国道54号
part2

R183下浜ヶ谷交差点〜R183粟屋交差点
広島市→三次市

49.広島r5とのランプ 50.広島r5の上で右にカーブ 51.根之谷高架橋
 R183下浜ヶ谷交差点から約200m走ると広島r5とのランプを通過する。ランプから北の区間は上根バイパスであり、r5は旧道に当たる。r5が合流する上の根之谷高架橋で右カーブを曲がって根谷川を渡って左岸の高台を走る。

52.根之谷トンネル 53.安芸高田市に入る 54.第2向山橋と上根トンネル
 根之谷トンネルを出てすぐに根之谷橋を渡って安芸高田市に入る。橋の下を流れている人甲川が市境であり、川の他に広島r68もある。安芸高田市に入ってすぐに向山トンネルをくぐり、いくつかの橋を渡った後に上根トンネルをくぐる。向山トンネルを出た直後には公衆トイレと飲食店のある簡易パーキングが設置されている。

55.「松江144km 三次40km 吉田16km」 56.中央分水嶺 57.広島r69上根交差点
 霧切谷橋を渡ると緩やかに下り、その後上りとなってから平坦にる所で追越車線が現れる。追越車線区間の中ほどにパーキングが設置されているが、その手前には中央分水嶺がある。峠には見えない平たい場所だが、北は江の川水系で日本海に、南は太田川水系として瀬戸内海に流れていく。また、道路を管理する国土交通省の出張所の境でもある。パーキング以降も追越車線区間が続き、その距離は約900mである。

58.追い越し車線が終わる 59.広島r5上根バイパス北口交差点 60.平坦な直線道路
 追越車線が終わると普通の対面2車線道路になり、程なくして広島r5上根バイパス入口交差点を通過する。下浜ヶ谷交差点付近のランプからここまでのr5がR54の旧道である。上根バイパス北口交差点からも対面2車線道路が続いている。二桁国道とは言え都市部ではないため交通量は多くなく流れもスムースである。勾配もカーブもほとんどないため道路状況としても非常に走りやすい。

61.広島r5勝田三差路交差点 62.江の川の右岸を走る 63.広島r327新可愛橋南詰交差点
 緩やかな右カーブの先で広島r5勝田三差路交差点を通過し、簸川沿いを少し走った後に本流の江の川沿いを走る。緩やかな左カーブを曲がっていると広島r327新可愛橋南詰交差点を通過して新可愛橋で江の川を渡る。

64.安芸高田市吉田町高野 65.中島橋 66.道の駅「三矢の里あきたかた」
 新可愛橋以降もほぼ平坦で直線的な2車線道路が続いている。道の駅「三矢の里あきたかた」を通過するが、2020年6月1日にオープンした新しい道の駅である。そのため重複しているR183を走行していた時(2017年3月20日)には存在していなかった。

67.東広島高田道路のインターチェンジ接続予定地点 68.広島r29青迫交差点 69.広島r6安芸高田消防署前交差点
 2車線快走路を走っていると拡幅工事されている場所を通過する。距離は300m程度と非常に短く追越車線としては機能しないのではと言いいたいところだが、多車線化や追越車線が目的ではなく、地域高規格道路の東広島高田道路のインターチェンジに伴う整備と思われる。4年前のR183走行時から大きな変化は見られないが、東広島高田道路そのものの工事は進んでいるようである。
 インターチェンジ接続予定地点を過ぎると緩やかな左カーブを曲がりながら広島r29青迫交差点を通過する。安芸高田市の市街地の西部を走っていると多治比川を渡った先で広島r6安芸高田消防署前交差点を通過する。交差点の南に安芸高田市の市役所があり、安芸高田市の中心部と言える場所である。

70.広島r318バスセンター北入口交差点 71.江の川沿いを走る 72.広島r212吉田大橋北詰交差点
 安芸高田消防署前交差点交差点からは市の中心部の北を通り、左にカーブしながら広島r318バスセンター北入口交差点を通過する。そのルートからして広島r29とr318は国道の旧道と思われる。バスセンター北入口交差点からは市街地を離れるため沿線の建物は少なくなる。江の川沿いとなると建物が途切れる。川に沿って右にカーブすると進行方角が東に変化する。江の川左岸を東進していると標高201mの地点で広島r212吉田大橋北詰交差点を通過する。

73.江の川左岸の高台を快走 74.安芸高田市甲田町上甲立 75.甲立洞門
 その後も江の川の左岸を走るが、山の裾野付近を通っているため川に対してやや高い位置となっている。江の川は蛇行しているが、国道は必ずしも川に沿っている訳ではなく線形が良く走りやすい2車線道路が続いている。甲立洞門に入り、それに繋がった甲立トンネルを通る。トンネルの坑口の手前には旧道と思われる市道が交差しており、北向き車線からも右折する事が可能である。

76.広島r4・r52高宮分れ交差点 77.緩やかなアップダウンあり 78.巨大時計は正確な時間を示している
 甲立トンネルを出て橋を渡った後に勾配を下り、広島r4・r52高宮分れ交差点を通過する。r52の一部は国道の旧道区間を含んでいる。高宮分れ交差点以降も2車線道路が続いており、緩やかな左カーブを曲がると旧道と思われる市道との甲立バイパス東詰交差点を通過する。旧道合流後もこれまでと同じような平坦でカーブのほとんどない快走路を走る。

79.所々で江の川に接近 80.電光標識の色付き部分が欠落 81.電光標識の色付き部分が欠落
 江の川に近接した場所も走っているが、この辺りの江の川は市境となっており対岸は三次市域である。制限速度50km/h、追越しのための右側部分はみだし禁止の道路だが、それを示す電光式の標識の色付き部分だけが欠落しているものが見られた。

82.三次市に入る 83.広島r63三和分かれ交差点 84.広島r429交差点
 江の川に沿って走っているとやや急な右カーブを曲がり、その先で三次市に入る。三次市に入ってからも道路状況や周辺の風景に変化はなく、程なくして広島r63三和分かれ交差点を通過する。緩やかな勾配を上りながら右にカーブして錦橋を渡り、左にカーブして江の川の右岸を走る。橋の手前には広島r429交差点が、奥には広島r37錦橋東詰交差点がある。

85.江の川の右岸に移ってからも快走路が続く 86.登坂車線なのかゆずり車線なのか 87.ゆずり車線の左側が減少
 江の川に右岸に移っても走りやすい2車線道路が続いている。川から離れると同時に上り勾配となる。勾配はさほど急ではないが登坂車線が設置されている。道なりに走っていれば左側車線を走る事になるが、そちらはゆずり車線のため峠部分では左側車線が減少する。

88.広島r432青河交差点 89.「歴史街道54」 90.青河跨線橋
 名もなき峠を越えると緩やかに下って広島r432青河交差点を通過する。この峠区間からはJR芸備線が西側に並走している。勾配を上った後に右にカーブして青河跨線橋を通過する。

91.青河洞門 92.E2A中国道の江の川第一橋 93.広島r470船所交差点
 江の川沿いになると同時に青河洞門をくぐり、その先でE2A中国道の江の川第一橋の下を通過する。二桁国道だがインターチェンジは設定されていない。江の川に沿って走っていると広島r470船所交差点を通過する。r470の行き先には中国道と示されており、三次ICへは市街地を通るR54とR183よりもr470の方が便利である。

94.「松江109km 雲南78km 三次市街5km」 95.大雨時通行規制区間の起点 96.ゆずりゾーン
 船所交差点からは江の川に沿って大きく左にカーブするが、その先には大雨時通行規制区間の起点がある。連続雨量250mm超で通行止になるが、特に閉鎖用ゲート等は設置されておらず、対象区間の延長は0.7kmと非常に短い。大雨時通行規制区間に入ってすぐにゆずりゾーンが設置されている。規制区間の中ではあるが左側には家屋がいくつか建っている。ただし国道とは高低差があるため国道に背を向けている形である。

97.三次大橋 98.広島r64交差点 99.三次市粟屋町
 山裾を右にカーブしていると三次大橋でJR芸備線と江の川を一気に渡り、北詰で広島r64交差点を通過する。その後も江の川沿いが続いているが、道路状況は良くなり対面2車線の直線的な道路になる。

100.右側は江の川 101.R183・R184粟屋交差点
 家屋が途切れた後の緩やかな左カーブの先でR183・R184粟屋交差点を通過して松江・雲南方面に進む。案内標識に記されていないR184はR54の松江方面とR183の三次市街方面に重複している。よってR183の重複は終わるがR184との重複が始まり、完全な単独区間とはならない。

国道54号 part3