国道492号
part4

R438交差点〜徳島r32交差点
三好市

154.異常気象時通行規制区間が続く 155.上に見える道路はR438 156.道路状況に比して立派な電光掲示板
 R438R439交差点を過ぎてもR439との重複が続いておりR492は表に現れない。交差点を過ぎてすぐに異常気象時通行規制区間が始まるが、既に見ノ越を含む区間が異常気象時通行規制区間内である。この先京柱峠までの42.6kmは全て異常気象時通行規制区間に含まれている。分岐したR438の下を少しだけ並走した後に離れていく。カーブは多いが勾配は緩やかで、そして何より美馬市側に比べて路面の状態はきれいである。

157.轍部分を残して積雪 158.R438・R439交差点から1.4km地点にも駐車場あり 159.大塚製薬のつるぎ山荘を通過
 見ノ越区間は国道走行以外を含めて何回も通行しているが、積雪している状態は初めてである。交通量は少ないだろうが轍部分は積もっていなかったが、気温が低かったため凍結している場所もありスタッドレスタイヤでなければ走れなかっただろう。なお、見ノ越に来るまでに走行したR438の標高1200m超の区間の方が積雪が多かった事を付け加えておく。
 R438・R439交差点から約1.4kmで道路の両側に駐車場がある。見ノ越付近の駐車場が満車であればここに停めるという方法もある。車道を走れば1.4kmだが徒歩であればショートカットできるためもう少し短くて済む。その後、きれいな3階建ての建物の前を通過する。徳島発祥の某社の保養施設でつるぎ山荘という。

160.「池田71km かづら橋36km」「奥祖谷かづら橋5km」 161.美馬市側よりも路面がきれい 162.「R439-79」
 山荘からしばらくは眺望の利かない中を走るが、所々に短距離ではあるが眺望が利く場所もある。等高線に沿っているため勾配は緩やかだが、小刻みなカーブが多く見通しは良くない。美馬市側と比べて落石は少ない。

163.補修痕のある法面は崩落したためだろう 164.カーブは多いが勾配は緩やか 165.離合できない箇所の存在する
 R439の79キロポストを過ぎると道幅が1.5〜1.8車線とやや狭くなる。小刻みなカーブが多く見通しは悪いが、勾配は緩やかである。また、祖谷川の右岸を走っているが高低差gあるため川の水は全く見えない。

166.奥祖谷かずら橋 167.ダム湖畔を走る 168.名頃ダム
 R438・R439交差点から約7.1kmで奥祖谷かずら橋の近くを通り過ぎる。駐車場と公衆トイレと食事処があり、観光地化された感があるが、旧西祖谷山村のかずら橋に比べると知名度は劣る。それでも紅葉の時期の休日には多くの車が止まっている。
 奥祖谷かずら橋を過ぎてからもごく緩やかな勾配の1.5車線幅狭路が続いている。道路左側は名頃ダムにせき止められた湖畔を走っているのだが、樹木に視界を遮られているため湖面は全く見えない。

169.「祖谷かかし村」 170.三嶺登山口へは左折 171.住民、ではなくかかし
 名頃ダムから程なくして名頃集落に入り、いくつかの家屋の間を通り過ぎた後に三嶺登山口への道路との交差点を通過する。祖谷かかし村と呼ばれている事からも分かるように沿線には多くのかかしが置かれている。

172.道幅は横断歩道3本分 173.道路を挟んで会話している住民かかし 174.ガードレールで遊ぶ子供達かかし
 祖谷川沿いの名頃集落内の道幅は非常に狭く、横断歩道は3本だけで事足りる。乗用車同士あれば離合できなくはないが工事関係の大型ダンプと出くわした際は絶望するかもしれない。名頃集落内には多くのかかしが置かれているが、たまに人間と間違えてしまいそうになる。かかしであれば決して飛び出してはこないが、もしかしたら住民かもしれないと思わせる出来栄えである。

175.法面防護工事のため片側交互通行規制が敷かれていた 176.祖谷川沿いを走る 177.標高808m
 名頃集落を通し抜けてからも1.0〜1.5車線幅の狭路が続いている。祖谷川に沿っているが川面が見える場所はほとんどない。交通量は少ないが剣山への西側の出入口のルートに当たるため紅葉期は交通量が増える傾向にある。

178.菅生バイパスとの交差点を右折 179.現道は1.0車線幅の狭路 180.徳島r261交差点
 左にカーブしてセンターラインが現れてすぐに交差点があるが、右折が現道で直進が菅生バイパスである。案内標識は設置されているが、現道にはおにぎりの表記がなく行き先も小島峠というR492(実質R439)が通っていなさそうな地名だけである。しかし、菅生バイパスは全線開通しておらず直進してしまうと短距離ながら市道(?)を走らなければならなくなる。よって右折して現道へと進む。
 現道は交差点直後こそ広いがすぐに1.5車線幅と狭くなってしまう。右の直角カーブを曲がった後に田之内谷川を左ヘアピンカーブで渡る。家屋が点在する川沿いの狭路を走っていると右にカーブし、さらに先で徳島r261交差点を通過して左ヘアピンカーブを曲がる。r261はつるぎ町の旧一宇村に終点があるが、交差点39から約2.5kmまでしか県道に指定されておらず、その間は林道で繋がっている。

181.バイパスとの連絡道路との交差点を直進 182.バイパス合流後も狭路が続く 183.バイパス接続予定地点
 徳島r261交差点から約400m進むと菅生バイパスにつながる市道(?)との交差点に至る。一旦停止の義務はないもののバイパスに向かう道路の方が優先されているため安全のためにも一旦停止した方が良いだろう。なお、反対方向に向かって走っている場合の案内標識もバイパスへ誘導するかのような表記がされている。
 バイパス連絡道路との交差点からも集落内の1.0車線幅狭路が続いている。旧菅生小学校の対岸を通り過ぎると拡幅工事が行われている場所を通過するが、距離が短く焼け石に水状態である。

184.対向車お知らせ区間 185.センターライン付きの2車線道路区間もある 186.広狭が混在
 谷筋を走っていると対向車を知らせる電光掲示板が設置されている。距離は300m弱で、これまでの区間に比べて強烈に狭いという訳ではない。対向車お知らせ区間が終わると新しい舗装にセンターラインが引かれた道路になるが、300m程進むとセンターラインがなくなり1.8車線幅になる。その後再びセンターラインが現れるが200mも走らないうちに終わってしまう。

187.知命橋の北詰を通る 188.久保陰集落にも対向車お知らせ装置がある 189.対向車お知らせ区間外も狭い
 市道の知命橋の北詰を通過するが、以降は1.0〜1.5車線幅の狭路となる。さらに進むと2ヶ所目の対向車お知らせ区間が始まるが、今度は集落の中を通り抜けており沿線にいくつかの家屋がある。お知らせ区間が終わってからも1.0車線幅の狭路箇所が残っている。

190.やたら広い場所もある 191.見通しの悪い狭路が続く 192.エネオス東祖谷SS
 対向車お知らせ区間が終わってもセンターラインは現れず1.5車線幅程度の狭路が続いている。第一西山谷川が祖谷川に合流している付近で右にカーブして進行方角を北に転ずる。祖谷川の右岸を走っているとセンターラインが現れて2車線道路になる。R492(実質R439)の山間部区間では貴重なガソリンスタンドもあり、ハイオクガソリンも販売されている。ただし、場所柄営業時間が短く日祝は休みの可能性が高いと思われる。

193.R439走行時にはなかった白線が描かれていた 194.旧落合小学校前の横断歩道は4本! 195.徳島r44交差点は左にカーブする
 祖谷川の右岸の2車線道路を北上しているとセンターラインがなくなり建設会社の前を通り過ぎると1.0車線と狭くなる。旧落合小学校の前にある横断歩道の線は4本である。右の急カーブを曲がると道幅が広くなり、徳島r44との交差点を左にカーブして通過する。r44もr261と同様に分断区間が存在しているが、林道が繋がっているため災害通行止がなければ通り抜け可能である。

196.徳島r44交差点以降も狭い 197.深渕落合林道との交差点を左にカーブ 198.標高は541m
 徳島r44を過ぎると道幅は狭くなり両側に家屋が建ち並んでいる間を走る。約700m走ると深渕落合林道との交差点を通過するが、国道は左にカーブする感じで通過する。直進すればr44の分断区間を繋ぐ落合峠に行く事ができる。林道との交差点から約400mでセンターライン付きの2車線道路になる。

199.下瀬トンネル 200.改良工事が中途半端に進んでいる 201.R439を冠した食事処がある
 2車線道路を走っていると下瀬トンネルを通過する。2013年9月7日に供用が開始された比較的新しいトンネルである。トンネルを出て300m程進むとセンターラインがなくなり道幅も狭くなる。下瀬トンネルを含む落合バイパスとして拡幅工事が進められているものの、3号トンネル(仮称)は工事が始まっているかどうかも分からない様子だった(2号トンネル(仮称)は現道拡幅に変更された?)。

202.旧道との交差点を通過 203.京上大橋 204.「京柱峠16km 池田47km 大歩危23km」
 3号トンネル(仮称)の西側坑口予定地点からは改良済みの2車線道路となる。旧東祖谷山村の中心であった京上集落の東部で旧道との交差点を左にカーブしながら通過して京上大橋で祖谷川を渡る。京上バイパスは2001年9月に供用されており、かつての村の中心部を通り抜けていた道路は国道から降格している。

205.京上トンネル 206.徳島r32交差点を左折
 上り勾配の2車線道路を走っていると旧道との間に架かっている下浦橋の東詰の先で京上トンネルを通過する。左にカーブして言える京上トンネルを出ると新居屋橋を渡り、その西詰で徳島r32交差点に突き当たる。左折がR492(とR439)で京柱峠への東側の出入口に当たる交差点と言える。見ノ越で恐怖を感じたのであれば右折してr32を走れば酷道の峠を回避する事ができる。ただし、r32も狭い区間があるため快適に走れるとは言い難い。

国道492号 part5