国道419号
part2

R153西町4交差点〜R363陶町大川交差点
豊田市→
→瑞浪市

51.名鉄三河線と豊田市役所 52.R153・R248・R301挙母町1交差点を左折
 西町4交差点を右折すると重複する国道がR155からR153に変わる。片側2車線と整備されており交通量は非常に多い。名鉄三河線の高架をくぐってすぐに豊田市役所の前を通過する。そして西町4交差点から約500mでR153・R248R301R420挙母町1交差点に至り、左折して飯田・足助方面に進む。挙母町1交差点はR301の終点かつR420の起点の交差点であり、北にR153・R248・R419・R420、東にR301、南にR248、西にR153・R419となっている。

53.R153・R248重複区間 54.R153・R248挙母町1北交差点
 挙母町1交差点からのR153・R248・R419・R420の4国道重複区間は僅か150m程北の挙母町1北交差点までしか続かない。R248が西に分岐するのだが、大型車の通行が規制されているうえにすぐ南にR153が走っているため案内標識が設置されていない。ソトバによってかろうじてR248が分岐する事が確認できる。

55.愛知r342喜多町4交差点 56.R153・R420陣中町1北交差点
 豊田市の市街地の東部を片側2車線道路で北に向かって走る。100番代国道と重複しているせいもあって交通量は非常に多い。挙母町1交差点から約1.4km走り、陣中町1北交差点でR153が飯田・足助方面に右折する。対面2車線のR153に対してR419は片側2車線の状態が続いている。R420はR153に重複している。

57.単独区間になっても片側2車線が続く 58.名鉄三河線 59.上原橋で右側車線が減少
 多少交通量が少なくなった片側2車線道路を走っていると名鉄三河線の高架の下を通過する。これまで何回も名鉄三河線と交差してきたが、豊田市の市街地北部が最北の地点である。その後も片側2車線道路が続いているが、篭川に架かる上原橋で右側の車線がなくなる事で以北は対面2車線道路になる。

60.豊田北郵便局北交差点を左斜め前方へ進む 61.風景が長閑なものに変わる 62.愛知r349亀首町横枕交差点
 対面2車線になってから程なくして市道との豊田北郵便局北交差点を通過するが、ここは道なりに左方向へ進む。直進の旧道へ進む車両の方が多く渋滞気味であったのに対してR419へ進む車両は少なかった。バイパスとして開通している経緯から住宅密集地の西側を走っており、沿線には田畑が多く、見通しが良く走りやすい。緩やかな右カーブを曲がった先で愛知r349との亀首町横枕交差点を通過するが、前述の豊田北郵便局北交差点を直進するとこの亀首町横枕交差点に至る。

63.東海環状道 64.豊田市西中山町
 亀首町横枕交差点からの緩やかなアップダウンを通過すると東海環状道の高架をくぐる。愛知r348西中山稲場南交差点から先は2車線ながら家屋が密集した中を走っており、大型車両であれば狭苦しく感じるかもしれない。

65.中山インター南交差点 66.愛知r13中山インター北交差点 67.山間部に突入する
 猿投グリーンロードの名古屋方面と接続している中山インター南交差点を通過してから本線の下をくぐり、足助方面と接続している中山インター北交差点を通過する。中山インター北交差点は愛知r13が交差しており、左折してr13に進むと東海環状道の豊田藤岡ICに行く事ができる。中山ICに絡む一連の交差点を通過してからしばらくは集落の中を走っているが、集落が途切れる場所も現れ始める。

68.豊田市深見町 69.愛知r350交差点 70.豊田市藤岡飯野町
 中山ICと豊田藤岡ICを通過して交通量が少なくなった2車線道路を走る。集落は途切れることなく続いているが、その密度は低くローカルな雰囲気が漂っている。基本的には上り勾配だが、下り勾配もいくつかあり適度なアップダウンを繰り返している状態である。旧藤岡町の中心部で愛知r33藤岡飯野町交差点を通過する。

71.沿線の建物が少なくなっていく 72.愛知r13交差点 73.勾配は急ではないが登坂車線あり
 進むにつれて沿線の建物はどんどん少なくなっていく。2車線という道路状況は続いており、勾配が緩やかでカーブも緩やかなものが大半なので交通量が少なくなった事もあって走りやすいと感じられる。緩やかな勾配にもかかわらず登坂車線が設けられているのは、大型トラックなど足の遅い車両を追い抜かせるためだろうか。

74.上り勾配だけではない 75.ローカル国道を走る 76.旧小原村の中心部を通過
 適度な勾配とアップダウンの2車線快走路を淡々と走る。旧藤岡町から旧小原村に入ってからも同じ状態が続いている。旧小原村の中心部にはコンビニがあるが、これが走行当時においてR419で最北のコンビニである。と言ってもR419の残りの距離は10km強程度である。

77.交通量は少ない 78.愛知r19下仁木諸屋交差点 79.県境区間は雨量通行規制区間
 旧小原村の中心部を通過して少し走ると愛知r354が交差している左の急カーブを曲がって進行方角を北に転ずる。その後も断続的に続く集落を通り抜けながら2車線道路を県境に向かって走る。愛知r19下仁木諸屋交差点を通過してすぐに雨量通行規制を示す標識と電光掲示板が現れる。それによると時間雨量が40mm、連続雨量が150mmに達した際には通行止が敷かれるとのこと。

80.田代川に沿って走る 81.愛知r354交差点 82.愛知r20交差点
 雨量通行規制区間に入ってからも走りやすい2車線道路が続いており、集落も存在している。やや急な右カーブで愛知r354との交差点を通過する。このr354も県境を越えているが、岐阜県道としてはr111という番号が与えられている。r354交差点から少し走ると愛知r20との交差点を通過する。主要地方道との交差点だが場所が場所だけに信号機は設置されていない。

83.小原トンネル 84.岐阜県瑞浪市に入る 85.愛知/岐阜r20が重複している
 r20交差点からは集落がなくなり勾配も若干ではあるが急になる。閉鎖された旧道の入口を通過してややきつくなった勾配を上っていると小原トンネルをくぐる。トンネルを出てすぐに旧道と交差し、その直後で県境を越えて岐阜県瑞浪市に入る。トンネルの中に県境があると考えがちだが、この小原トンネルはそれに該当せずトンネルの北に県境がある。決してトンネルがあるため県境標識に位置をずらした訳ではない。
 岐阜県側も眺望の利かない谷筋を走っており、勾配もやや急と言えるレベルである。急カーブも少しあるが2車線道路のため特段走りにくい訳ではない。おにぎりの下にr20のヘキサが取り付けられているが、県境を挟む区間はr20が重複している。前述の愛知r354/岐阜r111と異なり、r20は県境を跨いでも番号は変わらない。

86.集落に入ると勾配が緩やかになる 87.R363陶町大川交差点
 集落に差し掛かると勾配は落ち着いて走りやすさが向上する。県境から約2.8km走るとR363陶町大川交差点に突き当たる。瑞浪市の市街地からかなり離れた位置だが、この信号機のない、国道同士の交差点に見えないような交差点がR419の起点である。なお、瑞浪市の市街地に行くには右折してR363を約500m進んで大川交差点からr20に進むルートが最短である。