国道9号
part14

山陰道・石見三隅IC〜R187枕瀬交差点
浜田市→益田市→津和野町

657.島根r211交差点 658.島根r48小野交差点 659.三隅トンネル
 E9/R9山陰道の石見三隅ICを通り過ぎて少し走ると島根r211交差点を左にカーブしながら通過する。三隅川の右岸を走っていると緩やかな勾配を上って新三隅大橋の手前で島根r48小野交差点を通過する。新三隅大橋を渡り終えた先で三隅トンネルをくぐる。

660.三隅川の左岸を走る 661.「下関171km 山口100km 益田21km」 662.三隅港に向かう市道との交差点
 三隅トンネルを出ると三隅川沿いに、次いで支流の田原川に沿って走る。川の向こう側には多くの家屋が建っておりバイパスである事が分かる。旧道らしき市道との交差点を過ぎると沿線の建物が増える。谷筋を走っていると三隅港に向かう市道路の交差点を通過し、眺望の利かない2車線道路を緩やかに上って行く。

663.日ノ峠 664.建設中の山陰道の橋脚が確認できる 665.島根r171交差点
 比較的緩やかな勾配を上っていると日ノ峠を越えて下り勾配に転ずる。緩やかな勾配を下っていると建設中の山陰道の橋脚の間を通る。石見三隅IC〜遠田ICの間は2025年の開通を目指して工事が行われている。
 集落に差し掛かるのに前後して勾配がさらに緩やかになって視界も開けるようになる。島根r171との交差点を連続で通過するが、2ヶ所の間の区間は重複区間である。北側の交差点を右折して島根r212を経ると岡見駅に行く事ができる。

666.浜田市三隅町岡見 667.益田市に入る 668.「R9ここは益田市土田町 津和野まで37km」
 長閑な風景の中を走っていると集落が途切れ、比較的広い駐車帯の直後で市境を越えて益田市に入る。市境の近くにも集落が存在しており人里離れた場所ではない。緩やかな左カーブを曲がると海沿いを通ってきたJR山陰本線と近接並走状態となる。

669.登坂車線あり 670.島根r308鎌手駅前交差点 671.「下関161km 山口90km 益田10km」
 JR山陰本線に沿った2車線道路を走っていると緩やかな上り勾配となり、延長300m程度の登坂車線が設置されている。登坂車線が終わった後に緩やかな勾配を下って島根r308鎌手駅前交差点を通過する。交差点のすぐ傍に鎌手駅があり、r308は停車場線ながら駅とは反対方向に向かっている。鎌手駅前交差点からは適度なアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を走る。

672.木部隧道 673.島根r309交差点 674.益田市遠田町
 集落が途切れた場所を緩やかな勾配で上っていると右カーブの先で木部隧道と津田隧道を連続でくぐる。津田隧道を出てすぐに島根r309交差点を通過する。右折方向に津田駅と案内されているが、正式名称は石見津田駅である。

675.E9/R9山陰道の遠田IC 676.益田市木部町 677.遠田隧道
 益田市の市街地の手前でE9/R9山陰道との遠田ICを通過する。右折の道路が山陰道だが浜田方面は供用されておらずただの平面交差点である。またR9に指定されているのは1.7km先の久城ICまでであり、高津ICまでは現道活用区間として島根r333久城インター線となっている。久城IC、高津ICともに平面交差点である。
 遠田ICからは大型トラックを中心に山陰道に進む車両が多いため幾分か交通量は少なくなるが、それでも益田市の市街地に向かうルートとあってそれなりの交通量はある。歩道のない遠田隧道を抜けると益田市の市街地が見えてくる。

678.益田市街地まで下る 679.島根r310乙吉町交差点 680.益田新大橋
 遠田隧道からは下り勾配となりその途中でJR山陰本線の上を通過する。勾配が緩やかになるのとほぼ同時に市街地に入り、島根r310乙吉町交差点を通過する。右折して市道を北上すると前述の島根r333に行く事ができる。乙吉町交差点を過ぎてすぐに益田新大橋で益田川を渡る。

681.R187・R191中吉田町交差点 682.益田跨線橋 683.島根r35栄町交差点を右折
 益田市の市街地でR187R191中吉田町交差点を通過する。案内標識におにぎりが表記されていないR187はこの交差点が終点でありR9の山口・津和野方面に重複している。鳥取県からは概ね海に近い場所を通ってきたR9だが、中吉田町交差点から西の区間は内陸に向かい、海沿いはR191が担っている。
 中吉田町交差点からの左カーブを曲がり終えると益田跨線橋を渡り、その勾配を下り切った所で島根r35栄町交差点に突き当たる。R9は右折して山口・津和野方面に進む。R187の重複も続いている。

684.島根r14須子町交差点 685.JR山口線と並走 686.E9/R9山陰道との角井西交差点
 栄町交差点の直後は切通しのような場所を通るため沿線の建物は少ないが、通り過ぎれば建物が多くなる。JR山陰本線に替わって並走するようになったJR山口線の南東側を走っていると島根r14須子町交差点を通過する。高津川に近付くと山口線の第二角井トンネルの上を通り、そのまま高津川沿いを走る。E9/R9山陰道との角井西交差点を通過する。角井西交差点〜萩・石見空港IC〜高津ICの区間しか供用されてないが、前述の通り高津IC以降は島根r333が接続しており、益田市の市街地をパスするルートが形成されている。

687.西石見広域農道の西益田大橋の下を通る 688.島根r311バイパスとの交差点 689.益田市横田町
 角井西交差点以降も高津川沿いを走っており、山が川に迫った場所のため沿線に集落はない。西石見広域農道の西益田大橋をくぐって奥田集落を通り抜ける。山裾を走っていると島根r311のバイパスとの交差点を通過する。このバイパスはセンターライン付きの2車線道路ではあるが、全線開通に至っていないせいか案内標識は設置されてない。ただし、市道を経由する事で現道に合流する事が可能である。左カーブを曲がった先でr311の現道との交差点を通過する。

690.R187・R488横田町交差点 691.横田橋 692.島根r313の下を通過
 R187・R488横田町交差点を通過して横田橋を渡る。この交差点はR488の起点だが、県境の三坂峠を含む酷道区間が長期に渡って通行止となっている。横田橋を渡り終えた直後に島根r223交差点を通過して直線道路を走っていると島根r313の跨道橋の下を通る。r223はどこへ行ったと思ってしまうが、跨道橋とr223交差点の間に石見横田駅があり、その前を境に北東がr223で南西がr313となっている。

693.JR山口線と並走 694.神田橋 695.大雨の時の通行止区間に入る
 JR山口線に沿った2車線道路を走っていると右カーブを曲がって神田橋を渡ってから左カーブを曲がる。高津川の右岸の平坦な道路を走っていると大雨の時の通行止区間に入る。対象区間の距離は10.7kmで規制値は連続雨量200mm超である。

696.高津川の右岸を走る 697.木原集落 698.島根r170交差点
 大雨の時の通行止区間に入ってからも道路状況に変化はなく走りやすい2車線道路が続いている。木原集落を通り過ぎると左カーブを曲がって木原隧道をくぐる。南側の坑口にはロックシェッドが繋がっている。木原隧道から少し走ると市町境を通過して津和野町に入って青原集落を通り抜ける。集落の中に島根r170交差点がある。

699.高津川の右岸を快走 700.島根r224富田交差点と富田洞門 701.道の駅「シルクウェイにちはら」
 高津川に沿った平坦でカーブの少ない2車線道路を淡々と走る。一桁国道とは言え場所が場所なだけに交通量は多くない。小瀬洞門をくぐってさらに走ると富田洞門をくぐる。富田洞門の手前には島根r224との富田交差点があり、対岸の青原駅とを結ぶ停車場線である。富田洞門から程なくして道の駅「シルクウェイにちはら」を通過する。

702.島根r124交差点 703.池村第一洞門 704.日原洞門
 道の駅を通過した直後に島根r124交差点を通過する。集落が途切れると池村第一洞門と池村第二洞門を相次いでくぐり、さらに日原洞門をくぐる。険しい地形だが高津川の対岸は比較的開けており集落も存在している。

705.吉賀川橋梁 706.大雨の時の通行止が終わる 707.R187枕瀬交差点
 右にカーブしているとJR山口線の吉賀川橋梁の下をくぐる。橋の下は若干狭く4.5mの制限高が設定されている。高津川に沿って大きく右にカーブした後に大雨の時の通行止区間の終点を通過する。その後右カーブを曲がっているとR187枕瀬交差点を通過する。中吉田町交差点からの距離は約22kmである。

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