はじめに |
「国道を往く」について | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆管理人が自らの運転する車で走行した国道(酷道)を写真と文章によって表現したもので、普通の国道からとんでもない酷道まであります。が、管理人の個人的趣向から酷道に偏っています。 ◆原則として自分の車での走行ですが、その他の手段(レンタカー・チャリ・徒歩)で行うこともあります。その際はレポート本文に明記しておきます。なお2輪の免許は持っておりません。 ◆活動範囲は近畿と過去の居住地の関東でしたが、度重なる遠征により47都道府県が範囲になっています。 ◆走行日について ・走行日は国道レポートを執筆するに当たって走行した日付です。複数日で走行した場合は、日付の横に走行区間を加えています。 ・追加で未走行区間を走行した場合は複数の日付が並びます。 ・既走行区間を走行してレポートを書き直すこともあります。その際、完全に書き直した場合は以前の日付を消去し、一部書き直した場合は複数の日付を記しています。 ◆走行方向について ・起点→終点もしくは終点→起点という形での走行となります。走行方向は特にこだわっていません。 ・レポート中の写真は原則として走行方向を向いての撮影となっています。逆方向を向いて撮影したものにはその旨を明記しています。 ◆完走の基準 ・起点から終点(もしくは終点から起点)までを走行する。 ・バイパス等で複数のルートがある場合は、有料でない方、古い方を選択します。ただし状況によってはこの限りではありません。 ・分断区間や一方通行区間がある場合は迂回可能な道路を走れば完走扱いします。同様に工事・自然災害での通行止めは迂回路を走っても完走扱いとします。 ・これらの基準はすべて走行日時点での話です。後日バイパスの開通、旧道の降格、通行止めの解除等があっても完走扱いのままです。 ◆その他注意点 ・道路状況は走行時点のものです。バイパスが開通したり(それに伴い旧道が降格・閉鎖されたり)、拡幅等改良されていたりする可能性があります。 ・レポート内の距離は地図で計測していることもありますし、車のオドメーターの値のこともありますし、GPSトラックでの計測距離であることもあります。 実際の距離とは少し異なるかもしれませんのであくまで参考値として捉えてください。 ・掲載国道でその後に変化があり、かつ管理人がその事実に気付いた場合は、適宜加筆・修正します。 ・市町村名は走行時のままとし修正しません。合併していた場合は読み替えをお願いします。 ◆酷道ランク 管理人の独断と偏見により酷道のレベルを決めています。走行当時の走行区間の状態から判断したものです。
◆凡例
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酷道とは?―酷道の定義― |
簡単に言えば「国が管理しているとは思えない悲惨な状況の国道」のことである。具体的に言うと、 1.道幅が狭い 車同士がすれ違えたらそれは広いほう。なかには車1台分の幅しかない所もあり、落石や落木、脇から押し寄せてくる草木などによってさらに有効道幅を狭めている。当然ながらすれ違いはできない。それでも退避できる場所があればいいがそれすらもないときもある。そんな時はどうするかって?どっちかがバックするしかねーよ! 2.カーブが多く勾配もきつい 直線が少なく延々とハンドルと格闘しなければならない。それに上り勾配となると余計に神経とガソリンを浪費してしまう。またガードレールが少ないことも特筆に価する。国道の常識は酷道の常識にあらず。こりゃ落ちたら助からんなってな場所でもありません。それがコーナーのアウト側だったりすれば…コースアウトと死はイコールで結ばれている。 3.地盤が緩い 地盤が緩いとどうなるか?落石や崩壊が起きやすいという事だ。路面に落ちた落石でただでさえ狭い道幅はさらに狭まり、直撃を喰らったら痛いし車も傷がつく。それで済めばいいが、大きな岩となると人生に終止符を打つことにもなりかねない。だからと言って頭上ばかり気にしていてもいけない。路肩が崩壊していたりする。ここから落ちても人生に…以下同文。 4.通行止めが多い これの理由は大きく別けて二つ。自然災害と工事である。前者は崩落や路肩決壊などで、地域によっては冬季限定の通行止めがあったりする。後者は災害の復旧だったり道路改良だったりする。前者に関してはニュースなんかでやることもあるし関連HPで情報を得ることはできるのだが問題は後者である。とにかく施行期間が異常に長いのである。しかも片側通行だったり全面通行止めだったり、時間帯によって通れたり通れなかったり…とにかく現地に行ってみないと分からないという状態が多い。これがまたうっとおしいのだ。 5.分断区間がある 上の通行止めとは違い、なんと道路そのものがないのだ。峠の前後でこうなっていることが多く、中には林道や地方道で繋がっていることもあるのだが、それすらもない場合もある。将来的にはトンネルなどで開通させることもあるが、その計画すらもない所もなきにしもあらず。またこれとは別に海を渡る海上分断国道もある。これには国道フェリーが就航していることもあるが、廃船されていたり元々なかったりと完全に分断されているものもある。 ざっとこんなものだろうか。酷道を快適(?)に走る為の注意としては、 1.降雨時を避ける 雨が降っている最中はもちろん、できればその翌日も避けたほうが無難。平野部は晴れでも山間部は雨ってこともよくある。また冬季は緯度に関わらず高度が高い地域では降雪・積雪もありえる。 2.食料を予め買っておく 都市部では当たり前のコンビニも山間部にはほとんどない。道の駅等の食事施設なんかがあればいいがそれすらない場合に備えて買っておいたほうがいいだろう。非常食と言うと大げさだが、なくて困ることはあっても、あって困ることはない。 3.ガソリン満タン コンビニ同様山間部にスタンドはほとんどない。あっても日祝が休みだったり営業時間が短かったりする。酷道を走り始める前の時点で半分くらい減っていたら給油するくらいの心構えが必要。価格云々を言っている場合ではない。 4.引き返す勇気 これは意外と大切かもしれない。天候や体調などやばいと少しでも感じたら引き返す、もしくは別の酷でないルートを探す柔軟さも必要。酷道を走り切ったからといって賞金や勲章がもらえるわけではない。命あってのなんたらというやつである。 とまぁ対策まで書いてしまったが、これはあくまで私の場合です。 |
注意警告 |
ここで紹介している国道の中には酷道と呼ばれるものも多く含んでおり、それらの走行には危険を伴います。当サイトを見て実際に走行されての事故、怪我等いかなる物的・人的損害に対して管理人は一切責任を負いません。走行は各自の自己責任でお願いします また、年月の経過や管理人の記憶違いによりレポートと実際の道路が異なる可能性がある事もご承知置きください。 なお、リクエストには必ずしも応えられるとは限りません。命令・指示は無視します |