国道47号
part3

R108花渕山BP交差点〜R13鳥越交差点
大崎市→
→最上町→舟形町→新庄市

98.岩下こけし資料館 99.「上り6%勾配」「急な上り坂 速度低下注意」 100.日本こけし館
 R108花渕山バイパスとの交差点を過ぎるとやや急な右カーブを曲がりながら大谷川橋を渡る。6%勾配の警戒標識が設置されているが、そこまで急な勾配には思えなかった。また、鳴子は温泉だけでなくこけしも有名で資料館のようなものが複数存在している。

101.鳴子トンネル 102.大深沢橋 103.鳴子峡の出入口
 鳴子トンネルをくぐって大深沢橋を渡った後に鳴子峡の出入口の交差点を通過する。出入口と言っても駐車場であり林道等でさらに奥深く入る必要はない。渓谷を通っているものの道路状況は良好で走りやすい。

104.中山平温泉 105.杵沢橋 106.「下り6%勾配」「急な下り坂 速度注意」
 鳴子峡を抜けると中山平温泉に差し掛かる。ここも山間部の割に温泉関連の施設が多数あり、西部にはJR陸羽東線の中山平温泉駅もある。温泉を通り抜けると下り6%勾配区間があるが、鳴子峡の西側の6%勾配区間よりも急なように感じた。

107.山間部の快走路が続く 108.JR陸羽東線 109.交通量は少ない
 JR陸羽東線とともに大谷川の流域を東に向かって走る。県境に近い山間部ながらセンターライン付きの2車線道路と整備されており、カーブは多いものの急なものは少なく勾配もさほど急ではないため走りにくさはほとんど感じない。

110.JR陸羽東線 111.山形県最上町に入る 112.登坂車線
 やや急な右カーブを曲がってJR陸羽東線の跨道橋をくぐった先で県境を越えて山形県最上町に入る。県境を越えたものの上り勾配は続いており、500m弱の短い登坂車線も設置されている。

113.「酒田90km 新庄37km」 114.堺田駅の入口を通過 115.堺田こ線橋
 登坂車線が終わって対面2車線道路に戻ると堺田集落を通過する。宮城県側の中山平温泉とは異なり駅はあるものの温泉地ではない。松尾芭蕉が宿泊したとされる旧有路家住宅がある。他にも堺田駅の前に中央分水嶺があり、日本海に注ぐ最上川と太平洋に注ぐ北上川の分れ目を見る事ができる。堺田集落を通り抜けると堺田こ線橋でJR陸羽東線の上を通過する。

116.牧草地が広がっている 117.高橋川橋 118.笹森集落
 堺田の分水嶺で日本海側に向かって流れている明神川はかなり蛇行しているが、R47はカーブが少なく勾配も緩やかで非常に走りやすい。谷筋ではあるが開けているため薄暗さも一切感じない。

119.平地側には防雪柵が設置されている 120.山形r28富澤交差点 121.赤倉温泉駅の前を通過
 明神川の右岸を快走していると山形r28富澤交差点を通過し、その先で赤倉温泉駅の前を通過する。駅の名称に“温泉”と付いているが、鳴子温泉駅と中山平温泉駅とは異なり温泉は駅の周辺ではなくr28を約2.0km南下した場所にある。

122.新田集落 123.下小路集落 124.鳥出橋
 赤倉温泉駅付近の新田集落は融雪水パイプがセンターライン代わりの2車線道路となり、若干車線幅が狭く感じられる。新田集落を過ぎると普通の対面2車線道路に戻り、平坦でカーブの少ない状況を快走する。

125.旧道との本城交差点 126.新絹出川橋 127.山形r262最上病院前交差点
 最上町の中心部を通り抜ける旧道と思われる町道との本城交差点を過ぎて新絹出川橋を渡って山形r63の上を向町函渠で通過する。その先で山形r262最上病院前交差点を通過する。案内標識にはr262のヘキサが表記されているが、向町函渠で交差したr63の可能性もある。また、最上病院前交差点を右折した先に最上駅があるが、駅までの区間は停車場線ではなく町道である。

128.向町こ線橋 129.若宮集落 130.白川橋
 山形r314との交差点の手前から右カーブと上り勾配が始まり、向町こ線橋を越えてからはJR陸羽東線に沿った山裾を走る。山裾を言っても平坦で走りやすい道路状況である。白川橋を渡ってからは山裾を離れる。

131.山形r325志茂交差点 132.大堀こ線橋 133.山形r316交差点
 大堀駅の北を通り過ぎた直後に山形r325志茂交差点を通過する。駅のすぐ傍を通っているが、北側には出入口は設置されておらず町道で南に回り込む必要がある。左、右とS字状に曲がりながら大堀こ線橋を渡った後に山形r316交差点を通過する。r316の一部はR47の旧道と思われる。

134.鵜杉集落 135.南側には防雪柵が設置されている 136.JR陸羽東線と並走
 鵜杉駅の南を通り過ぎると徐々に沿線の家屋が疎らになって途切れる。成合淵と呼ばれる小国川の渓谷を通っており、並走しているJR陸羽東線にはスノーシェッドも造られている。

137.道の駅「もがみ」 138.瀬見スノーシェッド 139.小国川沿いを走る
 成合淵の途中で道の駅「もがみ」を通過して瀬見スノーシェッドをくぐる。道の駅として開業したのは2023年11月26日と新しいが、それ以前に川の駅というドライブインとして存在していた。

140.瀬見温泉駅の前を通過 141.赤色の瀬見橋の対岸が瀬見温泉 142.弁慶大橋
 道の駅から程なくして集落に差し掛かり、中ほどにある潮見橋の対岸に瀬見温泉があり、近くの駅も瀬見温泉駅という名称である。温泉を有する集落を通り抜けると弁慶大橋で小国川の左岸に移る。

143.小国川の左岸を走る 144.JR陸羽東線 145.舟形町に入る
 JR陸羽東線と小国川を挟むようにして並走していると左岸に移ってきた陸羽東線の跨道橋をくぐり、その先で舟形町に入る。舟形町に入ってからも谷筋を走るが、センターライン付きの2車線道路のため走りにくさはほとんど感じない。

146.山形r56長沢交差点 147.松原橋 148.亀割バイパス
 山形r56長沢交差点を通過した直後に松原橋で小国川の右岸に移って上り勾配の亀割バイパスを走る。r56は旧道に当たり、概ね小国川の左岸を通っている。長尾橋を渡って大きく右にカーブすると小国川から離れて行く。

149.長尾トンネル 150.新庄市に入る 151.亀割バイパスの沿線の建物はほとんどない
 長尾トンネルからも上り勾配が続いている。最上東部広域農道の亀割跨道橋付近で市町境を越えて新庄市に入る。広域農道とは約100m西で交差している連絡道路を利用する事で行き来が可能である。新庄市に入ってからも緩やかな勾配とカーブの2車線快走路が続く。開通したのが1994年で30年程が経過しているが、山間部のため沿線に建物はほとんど建っていない。

152.新庄市鳥越 153.R13亀割交差点
 新庄市の市街地を見下ろしながら緩やかな勾配を下ると盆地に入って平坦になる。新田川沿いを走っているとR13亀割交差点を通過する。かつては右折して約200m北の交差点を左折するルートであったが、新庄酒田道路(の一部)が供用された後に山形r318に降格している。なお、新庄酒田道路は自動車専用道路のため、歩行者や自転車、軽車両、125cc以下の二輪車は通行できない。

国道47号 part4