国道123号
part1

R4平松町交差点〜R294天矢場交差点
宇都宮市→芳賀町→市貝町→益子町→茂木町→市貝町

1.R4・栃木r1平松町交差点 2.栃木r1重複区間 3.片側2車線道路
 栃木県の県庁所在地である宇都宮市の市街地に東に位置するR4・栃木r1平松町交差点がR123の起点であり、ここから東に隣接する茨城県の県庁所在地の水戸市に向かう。中心部からやや離れているものの一桁幹線国道と交差しているとあって早朝でも交通量が多い。
 平松町交差点からR123に入った直後にR123のおにぎりとr1のヘキサの串刺し標識が確認できる。栃木県は串刺しおにぎりだけでなくおにぎりとヘキサの串刺し標識の設置率が高い県である。前回走行時(2013年10月27日)は交差点の直後の東向き車線が1車線だけだったが、拡幅されたようで両方向とも2車線になっていた。しばらく中央分離帯のない4車線道路が続くが、産業道路入口交差点を過ぎると中央分離帯付きの片側2車線道路になる。

4.R4新4号バイパスとの石井交差点 5.「水戸71km 茂木29km 益子22km」 6.栃木r158交差点
 平松町交差点から約2.8km走るとR4との石井交差点を通過する。平松町交差点で交差していたR4は現道で、石井交差点で交差しているR4は新4号バイパスと呼ばれるバイパスである。埼玉県越谷市〜栃木県宇都宮市間の約80kmに渡って現道とバイパスが並走しており、どちらも幹線国道として機能しており交通量が多い。
 石井交差点の直後に左前方に分岐する市道は旧道であり、引き続き片側2車線道路を走る。栃木r158交差点、r158新鬼怒橋西交差点を相次いで通過する。両交差点間はr158だけでなく栃木r1も重複している。

7.新鬼怒橋 8.旧道合流後の東向き車線は3車線 9.R408鐺山交差点
 鬼怒川に架かる新鬼怒橋を渡るが西詰には栃木r289が交差しているが、これは二宮宇都宮自転車道線である。交差点には信号機も横断歩道も設置されておらず、R123の交通量が多いため横断するのは困難だが、西に設置されたカルバートをくぐれば往来可能である。
 新鬼怒橋を渡り終えて緩やかな右カーブの先で旧道が合流すると東向きのみ3車線になる。旧道がそのまま本線になる形だが、合流手前で一旦停止しなければならない。3車線道路を少し走るとR408鐺山交差点を通過する。

10.左端車線が減少 11.宇都宮市鐺山 12.R408真岡宇都宮バイパスとの清原工業団地南交差点
 鐺山交差点の次の市道との交差点を過ぎると左端車線がなくなって片側2車線道路に戻る。左カーブを曲がった後にR408との清原工業団地南交差点を通過する。ここで交差しているR408は真岡宇都宮バイパスである。2025年2月時点のウオッちずでは北に向かうさくら方面は国道として表記していないが、案内標識にはおにぎりが表記されている。現在工事中のバイパスの北端部が開通すると工業団地内の区間も国道に指定されるのかもしれない。

13.栃木r154清原東小前交差点 14.雰囲気が長閑になる 15.芳賀町に入る
 清原工業団地南交差点を過ぎても片側2車線道路が続くが、約700m東の栃木r154清原東小前交差点を過ぎた直後に左側車線が減少して対面2車線道路になる。まだ宇都宮市から出ていないが風景が都市部から地方部のそれに変わり、交通量も少なくなっている。対面2車線道路をしばらく走っていると芳賀町に入る。

16.芳賀町西水沼 17.旧道との交差点 18.栃木r156交差点
 芳賀町に入ると大きく左にカーブした後に右にカーブして栃木r156交差点を通過する。右カーブが始まる手前で町道との交差点を通過するが、この市道は旧道であり新開運橋前後はr156となっている。

19.芳賀町東高橋 20.市貝町に入る 21.栃木r61下赤羽交差点
 カーブが少なくほぼ平坦な対面2車線道路を東に向かって走る。断続的に通り抜けてる集落の中には歩道の狭い場所もあるが概ね走りやすい道路状況と言える。市貝町に入って少し走ると栃木r61下赤羽交差点を通過する。左折して北上すると芳賀町役場や道の駅「はが」に行く事ができる。

22.市貝町赤羽 23.歩道は狭いが見通しは良く走りやすい 24.益子町に入る
 下赤羽交差点を過ぎてからも歩道の狭い対面2車線道路が続いている。右の急カーブを曲がった後に集落が途切れて見通しの良い場所を走る。緩やかな左カーブを曲がり、境橋を渡った直後に町境を越えて益子町に入る。

25.栃木r255七井台町西交差点 26.栃木r163七井台町東交差点 27.市貝川に向かって下る
 益子町に入って程なくして栃木r255七井台町西交差点と栃木r163七井台町東交差点を相次いで通過する。左折方向のr255には地名が表記されていないが、益子町と市貝町の境付近に1.0車線幅区間があるためと思われる。七井台町東交差点からは緩やかに下って市貝川に架かる紅取橋を渡る。

28.栃木r1七井駅西交差点 29.益子町七井 30.真岡鐡道の新宇都宮街道踏切
 紅取橋を渡った直後に栃木r1七井駅西交差点を通過して右カーブを曲がる。ここで起点から重複していたr1が分岐するが、以東のr1はR123の旧道に当たる。七井駅西交差点からの右カーブが終わると次は左にカーブして進行方角を東に戻した直後に真岡鐡道の新宇都宮街道踏切を通過する。

31.益子町七井中央 32.R121・R294七井中央交差点
 新宇都宮街道踏切からは平坦な直線道路を走り、程なくしてR121R294七井中央交差点を通過する。R121は格上の国道ながらこの交差点が終点である。これは制定当初は栃木県宇都宮市〜山形県米沢市で指定されていたものが起終点を入れ替えて宇都宮市〜益子町を追加で指定したためである。R294はR121と水戸方面のR123に重複しているが、案内標識及び支柱の串刺しおにぎりによって重複している事が分かる。

33.R294旧道との七井交差点 34.栃木r1大沢交差点 35.串刺しおにぎりあり
 七井中央交差点から少し走るとR294の旧道との七井交差点を通過し、左にカーブした先で栃木r1大沢交差点を通過する。前述のとおりr1の七井駅方面がR123の旧道に当たる。七井中央交差点から大沢交差点にかけては沿線に商業施設が集まっているが、益子町の中心部という訳ではない。大沢交差点からはバイパスではなくなるため、2車線道路ではあるものの歩道が整備されていない。

36.青田集落 37.R123・R294串刺しおにぎり 38.農業用道路との交差点
 小宅1号橋を渡ってからは小宅川の流域を走る。交通量はだいぶ少なくなっており、勾配もカーブも緩やかで走りやすい道路状況と言える。芦沼集落で農業用道路との交差点を通過する。案内標識に農業“用”道路と表記されているものの市貝町が案内されている事から一般車両の通行が禁止されている訳ではなさそうである。

39.茂木町に入る 40.緩やかなアップダウンあり 41.農業用道路との北高岡交差点
 右カーブを曲がっていると町境を越えて茂木町に入る。緩やかなアップダウンのある対面2車線道路を走っていると農業“用”道路との交差点を左にカーブしながら通過する。

42.真岡鐡道の第五益子街道踏切 43.R294・栃木r69天矢場交差点を右折
 緩やかな右カーブの先で真岡鉄道の第五益子街道踏切を渡り、直後のR294・栃木r69天矢場交差点を右折して水戸・茂木市街方面に進む。300m手前の案内標識に鉄道を示す線とともにSL(蒸気機関車)が描かれているが、これは真岡鐡道でSLが運行されているためであろう。また、線路と町境が重なっており踏切以北は市貝町域に属している。市貝町の境標識は設置されているが、交差点を左折する車両が見やすい位置と向きである。

国道123号 part2