国道113号
part4

R4交差点〜R6光陽北交差点
白石市→角田市→丸森町→
新地町→相馬市→新地町→相馬市

146.白石市街地の北部を東進 147.JR東北本線をアンダーパス 148.東北新幹線の高架下をパス
 R4以東は白石市の市街地の中を東に向かって走る。市街地と言っても整備された2車線道路となっており狭路をごちゃごちゃ走る必要はない。規模の大きい商業施設はR4沿いにあるためR113沿線は住宅が中心である。JR東北本線の線路下をアンダーパスすると沿線の家屋が少なくなる。さらに走ると東北本線の高架をくぐるが、この辺りまで来ると沿線の家屋はだいぶ少ない。

149.緩やかなアップダウン 150.宮城r109交差点は道なりに右にカーブ 151.r109交差点から先は上り勾配
 東北新幹線から東は上り主体のアップダウンがあるが、勾配は緩やかで走りやすい。宮城r109との交差点を過ぎてからは上り勾配が続く。白石市の市街地ですらさほど交通量はなかったが、市街地を離れたとあってさらに交通量は少なくなっている。

152.角田市に入る 153.急カーブが連続する区間あり 154.角田市高倉
 角田市に入ると下りになるが勾配が緩やかという点は白石市内と変わらない。宮城r232からr110交差点にかけては勾配は緩やかなままだが急カーブが連続している。r110交差点を過ぎて谷筋を出ると水田の間を走る平坦で見通しの良い状態になる。

155.宮城r111交差点を右折 156.緩やかなアップダウン 157.阿武隈急行を跨線橋で越える
 フラット快走路を走っていると宮城r111とのT字路に突き当たる。そこそこ交通量があるにもかかわらず信号機のない交差点を一旦停止してから右折して角田市街地に進む。市街地に入るまでは緩やかなアップダウンがあり、阿武隈急行の跨線橋を越えて勾配を下ると角田市街地に入る。

158.R349錦町交差点 159.沿線の商業施設は多い 160.宮城r44角田警察署前交差点を右折
 角田市の市街地の北部を東進するというシチュエーションは白石市と同じだが、沿線には商業施設が多い点が異なる。道路状況だけ見ると広めの路側帯を持つ2車線なので走りやすい。市役所の北でR349錦町交差点を通過する。ここからしばらくR349が重複しているが、案内標識にはその旨を示すものはない。約700m走ると宮城r44角田警察署前交差点をR349と共に右折する。

161.銀杏並木の快走路 162.東町交差点を左折
 角田警察署前交差点からはさらに路側帯が広くなるうえに沿線は戸建ての家屋が中心となる。銀杏並木もありバイパスとして造られた道路である事を示している。角田警察署前交差点から約1.2kmで右急カーブの先で東町交差点に突き当たり左折しなければならない。右折の角田市内と案内されている道路にはおにぎりが消された跡がある事から市街地を突き抜けるこの市道が国道の旧道なのだろうか。なお、逆方向からの走行であれば東町交差点を右折しなければならないが、市道に進む車両も多い事から釣られて直進してしまわないように注意しなければならない。当然ながらR349を茨城県水戸市から宮城県柴田町に北上する場合も同様である。

163.堤防沿いを快走 164.おそらく唯一のR113・R349串刺しおにぎり 165.R349交差点を直進して舘矢間バイパスへ
 東交差点からは阿武隈川の堤防の内側を走る。家屋より高い位置を走っており直接面していないため飛び出しを気にする必要がないが、堤防天端は自転車・歩行者道になっているため横断者が皆無という訳ではない。堤防から離れると集落内を走るが線形が良く走りやすい状態は続き、東交差点から約4.4kmで舘矢間バイパスに入りR349が分岐する。舘矢間バイパスは2012年5月31日開通と新しいバイパスで、旧道はR349もしくは町道になっている。

166.バイパスの北部は沿線の家屋も多い 167.丸森大橋 168.旧道は市道に降格
 舘矢間バイパスの北部は沿線の家屋も建っているが比較的新しい者が多い。丸森大橋を渡って阿武隈川右岸に移ってすぐに旧道の町道との交差点を左にカーブしながら通過する。丸森町の中心部を通り抜けていた旧道に比べると随分走りやすくなっている。

169.バイパス終了後も快走路 170.宮城r28交差点を道なりに右折 171.丸森町金山
 旧道との交差点を通り過ぎて少し走ると舗装と道路の状況が変わるが、概ね走りやすいと言える2車線である。宮城r28との交差点は案内標識では右折となっているが、実際は道なりに右に直角にカーブである。その先は歩道がなく家屋が密集している中を走る。

172.雉子尾川の堤防沿いを走る 173.丸森町大内では改良工事中 174.宮城r228交差点
 家屋密集地を抜けると雉子尾川に沿って南東の方角に進む。福田峠を経て福島県新地町でR6に至る宮城/福島r103と旗巻峠を経て福島県相馬市でR6に至る宮城/福島r228との交差点を相次いで通過する。平坦な地形のため県境に近いが周辺の家屋は多い。

175.県境に向かう 176.福島県新地町に入る 177.採石場のダンプが走るため路面は白い
 r228交差点を通過して程なくして集落が途切れて低い山に挟まれた谷筋を走る。県境は近いと言うのに勾配・カーブどちらも緩やかである。大沢峠を越えて福島県新地町に入ってからも下りになるだけで勾配・カーブの緩やかさは宮城県側と同じである。採石場があるため路面が白くなっている点が強いて挙げる異なる点である。

178.建設中の常磐道の新地きずな橋 179.福島r272交差点から東は片側2車線 180.交通量は非常に少ない
 谷筋を脱すると2014(平成26)年の開通を目指す常磐道の新地きずな橋の下を通る。福島r272交差点付近からは車線が増えて片側2車線となって新地町と相馬市の市町境付近を東進する。市町境を通過するのは3回だが、国道上に市町境があるのを加えると7回という事になる。もちろんそのひとつひとつに市町境標識が設置されてはいない。

181.R6現道との善光寺前交差点 182.相馬港まで3km 183.R6BP光陽北交差点
 交通量の少ない片側2車線道路を走っているとr272交差点から約2.5kmでR6の現道との善光寺前交差点に至る。現道と言っても一桁国道の現道なので狭路ではなく交通量はR113よりも多い。
 善光寺前交差点からも片側2車線が続いており、R6現道に進む車両が多いため交通量はさらに少なくなる。東日本大震災により不通となっているJR常磐線(2013年5月現在相馬駅〜浜吉田駅間が不通)をオーバーパスすると前方に相馬共同火力発電所の煙突が視界に入る。煙突がだいぶ近付いてきた所でR6相馬バイパスとの光陽北交差点に至る。

 以上で新潟市と福島県北東部を結ぶR113は完走である。なお、起点の本町交差点で交差していたR49とR289は福島県南西部のいわき市とを、R459は福島県中西部の浪江町とを結んでいる。ただし、R289は新潟県三条市と福島県只見町の間の八十里越が点線区間で、R459は浪江町域において東日本大震災に起因する福島第一原発の事故により災害通行止規制が敷かれている。