国道52号
part1

R358甲府警察署前交差点〜R140坪川大橋南交差点
甲府市→甲斐市→南アルプス市→富士川町

1.R358・R411・山梨r6甲府警察署前交差点 2.片側3車線道路 3.R358・山梨r5相生歩道橋交差点を右折
 山梨県甲府市の市役所の南西隣、甲府駅や山梨県庁にも近いR358R411・山梨r6甲府警察署前交差点がR52の終点である。ここから南に向かって静岡県の県庁所在地である静岡市の起点に向かう。
 甲府警察署前交差点から走り始めると片側3車線道路で甲府警察署の前を通る。相生歩道橋交差点を右折するとR358が直進しており約400mという短い重複区間が終わる。案内標識にR358のおにぎりが表記されていないためR358トレースの際はルートミスに注意が必要である。

4.丸の内郵便局東交差点 5.4車線道路 6.山梨r115交差点
 相生歩道橋交差点からは中央分離帯のない4車線道路、に見えるが、直後に丸の内郵便局東交差点では右側車線が右折専用車線となってしまう。以降は4車線道路となり、大きく左にカーブした先の荒川橋の手前で山梨r115との交差点を通過する。r115は西下条音羽自転車道線という路線名の自転車道で、荒川サイクリングロードという別名がある。その名の通り、荒川に沿った自転車道だが、うおっちずではR52を境に南東側は県道を示す黄色に塗られているものの北西側は塗られていない。

7.荒川橋 8.R52バイパスとの貢川橋西詰交差点を右折
 荒川橋と貢川橋を相次いで渡った直後に貢川橋西詰交差点がある。案内標識が設置されていないため分かりづらいが、バイパスと現道とに別れる交差点である。直進がバイパスだが反対側が現道に接続していないため国道トレースには使えない。トレースではなく単なる移動であれば直進の方が走りやすく良い道路である。

9.現道は対面2車線道路 10.S字状の急カーブあり 11.山梨r5・r7貢川交番前交差点
 貢川橋西詰交差点からは歩道のない対面2車線道路になる。急なカーブもあり沿線に家屋が建ち並んでいるせいもあって見通しは良くない。二桁国道としては急なS字カーブを曲がってから山梨r5・r7貢川交番前交差点を通過する。貢川橋西詰交差点を直進してバイパスに進んだ場合は、ひとつ南の貢川交番南交差点を右折して貢川交番前交差点を左折する事になる。

12.山梨r5貢川交差点 13.交通量の多い2車線道路 14.山梨県立美術館の前を通る
 貢川交番前交差点から約300m先でも山梨r5との貢川交差点を通過する。ここで交差しているr5は貢川交番前交差点で交差したものとは別のルートである。バス通りと廃軌道、そしてアルプス通りというバイパスの3つのルートがある。廃軌道は山梨交通電車線を指しており、相生歩道橋交差点以西のR52も軌道跡である。貢川交差点からも対面2車線道路が続いており、バイパスとの並走区間ではないため交通量が多くなる。

15.甲斐市に入る 16.山梨r25真福寺入口交差点 17.山梨r25竜王駅南交差点
 E20中央道の竜王高架橋の手前で市境を越えて甲斐市に入る。その後も道路状況は変わらず交通量の多い対面2車線道路を走る。山梨r25真福寺入口交差点を通過してから程なくしてr25竜王駅南交差点を通過する。真福寺入口交差点で交差しているr25はバイパスで、竜王駅南交差点で交差しているr25が現道と思われる。

18.二桁国道としては貧弱な道路状況 19.R20竜王立体交差点を右折
 歩道がなく二桁国道としては貧弱と言わざるを得ない道路を走っているとR20竜王立体交差点に至る。案内標識にR52のおにぎりが表記されていないが、右折してR20との重複区間を諏訪・韮崎方面に進む。両方向の矢印の補助標識を伴ったR20のおにぎりの下にでも右方向の矢印の補助標識付きのR52のおにぎりが欲しいところである。

20.R20本線の側道を走る 21.「松本95km 諏訪59km 韮崎8km」 22.R20・R52の串刺しおにぎりあり
 竜王立体交差点を右折して側道を走った後にR20の本線に合流する。東西を結ぶ幹線国道らしく片側2車線とよく整備されており交通量も多い。案内標識には松本と諏訪、韮崎とR20の行き先だけが表記されており、R52の行き先はひとつもない。しかし、R20とR52の串刺しおにぎりが設置されており重複区間である事が分かるようになっている。

23.E52中部横断道の釜無川橋をくぐる 24.山梨r6下今井ランプ 25.R20双田交差点を左折
 二桁国道のバイパスにしては大きくアップダウンしている状態を走っているとE52中部横断道の釜無川橋の下をくぐる。E52という番号からも分かる通り、E20中央道との双葉JCT以南はR52に並走している高速道路である。
 緩やかに左にカーブしながら勾配を下っていると山梨r6との下今井ランプを通過する。平坦かつ直線道路になった所で双田交差点を左折してR20から分岐する。かつては約3.6km北の船山橋北詰交差点まで重複していたが、R52が甲西バイパスに一本化された際に現道は山梨r42に降格している。これによってR52は韮崎市を通らないルートになっている。

26.「静岡107km 富士川16km」 27.双田橋 28.南アルプス市に入る
 R20との重複区間は一時的に北に向かっていたが、双田交差点からは南に向かう。静岡市までの距離は107kmとR52の総延長を上回っているが、R52の起点が静岡市清水区であり、静岡市の中心部から離れているためである。釜無川に架かる双田橋を渡ると南アルプス市に入る。

29.山梨r118双田橋南交差点 30.E52の野牛島第二橋をくぐる 31.E52を挟んで上下線が分離
 双田橋を渡り終えて緩やかな勾配を下った後に山梨r118双田橋南交差点を通過する。直後から上下線が分離してE52の野牛島第二橋をくぐってからはE52を挟んで上下線が分離する。甲西バイパス区間はE52を挟んだ状態での並走となっている。

32.山梨r20野牛島西交差点 33.E52の在家塚北高架橋をくぐる 34.山梨r39在家塚北交差点
 E52中部横断道とともに緩やかな左カーブを曲がって進行方角を西から南に転ずる。山梨r20野牛島西交差点の他、複数の市道との交差点を通過しながら南下する。信号機付きの交差点は直進左折と右折を分けた矢印表示のものが設置されている。白根ICの手前で在家塚南高架橋をくぐって対面通行道路となり、ランプに沿った左カーブを曲がっていると山梨r39在家塚北交差点を通過する。

35.E52の在家塚南高架橋をくぐる 36.山梨r39白根IC西交差点 37.「静岡100km 富士川10km」
 在家塚北交差点を過ぎてすぐにE52の在家塚南高架橋をくぐると再び上下線が分離する。すぐ先で山梨r39白根IC西交差点を通過するが、在家塚北交差点で交差していたのが現道でこちらがバイパスと思われる。バイパスはかつて山梨交通電車線が敷設されていた跡に造られている。交差点の南西に道の駅「しらね」があるが、南向き車線から直接出入りする事はできない。また、r39を東に進むとE52中部横断道の白根ICがある。

38.E52の吉田高架橋をくぐる 39.山梨r12南アルプスIC西交差点 40.E52の十日市場高架橋をくぐる
 E52中部横断道を挟んだ片側1車線の道路を走っていると山梨r5十五所交差点を通過し、程なくしてE52の吉田高架橋をくぐる。対面通行になった区間の東に南アルプスICがあり、山梨r12南アルプスIC西交差点を通過する。白根ICと同様にr12を少し東に進むと南アルプスICが接続している。南アルプスIC西交差点を過ぎてすぐにE52の十日市場高架橋をくぐると上下線が分離した状態に戻る。

41.山梨r12十日市場交差点 42.新滝沢川橋 43.「甲西道路」
 南アルプスIC西交差点から程なくして再び山梨r12との十日市場交差点を通過するが、重複していたのではなく現道との交差点である。十日市場交差点からも片側1車線道路が続いており、道路状況のみならず風景も変化がない。写真には写っていないが、左前方には富士山が見える。

44.山梨r105甲西中学校東交差点 45.E52中部横断道は暫定2車線 46.E52の戸田高架橋をくぐる
 南の方角に向かって走っていると山梨r105甲西中学校東交差点を通過する。甲西工業団地の間を走りその南端で狐川下橋を渡りながらE52の戸田高架橋をくぐって対面通行になる。E52中部横断道を挟んだ片側1車線区間はここまでである。

47.坪川大橋 48.富士川町に入る 49.R140坪川大橋南交差点
 坪川大橋で五明川と坪川、釜無川を渡って富士川町に入る。橋の北詰に南アルプス市の境標識が、南詰に富士川町の境標識がそれぞれ立てられているが、実際の市町境は橋の中ほど、五明川と坪川の間にある。
 坪川大橋からの勾配を下り切った所でR140坪川大橋南交差点を通過する。R52が甲西バイパスに一本化された際にR140の終点もこの交差点に移動したはずだが、ウオッちずでは交差点以西も国道扱いしており、現地の案内標識もおにぎりが残っていた。

国道52号 part2