国道55号
part4

高知r202浮津交差点〜R55芸西西IC
室戸市→奈半利町→田野町→安田町→安芸市→芸西村

186.「高知77km 奈半利23km」 187.第26札所の金剛頂寺は右折 188.元大橋
 高知r202浮津交差点を左折してすぐに右にカーブして進行方角を北に戻す。平等津橋の手前からは海沿いを走るようになり、海寄りの左側には家屋がなくなる。内陸側に並走している市道が旧道と思われ、多くの家屋はその沿線に建っている。

189.行当集落 190.道の駅「キラメッセ室戸」 191.集落が途切れず続く
 海岸線に沿って大きくカーブしながら行当岬付近を通過する。これまで通ってきた岬とは異なり、比較的規模の大きな集落がある。また、室戸ジオパークの西側の出入口に当たる岬でもある。行当岬から程なくして道の駅「キラメッセ室戸」を通過する。道の駅周辺の家屋は少ないが集落自体はほぼ途切れることなく続いている。

192.吉良川の町並み駐車場 193.吉良川大橋と高知r368交差点 194.土佐湾沿岸の大半が津波浸水想定区間
 東ノ川橋を渡ると吉良川集落に入る。水切り瓦のある特徴的な家屋で、国の重要伝統的建造物群保存地域に指定されている。吉良川大橋を渡った先の北詰で高知r368交差点を通過する。r368の起点は太平洋側の室戸市佐喜浜にあるが、分断区間があるためショートカット路としての機能していないのは前述のとおりである。r368交差点以降も平坦でカーブの少ない2車線道路を走る。

195.羽根川橋 196.正面の道路は旧道か? 197.羽根岬
 やや急なS字状のカーブを曲がった直後に羽根川橋を渡るが、橋上は車線幅が狭く幅員減少の警戒標識が立てられている。その後も2車線道路を走り続けるが、徐々に交通量が増えてきている。羽根岬の前後で集落が途切れるがその距離は短く人里離れた印象は薄い。

198.奈半利町に入る 199.加領郷大橋 200.奈半利町甲須川
 羽根岬を過ぎて家屋のない海岸沿いの2車線道路を走っていると奈半利町に入る。加領郷集落は海寄りに架けられた加領郷大橋で集落を通らずに通過できる。その後は家屋が点在する海沿いを走っているが、室戸岬の東側と比較してカーブが少ないため走りやすい。

201.奈半利町の中心部に向かって下る 202.奈半利町乙 203.R493奈半利交差点
 海岸線から離れて直線道路の勾配を下っていると奈半利町の中心部に差し掛かる。周囲の建物が多くなり、緩やかな左カーブを曲がると市街地に入り、町役場の北西でR493奈半利交差点を通過する。東洋町の野根交差点がR493の終点であり、起点はR55と同じ県庁前交差点である。つまり奈半利交差点から西は全てR493が重複している。

204.奈半利川橋 205.土佐くろしお鉄道阿佐線 206.道の駅「田野駅屋」
 奈半利交差点から少し走ると高知r205交差点を通過し、左カーブを曲がって緩やかな勾配を上った後に奈半利川橋を渡って田野町に入る。橋を渡り終えると非常に緩やかな勾配を下った先で土佐くろしお鉄道阿佐線の田野橋梁の下をくぐる。ちなみに土佐くろしお鉄道の終着駅の奈半利駅は町役場の西にある。
 沿線に建物が建ち並ぶ中を走っていると道の駅「田野駅屋」を通過する。名称が示す通り、土佐くろしお鉄道の田野駅と併設されており、周囲にはコンビニやホームセンター等もある。

207.田野町赤井畑 208.安田町に入る 209.海沿いを快走
 道の駅を通り過ぎてすぐに高知r206を通過し、左にカーブした後に緩やかな勾配を上る。左にカーブして海から道路1本を隔てた内陸を走っていると安田町に入る。安田町に入ってすぐに変則的な形状の十字路を通過するが、左後方および右前方に延びる道路はそのルートから察するに旧道と思われる。旧道との交差点からは海沿いを走っている。

210.安田川大橋 211.砂浜沿いを走る 212.右にカーブして海岸から離れる
 安田川大橋を渡ると安田町の中心部に差し掛かり、高知r12交差点を通過する。海岸線に沿っているため家屋があるのは右側だけだが、バイパスとして造られた道路のためか現在の国道から出入りできる家屋は少ない。唐浜駅の真南を通過してすぐに右にカーブして海岸線から離れて内陸に進む。

213.土佐くろしお鉄道は高架が主体 214.土佐くろしお鉄道の西北橋梁 215.安芸市に入る
 長い高架橋の土佐くろしお鉄道を前方に見ながら走っていると西北橋梁の下をくぐる。以降は山裾を走るが、走りやすい2車線道路という点に変化はない。谷口川という小さな川を渡ると安芸市に入る。

216.高架橋を走る1両編成の列車 217.土佐くろしお鉄道 218.旧道との交差点を通過
 土佐くろしお鉄道と山の間を走っていると三度その下を通過する。その後は海岸線に近付くものの国道から海を見る事はできない。右カーブを曲がっていると旧道との交差点を通過する。

219.大山トンネル 220.旧道と合流 221.津波浸水想定区間はまだ続いている
 旧道との交差点を過ぎてすぐに大山トンネルに入る。トンネルを出た直後に旧道の上を通過した後に旧道と合流する。旧道も通行する事は可能で、道の駅「大山」がある。なお、この大山道路は阿南安芸自動車道の一部として整備されたものである。大山道路以降は山裾を走っており、海岸からは約100m離れているが、津波浸水想定区間に指定されている。

222.「!(注意 上下線分離)」 223.分離帯には椰の木がある 224.沿線の建物が増えてくる
 大山道路から程なくしてその他の注意を示す「!」の警戒標識が立っている。補助標識には「上下線分離」とあり、その通りに上下線が分離する。分離帯(?)には椰の木があり、神木的な扱いのため地元の反対があり、R55の拡幅の際に切り倒されずに残ったらしい。上下線が分離している距離は非常に短く、以降は2車線道路を走る。伊尾木駅に近付くと周囲の建物が増え、駅の北西で高知r207交差点を通過する。

225.土佐くろしお鉄道 226.高知r208交差点 227.安芸川橋
 短い勾配を上った後に伊尾木川橋を渡り、西詰で高知r208交差点を通過し、橋からの勾配を下っていると土佐くろしお鉄道の下をくぐる。その後は平坦な道路を走っていると高知r208交差点を通過するが、こちらは現道と思われる。さらに進むと安芸川橋を渡るが、東詰に高知r212川北交差点、西詰に高知r29交差点がある。

228.高知r211交差点 229.安芸市役所前を通過 230.安芸市津久茂町
 高知r29交差点からは右にカーブしながら勾配を下り、平坦になってからは左にカーブして高知r211交差点を通過する。安芸市役所は少し北に安芸駅があり、沿線には多くの建物が建っている。高知r29現道との交差点を過ぎると沿線の建物が幾分か少なくなる。

231.城八幡宮付近では海が見える 232.海岸沿いに自転車道(高知r501)が並走 233.土佐くろしお鉄道
 土佐くろしお鉄道の新城トンネルの南を走っていると前方に海が見えてくる。海寄りに歩道があるように見えるが、これは高知安芸自転車道と言って高知r501という県道である。歩道のようになっているのはごく一部で大半の区間はR55の海側の少し離れた場所を並走している。

234.海沿いの高台を快走 235.赤野休憩所 236.芸西村に入る
 土佐くろしお鉄道の赤野トンネルの坑口の上を通りつつ標高を少し上げる。緩やかな勾配を下っていると赤野休憩所の前を通り、赤野トンネルの西側坑口の上を通過する。赤野川とメサイ川を渡り、赤野駅付近を通り過ぎると芸西村に入る。

237.芸西村和食 238.津波浸水想定区間が終わる 239.R55高知東部道路との芸西西IC
 芸西村に入ってからもカーブの少ない2車線道路が続いている。和食駅のほぼ真北で高知r216交差点を通過し、和食川に架かる堀切橋を渡った先でようやく津波浸水想定区間が終わる。と言っても海岸から離れた訳でも標高が上がった訳でもない。
 西分駅の真北を過ぎた所でR55高知東部道路との芸西西ICを通過する。高知東部道路は阿南安芸道路と接続する高規格道路だが、芸西西ICから安芸市寄りの東側区間は2017年7月時点では開通していない。

国道55号 part5