フロントスピーカー交換


実施日 2004/12/30
走行距離 96894km
取付品(メーカー) E1631GT(ECLIPSE)
 *後にE1674GSTに換装。E1631GTはリアへ移植
使用工具類 ドライバー、内装剥がし、電工ペンチ、ゴム板等

まずはドアトリムを外す。パワーウィンドウのフィニッシャー(青丸)を外してハンドル部のネジ(黄色丸)を外す。クリップを全て外しハンドルを抜いてから、上に持ち上げるようにすると簡単に外れる。
パワーウィンドウフィニッシャーに繋がっているハーネスを外すのを忘れてはいけない。
ドアトリムを外した状態。右下にあるのが今回交換する純正スピーカー。
こいつが純正スピーカー。コスト優先で性能は二の次。10年の月日は残酷で、コーンやその周りの何かの劣化が激しく、指で触ろうものならボロボロと崩れ落ちる。
12時・4時・8時にあるビスを外しコードを外すと、ブラケット(台座)ごと取れる。ドライバーが使えればできる簡単な作業。
スピーカーを取り外した状態。黄色いのがブラケットを止めるビス穴。
外したスピーカーとブラケット。ブラケットはそのまま使用するのでスピーカーと分離する。これもビスを外すだけの簡単な作業。


純正スピーカーとE1631GTを比較してみる。大きさは変わらないが性能は大きく違う。
  E1674GST E1631GT 純正
インピーダンス
MAX 180W 160W 30W
NOMINAL 45W 40W 15W
純正のMAX値がE1631GTのNAMINAL値以下である。でも純正が国内製なのに対してE1631GTは台湾製。


ブラケットに付けようとするが微妙にビス穴位置が合わない。スピーカーにはこれでもかと言うくらい穴や切欠きがあるというのに(´Д`)

しかしそんな事は想定済み。ホームセンターで買った厚さ1cmのゴム板を適当な大きさに切って、それを間に入れることで穴位置を無理矢理合わせる。ゴムなので振動対策にも一役買っているはずである。
取付部を拡大。微妙な穴位置のズレを間にゴムを噛ませる事で解消させているのが分かる。

他に説明書には触れられていない作業として、スピーカーの線の付替え作業がある。スピーカーと車体のコネクター形状が全く違うのだ。これは純正スピーカーからある程度の長さの所でぶった切ってギボシ端子をはめ込んでから接続する。慣れていないと結構面倒な作業。
スピーカーと車体のコネクタを接続してから3つのビスを止める。念のためここでオーディオを付けて音が鳴る事を確認してから、ドアトリムを元に戻すと作業は完了する。

スピーカーコードのコネクタ接続が少し面倒だが、それ以外はごく初歩的な簡単な作業でできる。しかしスピーカーから聞こえる音は純正と比べ物にならないほど良くなる。簡単な割に効果の大きい作業である。
上記ではE1631GTを交換しているが、後にE1674GSTに換装している。

トゥイーターと別れているモデルなので作業する項目は増えるが基本的に同じ作業なので、あえてその模様を公開しない(単に写真を撮り忘れただけという噂もある)。
ちなみにE1631GTはリアスピーカーとして活躍中である。