タイヤ&アルミホイール


実施日 2003/10/05
走行距離 67755km
取付品(メーカー) ファイアホークSZ50EP(ファイアストン)+スピードラインクロノ
使用工具類 十字レンチ、トルクレンチ、タイヤチェンジャー、タイヤバランサー等

ヤフオクでスピードラインのアルミを買ったはいいものの、タイヤの残溝は良くて3mm、悪いのになるとスリップサインが出る直前だった。安全の為にも新品に交換する事にした。急な出費となるため価格面からブリヂストンではなくファイアストンのファイアホークSZ50EPにした。どうせ造ってるのは国内のBSの工場だしね。
トレッドパターンを見ると、最近のトレンドとなっているストレートグルーブ(トレッド中央部の円周方向の溝)のない独特のV字型パターンでかなりアグレッシブな印象を受ける。
タイヤ入替え作業後の状態。さすがに作業と同時に写真撮影する余裕はなかった。

作業手順としては、
・車からタイヤを外す
・エアを抜き、ホイールからタイヤを外す
・新品タイヤを組み付ける。
・エアを入れる。今回はロープロなので2.5kg/cm*3入れています
・バランス調整
となる。


タイヤとホイールを組み付けたものを車に取り付ける。この時、回転方向には注意が必要。左右逆に付けることはできますが、タイヤ本来の性能を発揮しなくなります(特に雨の日)。

ジャッキから降ろしたら最後にトルクレンチで締め付けて作業終了。トルクレンチがない場合は十字レンチ等でも構わないが、きっちり締め付けましょう。逆に締め付けすぎるのもよくないので加減には注意。

新品タイヤの表面にはワックス成分が残っているので、最初の100km程は慣らし運転をした方がいいかもしれません。ワックス成分の除去という意味もありますが、組んだばかりのタイヤとアルミを熱で馴染ませる効果もあります。


タイヤのロゴ部分を拡大。上がメーカー名で下が銘柄名。

タイヤのサイドに伸びている溝の感覚が微妙に異なるのは、ピッチを変える事によって騒音の低減を狙ったものである。

FIREHAWK SZ50EP インプレッション
交換して1週間余りで約500kmを走行しました。街乗り・高速、ドライ・ウェットの一通りを走行しましたのでインプレッションを公開したいと思います。2003年10月13日現在
街乗り
ドライ 前のダンガンに付けていたポテンザGVに比較するとロードノイズは大きめ。グリップも劣る。しかしこの辺は車両の違いもあり単純に比較することはできないが、通常の街乗りの範囲であれば全く問題ないレベルでの仕上がりとなっている。
ウェット これもポテンザGVとの比較になってしまうが、ウェットグリップでも見劣りがする。発進時にもたつく感じがするが、これはデトマソのアクセルワーク・クラッチワークにまだ慣れていないせいかもしれない。
高速
ドライ しっかりしており安定感がある。ロードノイズもあるのだろうが、風切り音やマフラー音のほうが目立っていてよく分からない。
ウェット 街乗り時を考えると多少不安に思っていたのだが、高速巡航に入ると意外や意外、キッチリ路面を捕えてくれる。アメリカンタイヤらしくハイスピードで真価を発揮する設計なのだろうか。
総合
どうしてもポテンザGVとの比較になってしまうが、技術的に見劣りがする分、グリップ・静粛性能等で劣っている。とは言え、通常の使用では特に不満を感じることのないレベルとなっている。ロードノイズに関してだが、それよりもマフラーの排気音の音の方が大きいから個人的には全く気にならない。
価格的には手頃で一応はBSの技術が使われているのだから、そういった面では買い得感のあるタイヤといえる。またこのパターンを履いている車は少ないだろうから個性をさりげなくアピールするポイントになっていいかもしれない。
*このインプレッションはあくまで管理人の個人的見解に過ぎません。その点をご理解ください。