国道4号
part17

R279松ノ木平交差点〜R7県庁前交差点
野辺地町→平内町→青森市

887.野辺地町の中心部の西を北上 888.野辺地駅の裏手を通過 889.野辺地こ線橋
 R45R279松ノ木平交差点からもR45が重複している状態が続いている。道路状況には変化がなく緩やかなアップダウンとカーブの2車線道路である。野辺地町の中心部の西側を迂回するルートのため沿線の建物は少ない。野辺地駅の裏手を走った後に野辺地こ線橋で青い森鉄道の上を通る。野辺地駅はJR大湊線の駅でもあるが、東北本線から青い森鉄道になった現在ではJR東日本管内で唯一自社路線と接続しない路線となっている。

890.青森r243馬門交差点 891.平内町に入る 892.青森r209狩場沢駅入口交差点
 青い森鉄道と青森r243の間を走っているとr243との馬門交差点を通過する。r243の一部はR4(とR45)の旧道と思われる。馬門交差点からは海に近い場所を走っているものの樹木などに視界を遮られているため海面が見える場所は少ない。海が見える場所では野辺地湾や陸奥湾越しに下北半島を望む事ができる。
 馬門交差点から約900mで町境を越えて平内町に入る。非常に小さな二本又川が境であり、かつては津軽藩と南部藩との境であった。河口付近の両岸に藩境塚と呼ばれるものがあり、江戸時代に造られたものらしい。その後は概ね海に沿った2車線道路を走っていると青森r209狩場沢駅入口交差点を通過する。

893.「秋田276km 弘前78km 青森34km」 894.青森r210清水川駅入口交差点 895.青森r123交差点
 海を見ながらのシーサイド国道を淡々と走る。一桁国道とは言え早朝であれば交通量は少ない。青い森鉄道との並走は続いており、清水川駅の近くで青森r210清水川駅入口交差点を通過し、そのすぐ先で青森r123との交差点を通過する。r123は前述のみちのく有料道路の西端に接続しているが、平内町・青森市境付近には未舗装区間が残っているため平内町や野辺地町と青森市との往来には不向きである。

896.平内パーキング 897.浜子集落 898.沼館跨線橋
 清水川大橋を渡り平坦な2車線道路を快走していると平内パーキングを通過する。パーキング内に公衆トイレがあるのは珍しくはないが、駐車枠が普通車より大型車の方が多いのは珍しいのではなかろうか。浜子集落を走っていると緩やかな勾配を上って沼館跨線橋で青い森鉄道を越える。

899.青森r9交差点 900.小湊橋 901.青森r215小湊交差点
 沼館跨線橋の勾配を下っていると青森r9との交差点を通過し、以降は内陸部を走るようになり、夏泊半島の海沿いはr9が通っている。家屋が点在する中の2車線道路を走っていると小湊橋を渡ってから青森r215小湊交差点を通過する。右折してr215を北に向かうと町役場や小湊駅があり、平内町の中心部と言える場所である。

902.「秋田226km 弘前68km 青森24km」 903.交通量は少ない 904.青森r206交差点
 平内町の中心部を通り過ぎると沿線の家屋の数が減少するものの途切れる事なく続いている。一桁国道ではあるがみちのく有料道路と比べて若干遠回りになるせいか、交通量はあまり多くない。西平内駅の南で青森r206交差点を通過する。r206は西平内停車場線という停車場線であり、延長は500m強と短い。交差しているr207は約1.4km北までしか指定されておらず分断区間があるように見えるが、小豆沢西平内停車場線という路線名で分断箇所に見える場所が起点である。

905.山口跨線橋 906.青森r9夏泊入口交差点 907.土屋バイパス
 青森r206交差点を過ぎて少し走ると山口跨線橋を通過して青い森鉄道の北側を並走していると青森r9夏泊入口交差点を通過する。r9は夏泊公園線という路線名で夏泊半島を周遊する県道で、この交差点が起点と言われても違和感はないが青森方面に重複している。

908.青森r9交差点 909.青森湾を望む 910.青森r9交差点
 夏泊入口交差点から約1.1kmで青森r9との交差点を通過する。案内標識等は設置されておらず土屋、浪打という集落が案内されているのみである。分岐するr9は国道の旧道(厳密に言うと旧道との連絡道路)である。
 r9が分岐してからは左にカーブしている緩やかな勾配を下っていると前方に海が見えてくる。青森湾の一部と白根崎、裸島、鴎島、湯ノ島が確認できる。下り勾配が終わって平坦になった所でr9との交差点を通過する。R4(とR45)の土屋バイパスが開通して以降のr9の終点の交差点である。なお、国道の旧道自体はr9合流後も市道として続いている。

911.ほたて大橋 912.青森市に入る 913.青森r269交差点
 浪打漁港土屋分港を通り過ぎるとほたて大橋で海上を通過する。橋の名称は公募で決められており、平内町は養殖ホタテの発祥の地であり生産量は日本一である。橋を渡り終えると車線が増え、その直後に青森市に入って浅虫交差点と青森r269交差点を通過する。2つの交差点で交差している市道と県道は国道の旧道に当たる。

914.道の駅「浅虫温泉」 915.左側車線が減少 916.うとうトンネル
 旧道である青森r269や青い森鉄道と並走している片側2車線道路を走っていると道の駅「浅虫温泉」の前を通過する。道の駅の前の交差点の上を横切っている歩道は浅虫温泉駅まで繋がっている。
 浅虫温泉の南西端で浅虫入口交差点を通過するが、ウオッちずでは県道となっているためr269と思われるが、スーパーマップルでは県道扱いされていない。どちらにせよ国道の旧道である事に違いはない。浅虫入口交差点を過ぎると緩やかな上り勾配となり、程なくして左側車線が減少して対面2車線道路になる。緩やかな左カーブの先でうとうトンネルをくぐる。内陸側に善知鳥隧道、海側に旧旧道(?)があるがどちらも車両での通行は不可能である。

917.うとうトンネル直後は海岸線沿いを走る 918.青森r259久栗坂交差点 919.浅虫跨線橋
 うとうトンネルと出てから青森r259との久栗坂交差点までは海岸線沿いを走る。海沿いのr259に対してR4(とR45)は内陸へと進んで浅虫跨線橋を通過する。ここから青森市街寄りは青森東バイパス区間でありr259が旧道に当たる。

920.沿線の建物は少ない 921.久栗坂トンネル 922.久栗坂トンネル以西は下り勾配
 新根井川橋を渡って久栗坂集落を通り抜けると緩やかな上り勾配となり沿線に建物のない状態が続く。久栗坂トンネルを抜けると緩やかに下って行く。トンネルの西側もしばらくは集落が存在しない。

923.青森r44宮田交差点 924.青森r47・r123馬屋尻交差点 925.R7青森環状バイパスとの東バイパス環7入口交差点
 平坦になると同時に車線が増えて片側2車線道路となり、青森r44宮田交差点を通過する。交通量の増えた片側2車線道路を走っていると青森r47・r123馬屋尻交差点を通過する。左折してr47を約1.9km走るとE4A青森道の青森東ICに至るが、集落内を通っているうえにカーブが多くセンターラインがないためr44を通った方が良いかもしれない。
 新野内橋を渡って少し走るとR7青森環状バイパスとの東バイパス環7入口交差点を通過する。左側車線から左折車線2本が分岐している。青森市の市街地を経由しないため弘前や藤崎、青森空港はバイパスに案内されている。

926.青森東跨線橋 927.交通量は多い 928.岡造道交差点の手前から片側3車線
 東バイパス環7入口交差点から程なくして緩やかな勾配を上って青森跨線橋で青い森鉄道を越える。跨線橋の北西にはショッピングセンターがあり、沿線の建物も多く交通量がさらに増える。緩やかな左カーブの先の岡造道交差点の手前からは車線が増えて片側3車線道路になる。その後に青森r259との交差点を通過するが、前述のとおりr259は旧道である。

929.栄町東交差点からは中央分離他なし 930.堤橋と青森r27堤交差点 931.中心部に向かって進む
 旧東北本線跡を転用した緑地帯が接続している栄町東交差点からは中央分離帯がなくなるが車線の数はそのままである。駒込川を堤橋で渡った西詰で青森r27提交差点を通過する。

932.中高層の建物が増えてくる 933.R45・R103国道NTT交差点
 提交差点以西は青森市の中心部に差し掛かるため周辺には中高層の建物が多くなる。屋上に紅白の通信用鉄塔のあるNTT東日本の青森支店のビルの北西でR45・R103国道NTT交差点を通過する。青森駅や新青森駅からは離れた場所ながら、青森市役所が近く市の中心部の一角をなす場所である。

934.青森r16・r130国道柳町交差点 935.青い森公園の南を通る 936.R7・R45・R101県庁前交差点
 国道NTT交差点からすぐに青森市役所の北を通過し、それぞれ南北方向の幹線道路である青森r16と青森r120との国道柳町交差点を通過する。裁判所前交差点からは青い森公園の南側を通り、青森県庁との間にあるR7・R45・R101県庁前交差点に至る。東京都中央区の日本橋から約748km、陸上区間の延長が最も長いR4の終点である。R7と直線になっているせいもあって案内標識は設置されていない。また、R7とR45の終点かつR101の起点でもある。