊東バイパスとの殿山交差点に至る。直進も左折もR135と案内されているが、前者がバイパスで後者が現道である。ただ通り抜けるだけであればバイパスを走った方が良いのだが、ここは敢えて左折して現道へと進む。

国道135号 part2