国道449号

R505浦崎交差点〜R58宮里3交差点
本部町→名護市

1.R505・沖縄r114浦崎交差点 2.片側2車線道路 3.東シナ海沿いを走る
 本部半島の先端に近く海洋博公園の出入口に当たるR505・沖縄r114浦崎交差点がR449の起点であり、半島の南側の沿岸部を通って名護市の終点に向かう。浦崎交差点は十字形状の交差点で北にR505、南にR449、西に沖縄r114、東に町道となっている。R449とR505が直線のため国道同士の交差点とは認識しにくい状態である。同様のケースは遠く北海道のR334R335があり、知床半島という半島を周遊している国道という共通点もある。
 浦崎交差点から走り始めるといきなり片側2車線と非常に整備された道路状況で始まる。都市部でも市街地でもない場所で片側2車線とは整備されすぎている気がしないでもないが、時期によっては前述の海洋博公園の観光客で混雑する事だろう。今回は平日の早朝とあってその影響は一切なかった。浜元集落からは海沿いを走っており、右前方には瀬底島が見える。

4.本部大橋方面は右側車線を走る 5.沖縄r84本部大橋北交差点は右折
 約1.7km走ると沖縄r84との本部大橋北交差点を右折しなければならないため、右側車線を走っている必要がある。r84の路線名は名護本部線と言い、直進して本部半島の内陸を横断して名護市に至る。

6.本部大橋の勾配はきつい 7.路側帯が広く走りやすい直線道路 8.瀬底大橋が見える
 本部大橋北交差点を右折すると対面2車線道路になり、急勾配を上ってから橋の中央部で頂点を通過して急勾配を下る。満名川の河口に架かる橋で漁港があるためある程度の高さが必要でこの急勾配となったのだろう。橋からの勾配を下ると平坦で直線的な道路を走る。積雪地のような広い路側帯が設置されており走りやすい。本部警察署の前でやや急な左カーブを曲がる。

9.沖縄r219大浜交差点 10.沖縄r172瀬底大橋交差点 11.コンビニも点在
 急カーブの先で車線が増えて片側2車線になり、直後に沖縄r219との大浜交差点を通過する。その先には沖縄r172瀬底大橋交差点があるが、右折してr172に進めば瀬底大橋を渡って離島の瀬底島に行く事ができる。その後は片側2車線道路を走るが海寄りの狭い1.5車線幅の道路が旧道である。

12.海岸線に沿って快走 13.天然記念物の塩川へは左折 14.採石場地帯に入る
 本部港を通り過ぎると海岸線に沿って走っており、海の奥には万座毛らしきものが見える。塩川原集落を通り過ぎると塩川を渡るが、この川はその名の通り塩分を含む河川で天然記念物に指定されている。塩川から南は沿線に採石場と関連施設が多く、それらに出入りする大型ダンプが多く走っている区間に突入する。その採石場地帯には片側2車線のバイパスの山寄りに現道が並走している区間があり、その1ヶ所目はバイパスが大きく左にカーブする手前に交差している。ただし、案内標識も信号機もないため普通に走っていればバイパスに進んでしまう。

15.反対側の車線には駐車スペースと簡易休憩所が点在 16.部間大橋 17.現道と合流
 バイパスに並走する現道の沿線にも採石場があるためダンプが多く、部外者が走行できないかのような雰囲気が漂っており、また早朝とは言え平日のため既にダンプが走っていたため仕事の邪魔になるといけないと思って今回は素直にバイパスを走っている。バイパスは片側2車線で見通しが良く走りやすい道路です。
 部間集落の海岸部に架けられた部間大橋を渡ると名護市に入るのだが、橋上もしくはその前後に市町境は設置されていない。現道には名護市、本部町どちらの境標識も設置されている。名護市に入り大きく左にカーブする手前で現道が合流してくる。

18.現道との交差点 19.対面2車線道路に見えるが右の植栽は中央分離帯 20.高層ホテルの前で現道と合流
 左カーブを走っていると再び現道が分岐するが、200mも走らないうちに合流してくる。が、僅か150m程先で3ヶ所目の現道が分岐する。この3ヶ所目の現道並走区間には採石場地帯だけでなく、東半分は山入端集落となっている。名護湾に沿って大きく右にカーブしている片側2車線道路を走っていると、緩やかな上り勾配の左カーブを走り、ひときわ目立つ高層のホテルの横で現道と合流する。

21.現道合流後は上り勾配 22.R449名護バイパスとの屋部西交差点を右折して現道へ進む
 現道が合流してからも緩やかな上り勾配が続いている。緩やかなカーブを曲がりながら勾配を上っているとR449名護バイパスとの屋部西交差点に至る。これまでバイパスを走っていたが、ここでは右折して現道へと進む。

23.現道は対面2車線 24.沖縄r72交差点 25.西屋部橋は架け替え工事中のため仮設橋を渡る
 名護バイパスは片側2車線が続いておりそのままR58との宮里4北交差点まで行く事ができるが、現道は家屋が建ち並ぶ中を走る対面2車線道路である。バイパスが並走しているとは言え名護市街地に向かうルートにあるため交通量は少なくない。沖縄r72との交差点の直後に左にカーブしてから右にカーブして西屋部橋の架設橋を渡り、東詰でも右に左にカーブする。仮設橋を含む仮設道路とあって4つのカーブはすべて急である。

26.名護市屋部 27.屋部橋の南からは名護湾が見える 28.家屋が密集している間を走る
 西屋部橋仮設橋からは大島集落を走り抜けて屋部川に架かる屋部橋を渡ってから左の急カーブを曲がる。そのカーブからは名護湾が視界に入り、湾の向こう側の許田地区が遠望できる。その後は海沿いを走っているが、海側にも家屋があるため海は見えない。

29.右の建物はあけみおスカイドーム 30.R58宮里3交差点
 緩やかな左カーブを曲がった先であけみおスカイドームという屋内フットサル・ゲートボール場を通過し、名護野球場の北でR58宮里3交差点に至る。この宮里3交差点がR449の終点であり、約900m北に前述のR449名護バイパスとR58との宮里4北交差点がある。なお、R58も名護バイパスと名付けられている。