国道469号
part3

静岡r75交差点〜R52新万沢橋北詰交差点
富士宮市→
→南部町

100.静岡r75交差点の直後から上り勾配 101.JR身延線の高架橋に3.4mの制限高あり 102.小学校の正門の前を右へカーブ
 静岡r75交差点を左折してからも1.5車線程度の狭路が続いており、それに加えて急勾配を上らなければならない。9km先のJR身延線の高架橋に3.4mの制限高がある旨の予告標識が立っているが、結論から言うとその区間にはバイパスが開通しており規制を超える車両も通過できる。柚野小学校の正門の前を右にカーブした後に左にカーブして小学校の北側を通過する。

103.「大型車通行止 路肩決壊」 104.周ら鵜内の斜面を上る 105.「この先幅員狭小 大型車通行注意」
 柚野小学校を離れると掲示板が設置されており、そこには「大型車通行止 路肩決壊」と表示されていた。この分だと“路肩が決壊していなければ大型車も通行できる”という意味に捉えられる。静岡r75交差点付近の警告では“8m以上の車両は通行できない”となっていたので、8m未満の大型車両が通行止という事だろうか。さらに集落内にもかかわらず急勾配かつカーブが連続している狭路を走っていると「この先幅員減少 大型車通行注意」と書かれた標識が立っていた。通行止と言ったり通行注意と言ったり主張が一貫しない国道である。

106.ここから5kmに渡ってカーブが連続 107.特定希少野生動植物のギフチョウが生息 108.集落を過ぎてからの勾配は緩やか
 森林集落を通っているうちは急勾配だが、集落が途切れて以降は勾配は緩やかになる。その一方でカーブは急なものを含めて連続しており見通しは悪い。交通量は少ないが集落の間を結ぶルートなので対向車が全くいないとは言い切れない。

109.交通量は少ない 110.桜峠 111.桜峠からは下り勾配
 交通量の少ない緩やかな上り勾配の狭路を走っていると左にカーブして桜峠を越える。峠の近くには展望台への徒歩道が分岐しており、展望台からは富士山を望む事ができるらしい。峠の西側も富士宮市域であり、緩やかに下っている狭路を走る。

112.左ヘアピンカーブ 113.右ヘアピンカーブ 114.長い下り勾配が続く
 峠からの緩やかな勾配を下っていると左ヘアピンカーブを曲がり、さらに少し走った後に右のヘアピンカーブを曲がる。道幅は1.8車線程度あるものの落ち葉が堆積しており実質的に使えるのは1.0車線幅しかない場所も多い。

115.路肩崩落現場 116.連続ヘアピンカーブ 117.ごく短いセンターライン区間あり
 標高250m程度まで下がった所で路肩が崩落している場所を通過する。大型車が通行できないとされている崩落はここを指すものと思われる。ブルーシートと土嚢、A型バリケードが設置されているものの復旧工事をしている気配は感じられなかった。
 崩落場所を過ぎてからさらに下っていると左、右の連続ヘアピンカーブを曲がってさらに標高を下げる。右にカーブして稲子川の左岸の山の斜面の北に向かう。センターラインが現れるもののその距離は非常に短い。

118.北ヶ谷戸集落が見えてくる 119.静岡r398交差点を左折
 急カーブが連続する急勾配を下った所で1.0車線幅の日向橋を渡り、その西詰で静岡r398との交差点に突き当たる。R469は左折して富士川町・R52方面に進む。逆方向から走ってきた場合はr398がセンターライン付きの2車線なので直進してしまわないように注意が必要である。r398は約3.3km北で途切れているように見えるが、分断されている訳ではなくそこが起点である。

120.「富士24km 南部11km」 121.稲子小学校付近から狭くなる 122.稲子川の右岸を南下
 静岡r398交差点からはセンターライン付きの2車線道路となるが、400m程進んだ所でセンターラインがなくなり道幅も1.0車線幅にまで狭くなる。400mに満たない狭路区間が終わると再びセンターライン付きの2車線道路に戻って稲子川の右岸を走る。

123.柳橋 124.周囲には砕石場がある 125.この狭路を大型ダンプが通る
 左の急カーブを曲がって柳橋を渡った先で右の急カーブを曲がり、以降は稲子川の左岸を走る。周辺には砕石場があり出入りする車両のせいで路面が白く埃っぽくなっている。採石場よりも南側にも狭路区間が存在しており、所々で広くなっている場所はダンプの待避所としても使われている。

126.広くなった後に狭くなる 127.旧道との交差点 128.JR身延線をアンダーパス
 道幅が広くなった後に幅員減少の警戒標識が立っているが、それに反して道幅は広くなるどころかセンターライン付きの2車線道路になる。前述の3.4mの制限高のある旧道との交差点を左にカーブしながら通過し、右にカーブした後に複数の市道の跨道橋とJR身延線の下を通過する。新たに造られたバイパスとあって高さ制限は設定されていない。

129.旧道と合流 130.稲子駅の前を通過 131.静岡r398交差点を右折
 緩やかな上り勾配の左カーブを曲がっていると旧道との交差点を通過する。なお、ウォッちずでは旧道もまだ国道扱いされている(2018年12月現在)。旧道と合流した直後に稲子駅の前を通過し、そのすぐ先で静岡r398との交差点を右折する。この交差点には案内標識が設置されてないので誤って直進してしまわないように注意を要する。

132.県境の前後は異常気象時通行規制区間 133.大きくカーブしながら勾配を上る 134.山梨県南部町に入る
 静岡r398交差点を右折して稲子川橋を渡る。桜峠を挟む富士宮市上柚野〜下稲子の間は連続雨量120mm超で通行止になる異常気象時通行規制区間だったが、県境を挟む富士宮市下稲子〜南部町十島も同様である。ただし、桜峠区間とは異なり勾配もカーブはきついもののセンターライン付きの2車線道路である。そして上り勾配の直線道路を走っていると峠部分を越えて山梨県南部町に入る。ちなみに県境の標高は180m程度で、御殿場市から富士宮市にかけての区間と比べてもだいぶ低い。

135.山梨県に入ってからは下り勾配 136.制限速度は40km/h 137.JR身延線の上を通過
 県境からも2車線道路が続いており勾配を下って行く。山梨県に入ってすぐにJR身延線の上を通過しているが、トンネルの上なのでその事には全く気付かない。沢をトラバースした後に身延線の上をもう一度通過する。こちらはトンネルの坑口に近く短いながらも橋なので下に線路がある事が分かる。

138.十島集落 139.JR身延線と並走 140.山梨r10交差点を左折
 跨線橋からはやや急な勾配を下り、トンネルから出てきたJR身延線と並走した後に山梨r10交差点を左折して線路から離れる。右折して市道で踏切を通過した先に十島駅がある。また、r10は富士川の左岸を通っている県道である。

141.万栄橋 142.高い位置を通っているのがR52 143.R52・山梨r10新万沢橋北詰交差点
 山梨r10との交差点を左折した直後に1.8車線幅の万栄橋を渡る。乗用車同士であれば離合できるだろうが、大型車同士ではおそらく不可能であろう。そもそも橋上には14tの重量規制が設定されている。万栄橋を渡り終えると左にカーブして急勾配を上った先でR52・r10新万沢橋北詰交差点に至る。交差点の名称の由来となった橋は交差点のすぐ南東にあり、R469の万栄橋よりもはるかに短い。