国道114号
part2

R399谷津交差点〜R4仲間町交差点
浪江町→川俣町→福島市

52.「福島42km 川俣21km」 53.緩やかな勾配を上る 54.登坂車線あり
 R399谷津交差点からも引き続き走りやすい2車線道路が続いている。さほど急ではないが長い勾配を上っていると登坂車線が現れる。谷津交差点以西も帰宅困難地域に指定されているため沿線の家屋や脇道にはゲートが設置されている。

55.浪江町水境 56.川俣町に入る 57.緩やかな勾配を下る
 登坂車線が終わってからも上り勾配は続いており、センターラインのない2.0車線幅道路を走っていると名もなき峠を越えて川俣町に入り、センターラインが復活して2車線道路を下って行く。町境付近こそ鬱蒼と木々が生い茂った場所だが、どちら側にもすぐ近くに集落が存在している。

58.カーブは多いが走りやすい 59.R459に至る町道との交差点を通過 60.川俣町山木屋菅ノ又
 緩やかなカーブが連続する下り勾配の2車線道路を淡々と走る。R459に至る町道との交差点を右にカーブしながら通過する。口太川の流域を走っており、小規模な集落を繋いでいる2車線快走路を走る。

61.狭路区間は改良工事が進行中 62.福島r62交差点 63.帰宅困難地域ではないため居住者がいる
 センターラインのない区間もあるが道幅は1.8〜2.0車線程度あるので乗用車であれば通行に苦労するような道幅ではない。その狭路区間も山木屋3工区として改良工事が行われているので遠からず2車線道路になるものと思われる。
 谷津交差点から約8.8kmで福島r62交差点を通過する。前述の通り、R399の谷津〜長泥の間は通行止であり、その迂回路がこのr62である。r62交差点を過ぎてすぐの場所にとんやの郷という物産店兼食事処がある。2017年7月1日にオープンした新しい施設で、復興の拠点施設として活用されている。

64.福島r62交差点 65.国道番号の割に未改良区間が多い 66.雨量通行規制区間に入る
 口太川の左岸の山裾を快走していると福島r62交差点を通過して2kmに満たない短い重複区間が終わる。r62との2ヶ所目の交差点を過ぎるとセンターラインがなくなって1.8車線幅と少々狭い道幅になってしまう。特別狭い訳でもなく断崖を走っている訳でもないが、100番台国道の割に未改良区間が多い印象である。連続雨量120mm超で通行止になる雨量通行規制区間に入ると同時にセンターラインが復活して2車線道路になる。

67.規制区間に入ってからの方が道路状況が良い 68.小網木トンネル 69.沢集落
 歩道も設置されており改良されたと思しき2車線道路を緩やかに下って行く。緩やかな右カーブを曲がっていると上り勾配となり小綱木トンネルをくぐる。トンネルを出る前から左にカーブしており、トンネルを出て少し進むと旧道との交差点を通過する。沢集落に集落に入ってからも2車線道路だが歩道は設置されていない。

70.建設中のバイパスの橋台が確認できる 71.交通の流れはハイペース 72.意外に多くの狭路区間が残っている
 沢集落を通り過ぎるとセンターラインがなくなって道幅が狭くなるうえに急カーブが多くなる。この区間も山木屋1工区として改良工事が行われているが、橋台が見えた事から現在とは別ルートでのバイパス工事と思われる。右の急カーブを曲がると沿線の家屋が増えるが、その中にもまだ狭路区間が残っている。

73.旧道との交差点 74.家屋密集地帯をパス 75.R349小作交差点
 歩道付きの2車線道路を緩やかに下っていると旧道との交差点を通過し、上り勾配となる。家屋が密集している集落の北東側を走っていると勾配を下った先でR349小作交差点を通過する。バイパスが開通する以前は500m程の重複区間が存在したが、現在はただの交差点となっている。

76.川俣トンネル 77.福島r117交差点 78.「福島空港 東北道R4」
 小作交差点からは上り勾配となるが川俣トンネルからは下り勾配となり、下り切った所で福島r117交差点を通過する。右折して町道を少し北上するとR114の旧道が通っている川俣町の中心部に行く事ができる。そのr117交差点からは再び上り勾配となった後に下りに転ずる。アップダウンを繰り返すがバイパス道路のため走りにくさは感じない。

79.旧道との交差点 80.道の駅「川俣」 81.福島r39交差点
 右カーブを曲がっていると旧道との交差点を通過し、直後に道の駅「川俣」の前を通過する。周囲にはコンビニやホームセンターもあり、交通量もそれなりにある。道の駅からは平坦な直線道路を走り、福島r39交差点を通過する。

82.川俣町羽田椚ノ内 83.市町境に向かって勾配を上る 84.福島r51とは町道(市道)を介する必要がある
 福島r39交差点以降も走りやすい2車線道路が続いている。沿線の集落も途切れる事なく続いており、小作交差点以西に比べると交通量が多くなっている。福島r269との交差点を左にカーブしながら通過し、緩やかな上り勾配を走る。福島r51に向かう側道が分岐した直後に市町境を通過して福島市に入り、r51を越える跨道橋を通過する。跨道橋の前後は福島市と川俣町の境が道路上にある。

85.緩やかな勾配を下る 86.福島r40交差点 87.立田川沿いになると景色が開ける
 福島市に入ってからは緩やかな勾配を下って行く。カーブは多いが緩やかなものばかりなので走りやすい。一方で南側にある旧道は1.5〜1.8車線幅と狭いうえに急なカーブが多い。福島r40交差点を右にカーブしながら通過すると一時的に進行方角が北になる。視界が開けると同時にやや急な勾配を下って立田川沿いを走る。

88.アップダウンを繰り返す 89.福島市立子山甚念坊山 90.旧道との交差点
 左にカーブすると立田川の流域から入川の流域に移るが、どちらも阿武隈水系の河川である。谷筋を走っていると右にカーブして川から離れた後に福島r306交差点を通過する。その後は緩やかな上り勾配の2車線道路を走り、信夫ダムの東で旧道との交差点を通過する。

91.中山大橋 92.沿線の建物は少ない 93.岩谷橋
 バイパスに入って少し走ると中山大橋を渡るが、その下には旧道が通っている。しばらく上り勾配が続いた後に下りとなり岩谷橋を渡る。バイパスのため沿線に家屋が少ないが、旧道やそこから分岐する市道沿線には集落もあり人里離れた場所ではない。

94.絵馬平トンネル 95.福島市の市街地を望む 96.渡利トンネル
 造成された住宅地の北東で絵馬平トンネルをくぐる。トンネルを出ると左前方に福島市街地を望みながら交通量が多くなった2車線道路を走り、程なくして渡利トンネルをくぐる。トンネル内は上り勾配だが、北側坑口付近から下り勾配となる。

97.福島市の市街地に差し掛かる 98.片側2車線道路になる 99.福島r309交差点
 渡利トンネルからの下り勾配が緩やかになってくると周囲に家屋が増え、緩やかな左カーブの先からは車線が増えて片側2車線道路になる。福島r308交差点と福島r309交差点を相次いで通過するが、どちらも西側も県道に指定されているにも関わらず案内標識には行き先もヘキサも表記されてない。

100.渡利大橋 101.市道との交差点を左折
 福島r309交差点を過ぎると緩やかな勾配を上って渡利大橋で阿武隈川を渡る。橋からの勾配を下って平坦になった所で市道との交差点を左折して福島市街方面に進む。左折車線は2本設置されておりどちら側の車線からもR114をトレースできる。逆方向の走行であれば右折車線は1本しか設置されていない。

102.市道との交差点以降も片側2車線 103.福島成蹊高校の北側を通過 104.R4・R115仲間町交差点
 市道との交差点から先も片側2車線道路が続いている。約600m走るとR4R115仲間町交差点に至る。福島市の中心部からはやや離れたこの交差点がR114の起点である。R115は案内標識に表記されていないが、R4の両方向に重複している。