国道494号
part3

愛媛r12交差点〜R33川口交差点
久万高原町→
→仁淀川町

113.愛媛r12分岐直後は改良済み 114.改良済み区間はすぐ終わる 115.14tの重量制限あり
 愛媛r12交差点からも対面2車線道路が続いているが、愛媛r210交差点を通過するとセンターラインがなくなり1.5車線幅の狭路になってしまう。数軒の家屋の前を通り過ぎた後に14tの重量制限箇所を通過する。制限されている理由は橋があるためだろうが、標識の文字が消えかけていて非常に見にくくあまり保守されていないことが分かる。

116.下ノ谷組集落の手前から2車線道路 117.下ノ谷組集落 118.中村集落
 しばらく狭路を走っているとセンターラインが復活する広いのはがカーブ部分だけですぐに狭くなる。さらに走ると再びセンターラインが現れるが、下ノ谷組集落の途中で狭くなってしまう。とりあえず拡幅できる場所を広くしましたという感じである。

119.水押集落 120.広くなったり狭くなったり 121.林道との交差点を通過
 その後も小さな集落を繋ぎながら東川沿いの谷筋を走る。県境に向かっている割に勾配は非常に緩やかで、カーブが多いものの交通量がほとんどないためさほど走りにくさは感じない。集落の規模は小さく中には廃屋らしきものも見られる寂しげな風景である。

122.交通量は非常に少ない 123.ガードレールの設置率は高い 124.「高知89km 須崎59km 土居(旧池川)16km」
 横滝集落を通り過ぎると集落のない状態が続く。眺望の利かない谷筋の1.5車線幅狭路を走る。東川の支流の沢をトラバースするように北に向かった後に右ヘアピンカーブを曲がって南に進み、そして東川沿いを東に進む。

125.境野隧道 126.高知県仁淀川町に入る 127.ヘアピンカーブが連続
 愛媛r12交差点から約7.9km走ると境野隧道に至る。1.8車線幅と狭いながらも電灯が付いているトンネルをくぐると高知県仁淀川町に入る。高知県側は異常気象時通行止規制区間に指定されており、時間雨量50mm、連続雨量200mmを超えると通行止になる。トンネルを出てすぐに右ヘアピンカーブを曲がり、その後もヘアピンカーブをいくつか曲がって標高を下げる。

128.土居川沿いの谷筋を走る 129.路面状況はあまり良くない 130.林道(の未成線?)との交差点
 ヘアピンカーブ地帯を過ぎると土居川沿いの谷筋を走る。道幅は1.5車線幅が基本で待避所がないため離合できる場所は少ない。また、愛媛県側ではほとんど見られなかった落石の類が高知県側ではいくつかあった。オオカゲ集落への林道(?)との交差点を通過するが、案内標識も何もなくその道路の奥に集落があるようには見えない。さらに進むとバリケードで塞がれた道路との交差点を通過するが、航空写真を見る限り道路があるのは100m程先までのようで、R494のバイパスなのか林道を造ろうとしたのか不明である。

131.離合できない場所も多い 132.瓜生野農道との交差点 133.ミョウセン屋敷集落
 土居川の左岸の狭路を走っていると瓜生野農道との交差点を通過する。農道と言っても瓜生野集落とR494を繋いでいるだけで沿線には田畑が広がっている訳ではなく、むしろ林道と言われた方がしっくりくる。農道との交差点の直後に右ヘアピンカーブを曲がり、ミョウセン屋敷集落を通り抜ける。集落と言っても数軒の家屋しかなく定住されていない家屋の方が多い。

134.土居川の北側を走る 135.折尾集落 136.町道(?)との交差点を道なりに進む。
 ミョウセン屋敷集落を通り過ぎてからも1.5車線幅の狭路が続いている。勾配は緩やかだが見通しの悪いカーブもあるため交通量がほとんどないとは言え対向車の存在を気にかけながら走行になってしまう。折尾集落を通り過ぎてしばらく走ると左にカーブした先で右のヘアピンカーブを曲がる。ヘアピンカーブには町道(?)が交差しているが、この町道も集落とR494を結ぶだけの存在である。

137.法面は改良されても道路は改良されていない 138.7月中旬でもアジサイが咲いていた 139.愛媛県側に比べると狭い区間が多い
 土居川沿いの1.5〜1.8車線狭路を走って下田集落を通り抜けるとしばらく沿線に家屋のない状態が続く。とは言えR494に面した場所にないだけで、分岐する林道や町道沿いに集落が存在している。また、これまで土居川との高低差があったため川面が見えなかったが、下田集落付近からは見えるようになる。

140.土居川が見えるようになる 141.中々強烈なオーバーハング 142.落石防止対策完了箇所
 土居川との高低差がなくなってきたものの依然山岳部を走っておりオーバーハングのある岩の下を通っている箇所もある。道幅も1.5車線幅と狭く離合できない場所が多いうえに舗装状態の悪い箇所も多くて走りにくい道路状況である。

143.交通量は非常に少ない 144.林道との交差点を道なりに左へ進む 145.用居集落
 県境の境野トンネルから既にいくつもの集落を通り過ぎているが、交通量は極めて少ない。川舟雑誌林道が交差している左カーブを曲がった直後に北谷農道が交差している右カーブを曲がる。林道、農道ともに集落とR494を繋いでいる道路である。北谷農道との交差点からは用居集落を通り抜けるが、道路両側を家屋に挟まれた非常に狭い道路である。

146.短距離ながら2車線区間あり 147.ガードレールなし 148.崩落復旧工事中
 イノ谷集落を過ぎるとセンターライン付きの2車線道路になるが、数百メートル程で狭くなる。土居川の左岸を走っていると竹ノ薮集落に至る町道との交差点を通過し、そのすぐ先で法面崩落個所の脇を通り抜ける。交通量が非常に少ない区間のためか、片側交互通行規制は敷かれていなかった。

149.椿山林道との交差点を右折 150.アスファルトには改修痕が多い 151.金乃渕橋
 法面崩落個所を過ぎてすぐに再びセンターライン付きの2車線道路になり、程なくして椿山林道との交差点を道なりに右へカーブして永代橋を渡って土居川の右岸に移り、左の直角カーブを曲がる。永代橋からは1.5〜1.8車線幅道路になり、しばらく土居川の右岸を走っている。金乃渕橋を渡ると左岸に戻ってしまう。

152.ガードレール4枚で落石を防ぐ 153.離合できない場所も少なくない 154.ナリヤマ集落
 土居川の左岸を走っていると小さな川を橋を渡るが、その東詰には町道(林道?)が交差している。この町道もR494と集落とを繋ぐ行止りの道路である。町道との交差点からすぐにナリヤマ集落に入り、右にカーブして土居川を渡って右岸に移って左カーブを曲がる。

155.大西集落は2車線道路 156.拡幅工事が進行中 157.赤薮橋
 土居川の右岸に移ってからはセンターライン付きの2車線道路を走る。町道との交差点を過ぎて少し進むとセンターラインがなくなるが、すぐにセンターラインが復活する。2車線道路に挟まれた区間では拡幅工事が行われていたので遠からず繋がるものと思われる。

158.県境から離れても廃屋は存在する 159.土居川より高い位置を走っている 160.谷側に土を盛って拡幅されている
 赤薮橋以降は1.0〜1.5車線幅の狭路を走っている。勾配はほとんどなく急カーブもないが、小刻みにカーブしており見通しはあまり良くない。拡幅工事が行われている場所もあるが、狭路区間の距離からすれば僅かなので快走路となるにはまだまだ時間を要する。

161.有実集落 162.土居集落 163.R439の旧道との交差点を道なりに進む
 少し開けた場所に出ると同時に有実集落に差し掛かるが、集落内は両側を家屋に挟まれた1.0車線狭路となっている。左にカーブすると集落が途切れて少しだけ家屋のない状態を走った後に土居集落に差し掛かる。土居集落内も1.0車線幅と非常に狭く沿線の空き地等に進入しなければ離合する事は難しい。土居集落は旧池川町の中心部でもあるので商店のような建物も見られる。池川郵便局を通り過ぎて緩やかな右カーブを曲がっているとR439の旧道との交差点を通過する。

164.横断歩道の線は僅か4本 165.材木工場付近だけ少し広い 166.旧池川町の中心部のためガソリンスタンドあり
 R439旧道との交差点以降も1.0〜1.5車線狭路が続いている。池川小学校の南東に横断歩道があるが、4本の線で事足りる程の道幅である。ちなみに小学校のグランドの下は駐車場となっている。月極め駐車場かと思ったが、どうやら無料で停められる短時間用の駐車場のようである。おそらく周辺の商店や町役場の支所などを利用する人のために設置されたのだろう。
 池川小学校を通り過ぎた直後に仁淀川町役場の池川総合支所の前を通過する。その後は1.5〜1.8車線幅と多少広くなるが、材木工場を過ぎると1.5車線幅とまた狭くなってしまう。集落の南西で緩やかな右カーブを曲がった後に左にカーブする。

167.池川橋の南詰を道なりに左へカーブ 168.池川橋からは2車線道路 169.R439池川交差点を右折
 小郷川に架かる池川橋はセンターライン付きの2車線道路となり、渡り切った南詰で町道との交差点を道なりに左へ直角にカーブする。以降は2車線道路で小郷川、そして土居川沿いを走る。
 緩やかなS字カーブの先でR439池川交差点に突き当たる。案内標識が交差点の奥にしか設置されておらず、その下にR439のソトバしかないため分かりにくいが、右折してR439と重複して高知方面に向かう。

170.「松山80km 高知48km 国道33号4km」 171.田村集落 172.おにぎりはR439のみ
 池川交差点からはR439との重複区間を南に向かっており土居川の右岸を走っている。急なカーブもあるがセンターライン付きの2車線道路で勾配も緩やかなので走りやすい道路状況と言える。

173.本村集落 174.町営団地を通過 175.R33・R439川口交差点を左折
 点在する小さな集落を繋ぎながら土居川の右岸を走っていると沿線の家屋が増える。旧吾川村、現在の仁淀川町の中心部である。家屋が密集している間の2車線道路を少し走るとR33・R439川口交差点に突き当たる。案内標識にはR33しか表記されていないが、高知・佐川方面にはR494が、松山・久万高原方面にはR439が重複している。よってR494トレースであれば左折である。なお、R33の終点はR494の起点と同じ松山市役所前交差点であり、砥部町や久万高原町の中心部を通っている。川口交差点までの距離はR33が約75km、R494が約92kmである。距離的にも時間的にもR33を利用した方が早い事は言うまでもない。

国道494号 part4