国道403号
part4

R252中仙田交差点〜R253池尻交差点
十日町市

147.道の駅「瀬替えの郷せんだ」 148.渋海橋で渋海川を渡る 149.R252・R404交差点を右折
 中仙田交差点からはR404に加えてR252とも重複している。しかし、表に出ているのはR252のみであり、おにぎりや案内標識にはR403もR404も表記されていない。道の駅「瀬替えの郷せんだ」を通り過ぎて渋海橋を渡った先の信号のないT字路を右折するとR252から分岐する。R252からは分岐するもののR404との重複は続いている。

150.R252から分岐しても2車線 151.長閑な狭路区間 152.十日町市室島
 R252から分岐してR404とだけの重複区間となっても2車線快走路が続いているが、中仙田集落を抜けるとセンターラインがなくなり1.5車線と狭くなる。道幅は狭くなるものの空が開けており見通しが良く、何より交通量が皆無なので酷道感は薄い。500m程狭路を走ると再びセンターラインが現れて2車線快走路となって室島集落に入る。

153.新潟r75交差点を道なりに右方向へ進む 154.渋海川を渡る 155.雪崩に注意
 室島集落内で新潟r75との交差点を通過するが、ここは右折して橋を渡るのが正解である。直進のr75が1.0車線なので直進してしまう可能性は低いが、“狭い方が国道”というパターンは良くあるので酷道慣れしている人ほどルートミスするかもしれない。もっとも案内標識やらソトバやらが立っているので間違えようもないだろう。室島集落を抜けると渋海川沿いの2車線道路を走る。スノーシェッド内も2車線だが車線幅は若干狭くなっている。

156.室島集落を抜けると2車線 157.狭路区間も残っている 158.小脇トンネル
 長短3つのスノーシェッドを抜けて大島橋を渡る。蛇行する渋海川をさらに2回渡ると1.0〜1.5車線狭路になる。室島集落手前の狭路区間と同じく明るい雰囲気の狭路である。狭路になってすぐに小脇トンネルをくぐるが、4.1mの制限高と3.6m制限幅と高さ幅どちらも規制が入っている。内部で離合はできないがトンネルの前後の道幅も狭いので直線ではあるものの少々厄介なトンネルである。もっとも対向車は滅多に現れない場所である。

159.小脇トンネル直後も狭い 160.市道(?)との交差点を右折 161.おにぎり下の補助標識も右折を示す
 小脇トンネルを抜けてからも狭路が続き、約900mで小脇集落に至る。集落に入った所でT字路に突き当たり、R403(とR404)は右方向へ進む。案内標識、所謂青看板が設置されておらずどちらが国道か悩む場所だが、お手製の看板とおにぎり下の補助標識によって右折である事が分かる。標識がなければ右折の道路が1.0車線幅しかない事もあって国道には見えない。

162.水田の間の狭路を進む 163.荒瀬橋近くのおにぎりには修正痕がある 164.荒瀬橋からは急勾配
 T字路からは水田の間を走り抜けていると約500m先で右に大きくカーブして荒瀬橋で渋海川を渡る。橋の手前におにぎりが立っているが、一の位に上から3のシールが貼られているのがはっきり分かる。元々はR404の単独区間であったのだが、R403の延伸(新潟県三条市〜亀田町(現新潟市)から新潟県新潟市〜長野県松本市)によって番号が変わってしまったという経緯がある。
 荒瀬橋を渡ると左に大きくカーブしてからその先は勾配がきつくなる。1.0〜1.5車線のほぼ直線の急勾配を一気に上る。空が開けていて明るい雰囲気ではあるが、道路左右ともに崖という状況であるため土砂崩落や鉄砲水の危険性が高い区間でありその旨の警告が立っている。

165.小脇〜中子は常に何かしら工事をしているイメージ 166.名もなき峠を越えて旧松代町に入る 167.旧松代町側も狭い
 直線的な急勾配を走っていると工事現場を通過する。毎冬に冬季閉鎖になる区間ではないが、道路状況が状況だけに積雪のため閉鎖される事も多く、また落石や崩落で通行止になる事も多い区間である。
 荒瀬橋から約1.0km走り右に大きくカーブした所で上り勾配が終わる。ここがかつて旧川西町と松代町との町境である。旧松代町に入って約700m走り苧島集落に入るまでは狭路が続いている。

168.苧島集落だけは2車線 169.R253まで2車線が続く訳ではない 170.改良工事も行われている様子
 苧島集落で2車線快走路となって集落を走り抜ける。集落を通過すると1.0〜1.5車線狭路となってしまうが、1kmも進まないうちにセンターラインが現れる。新しい舗装の箇所もある事から細々と改良工事が行われているようである。

171.R253・R404犬伏交差点を右折 172.R253・R404重複区間 173.田澤下トンネル
 渋海川の右岸をアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を走っているとR253R404犬伏交差点に突き当たる。R403はR404とともに右折する。もはや言うまでもないがここにもR403は表に一切出てこない。
 犬伏交差点からはR253・R403・R404の3国道重複状態となるが、これまで同様に最も若いR253のみが表示されており、串刺しおにぎりは立っていない。200番代国道と重複しているせいか交通量はやや多いが、蛇行する渋海川に対してトンネルと橋梁でバイパス化されており、多少のアップダウンやカーブを感じさせない快走路である。

174.緩やかな勾配の快走路 175.道の駅「まつだいふるさと会館」 176.アップダウンのある快走路を西進
 集落を通過する際においても2車線道路となっており、旧松代町中心部で道の駅「まつだいふるさと会館」を通過する。この道の駅には北越急行の松代駅が隣接しており、道路の駅と鉄道の駅が共存している。道の駅以西も緩やかなアップダウンとカーブの2車線の走りやすい道路状況が続いている。

177.新大橋の直後で右急カーブ 178.この区間のバイパスが工事中 179.R253・R353・R404池尻交差点を左前方へ進む
 千年集落を通過して新大橋を渡った先で右急カーブがあるが、その先は1.5〜2.0車線とやや狭くなる。交通量が少なくなく大型車両も通る事からもこの突然現れる狭路や厄介と言えば厄介かもしれない。しかしそこは200番代国道なので2012年9月現在バイパスが建設中である。
 狭路から2車線に戻りほんの少し走ると池尻交差点に至る。R403(R253・R404)を西進しているとアルファベットの“K”を左右逆にした形状をした交差点で、西がR253・R353・R404、東がR253・R403・R404、南西がR403、南東がR353となっている。ここに来てようやくR404が分岐するのだが、R253・R353との重複になってしまうため相変わらず表には現れない。そしてR403は6.9km振りにおにぎりが見られる区間となる。

国道403号 part5