国道52号
part2

R140坪川大橋南交差点〜E52南部IC
富士川町→身延町→南部町

50.E52中部横断道・増穂IC 51.道の駅「富士川」 52.鰍沢大橋
 R140坪川大橋南交差点から約600m走るとE52中部横断道の増穂ICが、さらに200m弱先に道の駅「富士川」がある。道の駅はE52の向こう側に設置されており、駐車場だけの増穂PAの休憩施設としても利用できる。ただし、道の駅を利用できるのは下り線(北向き)のみで上り線(南向き)はインターチェンジを挟んだ離れた位置にあるため利用する事ができない。道の駅付近からはE52は富士川を渡って離れていくため隣接並走状態が解消される。

53.富士川の堤防の内側を走る 54.山梨r4富士橋西詰交差点 55.山梨r42交差点
 富士川右岸の堤防の内側を走っていると山梨r4富士橋西詰交差点を通過した後に山梨r42との交差点を通過する。交差点の形状からも分かる通り、r42はR52甲西バイパスの旧道に当たる。

56.旧道合流後も2車線道路が続く 57.富士川の右岸を快走 58.山梨r407十谷入口交差点
 旧道である山梨r42と合流してからも道路状況は変わらず走りやすい対面2車線道路が続いている。二桁幹線国道とはいえ交差点も交通量も少ないため快走路と言える。川が市川三郷町との境になっている区間が終わると山梨r407十谷入口交差点を通過する。

59.箱原第七洞門 60.箱原第六洞門と箱原第五洞門 61.箱原第三洞門と箱原第一洞門
 箱原集落を通り過ぎると箱原第七洞門をくぐり、順に箱原第六洞門、第五洞門、第四洞門、第三洞門、第二洞門、箱原第一洞門と次々にくぐっていく。最も南の第一洞門から南は再び対岸が市川三郷町域となっている。

62.西島トンネル 63.山梨r403西島トンネル南交差点 64.山梨r9(?)岐南橋西詰交差点
 旧道との交差点を通過した後に西島トンネルをくぐって身延町に入るが、町境はトンネル内ではなく北側の坑口の手前にある。トンネルを出ると国道から降格した山梨r403の上を通り、緩やかな下り勾配の先でr403西島トンネル南交差点を通過する。富士川に沿ったバイパスを走っていると岐南橋西詰交差点を通過する。案内標識にヘキサは表記されていないが、ウオッちずでは岐南橋方向は県道色に塗られており、おそらく山梨r9と思われる。この岐南橋西詰交差点を左折して富士川を渡った対岸にE52中部横断道の六郷ICがある。六郷ICを境にして北側は有料だが南側は無料で通行できる。

65.西島バイパス南交差点 66.身延町手打沢 67.身延町役場入口交差点
 西島集落の南端で町道との西島バイパス南交差点を通過するが、その名称が示す通り町道はR52の旧道である。西島バイパス南交差点以南も平坦で走りやすい2車線道路が続いている。やや急な連続カーブを曲がってから身延町の中心部に差し掛かる。

68.山梨r405切石駐在所入口交差点 69.山梨r421交差点 70.切石洞門
 身延町の中心部で山梨r405切石駐在所入口交差点と山梨r421交差点を相次いで通過する。このうちr421交差点の案内標識に描かれたヘキサは「県道」という文字と都道府県が入った、いわゆるフルスペックヘキサであった。そのr421との交差点を過ぎると沿線の家屋が途切れて切石洞門をくぐる。

71.山梨r405バイパスとの交差点 72.山梨r411飯富橋西詰交差点 73.山梨r410飯富交差点
 身延町の中心部から離れてから程なくして山梨r405のバイパスとの交差点を通過する。左折してr405バイパスで富士川の対岸に渡るとE52中部横断道の中富ICに行く事ができ、このバイパスもインターチェンジの供用に併せて整備されたのだろう。
 引き続き富士川の右岸を走っていると沿線の家屋が増えた所で山梨r411飯富橋西詰交差点と山梨r410飯富交差点を通過する。交通量は若干多くなっているが流れが悪くなるような事もなかった。

74.身延町飯富 75.新早川橋 76.R300・山梨r37上沢交差点
 飯富集落を通り抜けて新早川橋を渡る。約2km上流に早川橋が架かっておりr410は旧道に該当するのだが、現在の早川橋は国道に指定されていた当時から架け替えられて新早川橋よりも新しくなっている。
 新早川橋からの緩やかな勾配を下り切った所でR300・山梨r37上沢交差点を通過する。この交差点はR300の終点である。r37は山岳に囲まれた早川町と町外を繋ぐ唯一と言える道路である。交差点の南西に道の駅「みのぶ富士川観光センター」があるが、駐車場の入口までr37とアプローチ道路を約700m走らなければならない。また、富士川の対岸にE52中部横断道の下部温泉早川ICがあるが、2021年1月の時点ではこのインターチェンジより南側は供用されていない。

77.身延町下山 78.異常気象時交通規制区間あり 79.異常気象時交通規制区間に入る
 上沢交差点からは沿線に家屋が建ち並んでいるうえに歩道が設置されていない道路を走る。乗用車であれば問題ないだろうが、大型トラックだと走りにくく感じるかもしれない。異常気象時交通規制区間と連続雨量を示す標識の先で山梨r805交差点を通過する。r805はR52と身延山久遠寺を結ぶ県道に見えるが、路線名は身延本栖線といって終点は富士河口湖町の本栖交差点である。全長32kmほどのうち単独区間は5kmほどと2割に満たない。r805交差点を通過した後に閉鎖用ゲートの脇を通って異常気象時交通規制区間に入る。通行止になる基準値は連続雨量120mm超である。

80.古屋敷洞門 81.異常気象時交通規制区間の終点を通過 82.波木井高架橋
 異常気象時交通規制区間に入ってからと言って道幅が狭くなる訳でもセンターラインがなくなる訳でもなく、これまでと同じような道路状況が続く。規制区間の中に古屋敷洞門があるがこの内部もセンターライン付きの2車線道路である。旧道と思われる町道との身延バイパス北交差点付近で異常気象時交通規制区間が終わる。交差点を過ぎると右にカーブしながら6%勾配の波木井高架橋を下って行く。

83.バイパスのため沿線の建物は少ない 84.山梨r9・r804身延立体北交差点と身延トンネル 85.「上り5.9%勾配」
 波木井高架橋からは富士川の堤防上を走る。新波木井橋の南詰で山梨r9・r804身延立体北交差点を通過して身延トンネルをくぐる。立体交差点になっているとは言え連絡道路のどちら側にも信号機が設置されているため、どこから入ってどこへ抜けるルートであっても信号機を通らなければならない。身延立体北交点からは富士川から離れて波木井川の南側の山裾を走る。勾配は5.9%とやや急だがセンターライン付きの2車線道路のため走りにくさはあまり感じない。

86.夫婦橋 87.身延町小田船原 88.相又川沿いを走る
 夫婦橋で波木井川を渡ってからは左岸を走る。谷筋とは言え比較的開けており薄暗さは感じない。豊岡洞門の直後に山梨r808大城入口交差点を通過し、以降は支流の相又川沿いを南下する。

89.新榧ノ木隧道 90.急カーブが多い 91.南部町に入る
 左カーブを曲がって新榧ノ木隧道をくぐる。北側の隣接する位置に榧の木隧道があるが、こちらは1.0車線幅の狭いトンネルである。新榧ノ木隧道を出てすぐに山梨r813交差点を通過するが、交差点付近から先は急カーブが多くなる。急カーブ区間を走っていると町境を通過して南部町に入る。

92.北向き車線に登坂車線あり 93.道の駅「なんぶ」 94.E52中部横断道・南部IC
 南部町に入ってから急カーブ区間が終わって閉鎖用ゲートの間を通ってから旧道らしき町道との交差点を通過する。反対側車線の登坂車線が終わると道の駅「なんぶ」を通過し、その先にE52中部横断道の南部ICがある。南部ICから南に向かってE1A新東名との新清水JCTまでは供用されており、前述の通り下部温泉早川IC〜南部ICの間が未供用である。

国道52号 part3