国道9号
part6

R482村岡地域局前交差点〜R29南隈交差点
香美町→新温泉町→
→岩美町→鳥取市

245.香美町村岡区鹿田 246.所々にチェーン着脱場がある 247.村岡トンネル
 R482村岡地域局前交差点からは非常に緩やかな下り勾配の2車線道路を走り、鹿田大橋を渡ると市街地区間が終わる。鹿田大橋と下鹿田大橋の間の湯舟川左岸地区には村岡温泉がある。下鹿田橋からは緩やかな勾配を上って村岡トンネルをくぐる。

248.香住海岸まで24kmもある 249.兵庫r266入江トンネル東交差点 250.入江トンネル
 村岡トンネルを出て湯船川に沿って走っていると兵庫r226入江トンネル東交差点を通過して新入江橋を渡った後に入江トンネルをくぐる。入江トンネル東交差点からr266に進み、その後兵庫r4を北上すると香美町の中心部や日本海沿岸部に行く事ができる。

251.兵庫r4・r561和田交差点を道なりに左へ進む 252.R482小代口交差点
 入江トンネルを出て左カーブを曲がりながら細田橋を渡り、兵庫r4・r561和田交差点を道なりに左方向へ進む。R9が屈曲する交差点だが、信号機のタイミングはR9が優先となっている。
 和田交差点から300m弱走るとR482小代口交差点を通過する。R482の行き先に県境を越えた鳥取県若桜町が表記されているが、これは2019年5月25日以降の事である。それまでは分断区間を町道で繋ぐという形だったが、2004年の災害通行止以降に町道を整備して国道に編入して分断が解消されたという経緯がある。ただし、あくまで舗装された林道程度の道路状況のため大型車両は通行不能である。

253.長坂交差点 254.長坂交差点以降は登坂車線あり 255.登坂車線が終わる
 小代口交差点から少し走ると長坂交差点を通過するが、ここで接続している町道はR482の旧道に当たる。長坂交差点を過ぎると登坂車線が現れて右カーブを曲がって熊波川の谷筋を走る。川沿いには兵庫r408が並走しているが、高低差があるため互いの様子を窺う事はできない。田尻谷川沿いになるとr408からも離れて直線道路を上って行く。ドライブイン春来を通り過ぎた先で登坂車線が終わる。

256.春来トンネル 257.新温泉町に入る 258.兵庫r561湯谷交差点
 春来トンネルをくぐると新温泉町に入り、急勾配を下って行く。上り勾配となる反対側車線には登坂車線が設置されている。その登坂車線区間の途中に兵庫r561湯谷交差点がある。和田交差点〜湯谷交差点の春来峠を越える区間はR9の旧道である。

259.長い下り勾配 260.2車線道路に戻ってからも下りが続く 261.温泉トンネル
 湯谷交差点を過ぎてからも下り勾配が続いている。家屋が点在する湯谷集落を走っていると登坂車線が終わり、以降は対面2車線道路を下る。旧温泉町の中心部の手前で温泉トンネルをくぐる。1965年頃に供用されたトンネルだが、沿線に家屋があるため旧道も通行可能である。

262.湯村温泉 263.兵庫r103歌長北交差点 264.ローソンの看板は彩度が落されている
 温泉トンネルからは沿線に家屋のある中を走り抜ける。下りは続いているが勾配は緩やかになっている。兵庫r103歌長北交差点を通過して湯村温泉の東側を通過する。温泉街であるためかローソンの看板は彩度が落されたものが設置されていあ。

265.R9の沿線にも温泉宿あり 266.湯村温泉橋 267.春木川の左岸を走る
 湯村温泉のメイン部分は国道から離れた町道の周囲にあるが、温泉大橋の前後には国道の沿線にもいくつかの温泉宿が存在している。左カーブを曲がって湯村温泉橋を渡った後に温泉街に行ける町道との細田交差点を通過して右カーブを曲がる。以降は春木川の左岸を北上する。

268.兵庫r47出合橋交差点 269.歩道設置工事中 270.岸田川の流域を快走
 岸田川に架かる出合橋の北詰で兵庫r47出合橋交差点を左にカーブしながら通過する。出合橋交差点からは岸田川の左岸を通っており、集落を繋ぎながら勾配が非常に緩やかでほどんどカーブのない2車線道路を快走する。

271.沿線の家屋が少なくなっていく 272.兵庫r262千谷大橋交差点 273.千谷川の谷筋を走る
 岸田川の左岸を快走していると徐々に沿線の家屋が少なくなっていく。岸田川の支流の千谷川に架かる千谷大橋を渡った先で兵庫r262千谷大橋交差点を右にカーブしながら通過する。橋上には欄干に遮音壁のようなものが付けられているが、これは下に家屋や田畑があるためだろう。千谷大橋交差点からは千谷川の右岸を走っており比較的緩やかな勾配を上る。

274.兵庫r119千谷交差点 275.蒲生トンネル 276.鳥取県岩美町に入る
 R9の旧道に当たる兵庫r119との千谷交差点を通過してすぐに蒲生トンネルをくぐる。蒲生峠は県境の峠でありトンネルの西は鳥取県岩美町である。なお、蒲生峠を越える兵庫/鳥取r119は現在でも通行可能である。

277.東向き車線には登坂車線あり 278.鳥取r31塩谷交差点 279.徐行標識
 反対側車線に短い登坂車線のある勾配を下っていると左カーブを曲がり、その後鳥取r31塩谷交差点を右にカーブしながら通過する。このr31も蒲生峠の旧道に当たる。塩谷交差点からは蒲生川の右岸を走っており、快走路と言える道路状況ではあるが、路肩が狭小という理由で徐行標識が立っている。快走路なだけにこんな場所で徐行すると追突される危険性がある。

280.蒲生川の流域を快走 281.鳥取r197交差点 282.鳥取砂丘まで15km
 蒲生川の流域の集落を繋ぎながら2車線道路を淡々と走る。北の方角に向かって直線的な道路を走っていると鳥取r197交差点を通過する。一桁国道とは言え交通量は少なく流れは良好である。

283.旧道との交差点を道なりに右へ進む 284.鳥取r256交差点 285.交通量は少ない
 蒲生川に長谷川が合流する辺りで左の急カーブを曲がり、程なくして旧道と思われる町道との交差点を道なりに右方向へ進む。温泉のある岩井集落の北を走っていると鳥取r256交差点を通過する。緩やかな勾配を上った先で岩井温泉大橋を渡るが、その下には蒲生川だけでなく旧道がある。

286.鳥取r164恩志橋交差点 287.「地域の願い 山陰近畿自動車道全線開通」 288.鳥取r37小田入口交差点と道の駅「きなんせ岩美」
 岩井温泉大橋からは蒲生川の左岸を走っている。川に沿って大きく右にカーブして鳥取r164恩志橋交差点を通過して左カーブを曲がる。一旦集落が途切れた後に新井橋の西詰の鳥取r186新井交差点を通過すると周囲の建物が増える。
 ほぼ真西の方角に向かって走っていると鳥取r37小田入口交差点を通過するが、交差点の北に道の駅「きなんせ岩美」がある。2015年7月20日に開業した比較的新しい道の駅である。

289.鳥取r328岩美消防署前交差点 290.JR山陰本線をオーバーパス 291.山陰近畿道の岩美ICを左折
 小田入口交差点を過ぎてすぐに鳥取r328岩美消防署前交差点を通過する。かつては左折のr328がR9の現道に指定されていたが、2017年4月1日をもって県道に降格している。この駟馳山峠を越える区間が県道になった事により、R178の終点は国道と接続しない交差点になってしまった。
 岩美消防署前交差点を過ぎると上り勾配となると同時に右カーブを曲がってJR山陰本線をオーバーパスする。京都府福知山市から兵庫県養父市にかけては概ね並走していた山陰本線だが、養父市以西はR312やR178と並走している区間が多い。緩やかなアップダウンとカーブを繰り返した後に岩美ICに至るが、ここを左折して山陰近畿道(鳥取豊岡宮津道)を倉吉・鳥取方面に進む。岩美ICからは自動車専用道路のため歩行者や自転車はもちろん125cc以下の2輪車も通行できない。なお、浜坂・浦富方面の山陰近畿道はR178のバイパスとして建設されている。なお、直進して鳥取r325を約600m走るとR178に行く事ができる。

292.蒲生川橋 293.ゆずり車線あり 294.岩美大谷橋
 岩美ICの側道を上った後に本線に合流する。ラバーポールと車止めのようなもので仕切られた片側1車線の自動車専用道路を走っていると蒲生川橋を渡る。鳥取r294の上を通過した直後からゆずり車線が設置されており、それが終わると鳥取r27に接続している大谷ICを通過する。ただし、大谷ICは鳥取市方面としか接続していない。

295.駟馳山トンネル 296.鳥取市に入る 297.塩見川橋と鳥取砂丘トンネル
 大谷ICからの側道が合流した後に駟馳山トンネルをくぐって鳥取市に入る。このトンネルの東側坑口の上に見えるのはR178である。また、西側坑口の上には旧道である鳥取r43が通っている。細川トンネルをくぐった後に塩見川橋を渡るが、谷筋の高所に架けられているためか横風に注意を要する。橋を渡り終えると鳥取砂丘トンネルをくぐる。鳥取砂丘を冠した名称ではあるが、砂丘の下を通っているのではなく直線距離で4km程離れている。

298.東向き車線にとゆずり車線がある 299.福部IC 300.湯山トンネル
 鳥取砂丘トンネルを出ると反対側車線にゆずり車線が設置されているが、上り勾配なのは西向き車線である。旧道である鳥取r43の上を通過した直後に福部ICを通過するが、自動車専用道路なのは福部ICまでである。r43から流入する側道が合流するとラバーポールがなくなって普通の対面2車線道路になり、その状態で湯山トンネルと覚寺トンネルをくぐる。2つのトンネルの間には摩尼川橋が架けられており、その下には摩尼川だけでなく鳥取r224が通っている。

301.覚寺高架橋 302.鳥取r265・r318覚寺IC 303.車線が増える
 覚寺トンネルを出ると大きく右にカーブしている覚寺高架橋を下り、渡り終えた所で鳥取r265・r318との覚寺ICを通過する。覚寺交差点の上を通り過ぎると車線が増えて片側2車線道路になり、その先で覚寺交差点からの側道が合流する。

304.R53・R373・鳥取r183秋里IC 305.鳥取大橋 306.R29・鳥取r41南隈交差点
 片側2車線の秋里橋を渡り終えた所でR53R373・鳥取r183秋里交差点に向かう側道が分岐する。R373は案内標識に表記されていないが、R53に重複している。また、千代川に架かる鳥取大橋の手前に鳥取r26が交差しているが、R9を倉吉方面に走っている場合は左折してr26に進めないため秋里ICで側道に降り、秋里交差点を過ぎた先の側道の側道に進まなければならない。
 秋里交差点からの側道が合流した直後に左折できないr26交差点を通過して鳥取大橋を渡る。西詰には鳥取r41との交差点があるが、中央分離帯に切れ目がないため各方向とも右折はできない。鳥取大橋からの緩やかで短い勾配を下った先でR29・r41南隈交差点を通過する。R53は鳥取市街地を通り抜けているが、R29は市街地の西を通っているため、姫路・岡山方面に向かうのであればR29の方が便利かもしれない。

国道9号 part7