国道119号 |
R120神橋交差点〜R4西原交差点 |
日光市→宇都宮市 |
1.R120・R122神橋交差点 | 2.土産物店等が軒を連ねる | 3.日光杉並木 |
世界遺産の日光東照宮に近いR120・R122神橋交差点がR119の起点であり、ここから県庁所在地の宇都宮市に向かう。R120、R122ともにこの神橋交差点が起点であり、R122に至っては終点が東京都豊島区にある。 神橋交差点からR119に進むと大谷川に架かる日光橋を渡る。交差点名称の神橋は国道の橋ではなく上流側にある人道橋を指している。日光東照宮とJR、東武の日光駅の間を走るため土産物店等が軒を連ねており、昼間であれば車両だけでなく歩行者も多い場所である。写真を見ると歩道と路側帯の雪が多いが、これは1週間前の災害レベルの大雪が降ったためであり、例年であればこれよりは少ないと思われる。栃木r169松原町交差点、栃木r14東武日光駅前交差点、栃木r203相生町交差点を相次いで通過してJRと東武の日光駅の南を通過する。 |
4.JR日光線をアンダーパス | 5.杉並木のせいで薄暗い | 6.杉並木の外を走る箇所もある |
JR日光線のガードをくぐると南にJR、北に東武と鉄道に挟まれた状態を東進する。鉄道に挟まれていると言っても杉並木や家屋があるため直接線路が見える場所はほとんどない。300年以上前からある杉並木の街道が国道になっている区間もあるが、元々車両の通行を考慮されておらず杉並木の保護のためにも国道と街道がズレている区間も少なくない。 |
7.R121・R352春日町交差点 | 8.春日町交差点以東はアーケードあり | |
杉並木公園と東武の上今市駅の南を通り過ぎると日光市の市街地に差し掛かる。神橋交差点から日光駅にかけては旧日光市の市街地であって、現日光市の市街地は旧今市市の市街地に当たる。その市街地の西でR121・R352春日町交差点を通過する。単純な十字形状の交差点だが、南側は日光宇都宮道路の今市ICを繋ぐR121バイパスであり、案内標識にはおにぎりが表記されていない。R121及びR119に重複しているR352も表記されてない。 春日町交差点からはR119・R121・R352の3国道が重複した状態でアーケードの中を走る。串刺しおにぎりの設置に定評のある栃木県だが、残念ながらこの区間には設置されていない。 |
12.東武日光線をアンダーパス | 13.R461BP七本桜交差点 | 14.宇都宮市まで27km |
分岐した杉並木の南側を並走していると東武日光線のガードをくぐる。この辺りからJRも東武線も南に転ずるため鉄道沿いとは言えなくなる。ガードから程なくしてR461のバイパスとの七本桜交差点を通過する。R461の起点はR121との大谷向交差点であり、ここで交差しているのは盲腸線となっているバイパスである。七本桜交差点以東も杉並木の南側を並走し続ける。 |
18.大沢バイパス | 19.旧道と交差 | 20.栃木r110大沢交差点では現道が左に分岐している |
大沢バイパスは杉並木の北東に沿っているが薄暗くて狭い旧道とは異なり見通しの良い2車線快走路となっている。r279現道と交差して程なくして右側から旧道が交差してくる。そこから程なくして栃木r110大沢交差点に至るが、交差点の左斜め前方に伸びている道路が旧道だが、なぜかこの区間は国道に指定されたままである。まさか並木寄進碑が建てられているからだろうか。 |
21.現道と合流 | 22.宇都宮市に入る | 23.宇都宮市上小池町 |
緩やかな左カーブを描きながら栃木r22との交差点を通過し、程なくして左から現道が合流してくる。現道合流後は杉並木の中を走るが、杉ではない木も交じっている。沿線には家屋も点在しているが、並木の外にあり道路に直接接しているものは少ない。R119唯一の市境を越えて宇都宮市に入ってからも同じような状況が続いている。 |
24.栃木r149猪倉街道入口交差点 | 25.右には日光宇都宮道路が隣接 | 26.宇都宮市街まで14km |
栃木r149猪倉街道入口交差点付近からは沿線には桜が植えられており、桜並木を形成している。山裾を日光宇都宮道路と近接して並走しており、栃木r77船生街道入口交差点付近からは日光宇都宮道路とともに大きく右にカーブして進行方角をこれまでの東から南に転ずる。 |
27.上下線が分離する箇所がある | 28.R293徳次郎交差点 | 29.東北道 |
神橋交差点から約25.6kmでR293との徳次郎交差点に至る。左折してR293を600m程進むと日光宇都宮道路の徳次郎ICに至るが、日光市方面としか接続していない。徳次郎交差点からは沿線の家屋が多くなるが、並木のある場所も残っている。東北道の下をくぐるがインターでの接続はしておらず、すぐ西にある宇都宮ICはR119のバイパスである日光宇都宮道路・宇都宮北道路と接続している。 |
33.R119BP・栃木r3宮環上戸祭町交差点 | 34.宮環上戸祭町交差点からは4車線 | 35.松原3交差点を右折 |
宇都宮IC入口交差点から約4.0kmで今度はR119BPと栃木r3との宮環上戸祭町交差点に至る。直進と左折がR119となっているが、左折の宮環と表記されているR119はバイパスであり、r3やR4、R121とともに宇都宮環状道路を形成している。 宮環上戸祭町交差点からは車線が増えて4車線となり、沿線の雰囲気にも変化が見られる。徐々に建物の密度も高くなる。約1.8km走ると市道との松原3交差点を右折しなければならない。よって右側の車線を走っていないと右折車線への移動が困難になってしまう。 |
36.車線幅がやたら広い | 37.栃木r2・r70桜2交差点を左折 | 38.桜2交差点からは片側3車線 |
松原3交差点からは対面2車線になってしまうものの車線幅が広いため走りやすい。約1.2km走ると栃木r2・r70桜2交差点となり、左折してJR宇都宮駅方面に向かう。桜2交差点からは一気に車線が増えて片側3車線になる。栃木県庁や宇都宮市役所、東武宇都宮駅に近く交通量が多い。 |
42.東武宇都宮線をアンダーパス | 43.JR日光線をオーバーパス | 44.R4西原交差点 |
東武宇都宮線のガードをアンダーパスし、約900m先でJR日光線をオーバーパスする。JRの跨線橋から約400m南で左急カーブを曲がった直後にR4西原交差点に突き当たる。宇都宮市街地の南部のこの西原交差点がR119現道の終点である。300年前の日光杉並木を通り抜ける区間の多い国道だが、基本的には普通の国道の範疇にあり酷道という点においては余り見所はない。 |