国道49号
part1

R6上矢田ランプ〜R349上三坂交差点
いわき市

1.R6上矢田ランプ 2.上矢田Dランプ橋 3.「新潟244km 会津若松133km 郡山73km」
 福島県いわき市の市街地の南に位置するR6上矢田ランプがR49の起点である。ランプ形式で結ばれているが、これはR6もR49もバイパスであるためだろう。前者は常磐バイパス、後者は平バイパスという名称である。R6南相馬方面から南下している場合は側道(Dランプ)に入り、上矢田Dランプ橋でR6の本線とAランプとCランプの上を通る。橋を渡り終えて下っているとR6日立方面からの車線と合流する。

4.片側2車線道路 5.市道に接続するランプを通過 6.上荒川トンネル
 高規格道路のような片側2車線道路を少し上った後に下って市道に接続するランプを通過する。市道からの加速車線が合流した直後に上荒川トンネルをくぐる。反対側車線とトンネル坑口の外観が異なるが、これは暫定2車線で供用されて後に片側2車線化されたためである。

7.五郎内トンネル 8.市道とのランプを通過 9.内郷高架橋
 上荒川トンネルを出た直後に上荒川橋を渡り、次いで五郎内橋を渡って五郎内トンネルをくぐる。上矢田ランプ方面のトンネルが暫定2車線から供用されていたせいで、出口となる東側の坑口に扁額が設置されている。一方で新たに造られた西向き車線の入口には設置されていない。
 五郎内トンネルを出ると緩やかな勾配を下って市道に接続するランプを通過して内郷高架橋を渡る。その下を通っている福島r20はR6の旧道だが、R49とは直接接続していない。なお、R6を走行した時点(2016年4月29日)では現道もまだ国道の指定を受けていた。

10.内郷高架橋以西は上り勾配 11.最初の平面交差点 12.下好間向山交差点
 内郷高架橋を渡り終える手前でJR常磐線の上を通って緩やかな勾配を上る。上矢田ランプから走り始めて最初の信号機付きの交差点を通過した後に下りに転ずる。勾配が落ち着いた所で2ヶ所目の信号機付きの交差点の下好間向山交差点を通過する。この交差点の周辺には複数の家屋が見える。

13.いわき市好間町中好間 14.「←郡山方面 左車線へ」 15.向町田交差点
 非常に緩やかな下り勾配の片側2車線道路を走る。R49が通る郡山方面は左側の車線へ移動するようにとの標識が設置されている事から車線が減少する事が分かる。市道との向町田交差点を通過するが、右折の好間市街方面が旧道と思われる。

16.E6常磐道・いわき中央IC 17.対面2車線道路になる 18.好間橋
 向町田交差点のすぐ先でいわき中央橋をくぐってE6常磐道のいわき中央ICを通過する。右側車線は好間工業団地への右折車線になってしまう。ちなみにR49と並走するE49磐越道は少し南のいわきJCTでE6常磐道に接続している。
 いわき中央ICからは上り勾配の対面2車線道路を走る。山間部と言える場所であり周辺の家屋の数も少なくなる。いくつかの緩やかなカーブを曲がりながら好間川の流域を上っていると支流に架かる好間橋を渡る。

19.雨量通行規制区間 20.閉鎖用ゲート 21.長めの登坂車線
 好間橋を渡った後に登坂車線が設置されているが、その起点付近に簡易パーキングがあり、その出口の先に閉鎖用ゲートが設置されている。簡易パーキングとゲートは若干離れているが、通行止時はパーキングが転回場になると思われる。ゲートを越えてからも登坂車線は続いている。

22.登坂車線が終わる 23.福島r66交差点 24.E49磐越道の大利橋
 約1.3kmの登坂車線が終わると井木田集落を通り抜けて福島r66との交差点を通過する。主要地方道との交差点ではあるが信号機どころか案内標識すら設置されていない。r66交差点からは緩やかな下り勾配となり、大利発電所の送水管の上を通った後にE49磐越道の大利橋の下をくぐる。

25.好間川の谷筋を下る 26.「新潟226km 会津若松118km 郡山59km」 27.いわき水石トンネル
 集落のない谷筋を下っていると視界が開け、右カーブの先でいわき水石トンネルをくぐる。手前に交差している道路が旧道だが、約500m先から北は閉鎖されており通り抜ける事はできない。

28.福島r133水石山入口交差点 29.E49磐越道・福島r66いわき三和IC 30.中舘下集落
 いわき水石トンネルを出てすぐに福島r133水石山入口交差点を通過する。集落内を走っていると程なくしてE49磐越道のいわき三和ICを通過する。インターチェンジの反対側には福島r66が交差している。いわき三和ICからは比較的に開けた谷筋を走っており、多少の勾配はあるもののカーブは緩やかで走りやすい。

31.山間部の快走路 32.E49常磐道の渡戸橋 33.早朝であれば交通量は少ない
 比較的開けた谷筋を走っており、沿線には大規模ではないものの集落が途切れる事なく続いている。浮矢集落では若干狭苦しく感じられるものの他は快走路である。緩やかな上り勾配の左カーブを曲がっているとE49磐越道の渡戸橋をくぐる。これより西のE49磐越道はR49よりも福島r66に近い場所を通っている。

34.いわき三和トンネル 35.所々に簡易パーキングあり 36.好間川の左岸を走る
 いわき三和トンネルをくぐる。旧道には三和隧道があったが、両側の坑口にフェンスが張られいるため通り抜ける事はできない。いわき三和トンネル以西も勾配の緩やかな2車線道路が続いている。東北地方とは言え南の方なので積雪は少ないがチェーン着脱場を兼ねた簡易パーキングがいくつか設置されている。

37.福島r135交差点 38.根古屋橋 39.福島r135交差点
 福島r135交差点を通過するが、ウオッちずでr135に指定されているのは交差点から北に800m程度のみで以北は県道扱いされていない。東京電力の新いわき開閉所の北にr135の続きが描かれている事から分断されていると思われる。どちらの端点にも市道が接続しているため通り抜ける事は可能である。根古屋橋で好間川を渡って少し走るとr135交差点を通過して重複区間が終わる。

40.好間川右岸の高台を走る 41.三和大橋 42.「上り6%勾配」
 福島r135との短い重複区間が終わると沿線の家屋がなくなるが、集落そのものは好間川沿いにあるため人里離れた場所ではない。緩やかな勾配を上っていると三和大橋を渡り、6%とやや急な勾配の後に地蔵橋を渡る。地蔵橋の下には川の他に市道が通っているが、長沢峠を越えるこの市道は旧道かもしれない。

43.登坂車線の延長は1200m 44.名もなき峠で登坂車線が終わる 45.いわき市三和町中三坂湯ノ向
 地蔵橋を渡り終えた直後に登坂車線が現れる。起点に延長が1200mである旨の標識も取り付けられている。1200m先の名もなき峠付近で登坂車線が終わってからは緩やかな勾配を下る。沿線には少ないながらも家屋が断続的に続いている。

46.交通量は多くない 47.中三坂交差点 48.R349上三坂交差点
 左カーブを曲がった後に視界が開けるようになる。好間川とは同じ水系の三坂川の流域を走っていると市道との中三坂交差点を通過する。右折して少し走ると福島r358との交差点に突き当たり左折するとR349に至る。
 山裾を大きく左にカーブした後に右にカーブしている上三坂橋を渡った西詰でR349上三坂交差点を通過する。R49もR349も交差点の前後でカーブしているため、直角には交差しておらずR49いわき市街方面〜R349小野方面はかなり鋭角である。

国道49号 part2