国道493号
part4

高知r12交差点〜R55野根交差点
北川村→東洋町

151.異常気象時通行規制区間の起点を通過 152.小川川の左岸を走る 153.弘瀬橋の南詰を通過
 高知r12交差点を過ぎてすぐに異常気象時通行規制区間の起点を通過する。規制区間の起点を通過しているもののr12交差点の奈半利町側も北川村小島までは異常気象時通行規制区間に指定されている(通行止区間内に起点があるため、迂回路を走った今回は起点を通過していない)。規制値は両方とも時間雨量50mm、連続雨量200mmである。
 異常気象時通行規制区間に入ると道幅は1.8車線とやや狭いが、乗用車同士であれば離合は可能で勾配もほとんどないのでさほど走りにくさは感じない。センターラインが現れて2車線道路を走っていると対岸に弘瀬集落を結ぶ弘瀬橋の南詰を通過する。

154.意外に長い2車線区間 155.蛇谷林道との交差点を道なりに左へカーブ 156.蛇谷林道との交差点以降は狭路
 その後も2車線道路が続いており、その距離は1.9kmと意外に長い。蛇谷橋を渡って蛇谷林道が交差している左カーブを曲がるとセンターラインがなくなって道幅も1.0車線幅にまで狭くなる。急カーブは少なく比較的見通しは良いが、離合できる場所は少ない。

157.短い2車線区間あり 158.山岳酷道の様相を帯びてくる 159.「野根16km 四郎ヶ野峠8km」
 短いセンターライン付きの2車線道路区間を走っていると右カーブを曲がって再び狭路に戻る。ガードレールの設置率が低い川沿いの狭路を走っているとセンターライン付きの2車線道路になって具同字橋を渡る。具同字谷川をトラバースしている道路が旧道だろう。その後も2車線道路が続いており、交通量が少ない事もあって快適に走る事ができる。

160.安倉橋の南詰を通過 161.高知r12交差点以西よりも快走路区間が多い 162.村道との交差点を道方向へ進む
 小川川に沿って大きく右にカーブした先で安倉集落を結ぶ安倉橋の南詰を通過するが、川と反対側の法面が崩落したようで山寄りの車線が通行不能であった。1車線が完全に使用できない状態であったが、片側交互通行規制は敷かれていなかった。崩落箇所を過ぎると2車線道路が復活して引き続き小川川の左岸を走る。
 小川川に矢筈谷川が合流する地点で右のヘアピンカーブを曲がり、その先で矢筈谷川を渡って村道との交差点を右方向へと進む。案内標識は設置されているものの交差点の村道よりにあるうえに標識の手前に樹木があって非常に見にくい状況である。

163.村道との交差点からは1.8車線幅 164.峠1号橋 165.崩落箇所は多い
 村道との交差点からは1.8車線幅とやや狭くなる。川沿いを走っているが既に谷という地形のため、川の水が国道から見える場所はほとんどない。所々に小さな崩落が見られる中を走って行く。

166.年季の入ったブルーシートあり 167.鬱蒼とした雰囲気はあまり感じない 168.勾配は緩やか
 右ヘアピンカーブを曲がって源流に近い矢筈谷川沿いを走っており、小刻みなカーブが多く見通しは悪い。カーブが多い一方で勾配はさほど急ではない。また、比較的空が開けているため鬱蒼とした雰囲気は薄い。

169.四郎ヶ野峠 170.峠にはトイレや東屋がある 171.東洋町に入る
 直線基調の道路を走っていると四郎ヶ野峠を越える。峠には野根山街道が接続しており、東屋だけでなくトイレも設置されている。ただし、場所が場所だけに都市部のような綺麗になトイレを期待してはいけない。境標識は峠から少し東洋町側に入った所に設置されており、舗装の境目もその近くにある。

172.舗装状態は良好 173.「警笛区間」 174.視界の開けた場所もある
 東洋町に入ると道幅は1.5〜1.8車線幅程度と大きく変わらないが、舗装状況は良くなる。町境に警笛鳴らせ区間の起点を示す標識が立っていたことからも想像できる通り、非常にカーブが多い区間である。全てのカーブとまでは言わないが、かなり多くの警笛区間標識が立てられている。

175.小刻みなカーブが連続 176.ガードレールの設置率は高い 177.交通量は非常に少ない
 カーブの多い下り勾配も狭路をひたすら走る。交通量は非常に少ないが完全1.0車線幅の区間はないため乗用車同士であれば離合に困る事はないだろう。むしろ交通量が少なすぎて対向車の存在を考慮せずに走っている車がセンターを割って来る事があるので、その点に注意を要する。

178.東洋町側にも崩落箇所あり 179.眺望は良好 180.勾配は緩やか
 東洋町側ににおいても小規模な崩落等は見られるが、その数は北川村側に比べると少ない。また、アスファルトそのものも比較的きれいで落石の類はほとんど見られない。北川村側に比べて眺望の良い場所があるのも異なる点と言える。

181.町道との交差点を通過 182.押野集落 183.押野橋
 四郎ヶ野峠から約5.6kmで町道との交差点を通過するが、この交差点が峠から続く異常気象時通行規制の終点であり、かつ警笛鳴らせ区間の終点でもある。山間部区間も終わり平坦な状態になるが道幅は1.8車線幅とやや狭い。家屋よりも田畑が目立つ押野集落を走っていると上り勾配の左カーブを曲がって町道との交差点を通過して押野橋を渡る。

184.高知r101交差点を右折 185.高知r101交差点からは2車線道路 186.片側交互通行規制中
 押野橋の北詰で高知r101との交差点に突き当たり、右折して野根方面に進む。r101に案内されている船津は県境を越えた徳島県海陽町船津を指している。r101交差点からはセンターライン付きの2車線道路となり、野根川の堤防上を走る。緩やかな勾配を下って堤防から離れると片側交互通行規制区間を通過する。

187.舗装張替え工事中 188.野根川の左岸を快走 189.R55野根交差点
 片側交互通行規制の要因は災害復旧ではなく舗装の張替え工事であった。工事現場終わると緩やかな勾配を上り、その先でR55野根交差点に突き当たる。この交差点がR493の終点である。四郎ヶ野峠区間を挟んでR55との交差しているが、両交差点間の距離はR493が約44kmでR55が約61kmである。R493の方が20km程度短いが、酷道区間があるためR55の方がより安全に走行できると思われる。