国道6号
part7

R113光陽北交差点〜R4苦竹IC
相馬市→新地町→
→山元町→亘理町→岩沼市→名取市→仙台市

277.新地蔵川橋 278.交通量が少なく走りやすい 279.R6現道との新林交差点
 R113・福島r389光陽北交差点を通過してすぐに市町境を越えて新地町に入り、その直後に新地蔵川橋を渡る。走りやすい2車線道路を緩やかに左にカーブし、勾配を上ってからJR常磐線を駒ヶ嶺大橋でオーバーパスする。常磐線の原ノ町駅〜相馬駅の間は運行されているが、相馬駅〜浜吉田駅の間は運行休止中である。線路の上を通過してからは下り勾配となり、橋を渡り終えると上り勾配になる。その勾配を上り切る所でR6現道との新林交差点を通過する。

280.現道合流後も走りやすい 281.新地町役場付近から津波浸水区間に入る 282.福島r103福田交差点
 新林交差点からは現道とバイパスが合流して一本化された区間となるが、走りやすい2車線道路が続いている。交通量は決して少ないとは言えないが、都市部ではないので信号機付きの交差点が少なく流れは良い。新地町役場の南西で福島r273新地交差点を通過するが、そのすぐ先からは東日本大震災時に津波が浸水した区間となる。津波浸水区間のR6沿線は田畑が中心で家屋は少ない。福島r103交差点付近からr103福田交差点にかけてはほんの少しだけ標高が上がり沿線に家屋もあるが、ここも津波浸水区間に含まれている。

283.津波浸水区間が終わる 284.宮城県山元町に入る 285.津波浸水区間に入る
 福田交差点を過ぎてすぐに左にカーブし、その後は平坦な直線道路を走る。緩やかに右にカーブして緩やかな勾配を上るが、そこで津波浸水区間が終わる。緩やかな勾配を上っていると十三奉行溜池のすぐ傍で宮城県山元町に入って下り勾配に転ずる。一応は峠と言える場所だが、前後の勾配が非常に緩やかなため県境感は薄い。県境からの勾配を下っていると集落に入る手前で津波浸水区間の標識の下を通過する。

286.一の沢川を渡る 287.津波浸水区間が終わる 288.次の津波浸水区間が始まる
 一の沢を渡ってから上り勾配となるが、そこで津波浸水区間が終わる。その後また下り勾配になり標高が10mを下回るとまた津波浸水区間に入ってしまう。浸水区間の中で宮城r44・r120坂元交差点を通過する。

289.R6では珍しい北向き車線の登坂車線 290.宮城r44旧道との交差点 291.緩やかなアップダウンを繰り返す
 坂元交差点を過ぎると上り勾配となり、宮城r44の旧道の上を通り過ぎてからR6では珍しい北向き車線に登坂車線が現れる。登坂車線の距離は約900mで峠部分を越えて下りになってからもしばらく続いている。緩やかな勾配を下っているとr44の旧道との交差点を通過するが、r44のソトバがまだ残っていた。その後は緩やかアップダウンを繰り返しながら直線基調の2車線道路を北上する。

292.宮城r121交差点と常磐道 293.宮城r272小平交差点&常磐道・山元IC 294.山元町八手庭
 山元町の役場前を通過し2車線道路を走っていると宮城r121との交差点を通過して直後に常磐道の下をくぐる。そのすぐ北の宮城r272小平交差点は山元ICが直結している交差点でもある。小平交差点の直後には宮城r224小平北交差点がある。r224はインター以南のr121と同様に一部はR6の旧道と思われる。

295.亘理町に入る 296.南町交差点 297.宮城r122バイパスとの交差点
 交通量の多い割に流れの良い2車線道路を走っていると亘理町に入る。直後にひと休みパーキングの前を通過するが、おそらく旧道の道路敷を転用したものと思われる。直線的な2車線道路を北上していると緩やかな勾配を上った後に亘理町の中心部の西部で宮城r10・r14交差点を通過し、さらに少し進むと宮城r122バイパスとの交差点を通過する。右折してr10やr122バイパスを走れば亘理町役場や亘理駅に行く事ができる。

298.宮城r122現道との神宮寺交差点 299.JR常磐線を跨線橋で越える 300.宮城r52田沢交差点
 宮城r122バイパス交差点からは下りとなるが勾配は緩やかで走りやすさに変化はない。平坦な状態になってから程なくして宮城r122現道との神宮寺交差点を通過する。JR常磐線の西側を走っていると緩やかな勾配を上ってから常磐線をオーバーパスして東側に移るが、線路からは離れていく一方である。宮城r52田沢交差点を通過し、家屋が点在する中を走り抜ける。

301.宮城r269交差点 302.阿武隈橋の手前は上り勾配 303.岩沼市に入る
 緩やかな左カーブを曲がっていると宮城r123中泉交差点を通過し、すぐ先で宮城r269交差点を通過する。r269交差点にはインターチェンジを示す緑の案内標識が設置されているが、約800mはインターチェンジの道路ではなくあくまでr269という県道に指定された区間である。また、常磐道は亘理ICを境に北は仙台東部道路と呼ばれる自動車専用道路で、R6のバイパスでもある。
 r269交差点からはほぼ真北の方角に向かって平坦な直線道路を走り、短い勾配を上った先で阿武隈橋を渡る。阿武隈川は亘理町と岩沼市の境のため橋の途中からは岩沼市に入る。

304.R4藤波交差点を右折 305.交通量の多い片側2車線道路 306.宮城r258の館腰跨線橋の下を通過
 阿武隈橋を渡り終えた直後に車線が増えて北向き2車線+南向き1車線の変則3車線道路になる。そのまま緩やかな勾配を下った所でR4藤波交差点に突き当たる。R6には数少ない上位国道との交差点だが、この藤波交差点はR6の終点ではなく右折してR4に重複して仙台方面に進む。ただし、この先は全てR4と重複しているため表にR6が出てくる事はなく、藤波交差点が実質的な終点と言える。
 藤波交差点からは片側2車線となり、非常に交通量の多い状態を走る。JR東北本線・常磐線の岩沼駅からは少し離れた場所だが、岩沼市役所に近く沿線には商業施設が多い。流れの悪い片側2車線道路を北上していると名取市に入り、直後に宮城r25交差点を通過する。東北本線に近い位置を並走していると宮城r258の館腰跨線橋の下で宮城r20交差点を通過する。r258は跨線橋のため左折する事ができず、約400m北にある館腰駅前の交差点を右折する事で跨線橋に進む事ができる。r20の路線名は仙台空港線と言い、その名の通り仙台空港のターミナルとR6(実質R4)を結んでいる県道である。

307.名取市植松田野部 308.宮城r273交差点 309.仙台空港線
 JR東北本線の東側を並走した状態を北上する。東北本線と離れる手前で宮城r273交差点を通過するが、名取市街へ向かうr273はR4の旧道である。その名残で案内標識には直進する道路に“バイパス”と書かれたままである。r273交差点からも交通量の多い片側2車線道路を走り、仙台空港線の高架の下の宮城r127交差点を通過する。沿線には商業施設が建ち並ぶ中を走っていると名取市役所の北西で宮城r129交差点を通過する。旧道のr273が名取市街と案内されていたが、3〜500mしか離れていないためバイパス沿線にも建物が多い。

310.仙台市に入る 311.名取大橋以北は片側3車線 312.千代大橋
 中田7交差点が市境となっており仙台市太白区に入る。交通量の多い状態を走っていると名取川に架かる名取大橋を渡る。北詰で宮城r53でもある仙台南部道路と交差しているがインターチェンジでは接続してない。仙台南部道路の上を通過した直後に車線が増えて片側3車線道路になる。平坦な状態を走っていると非常に緩やかな右カーブを曲がり、市道との鹿の又交差点を通過する。この交差点を右折すれば仙台南部道路の長町ICに行く事ができる。鹿の又交差点からすぐに千代大橋を渡って仙台市若林区に入る。

313.片側3車線+側道1車線 314.宮城r54・r137六丁目交差点 315.交通量は非常に多い
 宮城r54交差点を過ぎると側道が現れて片側3車線+側道1車線となる。側道は大きな交差点のたびに本線や交差する道路に合流するので単に通過するだけの場合は実用性は低い。陸上自衛隊の霞目飛行場の西を通過しする。東日本大震災では仙台空港は津波の被害を受けたが、霞目飛行場は少し内陸にあったため被害を免れて救助活動の拠点として使われていた。仙台東部道路の仙台東ICと繋がっている宮城r23と仙台市の市街地に至る宮城r137との六丁目交差点を通過するが、r23への右折車線は3本も設けられている。

316.R4・R45・R346苦竹IC 317.R45・塩釜方面は奥の分岐から進む
 箱堤交差点を通過してすぐにR45R346仙台市街方面の側道が分岐し、400m弱進むとR45・R346塩釜方面の側道が分岐する。この国道同士の交差点としては大きな面積を持つインターがR6の終点の苦竹ICである。R4・R6・R45・R47・R346の東西の幹線国道が交わる交差点であり、交通量が非常に多い。なお、R47はR4の一関・大崎方面に、R346はR45の両方向に重複しているため案内標識には表記されていない。