国道127号
part2

鋸山登山自動車道交差点〜R16桜井交差点
鋸南町→富津市→君津市→木更津市

50.明鐘隧道 51.富津岬や観音崎も見える 52.金谷港に向かって下る
 鋸山登山自動車道との交差点の直後にロックシェッドに入るが、このロックシェッドは明鐘隧道と繋がっており、トンネル部で市町境を越えて富津市に入る。海岸線に沿っているが標高は10m程と少し高いため眺望が良く、富津岬や東京湾の向こう側の観音崎も見る事ができる。ロックシェッドをくぐるると緩やかに下る。

53.鋸山ロープウエイはここを右折 54.フェリー南入口交差点 55.千葉r237富津金谷IC入口交差点
 金谷港に近付くと勾配がなくなって平坦になり沿線の家屋が増える。鋸山ロープウエイの山麓駅の出入口との交差点を通過してから金谷漁港の東を通る。金谷橋を渡って左いカーブしながら浜金谷駅入口交差点を通過するが、駅までの道路は停車場線ではなく市道である。
 観光関連の施設が多い中を走っているとフェリー南入口交差点を通過し、鋸山美術館の前を通った後にフェリー北入口交差点を通過する。このフェリーは東京湾フェリーを指しており、神奈川県横須賀市の久里浜港とを結んでいる。R16の海上区間に相当するが、国道の端点とフェリー港は異なる場所のため金谷港以北もR127の単独区間が続く。
 フェリー北入口交差点の直後に千葉r237との交差点を通過するが、このr237が停車場線であり国道と浜金谷駅を繋いでいる。金谷港から離れると大日隧道をくぐり、浜金谷橋をくぐった先でr237富津金谷IC入口交差点を通過する。浜金谷橋でR127とJR内房線の上を通った後にE14富津館山道の富津金谷ICに接続している。おそらく元々はR127〜浜金谷駅間のみだっが、富津金谷ICの供用に合わせて延伸して指定されたものと思われる。

56.島戸倉トンネル 57.丑山トンネル 58.東京湾とJR内房線の間を快走
 富津金谷IC入口交差点を過ぎてすぐに島戸倉トンネルをくぐる。海寄りには旧道と島戸倉隧道があるが、旧トンネルは山寄りの半分程が私有地となっており、南側の坑口が半分塞がれているなど異様な光景となっている。
 海寄りの集落に対して一段高い位置を走っていると丑山トンネルをくぐる。島戸倉トンネル、丑山トンネルともに拡幅済みである。丑山トンネルからも標高10m程度の少し高い位置をを走っており、海側には別荘と思われる建物もいくつか見られる。

59.洞口隧道 60.打越トンネル 61.竹岡駅入口交差点
 洞口隧道と打越トンネルを相次いで通過するが、前者は拡幅されておらず内部での大型車の離合は不可能である。竹岡駅入口交差点を通過するが、駅までの約150m道路は停車場線ではなく市道である。

62.城山の内陸側を走る 63.千葉r91竹岡IC入口交差点 64.JR内房線と並走
 竹岡駅入口交差点からは緩やかな上り勾配を走り、下り勾配となった後に城山隧道をくぐる。海寄りに歩道のトンネルが設置されているが、車道の城山隧道は狭いままで大型車同士の離合には対応していない。城山隧道からはJR内房線に沿っており、千歳橋を渡った先で千葉r91竹岡IC入口交差点を通過する。r91に接続している富津竹岡ICを境に北は館山道で南は富津館山道と厳密に言えば異なる名称である。

65.湊橋 66.千葉r93湊交差点 67富津市湊
 JR内房線の上を通るが、その前後にやや急なカーブがある。湊川に架かる湊橋を渡ると千葉r93湊交差点を通過する。右折の鴨川方面はR465であったが、内房バイパスに一本化されて県道に降格している。湊交差点からは緩やかな勾配を上る。沿線には多くの家屋が建っており若干の走りにくさを感じる。

68.千葉r256長浜交差点 69.標識は大きいがそこまで急なカーブではない 70.R465浅間山運動公園交差点
 沿線の家屋が少なくなってから右カーブを曲がって千葉r256長浜交差点を通過する。より海に近い場所はr256が通っており、R127は少し内陸に向かう。緩やかな上り勾配の2車線道路を走っているとR465浅間山運動公園交差点を通過する。ここから北はR465が重複している。

71.E14館山道と並走 72.左側には拡幅用地(?) 73.ガードレールで仕切られた片側1車線道路
 浅間山運動公園交差点からはE14館山道のすぐ傍を並走しており、緩やかな勾配を上る。館山道の反対の西側に拡幅用と思われる空き地がある。館山道に架けられた跨道橋の西詰の交差点から下り勾配になり、同時にセンターラインに代わってガードレールの中央分離帯が設置された片側1車線道路になる。

74.E14館山道・富津中央IC 75.浅間山運動公園交差点以北は走りやすい道路状況 76.R465・千葉r163佐貫交差点
 下り勾配の途中でE14館山道の富津中央ICを通過する。富津“中央”という名称ではあるが、富津市の中心部からは10km程度離れている。富津中央ICを過ぎると通常の対面2赦円道路に戻る。沿線の家屋が少し増えた所でR465・千葉r163佐貫交差点を通過する。R465は富津岬方面に進むが、その終点はR16の富津市側端点のすぐ近くである。

77.市道からも富津岬に行く事ができる 78.長い勾配を上る 79.君津市小山野
 佐貫交差点からも走りやすい2車線道路が続いている。交通量は増えているものの信号機付きの交差点が少ないせいもあって流れは良い。緩やかだが長い勾配を上っていると小山野トンネルをくぐって君津市に入る。君津市に入ってからも勾配が下りになるだけで走りやすい2車線道路が続いている。

80.車線が増える 81.千葉r298郡交差点 82.「千葉44km 木更津9km」
 勾配がほとんどなくなって平坦になる所で車線が増え、中央分離帯が現れて片側2車線道路になる。緩やかな右カーブを曲がって千葉r298郡交差点を通過する。君津市の中心部の東を通っており沿線には商業施設が多く交通量も一気に増える。

83.千葉r92内みのわ交差点 84.八重原交差点 85.木更津市に入る
 小糸川に架かる松川橋を渡って左カーブを曲がると千葉r158・r164外箕輪交差点と千葉r92内みのわ交差点を通過する。なぜか外箕輪は漢字を使用しているのに対して内みのはは平仮名である。上り勾配になると沿線の建物が少なくなり、住宅地からも離れる。峠部分で市境を越えて木更津市に入る。

86.E14館山道(支線)・木更津南IC 87.旧道との交差点 88.君津中央病院入口交差点
 市境からの緩やかな勾配を下っているとE14館山道の木更津南ICを通過する。ここで接続している館山道は木更津南JCTと君津市と木更津市の境付近の臨海の工業地を結ぶ支線である。
 木更津南ICを過ぎてほぼ平坦になると市道との交差点を通過する。左折してJR内房線のガードをくぐる道路はR127の旧道である。若干狭苦しい2車線区間があるものの木更津市街の南部に行けるため交通量は少なくない。線路沿いを北上すると君津中央病院入口交差点を通過する。

89.本線と側道に別れる 90.R16・千葉r269桜井交差点 91.R127終点のおにぎり
 緩やかな右カーブを曲がってJR内房線から少し離れると側道と本線の跨道橋に別れるが、桜井交差点は跨道橋の下にあるため側道に進む。側道を400m弱進むと終点のR16・千葉r269桜井交差点に至る。跨道橋はR127君津方面からR16千葉方面の北向き車線のみで、南向き車線は平面で交差している。