国道406号
part6

R145新須川橋交差点〜R18君が代橋西交差点
長野原町→東吾妻町→高崎市

228.前方のクレーンは道路工事用だろうか 229.長野原草津口駅前にシケインあり 230.群馬r378長野原草津口駅前交差点
 緩やかなS字カーブを曲がった直後をシケイン状に曲がると群馬r378長野原草津口駅前交差点に至る。本来はこの交差点を直進して吾妻川の左岸を走るのだが、八ッ場ダム関連の工事のため通行止となっており、右折のr378に「国道145号 沼田 中之条」と案内されている。工事による通行止の迂回路を走っても完走扱いとしているため、右折してr378と八ッ場バイパスを走る事にする。
 r378の長野原駅前大橋を渡って吾妻川の対岸に移り、R145八ッ場バイパスとの交差点を左折する。約1.0km走るとR406が分岐する交差点に至り、右折すれば高崎方面に行けるが、ここは敢えて左折してR145現道に向かう。

231.R145・R406交差点の西が通行止箇所 232.通行止区間を撮影(画像の奥が長野原草津口駅方向)
 東側の通行止箇所はR145とR406の交差点、つまり本来R406がR145から単独分岐する交差点であった。しかし工事が行われているのはだいぶ西のようで視界の届く範囲には工事車両等は確認できなかった。通行止ゲートから奥を見るとおにぎりが残っているのが確認できる。なお、工事期間は2018年3月31日までとなっているが、既に八ッ場バイパスが供用されているため、4月1日以降に通行可能となるかは何とも言えない。

233.弁天橋 234.弁天橋の南詰を右方向へ進む 235.町道との交差点を左方向へ進む
 R145・R406交差点から走行を再開する。交差点の直後に弁天橋で吾妻川を渡り、南詰を右方向へ進む。左方向は簡易ゲートで閉鎖されているが、電光掲示板の奥を左折する事で左方向の道路へ進む事ができる。緩やかな勾配を上っていると町道との交差点を左方向へと進む。交差点の奥に「←国道406号」という標識が設置されているが、サイズが小さいため他の看板の方が目立つ。

236.道路改良工事中 237.R145八ッ場バイパスとの交差点
 上り勾配の1.5車線道路を走っていると勾配が急になった直後にR145八ッ場バイパスとの交差点に至る。現道との交差点からの距離は約400mである。R145現道とバイパスの間の区間は大型車が通り抜けられないと警告されており、また集落内を通るためか案内標識は設置されていない。R406は直進して高崎方面へ進む。なお、バイパスを走っている場合は案内標識が設置されている。

238.急勾配・急カーブの2車線道路 239.閉鎖用ゲートを通過 240.閉鎖用ゲート以降の勾配は緩やか
 R145八ッ場バイパスとの交差点の直後に右にカーブし、その後左にカーブしてから右カーブとΩ状になっている。さらに今度は逆のカーブでΩ状に走る。舗装が新しく八ッ場バイパスに絡んで整備されたと思われるが、勾配がやや急である。視界が開けて家屋が見えてきた所で閉鎖用ゲートを通過する。このゲート以降は幾分か勾配が緩やかになる。カーブの数こそ少ないもののヘアピンカーブを含む急なカーブの割合が多い。

241.牧場橋 242.深澤橋 243.丸岩橋
 等高線に沿っているとは言えいくつかの沢(?)は橋で通過している。砦橋、牧場橋を相次いで渡った後に左にカーブしながら燕橋と岩見橋を渡る。右のヘアピンカーブの先で深澤橋を渡り、右にカーブした後はやや急な勾配を上る。さらに左ヘアピンカーブを曲がるが、その前後で丸岩橋と片栗橋を渡る。

244.「この先 スピード抑制道路」 245.スピード抑制区間 246.スピード抑制区間は複数箇所ある
 上り勾配の2車線道路を走っていると3ヶ所のヘアピンカーブを通過するが、その辺りには路面に凹凸が施されたスピード抑制区間が複数設置されている。厚めのペイントで凹凸を造るのではなく舗装そのものに凹凸があるため、緩やかな振動が伝わってくる。

247.東吾妻町に入る 248.長い下り勾配が始まる 249.ヘアピンカーブあり
 R145八ッ場バイパスとの交差点から約6.5km走ると須賀尾峠を越えて東吾妻町に入る。峠を越えたため下りとなるが、勾配は比較的緩やかである。しかし急なカーブが多くヘアピンカーブもいくつか存在している。

250.閉鎖用ゲートを通過 251.矢竹集落 252.矢竹集落以降は狭路
 須賀尾峠から約1.6kmで閉鎖用ゲートを通過し、東吾妻町で最初の集落の矢竹集落を通過する。集落と言っても家屋は数軒しかなく規模は小さい。集落からセンターラインがなくなり、ヘアピンカーブを過ぎて少し進んだ所で道幅が狭くなり、鬱蒼とした木々の下を走る。

253.東吾妻町須賀尾 254.清水集落以降は快走路 255.温川橋
 急に視界が開けて緩やかな勾配を下った所で清水集落に入り、その後センターライン付きの2車線道路になる。温川に沿ってごく緩やかな下り勾配と緩やかなカーブばかりの2車線道路を東の方角に向かって走る。温川橋を渡ってからは温川の右岸を走る。

256.集落のない区間も2車線快走路 257.東吾妻町本宿 258.塩ノ平集落に狭路が残っている
 交通量が少ない2車線道路を快走していると群馬r377との交差点を通過する。r377は路線名を川原畑大戸線と言って起点は吾妻川の左岸にあるが、橋の前後のみが供用されており大部分は分断区間である。
 r377交差点から程なくして塩ノ平集落に差し掛かり、センターラインのない1.5車線幅道路になってしまう。家屋が密集しているという程ではないが、そもそも川と山の間の狭い場所を通っているため拡幅が難しいのかもしれない。

259.群馬r58大戸交差点 260.下宿集落 261.見城川の左岸を快走
 センターラインが復活した直後に群馬r58大戸交差点を右にカーブしながら通過する。以降は2車線道路で下宿集落を走り抜け、見城川の左岸を走る。大沢川が合流する辺りで右急カーブがあるが、それ以外は緩やかなカーブばかりである。

262.東吾妻町萩生 263.交通量は非常に少ない 264.高崎市に入る
 見城川の流域を南に向かって淡々と走る。勾配もカーブも非常に緩やかな走りやすい道路状況である事に加えて交通量は非常に少ない。見城川流域から長井川流域になった所で市町境を通過して高崎市に入る。終点のある高崎市に入ったものの市街地まで30km以上離れている。

265.温泉宿の前を通過 266.僅かに残る1.8車線幅区間 267.長井集落
 高崎市に入ってすぐに倉渕温泉を通過するが、温泉宿があるだけで集落が形成されている訳ではない。その後は長井川の流域を走るが、短距離ながらセンターラインのない1.8車線幅道路が残っている。2車線道路にもどった後に長井集落に入り、長井川に沿ってカーブしながら緩やかな勾配を下って行く。

268.群馬r54権田交差点 269.群馬r33交差点 270.鳥川沿いを走る
 集落内の緩やかな下り勾配を走っていると群馬r54権田交差点を通過する。さらに勾配を下った後にほぼ平坦になるが、そこで群馬r33交差点を通過する。その後は鳥川の左岸を快走する。

271.道の駅「くらぶち小栗の里」 272.群馬r33・r125倉渕郵便局前交差点 273.高崎市倉渕町三ノ倉
 鳥川の左岸を走っていると道の駅「くらぶち小栗の里」を通過する。総延長は200km近い長大な国道だが、2018年7月の時点で2ヶ所しかない道の駅のうちのひとつであり、単独区間に限れば唯一である。道の駅を過ぎてすぐに群馬r33・r125倉渕郵便局前交差点を通過する。この交差点辺りから交通量が増えるが、渋滞どころか流れが悪くなる程の数ではなく、引き続き鳥川の左岸を快走できる。

274.群馬r48・r122三ノ倉落合交差点 275.榛名川橋 276.湯殿山トンネル
 交通量が増えたものの流れの良い2車線道路を走っていると群馬r48・r122三ノ倉落合交差点を通過して榛名川橋を渡る。榛名湖と同じ名称の河川だが、湖からの流出河川ではない。緩やかなアップダウンとカーブの2車線道路を走っていると湯殿山トンネルをくぐる。

277.梅ノ木集落 278.断崖を走る箇所もある 279.群馬r29・r211室田交差点を右折
 湯殿山トンネルを出てからも集落を通り抜ける2車線道路を走る。断崖を走っている区間もあるが、その距離は短く2車線なので酷道とは言う程ではない。旧榛名町の中心部で群馬r29・r211室田交差点を右折する。直進のr29は前橋と案内されているが、r29自体は路線名をあら町下室田線と言って高崎市と旧榛名町を結ぶ県道である。

280.群馬r130交差点 281.高崎市上里見町 282.沿線の商業施設が増えてくる
 室田交差点から少し走ると鳥川に架かる森下橋を渡り、その南詰で群馬r130交差点を左にカーブしながら通過する。以降は沿線に建物が途切れることなく続いている中を2車線道路で走り抜ける。比較的交通量が多いが歩道がなかったり片側だけであったりと整備状況は良くない。徐々に交通量が増えてくる2車線道路を走っていると北陸新幹線の鳥川橋の下をくぐる。

283.群馬r137下里見交差点 284.交通量が多い割に歩道のない区間が多い 285.群馬r10下大島町交差点
 群馬r132交差点と群馬r137下里見交差点を相次いで通過し、その後も歩道が整備されていない2車線道路を南東の方角に向かって走る。標高は100mを越えている場所だが、ほぼ平坦でしかも直線的なので見通しは良好である。里見川に沿った場所で群馬r10下大島町交差点を通過する。

286.上豊岡町北交差点 287.豊岡跨線橋 288.群馬r26下豊岡町西交差点
 引き続き交通量の多い2車線道路を走っていると群馬r139剣崎町交差点を通過し、程なくして上豊岡町北交差点を通過する。上豊岡町北交差点で交差しているのは市道だが、高崎環状線と呼ばれる片側2車線の幹線道路である。さらに進むと緩やかな勾配を上って豊岡跨線橋でJR信越本線をオーバーパスする。小さな藤川を渡って少し走ると群馬r26下豊岡町西交差点を通過するが、r26への右折は禁止されている。

289.R18長野方面はこの交差点を右折 290.R18君が代橋東交差点
 下豊岡町西交差点からは狭いながらも歩道のある2車線道路となり、程なくしてR18君が代橋西交差点に至る。この交差点がR406の終点である。なお、案内標識にはR18ではなくR17のおにぎりが表記されている。これは君が代橋を渡った対岸の君が代橋東交差点にR17が交差しており、R18としての距離が短いため混乱を避ける意図があると思われる。なお、R406から君が代橋西交差点に進むと熊谷・前橋・高崎市街方面の左折しかできない。R18を長野方面に進むには約50m手前の市道との交差点を右折しなければならない。また、2本ある左折車線のうち信号の手前を側道のように進むと前橋・渋川・高崎市街方面に、信号機のある交差点を左折するとR17熊谷・東京方面とに分かれている。