国道47号
part4

R13亀割交差点〜R7東大町交差点
新庄市→戸沢村→庄内町→酒田市

154.新庄酒田道路は自動車専用道路 155.鳥越こ線橋 156.片側1道路
 R13亀割交差点から西は新庄酒田道路の一部であるため自動車専用道路である。そのため歩行者はもちろん自転車、軽車両、125cc以下の二輪車は走行できない。新庄酒田道路が供用される以前にR47だった道路は山形r318に降格している。
 上下線の間が少し離れた片側1車線道路を上ると鳥越こ線橋でJR奥羽本線を越え、跨線橋からの下り勾配が終わった辺りで片側1車線=暫定2車線道路になる。交差点付近だけ上下線が離れているのは立体交差化する計画がある(あった?)のかもしれない。

157.R13/E13東北中央道・山形r34との新庄IC 158.R13/E13東北中央道の新庄南こ道橋 159.角沢跨道橋
 山形r34とR13/E13東北中央道の新庄ICに接続している側道が分岐した後に新庄南こ道橋をくぐってから交差点の下を通過する。この交差点は各方向の左折は信号機を経由する必要がない。新庄ICから程なくして山形r36を角沢跨道橋で通過するが、ランプ等で接続していない。

160.盛土の上を快走 161.R47新庄酒田道路・山形r318福宮ICを側道へ進む 162.山形r318福宮交差点を左折
 盛土の上の片側1車線道路を走っていると新庄中核工業団地の出入口に当たる福田ICを通過する。さらに進むと福宮ICで直進の酒田・庄内方面と左折(側道)の福宮方面の2方向がR47となる。前者は新庄酒田道路だがひつつ先の枡形ICまでしか供用されておらず、国道トレースであれば現道を選択するしかない。側道を降りた先の山形r318福宮交差点を左折して酒田・福宮方面に進む。右折の新庄市街方面のr318は旧道に当たる。

163.「酒田53km 庄内43km」 164.新庄市福宮 165.R458八向中前交差点
 福宮交差点からはごく普通の対面2車線道路を走る。すぐ北にR47新庄酒田道路が並走しているせいもあってか交通量はさほど多くない。約2.3kmでR458との八向中前交差点を通過する。案内標識に表記されていないが、ここから先はR458が重複している。また、交差点の約500m北にR47新庄酒田道路の枡形ICが接続している。

166.八向中前交差点以降も2車線道路 167.R458本合海交差点
 八向中前交差点からも対面2車線道路が続いているが、R47新庄酒田道路の並走がなくなるせいか交通量が増える。山形r56交差点を通過して内川橋を渡った先の本合海交差点を道なりに右方向へ進むとR458が大蔵方面に分岐する。八向中前交差点からの距離は約1.8kmである。

168.本合海大橋 169.本合海高架橋 170.山形r30幸地交差点
 本合海交差点を過ぎて左、右とカーブした後に本合海大橋を渡り、次いで本合海高架橋を通過する。本合海大橋は最上川に架けられているが、本合海高架橋は川に架けられた橋ではない。畑集落を走っていると山形r30幸地交差点を通過する。交差点の南西に大蔵村の飛び地が2つあるが、どちらも田畑のみで家屋は存在しない。

171.戸沢村との境付近は異常気象時通行規制区間 172.最上川の堤防の上を走る 173.道の駅「とざわ」
 最上川沿いになると同時に異常気象時通行規制区間に入り、程なくして戸沢村に入って蔵岡1号スノーシェッドと蔵岡2号スノーシェッドをくぐる。これら2つのシェッドは一体化しているためひとつのシェッドに見える。最上川に沿った見通しの良い2車線道路を走っていると右カーブを曲がって道の駅「とざわ」を通過する。

174.JR陸羽西線 175.山形r34真柄交差点 176.R47新庄酒田道路との古口交差点
 道の駅から程なくしてJR陸羽西線の跨道橋をくぐり、直後に山形r34真柄交差点を左にカーブしながら通過する。戸沢村の中心部の手前でR47新庄酒田道路との古口交差点を通過する。2024年5月の時点ではr34に接続する津谷ICまでしか供用されていないが、2024年度中(2025年3月まで)に津谷IC〜枡形ICが供用される予定である。

177.戸沢村の中心部に差し掛かる 178.角川橋 179.山形r57角川橋西交差点
 戸沢村の中心部はセンターライン付きの2車線道路ではあるものの車線幅がやや狭く走りやすいとは言い難い。中心部の西部で角川橋を渡った先で山形r57角川橋西交差点を右にカーブしながら通過する。

180.古口跨線橋 181.最上川の左岸を走る 182.建設中の猪ノ鼻トンネル
 古口跨線橋でJR陸羽西線の上を通って猪ノ鼻集落を通り抜けると集落が途切れる。陸羽西線とともに最上川の左岸を走っていると建設中の猪ノ鼻トンネルの坑口の傍を通る。このバイパスに含まれる高屋トンネルは陸羽西線の第2高屋トンネルとの離隔が3mしかないため、万が一の事態に備えるため工事期間中は鉄道の運行が止められている。2022年5月14日から運航停止され、当初は2024年度中に開通する予定だったのがトンネル補強工事が必要になったため延期され、開通のみならず鉄道の運航再開の時期が未定となっている(2024年5月時点)。

183.猪鼻跨線橋 184.古口スノーシェッド 185.高屋スノーシェッド
 猪鼻跨線橋を渡ってからはJR陸羽西線と最上川の間を走る。古口スノーシェッドと猪鼻1号スノーシェッド、猪鼻2号スノーシェッド、猪鼻3号スノーシェッドをくぐるが、おそらく4つのスノーシェッドは一体化しておりひとつのスノーシェッドとして機能している。少し離れて外川スノーシェッドと高屋スノーシェッドをくぐる。さらに少し先に高屋スノーシェッドをくぐる。高屋スノーシェッドは同一の名称のものが2つ存在している。

186.JR陸羽西線の第1高屋トンネルが見える 187.高屋バイパスの西側接続地点 188.高屋駅に至る道路は移設されている
 JR陸羽西線の第2高屋トンネルと第1高屋の脇を通過してから高屋駅の近くを通る。高屋バイパスの西側接続予定地点に近いため、駅に至る道路は付け替えられて交差点は約300m酒田寄りに移転している。

189.高屋第1桟橋 190.川の駅最上峡くさなぎ 191.庄内町に入る
 引き続きJR陸羽西線とともに最上川の左岸を走っていると川の駅最上峡くさなぎを通過する。道の駅に似た観光施設で、最上川の川下り船の発着場がある。さらに最上川沿いを走っていると清川スノーシェッドの途中で庄内町に入る。

192.東雲橋 193.山形r361清川交差点 194.堤防の上を快走
 清川スノーシェッドを出てさみだれ大堰に至る町道との交差点を通過した後に東雲橋で最上川の支流の立谷沢川を渡る。以降は最上川の堤防の上を走り、信号機のない山形r45清川駅口交差点を通過し、直後に山形r361清川交差点を通過する。この辺りは最上川が市町境となっているため、r361の清川橋を渡った先は酒田市域である。

195.山形r46東興野交差点 196.水田の間を快走 197.道の駅「しょうない」
 山形r46東興野交差点付近からは最上川から離れて水田に囲まれた場所を走る。おそらくr46が旧道と思われ、沿線の家屋は非常に少ない。その中に道の駅「しょうない」が設置されている。

198.R345狩川矢倉交差点 199.狩川西こ線橋 200.R345西興野交差点
 道の駅から程なくしてR345狩川矢倉交差点を通過する。ごく緩やかなS字状のカーブを描きながら狩川西こ線橋でJR陸羽西線を越えた先の西興野交差点でR345が分岐する。重複区間の距離は約800mである。西興野交差点の案内標識に山形r46のヘキサが表記されているが、ウォっちずではその道路は県道とはなっていない。

201.「由利本荘80km 酒田18km」 202.山形r346交差点 203.もしもしピット
 R345との短い重複区間が終わってからもバイパス然とした平坦で直線的な2車線道路を走る。JR陸羽西線から離れた後に山形r346交差点を通過する。もしもしピットが設置されている緩やかな右カーブを曲がって山形r342・r358廻館交差点を通過する。

204.旧道との交差点 205.庄内こばえちゃラインとの交差点 206.山形r117余目東交差点
 廻館交差点から少し走ると町道が交差している左カーブを曲がる。この町道は庄内町の中心部に向かうルートである事を考えるとR47の旧道と思われる。庄内こばえちゃラインという広域農道との交差点を通過した先で山形r117余目東交差点を通過する。余目方面のr117は旧道であり、この交差点より西の区間は新庄酒田道路の一部である。自動車専用道路のため歩行者や自転車、125cc以下の2輪車は進入できない。

207.庄内こ線橋 208.片側1車線 209.余目こ道橋
 余目東交差点からは片側1車線の自動車専用道路となり、庄内こ線橋でJR羽越本線を越える。山形r44と山形r341、山形r43と交差しているものの跨道橋で上を通っているだけで接続はしていない。

210.山形r44余目ランプ 211.酒田市に入る 212.追越車線が終わる
 右カーブが終わって進行方角が北になると前方に鳥海山が見えるようになる。山形r44との余目ランプを通過して山形r357の上を越えた先には追越車線が設置されている。酒田市に入って程なくして山形r38・r44との新堀ランプを通過するが、このランプは酒田市街方面としか接続していない。また、r38、r44ともに新庄酒田道路が供用されるまではR47に指定されていた旧道であり、このランプから北の中央分離帯はガードレールタイプから縁石とラバーポールによる簡易なものに変わる。新堀ランプの流入路が合流した直後に追越車線が終わる。

213.庄内中央大橋 214.小牧ランプ 215.E7日本海東北道・山形r40酒田中央ランプ
 簡易の中央分離帯の片側1車線道路を走っていると庄内中央大橋で最上川を渡る。緩やかな左カーブを曲がっていると市道との小牧ランプを通過し、その先でE7日本海東北道・山形r40との酒田中央ランプを通過する。ごく普通の形状の立体交差点だが、E7日本海東北道の酒田中央ICに接続している。

216.片側2車線道路になる 217.酒田市東大町 218.R7・山形r40東大町交差点
 E7日本海東北道の本線の大野橋の手前、酒田中央ランプの側道が合流する直前で右側に車線が増えて片側2車線道路になる。酒田市の市街地に差し掛かって周辺の建物が増えた辺りで緩やかS字カーブを通過してR7・山形r40東大町交差点に至る。この交差点がR47の終点である。なお、新庄酒田道路が供用される以前は約3.1km南、最上川の左岸の広田ランプが終点であった。