国道56号
part2

R379内子交差点〜R378御殿内橋東交差点
内子町→大洲市→西予市→宇和島市

58.愛媛r32知清交差点 59.愛媛r244内子駅前交差点 60.E56松山道・内子五十崎IC
 R379R380内子交差点からはR380が重複しているが、おにぎりや案内標識などには表れておらず重複している事はまず分からない。小田川から離れて内子町の中心部を走っていると中央分離帯が現れて愛媛r244内子駅前交差点を通過して以降は片側2車線道路になってE56松山道の内子五十崎ICを通過する。

61.片側2車線道路を走る 62.E56松山道の龍王橋 63.E56松山道の神南橋
 内子五十崎ICからは緩やかな下り勾配となるが、すぐに上りに転ずる。E56の龍王橋をくぐった後に下りとなるがすぐに上りに戻ってしまう。E56松山道の神南橋の手前から5%とやや急な勾配を下る。

64.JR内子線 65.谷筋の快走路を走る 66.旧道(?)との交差点を通過
 JR内子線をくぐって左カーブを曲がると右側車線が減少して対面2車線道路に戻る。内子線は内子駅〜新谷駅の間の路線であり、両駅とも予讃線に接続しているため実質的には予讃線の一部と言っても差し支えない。そうなった経緯ももちろんあるが当サイトは『鉄道を往く』ではないため割愛する。
 市町境を越えて大洲市に入り、田野々川の流域を内子線とともに西進する。沿線の家屋が少ない谷筋ながら勾配もカーブも緩やかで走りやすい道路状況と言える。田野々川が矢落川に合流する辺りで景色が開け、旧道と思われる町道との交差点を通過する。

67.愛媛r230新谷大橋交差点 68.JR予讃線をオーバーパス 69.E56松山道の新谷高架橋
 矢落川とJR内子線の間を走っていると愛媛r230新谷大橋交差点を通過し、程なくして跨線橋を通り、E56松山道の新谷高架橋をくぐる。新谷大橋交差点と新谷高架橋の間に新谷駅があり、駅より西はJR予讃線のため跨線橋で越えているのは内子線ではなく予讃線である。

70.沿線には商業施設が多くなる 71.E56松山道の大洲高架橋 72.E56松山道・大洲IC/R56バイパス十夜ヶ橋交差点を直進
 E56松山道とJR予讃線とともに矢落川の左岸を走っているが、平坦な直線道路で非常に見通しの良い走りやすい道路状況である。しかし沿線には商業施設が多く交通量も増大するため昼間は快適に走れるとは言い難い。E56の大洲高架橋をくぐった直後にE56松山道・大洲IC/R56バイパスとの十夜ヶ橋交差点を直進して大洲市街方面に進む。左折がR56のバイパスで大洲北ICに繋がっており、右折は大洲ICの流出入路である。

73.十夜ヶ橋交差点からも沿線には商業施設が多い 74.愛媛r24交差点 75.右隣にはJR予讃線
 バイパスに向かう車両がある程度いるため、十夜ヶ橋交差点以降の交通量は多少なりとも少なくなる。ただし、沿線には商業施設が多く流れが良いとは言い難い。愛媛r24交差点を通過して左カーブを曲がると短距離ながらJR予讃線に隣接した状態での並走となる。

76.愛媛r231大洲駅前交差点 77.大洲市中村 78.冨士山の西を走る
 愛媛r231大洲駅前交差点からは沿線に建物が密集している中を走る。歩道は両側に設置されているも幅は狭い。冨士山の西の麓を走っており、西側に並走している愛媛r43が旧道と思われる。

79.愛媛r43交差点 80.R197・R380肱川橋北交差点 81.肱川橋
 並走していた愛媛r43との交差点の直後にR197・R380肱川橋北交差点を通過して肱川橋を渡る。2つの交差点は近接しているため切り替わりのタイミングは連動していると思われる。なお、走行した日は肱川橋が架け替え工事中だっため、上流側の仮橋を通らなければならずS字状にカーブしていた。案内標識が見当たらなかったが、これは工事に際して撤去されたのではなく以前からなかったようである。これはR197に1.0車線幅の狭路区間が存在している事と無関係ではないだろう。

82.R197・R380・R441・愛媛r234片原町交差点 83.大洲市役所の前を通る 84.大洲隧道
 肱川橋北交差点から約400m、大洲市役所の北東でR197・R380・R441・愛媛r234片原町交差点を通過する。肱川橋北交差点からはR380に加えてR197も重複しているが、R441はこの交差点が起点のため4国道重複にはならない。
 大洲市役所の東を過ぎると右にカーブした後に左カーブを曲がる。市役所付近から上り勾配となりその先で大洲隧道をくぐる。高さや幅の規制はないが市街地にある二桁国道のトンネルとしては貧弱である。

85.大洲隧道以降は急カーブが連続 86.北只交差点を右折
 大洲隧道を出ると2車線道路を下って行く。勾配はさほど急ではないが急なカーブが連続している。大きく左にカーブして勾配が終わった所でE56松山道の大洲南ICに接続している北只交差点を右折する。大洲南ICは松山方面としか接続しておらず、宇和島方面へは南に位置する大洲北只ICを利用する事になる。なお、大洲北IC〜大洲南ICは無料で通行できる区間である。

87.右にあるのがE56松山道 88.R197・R380北只南ランプを側道へ進む 89.側道を走る
 北只交差点からはE56松山道の南東に並走する形で嵩富川の流域を走り、青少年交流の家入口交差点を過ぎた所の北只南ランプで本線と側道とに別れる。R56は宇和島と西予市と案内された側道へと進み、ここでR197とR380が分岐する。R380の重複が始まった内子交差点からの距離は約15.5km、R197の重複が始まった肱川橋北交差点からの距離は約2.4kmである。

90.対面2車線道路に戻る 91.登坂車線あり 92.ゴルフ場の間を通っている
 上下線が分離していた状態から通常の対面2車線道路の戻って左カーブの先で北只南交差点を通過する。ここを右折するとR197(R380重複)宇和島方面やE56松山道の大洲北只ICに行く事ができる。
 北只南交差点からは上り勾配となり700m弱の登坂車線が設置されている。登坂車線の途中からゴルフ場の間を走る形になるが、2つの別のゴルフ場に挟まれているのではなく同一のゴルフ場の中を通り抜けている。もっとも国道から直接ゴルフ場の敷地が見えずただの山道にしか見えない。ゴルフ場の出入口の手前に愛媛r235が交差している。

93.ポケットパーク札掛 94.キロポストは路面表示タイプ 95.南久米跨道橋
 公衆トイレのあるポケットパーク札掛の前を通過した後に大きく右にカーブする。E56松山道を跨ぐ南久米跨道橋を渡るが、その南に大洲松尾本線料金所が設置されている。この料金所があるため、大洲北只IC〜西予宇和ICは有料となっている。

96.2ヶ所目の登坂車線 97.鳥坂隧道には4.5mの制限高あり 98.鳥坂隧道
 南久米跨道橋を通過してから程なくして2ヶ所目の登坂車線が現れるが、こちらの延長は約1.6kmと結構な長さである。登坂車線の終点には4.5mの制限高のバーが設置されているが、これは鳥坂隧道の規制によるものである。緩やかなカーブが連続する2車線道路を上っていると鳥坂隧道をくぐる。大洲隧道と3年しか変わらない1971年に供用されているが、全長は1117mと1kmを超えている。

99.西予市に入る 100.勾配は緩やか 101.愛媛r262東多田交差点
 鳥坂隧道は市境であるためトンネルの途中で西予市に入る。勾配は急ではなくカーブも緩やかなので比較的走りやすい道路状況と言える。愛媛r237や愛媛r259との交差点を通過しながら下り続け、勾配がなくなった後に愛媛r262東多田交差点を通過する。

102.愛媛県であっても冬季は凍結の恐れがある 103.愛媛r263交差点 104.愛媛r25上松葉駐在所前交差点
 平坦でカーブも少ない2車線道路を淡々と走る。非常に走りやすい道路状況だが意外にも標高は200mを超えている。愛媛r263交差点を通過してからも道路状況に変化は見られない。愛媛r25上松葉駐在所前交差点を通過した後に上宇和駅の東を通り、愛媛r30下松葉交差点を通過する。

105.「宇和島23km」 106.西予市役所前を通過 107.愛媛r29下瀬橋交差点
 下松葉交差点付近からはJR予讃線と並走状態となり、西予市の中心部に近付くため沿線の建物が増える。卯之町駅のすぐ傍に立地する西予市役所の前を通り、右にカーブしている西予警察署前交差点の先で愛媛r29下瀬橋交差点を通過して下瀬橋を渡る。r29はE56松山道の西予宇和ICに接続しているため左折する車両も多い。なお、西予宇和ICの北側の一区間は前述のとおり有料だが、南側の区間は無料で通行可能である。

108.JR予讃線 109.愛媛r45交差点 110.南予レクリエーション都市公園まで37km以上
 下瀬橋を渡ってすぐにJR予讃線のガードをくぐる。肱川の支流の西川を渡ってから愛媛r45交差点を通過する。このr45もE56松山道の西予宇和ICに接続している道路のひとつである。

111.愛媛r45交差点 112.法華津隧道 113.宇和島市に入る
 愛媛r45との短い重複区間が終わった後に法華津隧道をくぐって宇和島市に入る。供用開始は50年前の1970年だが延長は1310mと結構な長さである。また、鳥坂隧道と同じ4.5mの制限高が設定されている。

114.海が見える 115.第五玉津隧道と第四玉津隧道 116.第三玉津隧道と第二玉津隧道
 法華津隧道を出ると法花津湾や宇和島湾を望む事ができるが、海岸までは2km程度離れている。反対側車線はゆずり車線が設置されているが、登坂車線ではないため延長は100m程度と短い。対面2車線道路に戻ると第五玉津隧道と第四玉津隧道、第三玉津隧道、第二玉津隧道、第一玉津隧道を相次いでくぐる。延長は第五隧道から順に109m、116.6m、69m、235m、137mで、1970年頃に供用されている。

117.第四白浦隧道と第三白浦隧道 118.前方に見えるガードレールは旧道のもの 119.第二白浦隧道と第一白浦隧道
 第一玉津隧道を過ぎてすぐに次の第四白浦隧道と第三白浦隧道をくぐり、その後少し離れた第二白浦隧道と第一白浦隧道をくぐる。第四白浦隧道から順に延長は167m、98m、100m、190mとなっており、玉津隧道群と同じく1970年頃に供用されている。おそらく同じバイパスとして同時期に工事されたのだろう。第三白浦隧道と第二白浦隧道の間に国道よりも高い位置にガードレールが見えるが、これは法華津峠を越える旧道である。

120.急勾配を下る 121.交通量は多くない 122.愛媛r271交差点
 法華津隧道を含む10個ものトンネルを抜けてからは勾配がややきつくなり、反対側車線には500m弱の登坂車線が設置されている。谷筋を下っていると景色が若干開けた所で愛媛r271交差点を通過する。

123.JR予讃線をオーバーパス 124.立間駅の西側を通過 125.愛媛r272立間交差点
 愛媛r271交差点を過ぎてすぐにJR予讃線の上を通過し、立間駅の西側を通過する。駅のすぐ近くを通っているが国道側に出入口は設定されておらず、西側の愛媛r272に回り込む必要がある。駅に行くにはr272との立間交差点の手前の信号機のない交差点を曲がってから蒋第3踏切の先を左折である。

126.立間交差点以降も下り勾配 127.R378御殿内橋東交差点
 立間交差点からも下り勾配が続いている。緩やかな左カーブを曲がった後にR378御殿内橋東交差点を通過する。この交差点はR378の終点である。伊予市の伊予警察署前交差点が起点であり、2つの交差点間の距離はR56の72kmに対してR378は122kmと50kmの差がある。これは前者が内陸を通っているのに対して後者は海沿いの遠回りとなるルートを通っているためである。

国道56号 part3