国道42号
part2

R480有田大橋北交差点〜R425塩屋交差点
有田市→有田川町→湯浅町→広川町→由良町→日高町→御坊市

50.有田大橋 51.和歌山r171交差点 52.宮崎交差点を左折
 R480有田大橋北交差点を過ぎると箕島高架橋の勾配を上り、R480の上を通過した直後に有田大橋で有田川を渡る。南詰には和歌山r171が交差しているが、交差点付近のr171が東向きの一方通行であり、また右折車線も設置されていないため、R42海南方面からの左折しかできない。三谷高架橋を下り、平坦になった所で市道との宮崎交差点となり、左折して田辺・有田川方面に進む。

53.宮崎交差点以降は商業施設が多い 54.古江見高架橋 55.和歌山r20古江見交差点は道なりに右へカーブ
 宮崎交差点からは沿線に規模はさほど大きくないものの多くの商業施設が建っている。それらの中を直線かつ平坦な2車線道路で走り抜ける。約1.1kmで古江見高架橋の勾配を上り、和歌山r20古江見交差点を道なりに右へカーブしながら通過する。R42の海南方面からr20への左折はできないため、r20へ行くには高架橋の手前を側道に入る必要がある(R42御坊方面からr20への右折は可能)。

56.和歌山r20野交差点 57.有田海南道路の接続予定地点 58.有田川の左岸を走る
 古江見交差点を通過した直後の野交差点で和歌山r20が栖原方面に分岐する。重複している距離は100mに満たない。古江見交差点から有田川左岸を走っており、緩やかな左カーブの後に右カーブを曲がる。右カーブ部分では工事が行われていたが、これは前述の有田海南道路を接続させるための工事である。以降も有田川沿いを走っており、和歌山r172保田橋南詰交差点を通過する。

59.短距離ながら集落が途切れる 60.和歌山r164糸我交差点 61.有田東大橋南詰交差点付近からは川沿いとなる
 短距離ながら集落が途切れた場所を走った後に有田川から少し離れる。和歌山r164糸我交差点を通過して平坦な2車線道路を走る。市道の有田東大橋南詰交差点付近からは再び堤防の上を走るようになる。
 その後、有田川から離れた後に市町境を通過して有田川町に入る。ちなみに、宮崎交差点から市町境付近までは有田川の対岸にR480が並走している状態である。有田川町に入ってすぐに和歌山r159小島交差点を右にカーブしながら通過する。

62.「田辺62km 湯浅5km」 63.和歌山r22明王寺南交差点 64.水尻交差点
 小島交差点からはJR紀勢本線と並走しながら山裾を走る。右にカーブしながら緩やかな勾配を下り、平坦な状態になってからは沿線の建物が増える。藤並駅付近で和歌山r22明王寺交差点を通過し、その直後にr22明王寺南交差点を通過する。明王寺南交差点に接続しているr22はバイパスであり、阪和道/海南湯浅道路の有田ICや南隣の有田南ICとR42を繋ぐ役割を持っている。r22の高架橋の下をくぐった後に左から来た高架橋が上下線の間に割って入って片側1車線になる。有田ICと有田南ICに行ける市道との交差点の水尻交差点を通過すると高架橋が低くなっていく。

65.有田ICの白浜・湯浅方面ランプと合流 66.湯浅町に入る 67.森崎交差点
 有田ICの白浜・湯浅方面ランプに合流してからは普通の対面2車線道路に戻る。なお、走行した日(2019年3月24日)は白浜・湯浅方面ランプが工事のため通行止であった。2018年10月1日から2019年4月26日までと約半年と結構長い期間だが、有田・金屋方面ランプは利用可能であった。
 JR紀勢本線に沿った2車線道路を走っていると湯浅町に入るが、道路状況や周辺の風景には特に変化は見られない。和歌山r179交差点を通過してすぐに市道の高架橋の下で別の市道との森崎交差点を通過する。

68.和歌山r23湯浅交差点 69.JR紀勢本線 70.別所北交差点
 湯浅町の中心部の出入口に当たる和歌山r23湯浅交差点を通過した後に左にカーブしながら勾配を上ってJR紀勢本線をオーバーパスする。その後も2車線道路を走っていると町道との別所北交差点を通過するが、左折して市道を東に進めば海南湯浅御坊道路の湯浅ICに至る。湯浅ICは大阪・和歌山方面としか接続していない。

71.広川町に入る 72.和歌山r178広交差点 73.名島交差点
 広川に架かる新広橋を渡ると広川町に入り、和歌山r178広交差点を通過する。湯浅町と同様に広川町も町の中心部は通っておらず、広交差点が出入口に当たる。大きく左に曲がっていると名島交差点を通過する。交差している町道はr178の旧道だが、案内標識には未だヘキサが表記されていた。

74.和歌山r177殿交差点 75.湯浅御坊道路の広川IC 76.和歌山r21井関交差点
 名島交差点からも平坦な直線道路を走っていると和歌山r177殿交差点を通過する。r177は起終点ともにR42との交差点であり、R42の水越隧道の旧道のようなルートをしているが、旧道ではないようである。R42との重複区間を除いて1.0車線幅が基本のかなり険しい道路である事を付け加えておく。
 殿井橋で広川を渡った先で湯浅御坊道路の広川ICを通過する。インターチェンジを過ぎてからも走りやすい2車線道路が続いており、緩やかな右カーブを曲がりながら和歌山r21井関交差点を通過して井関橋を渡る。

77.異常気象時規制区間の起点を通過 78.安全速度は30km/h 79.ヘアピンカーブには中央分離帯あり
 井関橋を渡り終えると左カーブを曲がって上り勾配になった2車線道路を走る。広川町と由良町の境の前後は異常気象時通行規制区間に指定されており、連続雨量が240mmを超えると通行止になる。急勾配かつ急カーブの多い峠道だが、二桁国道とあってセンターライン付きの2車線道路と比較的整備されている。

80.水越隧道 81.由良町側の安全速度も30km/h 82.和歌山r177交差点
 水越隧道をくぐると由良町に入る。トンネルの南に水越峠があるが、これは和歌山r177が通っており水越隧道の上を2回越えている。水越隧道を出た直後にr177との交差点を通過して以降は重複区間となる。急勾配かつ急カーブが多いという点に変化はなく、安全速度は広川町側と同じ30km/hである。水越隧道から約1.0km走るとr177との3ヶ所目の交差点を通過する。トンネル直後の交差点からr177に進むと水越峠に、1km地点の交差点から由良町市街方面に行けそうな気がするが、実際は逆でトンネルに近い方が市街地に遠い方が峠に至るルートである。

83.和歌山r177畑交差点 84.畑交差点以降はほとんどカーブがない 85.和歌山r23門前交差点
 JR紀勢本線の由良トンネルの南側坑口付近の上を通過してすぐに和歌山r177畑交差点を通過する。この交差点がr177の終点である。畑交差点以降は勾配は緩やかになり、カーブもほとんどなくなるため走りやすくなる。紀伊由良駅の北東で和歌山r23門前交差点を通過する。町の名称を冠した駅だが、役場や中心部からは少し離れた位置にある。

86.由良町里 87.入路交差点からは異常気象時通行規制区間 88.入路交差点以降は上り勾配
 JR紀勢本線に沿った2車線道路を走っていると農免農道との里交差点を通過し、さらに少し走ると和歌山r23との入路交差点を通過する。入路交差点が由良町の中心部の出入口に当たる。
 入路交差点からは上り勾配となり、r23と由良川を由良川橋で越える。また、入路交差点からは異常気象時通行規制区間に入るが、規制値は水越峠区間と同じ連続雨量240mm超で通行止となる。

89.里隧道 90.由良隧道 91.日高町に入る
 上り勾配の2車線道路を走っていると里隧道をくぐる。トンネルを出た直後に跨道橋の下を通るが、上にあるのは和歌山r23であり、R42の旧道に該当する区間である。その後も勾配を上り続けていると由良隧道をくぐって日高町に入る。

92.北向き車線には登坂車線あり 93.和歌山r23・r176萩原交差点 94.和歌山r189内原駅前交差点
 由良隧道からは下り勾配となっており、程なくして上りとなる北向き車線に800m程度の登坂車線が設置されている。登坂車線がなくなってからも下り勾配は続いており、和歌山r23萩原交差点を過ぎると勾配がなくなる。なお、萩原交差点は和歌山r176も交差しているが、案内標識に表記されているのはr176の方である。
 緩やかな右カーブを曲がりながら和歌山r27・r176交差点を通過し、西川とJR紀勢本線の間を南下していると和歌山r189内原駅前交差点を通過する。右折すれば日高町役場に、左折すれば内原駅に行く事ができる。さらに進むとr176との交差点を通過するが、そのルートを考えるとおそらくR42の旧道と思われる。

95.御坊市に入る 96.左に見えるのはJR紀勢本線 97.和歌山r24・r191小松原交差点
 JR紀勢本線の西側を走っていると市町境を通過して御坊市に入る。紀勢本線が東に逸れた直後に和歌山r176斉橋交差点を通過して緩やかな右カーブを曲がった先で和歌山r24・r191小松原交差点を通過する。

98.和歌山r26財部交差点 99.御坊市薗 100.和歌山r186名屋町3北交差点
 御坊市の中心部と言える場所を走っていると和歌山r26財部交差点を通過する。案内標識の支柱に右折禁止の標識が付けられているが、それは手前のT字路を指している。御坊市役所の近くを通り過ぎた後に和歌山r188大浜通り交差点とr188松原通り交差点を通過する。松原通り交差点の東には紀州鉄道の西御坊駅がある。また、松原通り交差点付近は市町境がR42にあり、西側は美浜町域である。
 和歌山r186名屋町3北交差点を通過してから程なくして和歌山r176天田橋北詰交差点を通過するが、この区間のr176もR42の旧道と思われる。天田橋北詰交差点の近くに紀州鉄道の日高川駅があったが、1989年に廃止となっている。

101.天田橋 102.和歌山r25湊交差点 103.R425塩屋交差点
 天田橋北詰交差点の直後に天田橋で日高川を渡る。市道との天田橋南詰交差点からは大きく右にカーブし、その先で和歌山r25湊交差点を通過する。日高川の左岸を走っているとやや急な左カーブを曲がって海沿いを走るようになる。市道との北塩屋交差点を通過するが、この市道はR425の旧道である。
 王子川に架かる新王子橋の南詰でR425塩屋交差点を通過する。R425は起終点ともにR42との交差点であり、紀伊半島を横断している国道である。しかし、全国に名を轟かす酷道とあって、海沿いのR42よりも距離が長く、時間もかかってしまう。そもそも通行止が頻発しておりどこかの区間が通れずに全線走破する事が難しい。

国道42号 part3