国道493号
part1

R32県庁前交差点〜R55芸西西IC
高知市→南国市→香南市→芸西村

1.R32・R33・R55・R56・R194・R195・R197県庁前交差点 2.片側3車線道路 3.高知r16中ノ橋通り交差点
 高知城の南、高知県庁と高知市役所の南に位置するR32R33R55R56R194R195R197県庁前交差点がR493の起点である。若い番号優先の法則により、R32とR33しか表示されていないが、西にR33(〜松山市)・R194(〜西条市)、東にR32(〜高松市)・R55(〜徳島市)・R56(〜四万十市)・R195(〜徳島市)・R197(〜大分市)・R493(〜東洋町)となっている。
 とさでん交通の伊野線という路面電車を間に挟んだ片側3車線道路を走る。左端車線は赤色に塗られているが、これはバス専用車線である事を示している(ただし、7:30〜8:30と17〜18時のみ)。左端車線が減少した直後に高知r16中ノ橋通り交差点を通過する。

4.堀詰電停 5.R32・R55・R56・R195・R197・高知r34はりまや交差点を直進
 片側2車線道路になってすぐの堀詰電停付近で緩やかな右カーブを曲がり、その先でR32・R55・R56・R195・R197・高知r34はりまや交差点を直進する。左折の高知駅方面のR32は支線のような存在であり、交差点以東もR32との重複区間は続く。また、とさでん交通の桟橋線が南北方向にあるため、路面電車としても交差している場所である。

6.デンテツターミナルビル前電停付近にカーブあり 7.とさでん交通の後免線と並走 8.R32・R55・R56・R195・R197中宝永町交差点
 はりまや交差点からも反対側車線との間に路面電車があるが、これまでの伊野線から後免線に替わっている。デンテツターミナルビル前電停を過ぎた直後に左、右とS字状のカーブを曲がった後に高知r249はりまや1交差点を通過する。その後も路面電車のある片側2車線道路を走っているとR32・R55・R56・R195・R197中宝永町交差点を通過する。ここでR56とR197が四万十市方面に分岐する。高知市から見て西にある四万十市方面に延びている国道が一時的に東に向かう点に違和感を覚えるが、R56(R197重複)の土佐道路が供用されて経路は変更された一方で起点は変更されなかったのだろう。

9.知寄町二丁目電停 10.R195が分岐 11.踏切部分は信号機で制御されている
 中宝永町交差点からはR32とR56、R195との重複区間を走る。反対側車線との間に路面電車を挟む片側2車線という道路状況に変化はない。いくつかの電停や交差点を通過しながら東進していると知寄町3交差点の手前でR195が香美方面に分岐する。R493はR32とR55との重複区間を高松・室戸方面に進む。R195が分岐してすぐに右にカーブしてとさでん交通の踏切を通過する。交差点上の踏切とあって車だけでなく線路用の信号も兼ねている。

12.新葛島橋 13.高知r44・r376高須新町1交差点 14.普通の片側2車線道路を走る
 知寄町3交差点を過ぎてすぐに新葛島橋で国分川を渡る。上流側にはとさでん交通の国分川橋梁とR195の葛島橋が架けられている。橋を渡り終えると緩やかな左カーブを曲がりながら緩やかな勾配を下る。とさでんは交通はR195沿いとなるため通常の片側2車線道路に変わる。
 高知r44・r376高須新町1交差点を通過するが、左折してr44を北上すれば高知道の高知ICへ、右折してr374を南下すれば高知東部道の高知南ICに行く事ができる。その2つのインターチェンジを繋ぐ高知東部道が2020年度の開通を目指して建設中であり、交差点の上を高架橋が横切っている。
 早朝のため比較的交通量の少ない片側2車線道路を走っていると緩やかな左カーブを曲がり、程なくして高知r243介良通り交差点を通過する。r243はR493(実質R55)の南側を並走している県道である。

15.高知r248交差点 16.「津波浸水想定区間 ここまで」 17.高天ヶ原山の南を走る
 片側2車線道路を快走していると高知r248交差点を通過する。その後はごく緩やかな上り勾配となるが、カーブは緩やかで走りにくさは一切感じない。高天ヶ原山の南の山裾を走るが、そのような場所にも沿線に商業施設がある。

18.R32・R55・高知r375交差点を直進 19.南国市に入る 20.おにぎりはR55のみ
 県庁前交差点から約8.7kmでR32・R55・高知r375交差点を通過する。この交差点でR32が高松方面に向かうため、以降の重複国道はR55のみとなる。国道番号は変わっても二桁国道との重複が続くためR493のおにぎりはまだ現れてこない。
 R32が分岐する交差点を通過してすぐに南国市に入るが、道路状況に特に変化は見られない。田畑と商業施設等が混在する風景の中を走っていく。南には高知東部道が並走している。

21.高知r45交差点 22.片側2車線道路を快走 23.高知r31田村交差点
 周囲の商業施設が増えた所で高知r45交差点を通過する。引き続き片側2車線道路を走っていると高知r31田村交差点を通過する。前述の高知r243が並走しているのはr31より西の区間である。

24.高知r13交差点 25.側道に進むと高知r13の旧道に行ける 26.香南市に入る
 田村交差点を過ぎてすぐに高知r13交差点を通過する。右折すると高知東部道の高知龍馬空港ICに行く事ができ、そのインターチェンジの名称からも分かるように高知龍馬空港に近い。案内標識に「安芸方面へは行けません」となっているが、高知龍馬空港ICより東の区間は走行日時点では供用されていない。
 r13交差点を過ぎてすぐに側道が分岐するが、側道の先の道路はr13の旧道に当たる。新物部川橋で旧道と物部川の上を通過する。物部川はおおむね市境となっているため橋を渡ると香南市に入る。

27.高知r240交差点 28.土佐くろしお鉄道 29.高知r22交差点
 香南市の中心部の南西で高知r240交差点を通過する。土佐くろしお鉄道ののいち駅にも近く、交差点の周辺には商業施設が目立つ。r240交差点を過ぎて少し走ると緩やかな上り勾配となり、土佐くろしお鉄道の線路を越えてから右にカーブしながら勾配を下る。勾配を下り切る手前で高知r22との交差点を通過する。ここで交差しているr22はR55の旧道と思われる。

30.「室戸61km 安芸21km」 31.高知東部道の香南のいちIC
 高知r22交差点を過ぎてすぐに高知東部道の香南のいちICを通過する。インターチェンジと言っても前述の通り、高知龍馬空港IC〜香南のいちICの間は供用されていないため、通常の平面の交差点である。なお、高知東部道は無料で通行できるため多くの車両は左折している。

32.香南のいちIC以降も片側2車線道路 33.あかおか駅付近で左にカーブ 34.土佐くろしお鉄道と並走
 香南のいちICを過ぎると交通量は減少するものの道路状況には変化がなく片側2車線道路が続いている。中央分離帯がなくなって4車線道路になった後に、高知r30の旧道と思われる市道との交差点を通過する。さらに走ると高知r14・r30横町交差点を通過し、その直後に香宗川橋を渡る。
 あかおか駅付近で大きく左にカーブして進行方角を南から東に変える。その後は土佐くろしお鉄道との並走しながら海沿いを走るが、海岸線とは若干の距離があるため海は見えない。

35.左側車線が減少 36.高知r221交差点 37.高知r51交差点
 香宗川派川に架かる岸本橋の東詰で高知r227岸本交差点を通過する。岸本交差点から程なくして左側車線が減少し、以降は対面2車線道路になる。2車線道路を土佐くろしお鉄道と並走していると高知r51交差点を通過する。土佐くろしお鉄道の向こう側には道の駅「やす」があり、この交差点が出入口に当たる。

38.豊栄橋 39.高知r225交差点 40.津波浸水想定区間が終わる
 高知r51交差点を通過してすぐに夜須川に架かる豊栄橋を渡り、その直後に右にカーブして土佐くろしお鉄道の下をくぐる。土佐くろしお鉄道の橋梁の下流側に車両通行止の橋があるが、これは高知r501=高知安芸自転車道線である。r501と並走しながら緩やかな右カーブを曲がっていると高知r225交差点を通過する。緩やかな勾配を上っていると津波浸水想定区間の終点を通り過ぎる。

41.手結山トンネル 42.トンネルからは緩やかな下り勾配 43.高知r501=高知安芸自転車道線と並走
 手結港の東側を走っていると手結山トンネルをくぐる。並走している高知r501もトンネルがあるが、これは自転車道線として造られたものではなく、土佐電気鉄道のトンネルが転用されたものである。トンネルに限らずr501の一部は鉄道跡が転用されている。

44.芸西村に入る 45.土佐くろしお鉄道 46.高知東部道との芸西西IC
 手結山トンネルから続く緩やかな勾配を下っていると海岸に近い左カーブを曲がっていると芸西村に入る。海沿いを高知r501(=高知安芸自転車道線)と並走しながら走っていると土佐くろしお鉄道のガードをくぐり、以東は海岸からもr501からも少し離れた状態になる。
 芸西村に入って約1.8kmで高知東部道の芸西西ICを通過する。2019年7月時点ではこれより東の区間は供用されていないため、「安芸方面へは行けません」と警告されている。2021年度の供用を目指して工事が行われている。

国道493号 part2