国道123号
part2

R294天矢場交差点〜R118袴塚3交差点
市貝町→茂木町→
→常陸大宮市→城里町→水戸市

44.R123及びR294旧道との交差点 45.真岡鐡道と栃木r206道の駅もてぎ交差点 46.道の駅「もてぎ」
 R294・栃木r69天矢場交差点からは真岡鐡道の北を並走しており、天矢場駅の北東で市境を越えて再び茂木町に入る。中央分離帯が現れて片側1車線道路になった直後に市道との交差点を通過するが、この市道はR123・R294重複区間の旧道である。旧道との交差点を過ぎて右カーブを曲がると真岡鉄道の跨道橋をくぐって栃木r206道の駅もてぎ交差点を通過する。交差点の名称からも分かる通り、交差点の北東に道の駅「もてぎ」が立地している。

47.新十石橋 48.栃木r109弾正町ランプ 49.栃木r51神井大橋交差点
 道の駅からは緩やかな勾配を上って新十石橋を渡ると中央分離帯がなくなって通常の対面2車線道路に戻る。逆川の右岸を走っていると栃木r109弾正町ランプを通過する。r109は停車場線であり、延長が47mと非常に短い県道であったが、R123が茂木パイパスに一本化されて旧道が降格した際に延伸されて10倍以上の600m程度に延びている。
 はが野グリーンコリドールという広域農道との交差点を通過した後に栃木r51神井大橋交差点を通過する。神井大橋交差点のr51からの左折車線はR123益子方面への本線に合流せずにそのままはが野グリーンコリドールの左折車線となる。

50.「水戸43km 常陸大宮25km」 51.栃木r27交差点 52.茂木町増井
 神井大橋交差点を過ぎると一旦上り勾配となった後に下って増井大橋を渡った先で栃木r27交差点を通過する。案内標識にヘキサが表記されていないが、茂木市街方面の道路がr27であり、R123の旧道に当たる。道の駅「もてぎ」の西で交差していた旧道とは異なりR294は重複していない。
 r27交差点を過ぎてからはバイパスではなくなるためか、沿線の建物が増える。歩道が狭くなるもののセンターライン付きの2車線道路は続いており、走りにくさはさほど感じない。

53.栃木r291林入口交差点 54.栃木r27塩田交差点 55.茂木町馬門
 左カーブを曲がって栃木r291林入口交差点を通過し、塩田橋を渡って緩やかな上り勾配が始まって栃木r27塩田交差点を通過する。r291はモビリティリゾートもてぎの南を通っているが、構内道路とは接続しておらず出入りできない。南側の構内道路と接続しているのは栃木r51であり、神井大橋交差点からはが野グリーンコリドールにかけての左折車線はモビリティリゾートから帰宅する車両のために整備されたものと推測される。

56.交通量は少ない 57.馬門の滝の傍を通る 58.モビリティリゾートもてぎの北側の出入口
 緩やかなアップダウンと緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を走っていると逆川沿いとなって沿線の家屋が途切れる。谷筋を走っていると馬門の滝の傍を通る。国道に隣接している場所に滝があるが低い位置にあるため視認し難い。東屋の置かれた展望所があるが、駐車場は3台程度と少ない。さらに進むとモビリティリゾートもてぎの北側の出入口との交差点を通過する。

59.「水戸37km 常陸大宮20km」 60.栃木r212交差点 61.旧道との交差点
 小さな集落を繋ぎながら対面2車線道路を走っていると右カーブを曲がって栃木r212交差点を通過する。案内標識が設置されているもののヘキサは表記されておらず、また信号機どころかセンターラインの切れ目すらないため県道との交差点には見え難い。r212交差点から少し走ると旧道との交差点を通過する。地名は表記されていないものの案内標識が設置されているが、那珂川に架かる橋が撤去されているためただの行き止まりになっている。

62.新那珂川橋 63.栃木r338新那珂川橋東交差点 64.八反田橋
 新那珂川橋を渡った先で栃木r338新那珂川橋東交差点を右にカーブしながら通過して八反田橋を渡る。交差点の西に山内パーキングがあるが、国道からは出入りできずr338に入る必要がある。大型車両用の駐車桝も2台分あるが、駐車場自体が狭いため後進で進入しなければならない。

65.茨城県常陸大宮市に入る 66.宮前集落 67.川沿いの割にアップダウンが多い
 新那珂川橋東交差点から続く右カーブが終わる手前で茨城県常陸大宮市に入る。県境は那珂川でもなく八反田川でもなく県境標識が設置されている地点である。茨城県に入ってからは那珂川の左岸を走る。概ね川に近い場所を通っているがその割にアップダウンが多い。

68.旧道との交差点が多い 69.茨城r164長倉宿入口交差点 70.常陸大宮市金井
 現在の国道の傍を並走しているカーブの多い狭路が旧道と思われ、複数箇所で交差している。茨城r164長倉宿入口交差点を通過して町田橋を渡って四季彩館という温泉施設の出入口に当たる交差点を通過する。沿線には途切れる事なく家屋が続いているものの交通量は少なく走りやすい。

71.茨城r39金井交差点 72.茨城r39交差点 73.堤防建築工事中
 日野自動車のテストコースの南を通り過ぎた後に茨城r39金井交差点を通過し、300m強先でr39が小舟方面に分岐する。金井交差点からr39を南に進むと御前山橋を渡って那珂川の右岸で栃木/茨城r212と交差・重複している。

74.野口バイパスとの交差点を右折 75.歩道のない対面2車線道路 76.シケイン状の連続急カーブあり
 旧御前山村の中心部の手前で野口バイパスと現道との交差点がある。直進がバイパスでおにぎりはそちらにしか表記されていないが、国道に指定されているのは約300m東まででそれ以東も道路があるものの国道ではなく市道である。よって国道トレースは右折して現道へ進むしかない。
 現道へと進むと左、右とやや急なカーブを曲がって旧御前山村の中心部に入る。家屋が建ち並ぶ間を走っていると右、左とシケイン状の連続急カーブを曲がる。右カーブには市道が接続しているが、道なりに走るだけのためルートミスする可能性は低い。

77.茨城r12・r21野口交差点を右折 78.那珂川大橋 79.茨城r212交差点
 バイパスと分岐してから約1.5km走ると茨城r12・r21野口交差点に至り、右折して水戸方面に進む。野口バイパスに接続する市道が交差しているのはr12を北に約700m程進んだ所である。
 野口交差点を過ぎてすぐに那珂川大橋を渡って城里町に入り、茨城r212交差点を通過する。栃木県茂木町を出る直前でも交差していたr212は那珂川の右岸を通ってここまで繋がっているが、狭路区間があるためR123の方が走りやすい。

80.道の駅「かつら」 81.交通量の少ない快走路 82.城里町下阿野沢
 茨城r212交差点を過ぎて左カーブを曲がりながら道の駅「かつら」の前を通る。野口バイパス(の延伸部?)に接続するバイパスが道の駅の敷地を含んでいるため移転が計画されているが、東に隣接した場所でありほとんど同じ場所と言える。
 道の駅を過ぎてからも対面2車線道路が続いている。かつては茨城交通茨城線が並走していたが、段階的に廃止されて1971年に全線廃止に至っている。50年以上も前の鉄道とあってその痕跡はほとんど残っていない。

83.茨城r112大桂大橋入口交差点 84.城里町粟 85.交通量は少ない
 茨城r112大桂大橋入口交差点を通過する。交差している道路はビーフラインという広域農道であるが、右折方向は供用後しばらくしてから茨城r212に指定されている。2025年2月現在はr212もビーフラインも一部区間が供用されていない。
 大桂大橋入口交差点から約800mでr212現道との阿波山十字路交差点を通過する。さらに南下すると茨城交通茨城線が交差していた地点を通るが、踏切どころか線路があった痕跡すら確認できない。なお、交差地点が廃止になったのは全線が廃止された1971年よりも5年前の1966年とさらに年月が経過している。

86.R123現道との交差点を左折 87.市道が交差している右の急カーブを曲がる 88.片側1車線道路
 城里町の中心部の手前でR123現道との交差点を左折して桂常北バイパスへと進む。前回走行時(2013年10月27日)はバイパスは全線開通しておらず現道を走行したが、全線開通後の現道のうち、茨城r61との笠間街道入口交差点以南の区間が町道に降格している。よって国道トレースに現道は利用できない。
 バイパスへと進んですぐに市道が交差している右の急カーブを曲がる。バイパスが開通する以前は市道方向への直線道路であった。市道との交差点からは中央分離帯が設置されているが、車線は増えず片側1車線道路になる。

89.R123支線との交差点 90.城里高架橋 91.石塚二本松交差点
 桂北常バイパスに入ってから約1.0kmでR123支線との交差点を通過する。左折の常陸太田・那珂と案内されている道路にR123のおにぎりが表記されているが、茨城r61や現道を繋ぐ支線のような道路であり、国道トレースは直進が正解である。
 支線との交差点を過ぎると上り勾配が始まり、城里高架橋でr61の上を通る。勾配が終わる地点で町道との石塚二本松交差点を通過する。右折して笠間・城里市街方面に進むと前述の笠間街道入口交差点があり、旧道のうちの国道のままの区間と町道に降格した区間の境目となっている。

92.計画では片側2車線道路と思われる 93.旧道との石塚一本松交差点を左方向へ進む
 石塚二本松交差点からは平坦な片側1車線道路を走る。中央分離帯に当たる部分がやたら広い事から片側2車線で計画されているものと思われる。城里町の中心部の南東で町道との石塚一本松交差点を左方向に進む。右折の町道が旧道である。

94.城里町那珂西 95.茨城r356(?)交差点 96.西田川流域まで下る
 石塚一本松交差点からはバイパス区間が終わるため路側帯と歩道が狭くなる。交通量も増えているが都市部ではないため渋滞が発生する程ではない。水戸ニュータウンの出入口に当たる信号機のない交差点を通過するが、現地の案内標識等には明示されていないもののウォっちずやスーパーマップルでは県道(茨城r356)として表記している。r356(?)交差点を過ぎて少し走ると小刻みなカーブを曲がりながら勾配を下る。

97.茨城r356バイパス(?)との交差点 98.藤井新橋 99.藤井川沿いを走る
 下り勾配が終わって平坦になった直後に茨城r356(バイパス?)との交差点を通過する。この交差点からも水戸ニュータウンに行く事ができ、逆の東に進むと那珂西大橋を経て那珂市に行く事もできる。
 r356バイパスとの交差点を過ぎてすぐに西田川に架かる西田橋を渡って水戸市に入る。藤井新橋を渡ってからは藤井川沿いを走る。堤防の内側を走っているため川そのものを視認できないが、流路の幅が非常に狭い河川である。

100.城東方面の市道との交差点 101.E6常磐道・水戸北SIC/茨城r51成沢入口交差点 102.茨城r63国田大橋西交差点
 藤井川が本流の那珂川に合流している近くで城東方面に至る市道との交差点を通過する。城東という地名は水戸城の東に由来していると思われ、すなわちこの市道を走っても水戸市街地に行く事が可能である。そのためか左折する車両が多く、短いながらも左折専用車線が設置されている。
 市道との交差点を過ぎてすぐにE6常磐道の下り線側の水戸北SICを通過する。SICの反対側には茨城r51が接続しており、成沢入口交差点という名称が与えられている。E6常磐道の飯富第二橋をくぐった先で茨城r68国田大橋西交差点を通過する。r63を100m弱進んだ所にも水戸北SICが接続しており、こちらは上り線側である。

103.茨城r113交差点 104.4車線道路 105.R118・R400袴塚3交差点
 国田大橋西交差点を過ぎると上り勾配が始まって田野川橋を渡る。さらに上って平坦になると同時に水戸市の市街地に差し掛かって周辺の家屋が一気に増える。片側2車線の茨城r113との交差点を通過し、そのすぐ先にもウォっちずで県道扱いされている道路との交差点を通過する。後者は旧道と思われ、1.0車線幅の狭路があるため住民か沿線に用事でもなければ走行しないような道路である。
 左カーブを曲がってから少し走ると車線が増えて対面4車線道路になる。住宅と商業施設が混在している中を走っているとR118R400袴塚3交差点に至る。水戸市の中心部からは4km以上も手前だが、この交差点がR123の終点である。R400はR118の那珂・水戸市街の両方面に重複しており、上位国道から分岐するのは栃木県大田原市であり茨城県内に単独区間が存在しない。