国道42号
part5

和歌山r38平松交差点〜R371高富交差点
すさみ町→串本町

209.すさみ大橋 210.すさみ駅前交差点 211.すさみ海水浴場前交差点
 和歌山r38平松交差点からは緩やかな右カーブを曲がった先ですさみ大橋を渡る。橋上はセンターライン付きの2車線道路だが、路側部分がほとんどなく大型車の離合に難がある。すさみ大橋を渡り終えてからは海沿いを走っているが、低いながらも防潮堤があるため海面は見えない。すさみ駅前交差点やすさみ海水浴場前交差点を通過するが、どちらも町道との交差点であり、和歌山r222との交差点には信号機もなく名称も付けられていない。

212.異常気象時通行規制区間に入る 213.標高は10m強 214.旧道が交差している右直角カーブを曲がる
 すさみ町の中心部を通り過ぎると沿線の建物はほとんどない状態となる。海が見えてきた所で異常気象時通行規制区間の起点を通過する。すさみ町見老津までの9.6kmの区間は連続雨量250mmを超えると通行止になる。異常気象時通行規制区間に入ってからは勾配は緩やかなものの急カーブが連続している。旧道が交差している右直角カーブを曲がった後に白島隧道をくぐる。

215.ロックシェッドあり 216.西浜集落 217.口和深集落からは内陸を走る
 白島隧道を出てすぐにロックシェッドをくぐり、しばらくは海岸線沿いを走る。口和深集落で左の急カーブを曲がってからは海から離れて少し内陸へと進む。JR紀勢本線も内陸を通っているが、R42よりも北に位置している。

218.アップダウンしている快走路 219.シーサイド国道 220.交通量は少ない
 上り勾配が基本で多少アップダウンしている2車線道路を淡々と走る。二桁幹線国道とは言え交通量は少ない。ただし、場所が場所だけに夏季はもちろん長期連休もそれなりの交通量があるものと思われる。

221.道の駅「イノブータンランド・すさみ」 222.黒島隧道 223.恋人岬
 平松交差点から約7.1kmで道の駅「イノブータンランド・すさみ」を通過する。駐車台数は15台(乗用車+大型車)とかなり小規模な道の駅であり、東に別の道の駅「すさみ」ができてからは駐車場とトイレ、観光案内のみとなっている。道の駅を通り過ぎて少し走ると海から離れて緩やかな勾配を上っていると黒島隧道をくぐる。トンネルを出ると再び海沿いを走っているが、標高は2,30mとやや高い位置を走っている。夫婦波が見られる恋人岬を左カーブで通過する。

224.見老津パーキング 225.左のおにぎりは道路情報板 226.見老津駅の前を通過
 シーサイドルートを走っていると見老津パーキングを通過し、その後JR紀勢本線の上を2回通過する。ただし、どちらもトンネルの上を通っているので国道を走っている分には全く気付かないかもしれない。長井川の河口付近で和歌山r225との交差点を通過し、緩やかな右カーブを曲がると見老津駅の前を通過する。駅前のロータリー(駐車場?)が国道に面しているため停車場線は設定されていない。

227.左側の高架はJR紀勢本線 228.見老津高架橋 229.すさみ町江須の川
 JR紀勢本線と海の間を走っていると見老津集落で紀勢本線は内陸に、R42は引き続き海沿いを走る。見老津集落で見老津高架橋を通過し、集落を過ぎてからも上り勾配が続いている。

230.橋の下に家屋があるためフェンスが設置されている 231.和歌山r36江住中学校前交差点と道の駅「すさみ」 232.江住駅の近くを通過
 江須之川橋(?)には両側の欄干にフェンスが設置されているが、これは橋の下に家屋が建っているためである。江須之橋からはJR紀勢本線と隣接した状態を並走しており、程なくして和歌山r36江住中学校前交差点を通過する。左折してr36を北上すれば約1.2kmで紀勢道のすさみ南ICに行く事ができる。走行当時(2019年3月24日)はこのインターチェンジより串本町側は供用されていない。また、交差点の海寄りの道の駅「すさみ」はすさみ南ICの供用に前後して設置されたものである。なお、道の駅は旧江住中学校の跡地に造られており、今後交差点の名称も変更されるかもしれない。江住中学校前交差点を過ぎると左、右と大きくカーブした後に江住駅の近くを通過する。

233.和歌山r36現道との交差点 234.「新宮67km 串本23km」 235.海寄りにはJR紀勢本線が並走
 江住川を渡って少し走ると和歌山r36との交差点を通過するが、こちらはすさみ南ICが供用される以前の現道である。その後も海に沿って走っていると緩やかなS字カーブを描いてJR紀勢本線の上を通過し、紀勢本線の内陸側を少し走った後に右にカーブして紀勢本線を再びオーバーパスする。

236.中平見集落 237.安全速度は30km/h 238.「津波注意区間 海抜7.3m」
 中平見、大平見集落内は勾配は緩やかだが急カーブが連続している。里野西地川を大きく右にカーブしながら渡る。海抜は7.3mとそれほど低くはないが津波注意区間に指定されている。

239.串本町に入る 240.串本町に入ってからも急カーブが多い 241.テレホンパーキング
 緩やかな勾配を上っていると町境を通過して串本町に入る。和歌山県のみならず、近畿地方で、本州で最南端の自治体である。串本町に入ってからもシーサイド国道である点に変化はないが、急カーブが多くなる。

242.JR紀勢本線 243.串本町和深 244.和歌山r39和深交差点
 左カーブを曲がるとJR紀勢本線の下をくぐって右カーブを曲がり、その後は線路の内陸側を並走する。和深駅の北で左カーブを曲がり、その先の右カーブを曲がると和歌山r39和深交差点を通過する。和深交差点からは緩やかな勾配を上って和深隧道をくぐる。

245.海の向こうに見えているのは潮岬か 246.シーサイドルートを快走 247.富山隧道
 和深隧道を出てからしばらくはほぼ平坦な状態を走るが、下り勾配になると前方に海が良く見えるようになる。JR紀勢本線のトンネルの上を通過するとR42が海寄りを走るようになる。適度なアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を快走する。田子駅の南を通過してさらに走っていると富山隧道をくぐる。

248.カーブは多いが快走路 249.「新宮56km 那智勝浦41km」 250.JR紀勢本線との並走が続いている
 カーブは多いが緩やかなものが多いので概ね走りやすい道路状況が続いている。標高は10m未満の場所を走っているため津波に注意を促す標識が設置されている。新宮市まで56kmと近付いてはいるが、まだ50km以上もあるのかという印象である。それに加えて串本町の隣接する那智勝浦町までも40km以上ある。

251.すさみ串本道路が建設中 252.西地集落 253.異常気象時通行規制区間の起点を通過
 海岸線から少し離れた場所を走っていると道路工事現場(厳密に言うと現場の出入口)を通過するが、これは建設中のすさみ串本道路のものであり、すさみ南ICから延伸される区間である。田の崎の根元を通過すると少しだけ海沿いを走って田並集落に入る。田並川の手前に異常気象時通行規制区間の起点があるが、対象区間は1.6kmと短く田並隧道を挟んだ区間が規制対象である。

254.内陸部を走る 255.田並隧道 256.串本町有田
 田並川を渡ると上り勾配となり、右カーブを曲がった先で田並隧道をくぐる。トンネルを出ると緩やかな勾配を下り、入谷集落でやや急な左カーブを曲がり、有田漁港に沿って走る。有田川を渡った直後に和歌山r226有田交差点を通過する。r226は停車場線であり、約500m北に紀伊有田駅がある。ちなみにR42も通っている有田市には“有田”を冠した駅は存在しない。

257.逢坂山隧道 258.串本海中公園を通過 259.高浜隧道
 有田交差点から緩やかな勾配を上っていると逢坂山隧道をくぐり、左にカーブしている下り勾配を走っていると串本海中公園を通過する。通行したのが3月なのでさほど車は停まっていなかったが、夏季は賑わっているのだろう。カーブを繰り返す2車線道路を走っていると高浜隧道をくぐる。

260.潮岬が近付いてくる 261.串本町高富 262.R371高富交差点
 潮岬を見ながら海沿いを走っていると高富集落に差し掛かり、その中でR371高富交差点を通過する。R311岩崎交差点からの距離は約60kmであり、本州で最も南に位置する国道同士の交差点である。

国道42号 part6