アーシング


実施日 2004/04/05
走行距離 80843km
取付品(メーカー) 汎用アーシングキット(不明)
使用工具類 ラチェット(Φ5)、タイラップ、ペンチ等

2日前の岡山ミーティングで手に入れた汎用のアーシングキット。それまではお金を払ってまでやろうとは思っていなかったのですが、タダで手に入ったとあってはやらないわけにはいきません。 ということで、遅ればせながらアーシングなるものを施してみました。

汎用キットの中身は、両端に端子が付いているコードが4本(2m×1、1m×1、0.7m×2)とボルト・ナット・端子が少々。まぁ、最低限の物が入っていますが、欲張るとコードが足りなくなり結局同じようなキットを買いに走る羽目になりました(´Д`)
アーシングポイントを確認。全部基本中の基本の場所ばかりですが、
 
1.オルタネーター
 2.パルクヘッド
 3.エンジン両端のボルト(2ヶ所)
 4.ヘッドライト横の純正アースポイント(2ヶ所)
の計6ヵ所をアースしました。

アースの長さを仮合わせして大体のレイアウトを決めます。
まず1のオルタネーター。エンジンの回転を電気に変えるパーツなので、重要なアースポイントであるのは間違いない。バッテリーから一番遠くにあるのでこれに2mのコードを使用。ちょうど良い長さです。

デトマソのオルタネーターはかなり奥まった位置にあるので取り付けるのに一苦労。本来なら始めから付いているナットを外して付けた方がいいのでしょうが、面倒くさいのでナットの上から端子を付けてそれを新しいナットで留めました。オルタネーター-ナット-アーシング端子-ナットという具合になっています。ナットは5Φなので手持ちになくわざわざ買いに行きました。
次に2のパルクヘッド。いかつい名前がついているが、エンジンルーム後方の中央にあるナットのこと。これを外してアース端子を噛ませてまた元通りに取り付ける、それだけです。これには1mのコードを使用。
3のエンジン手前の両端のナットもアースポイントになります。これも元から付いているナットを外してそれにアース端子を噛ませて元通りにナットをつけるだけです。

エンジンに近く高温になるので熱対策をするべきだろうが、材料がないのでとりあえずタイラップでエンジンに触れないように固定。何か問題があったら対策することにする。
そして4のヘッドライト横の純正アースポイント。これも元から付いているナットを外してアースを噛ませて元通りに付けるだけ。左右付けるわけだが、結構奥まった所にあるので作業がしづらい。首が動くラチェットだったので問題なかったがそれ以外だと苦労したかもしれない。運転席側はウォッシャータンクが邪魔なので外した方がやりやすい。
0.5mのコードが余ったので半分に切ってエンジン横の純正アースを強化。エンジンヘッド部分にも純正アースがあるのだが、熱対策としてエンジンに近い箇所の皮膜を取ってから取り付けました。
それぞれのアースポイントの接続が終わったらバッテリーのマイナス端子と繋げます。これも色々なやり方があるみたいですが、キットの中に入っているパーツで繋げました。左から順にオルタネーター、パルクヘッド、エンジン、ヘッドライト横に繋がっている。今更ですが、作業中は安全の為にバッテリーのマイナス端子を外しておいたほうがいいかも。
最後に宙に浮いてるコードをタイラップで固定します。基本はエンジン近くを避けることと動く部品に触れないこと。キット内容にタイラップも付属していたのでそれを付けました。

汎用キットということでコードに端子が付いていたのでかなり簡単にできました。もっとも端子を付ける作業自体もさほど難しいものではありません。

アーシングインプレッション
取り付ける前は実感できるかどうか分からないレベルだろうと思っていたのですが、実際に走ってみるとその効果を確かに実感できました。明らかに低速トルクが太くなりました。正直ここまで実感できるとは思っていませんでした。効果があるないと色々言われていますが、私のデトマソの場合は効果があるようです。古い車は通電性が悪くなってきているから効果がはっきりするのかもしれません。