国道120号
part1

R119神橋交差点〜R120二荒橋前交差点
日光市

1.起点の神橋交差点 2.国道から東照宮は見えない 3.観光地ゆえに平日の交通量は多くない
 世界遺産に指定された日光の社寺のうち最も有名と思われる東照宮の南東に位置するR119・R122・栃木r247との神橋交差点がR120の起点である。橋の東詰ではあるがその橋は日光橋であり、交差点名の由来となった神橋は西隣の車両通行禁止の橋である。短い距離であるが大谷川に沿って走り、東照宮や輪王寺といった社寺の南側を西進する。観光地だけあって沿線には旅館や土産物店が多い。走行日は12月の平日とあって交通量は少なく、適度にアップダウンする道幅に余裕のある2車線道路を走る。

4.上下別々の橋で鬼沢川を渡る 5.栃木r195交差点 6.日光宇都宮道路(R120)の清滝IC
 市の外れではあるが思いのほか整備された状態が続いている。鬼沢川に架かる橋は上下が別々の橋となっており、かつてはどちらか1本だけだったのが追加されたものと思われる。沿線の建物が少なくなってきた状態を走っていると左にカーブしながら栃木r195交差点を通過し、直後に日光宇都宮道路の清滝ICとなる。日光宇都宮道路は東北道との宇都宮JCTからの地域高規格道路だが、日光ICを境に東はR119、西はR120のバイパスとなっている。

7.チェーン脱着場あり 8.「チェーン必要」 9.R122細尾大谷橋交差点
 清滝ICからは大谷川に沿って緩やかな右カーブを描きながら進む。沿線には家屋どころか建物もほとんどなく走りやすい。チェーン脱着場があったり、電光掲示板に「チェーン必要」と表示されているなど積雪地を認識させる状態になっている。ちなみに走行日の5日後の12月27日正午にこれから向かう金精峠が冬季閉鎖に突入する。
 神橋交差点から約5.9kmでR122細尾大谷橋交差点となる。これまで一切表に出てきていないが起点からここまではR122との重複区間である。串刺しおにぎりの設置率に定評のある栃木県だが、このR122は当てはまっていないようだ。

10.馬返集落を通過 11.馬返交差点を左方向に進む
 細尾大谷橋交差点からも2車線状態が続いている。長い上り勾配だが閑散期とあって交通量は少なく快走できる。行楽シーズン、特に紅葉期は交通量が多く快走とは言い難い状況に陥る事は想像に難くない。
 細尾大谷橋交差点から約2.5kmで馬返交差点に至る。交差点手前にはトイレを備えた駐車スペースがありいろは坂・中禅寺湖観光前に一休みできる。馬返交差点で道路が二手に別れるが、左方向にしか進めない。これはいろは坂が東西別のルートになっているためで、東向きは第二いろは坂、西向きは第一いろは坂となっている。第二いろは坂の方が後になって開通したものであるが、第一同様に九十九折れのヘアピンカーブが連続しているという道路状況に大きな差はない。

12.西向きは第二いろは坂へ 13.2車線だが西向き一方通行 14.早くも標高900mを超える
 馬返交差点を左方向に進んで第二いろは坂に入る。東向き一方通行ではあるが2車線と決して酷道と呼ばれるような貧相な道路ではないが、勾配はきつくヘアピンカーブが連続しておりどんどん標高を上げていく。

15.ヘアピンカーブが連続 16.2車線なので遅い車の追い越すのも容易 17.黒髪平
 標高1050mを超えた辺りからはまさに九十九折れといった感じでヘアピンカーブが連続している。馬返交差点からの急なカーブには全てかなが振られており、馬返交差点から順にい、ろ、は…となっている。これがいろは坂の名称の由来であ、第二いろは坂には“い”から“ね”までの20のカーブが存在している。その中の“れ”カーブには黒髪平休憩所がある。乗用車数台分の駐車スペースだが、駐停車禁止のいろは坂にあっては貴重な停車ポイントである。

18.日本の道百選 日光いろは坂 19.石碑の傍から馬返方面を撮影
 黒髪平の駐車スペースには日本の道100選の石碑が建てられている。その傍からはこれまで走って見た道路を見下ろす事ができ、その蛇行振りを再認識できる。

20.明智平パノラマレストハウスが見えてくる 21.スノーシェッドまで来ると明智平はすぐ先 22.明智平へは右車線を走行
 黒髪平からは九十九折れ区間を抜けるものの急勾配・急カーブという状況には変わりない。標高が上がるにつれて路肩の雪が目立つようになるが車両の通行に影響する程の積雪はない。積雪よりも気温の低さの方が気になるくらいである。
 短いスノーシェッドを通過すると明智平は近い。2車線あるうちの右車線に明智平とのペイントがされており、左ヘアピンカーブに接している明智平パノラマレストハウスの駐車場に入るには右車線を走らなければならない。左車線は左ヘアピンカーブを経て中禅寺湖方面に進む。なお、ヘアピンカーブの内側にもトイレを備えた駐車場がある。

23.明智平からは対面通行 24.明智第二トンネル 25.男体山を見ながら勾配を下る
 明智平のヘアピンカーブを曲がってから先は一方通行の2車線ではなく、対面通行の2車線となるため追越し等ができなくなる。前に足の遅い車がいるからと言って追い越そうとすれば対向車と正面衝突しかねない。対面通行である事を考慮してかどうかは分からないが、これまでのような九十九折れではなく明智第一、第二トンネルによって直線的な線形をしている。第二トンネルを抜けてからは男体山を仰ぎながら急勾配を下るが、カーブはこれまでに比して緩やかである。

26.男体山の麓まで下りてくる 27.二荒橋前交差点に突き当たる
 明智第二トンネルからの勾配を下り切った所で二荒橋前交差点に突き当たる。右左折共にR120となっているが、右折は第一いろは坂を経て馬返方面、つまり起点方向に戻ってしまう。通常の国道トレースであれば左折して沼田方面に進む。のだが、日本の道100選のいろは坂なので第一の方も走っておこうという事で右折して日光市街方面に進む。一刻も早く沼田方面を見たい方はpart2へどうぞ。


第一いろは坂
28.二荒橋前交差点の西は3車線 29.華厳の滝駐車場の先もまだ対面通行 30.市道(林道?)との交差点から東向き一方通行
 二荒橋前交差点から東は東向き2車線+西向き1車線となっているが、2車線のうち右車線は華厳の滝駐車場に入るための長い右折車線と認識しておいた方が良い。華厳の滝駐車場入り口を過ぎてもすぐに一方通行とはならずにしばらくは対面2車線である。東向き一方通行の第一いろは坂に入るのは市道か林道かの交差点を過ぎてからであり、ここから九十九折れの下り勾配が始まる。

第一いろは坂
31.第一いろは坂もカーブが多い 32.第二よりも曲線半径が小さい 33.通った道路、これから通る道路どちらも視界に入る
 第一いろは坂は“な”から“ん”までで、道幅は1.8〜2.0車線と第二に比べて狭い。第二が開通する以前は対面通行であったが、行楽シーズンの混雑っぷりが想像できるというものである。道幅が狭いだけでなくカーブの曲線半径も小さくほぼ全てのヘアピンカーブの手前ではかなりの減速をしなければならない。九十九折れの区間では先ほど通った道路と今通っている道路、そしてこれから通る道路の全てを視界に収める事ができる。

第一いろは坂
34.中の茶屋跡 35.剣が峰 36.ヘアピンカーブ中でも勾配は急
 元々対面通行であったため場所によっては通常の2車線分と同等の道幅の区間も存在する。前走車を追い越す事ができるポイントもあるが追越し禁止規制が敷かれている。但し2輪車を追い越す場合は規制から除かれているため、2輪を追い越す事は可能である。この手のワインディングを走っている2輪と言えば、走りに振ったものが多いだろうから2輪を追い越すより追い越されるシチュエーションの方が多い気がしないでもない。

第一いろは坂
37.九十九折れを抜けるとスノーシェッド 38.いろは坂には珍しい橋 39.緊急退避所の先に馬返交差点
 九十九折れ区間を抜けるとスノーシェッドが現れる。第二いろは坂のスノーシェッドよりも長い。スノーシェッドから先はそれまでの急カーブはなりを潜めて中禅寺湖、華厳の滝を経てきた川沿いに長い下り勾配を走る。緊急退避所を過ぎた先で馬返交差点に至り第一いろは坂は終了となる。

国道120号 part2